JPH0249017A - ポリエステルアミノアルキルアルコキシシランの製造方法 - Google Patents

ポリエステルアミノアルキルアルコキシシランの製造方法

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JPH0249017A
JPH0249017A JP8413689A JP8413689A JPH0249017A JP H0249017 A JPH0249017 A JP H0249017A JP 8413689 A JP8413689 A JP 8413689A JP 8413689 A JP8413689 A JP 8413689A JP H0249017 A JPH0249017 A JP H0249017A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 樹脂をガラス繊維で強化することは技術的に知られてい
る。たとえば、次の特許は、接着促進剤としてポリエス
テル樹脂と有機ケイ素化合物を使用して、樹脂材料をガ
ラス繊維で強化することを開示している: (1)米国特許第3.72 &146号は、ガラス繊維
束をエラストマーまたは樹脂重合体で含浸し、次いでガ
ラス繊維束をエラストマーと相溶性の材料で被覆するこ
とからなる方法によって、ニジストマー材料をガラス繊
維で強化することを開示している。この特許には有用な
含浸材料としてポリエステル樹脂、そしてエラストマー
と相溶性の材料として有機ケイ素化合物が開示されてい
る。
(2)米国特許第2,931,739号は、接着促進剤
としてポリエステル樹脂と組み合わせた有機ケイ素化合
物を使用して、ガラス繊維で樹脂材料を強化することを
開示している。この特許に好ましい態様として飽和ポリ
エステルが開示されているが、不飽和、J IJエステ
ル樹脂が述べられている(参照、この特許の第4欄、第
74〜75行;第5欄第1〜16行;および実施例8)
[31米国特許第3,252,825号は、アミノシラ
ンおよび重合体または重合体生成物質の縮合生成物の加
水分解物でガラス繊維を被覆する方法を開示している。
この特許中には、不飽和ポリエステルをアルファーアミ
ノグロピルトリエトキシシランと反応させて水性サイズ
剤を生成することが具体的に述べられている〔参照、こ
の特許の実施例4、第6欄)。
(4)米国特許第3,658,571号は、ポリエステ
ル樹脂を含有でき、かつ有機ケイ素化合物を含有できる
組成物を用いて、ニジストマー材料をガラス繊維で強化
する方法を開示している。
さらに、他の先行技術の参考書は、不飽和ポリエステル
をハロシランと反応させてシリル化ポリエステルを生成
することを開示している。たとえば、刊行物(43Pa
1nt Re5earch Institutepro
cettdings  558 、43−53 +  
(1974))は、アルキルおよびアリール−ジクロロ
シランを不飽和ポリエステルと反応させてクロロシラン
含有ポリエステルを生成することを開示している。
このクロロシラン含有ポリエステルを次いで水と反応さ
せてシランジオールを生成する。他の刊行物(poly
mer Letters Edition 11 、3
27332 、(1973))は、不飽和ポリエステル
を−ジクロロメチルシランでノ何ドロシラン化してシラ
ンジオールを生成することを開示している。
不飽和共役ポリエステルをアミノアルキルアルコキシシ
ランとミカエル付加反応させることにより、改良された
性質を有するポリエステルシラン接着促進剤を製造する
ことが望ましい。また、有機樹脂を任意の無機ケイ素質
材料、たとえば、ガラス繊維およびガラス布で強化する
ために適する、ポリエステルシラン接着促進剤を製造す
ることが望ましい。
本発明は、部分的には、分子量が少なくとも1000で
あり、そして式 (式中Rは2価の炭化水素基であり:ROは1価のアル
キル、アリールまたはアラルキル基であり;Xは1価の
アルコキシ、ヒドロキシまたはオキシ−基であり;yは
Oまたは1であシ;υは1〜6の整数であシ;2は0 
+ 1または2であシ;aけOまたは0、004〜0.
6のモル分率であシ;そしてす、dおよびeは約0. 
OO4〜約0.6の範囲のモル分率であシ;ただし、d
はα、bおよびeの合計より太きいか、それに等しいか
、あるいはそれよりわずかに小さい】の単位からなる、
新規なポリエステルアミノアルキルアルコキシシラン重
合体に関する。
本発明の他の面は、式 (式中Rは2価の炭化水素基であり:αは0またはO,
OO4〜0.6のモル分率であり;そしてbおよびdは
約0.004〜約0.6の範囲のモル分率である) の不飽和共役ポリエステルを、式 %式%) c式中R0は1価のアルキル、アリールまたはアラルキ
ル基であり;Xは1価のフルコキシ基であり;yはOま
たはlであシ;τは1〜6の整数であり;そして2は0
.1または2である) のアミノアルキルアルコキシシランと、約り℃〜約23
5℃の温度において反応させて、ポリエステルアミノア
ルキルアルコキシシランを生成することからなる、ミカ
エル縮合反応によって式Iに包含されるポリエステルア
ミノアルキルアルコキシシランの製造法に関する。
本発明の教示のさらにほかの面に従えば、無機のケイ素
質材料の表面を、有機樹脂と結合する前または結合する
ときに、上の式■の単位からなる重合体で被覆すること
からなる、無機のケイ素質材料を有機樹脂と相溶性とし
かつそれに対して接着性とする方法が提供される。この
ように、式Iの即位からなる新規な重合体は、無機ケイ
素質材料と有機樹脂との間の接着促進剤である。無機ケ
イ素質材料がガラスの繊維または布である場合、式■の
単位からなる新規な重合体は、(α)ガラスの繊維また
は布のサイズ剤または保護被膜および(6)該繊維また
は布と該有機樹脂との間の接着促進剤としての二面的有
用性を有する。重合体は該ガラスの繊維または布に、水
溶液からの加水分解物の形で容易に施こすことができる
本発明のほかの面に従えば、上の式■のポリエステルは
、アミノアルキルアルコキシシランのミカエル付加の前
に、有機ジインシアネートとの反応により、線状に鎖延
長して対応するポリエステルアミノアルキルアルコキシ
シラ/を生成できる。
このような方法は、5000より大きいひじように高い
分子量を有するシリル化重合体を提供する。
本発明のポリエステルアミノアルキルアルコキシシラン
は、アミノアルキルアルコキシシランと不飽和共役ポリ
エステルとのミカエル繊合によって製造できる。ミカエ
ル(Michael )付加は、ここに引用によって加
える、F、 J、 Hickinbottom。
Reactions of Organic Comp
ounds、 48−55ページ、(195?)に記載
されている。本発明のミカエル付加反応は、次のように
書くことができるニ ーCCH=CHC−+ HtN(CH,CH,NF)y
(CH,)vstλ(3,)OO →−CCE CHC− NH(CH,CM、NH)、(CH,)vSiX(3−
R′2 ここでRoは1価のアルキル、アリールまたはアラルキ
ル基であり;Xは1価のアルコキシ、ヒドロキシまたは
オキシ−基であり;yは0またはlであり;υは1〜6
の整数であり;そして2は0.1または2である。
本発明において有用な不飽和共役ポリエステルは、分子
量が少なくとも1000であり、そして次の式の単位か
らなる: ここでRは2価の炭化水素基であり;αはOまたは0.
004〜0.60モル分率であり;そしてbおよびdは
約0.004〜約0.6の範囲のモル分率である。本発
明の重合体の製造に有用な不飽和ポリエステルの製造に
おいて使用できる多官能性有機カルボン酸の典型的なも
のは、次のとおシである:脂肪族ジカルボン酸、たとえ
ば、マレイン酸、クロロマレイン酸、ジクロロマレイン
酸、コハク酸、アジピン酸、セパシン酸、アゼライン酸
、グルタル酸、ピメリン酸、マロン酸、スペリン酸、イ
タコン酸およびシトラコン酸;および芳香族ジカルボン
酸、たとえば、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸
など。使用できる他の多価カルボン酸は、「二量体酸」
、たとえばリノール酸の二量体である。ヒドロキシル含
有モノカルボン酸(たとえば、リシノール酸)もまた使
用することができる。あるいは、これらの種々の酸の無
水物を不飽和ポリエステルの製造に使用できる。
本発明の方法に使用する不飽和ポリエステル出発物質の
製造に使用できる2価のアルコールの例は、次のとおり
であるニゲリコール類、たとえば、エチレングリコール
、クロピレングリコール、ブチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ヘキシレングリコールおよびヘキ
サメチレングリコール;およびジオール類、たとえば、
1.2−プロパンジオール;1,3−プロパンジオール
;1.4−ブタンジオール;2,3−ブタンジオール;
2−ブチンジオール;l、5−ベンタンジオール;2−
エチル−1,3−ヘキサンジオール;および1.3−ブ
タンジオール。
本発明の不飽和ポリエステルの製造に使用する前述の2
価のアルコールと多官能性有機カルざン酸の量は臨界的
に制限されてはいないが、一般には、使用するカルボン
酸の量に対して約10%〜約20%のモル過剰の二価ア
ルコールを使用することが好ましい。カルボン酸と2価
のアルコールとが反応して不飽和ポリエステルを生成す
る反応は、たとえば、次のように段階的に進行するよう
に見える:(α)エステルのモノ付加物の生成、(b)
カルボキシル基とヒドロキシル基とが縮合してポリエス
テルと水との生成、および(C)ポリエステル鎖末端が
エステル交換してより高い分子量のポリエステルの生成
。それゆえ、該ポリエステルの製造において広い反応温
度範囲を使用する。多官能性有機カルボン酸を2価のア
ルコールと反応させて不飽和ポリエステルを生成する方
法に好ましい温度範囲は、約り00℃〜約250℃であ
る。本発明の方法において有用な不飽和ポリエステルは
、キシレンのような溶媒の存在または不存在で、そして
テトラ−アルキルチタネートおよびp−トルエンスルホ
ン酸のようなふつうのエステル交換触媒の存在または不
存在で、製造できる。
本発明の方法において有用な不飽和ポリエステルは約2
000〜約5000の比較的高い分子量をもつことが、
一般に好ましい。高分子量のポリエステルを製造する目
的で、ヒドロキシルまたはカルボキシル末端基を含有す
るポリエステルを有機ジイソシアネートと、最も望まし
くは少なくとも1モルのジインシアネート対1モルのポ
リエステルの比において、反応させて鎖延長した重合体
を生成できる。有用なジイソシアネートは、次のものお
よびそれらの混合物の任意のものである:1.6−へキ
サメチレンジインシアネート;1゜4−テトラメチレン
ジイソシアネート;ビス(2−インシアナトエチル)フ
マレート;l−メチル−2,4−ジイソシアナトシクロ
ヘキサン;メチレン−4,4′−ジフェニルジイソシア
ネート、ふつうにMDI’と呼ばれている:フエニレン
ジイソシアネート、たとえば、4−メトキシ−1゜4−
フエニレンジイソシアネ−)、4−’700−1.3−
フェニレンジイソシアネート、4−プロモー1.3−フ
ェニレンジイソシアネート、5゜6−シメチルー1,3
−フェニレンジインシアネートおよび6−インプロピル
−1,3−フエニレンジインシアネート;2,4−)リ
レンジイソシアネートおよび2.6−)リレンジイソシ
アネート、これらの2種の異性体の混合物ならびに粗製
トリレンジインシアネートを含む:イソホロンジイソシ
アネート;メチレン−4,4′−ジシクロヘキシル−ジ
インシアネート;デュリレンジイソシアネート;および
ポリウレタン分野で知られている他の有機ジイソシアネ
ート。
本発明において出発物質として使用するのに適した典型
的なアミノアルキルアルコキシシランは、次式で表わさ
れる化合物である: H2N ((:’772CHtNHl y ((?Hz
 ) t+ Ss X (3−2)ここでRoはアルキ
ル基、たとえば、メチル、エチル、プロピルおよびブチ
ル基など、またはアリール基、たとえば、フェニル、ナ
フチルおよびトリル基など、またはアラルキル基、たと
えば、ベンジル基などを表わし、Xはアルコキシ基、た
とえば、メトキシ、エトキシ、プロポキシおよび2−エ
チルヘキソキシ基などを表わし、yはo−または1であ
り、νは1〜6の整数、好ましくは3または4を表わし
、そして2は0,1または2である。このようなアミノ
アルキルアルコキシシランの例は、次のとおυであるニ
アミノメチルトリエトキシシラン、ガンマ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、ガンマ−アミノプロピルメチ
ルジェトキシシラン、ガンマルアミノプロピルエチルジ
ェトキシシラン、ガンマ−アミノプロピルフエニルジエ
トキシシラン、N−ベータ(アミノエチル)ガンマ−7
ミノグロビルトリメトキシシラン、デルタ−アミノブチ
ルトリエトキシシラン、デルタ−アミノグチルメチルジ
ェトキシシラン、デルタ−アミノブチルエチルジェトキ
シシラン、デルタ−アミノブチルフエニルジエトキシシ
ランなど。
好ましいアミノアルキルアルコキシシランはガンマーア
ミノプロピルトリエトキシシランおよびN−ベータ(ア
ミノエチル)がンマーアミノプロピルトリメトキシシラ
ンである。枝分れ鎖のシラン(上の式に含まれない)、
たとえば、ベーターアミノイソプロピルトリエトキシシ
ランはまだ本発明において有用である。
本発明の方法において有用な無機ケイ素質材料の例は、
任意の固体または粒状のケイ素含有材料、たとえば、シ
リカ、ガラス、アスベスト、ガラス繊維、ガラス布、ウ
オラストナイトなどである。
有用な有機樹脂には、熱硬化性樹脂、たとえば、前述の
ような不飽和ポリエステル樹脂および熱可塑性樹脂の両
方が含まれる。有用な熱可塑性樹脂の例は、次のとおシ
である=2官能性モノマーから誘導されたものおよびポ
リオレフィン、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリブチレンおよびポリイソシアネ
ート;ハロダン化ポリオレフィン、たとえば、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリテトラフルオロエチレンおよびポリトリフルオロプ
ロペン;置換ポリオレフィン、たとえば、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレートおよびポ
リメタクリレート、たとえば、ポリメチルメタクリレー
トおよびポリエチルメタクリレート;ポリエステル、た
とえば、ポリ−1,4−ブタンジオールインフタレート
;ポリアミド、たとえば、アジぎン酸とへキサメチレン
ジアミンとから形成されたもの;ポリカーがネート、た
とえば、カルボニルクロライドとp、71′−ビスヒド
ロキシフェニルジメチルメタンとの反応生成物;セルロ
ースエーテルおよびエステル、タトエハ、酢酸セルロー
スおよびエチルセルロース;およびポリアセタール、た
とえば、ポリホルムアルデヒド。好ましい有機樹脂は、
熱硬化性不飽和ポリエステル樹脂である。
本発明の方法は、アミノアルキルアルコキシシランと不
飽和ポリエステルとを、ミカエル縮合反応に従って反応
させることによって実施する。本発明の方法に従う反応
のための温度は臨界的に制限されてはいないが、該反応
は約り℃〜約200℃において実施することが好ましい
。いっそう好ましい温度範囲は約り0℃〜約100℃で
ある。
室温は本発明の方法に最も好ましい温度である。
大気圧より高い圧力または低い圧力を本発明の方法に使
用できるが、大気圧は低沸点溶媒を使用しないかぎシ好
ましい。反応時間は一般に10時間より短かいが、ある
目的に対して必要に応じてこれより長くすることができ
る。
本発明の方法は溶媒の存在または不存在で実施できる。
使用する場合には、溶媒の量は臨界的でなく、溶媒の主
目的は反応混合物の取シ扱いを容易にすることにある。
使用する場合、溶媒は、意図する使用に依存して、水溶
性または水不溶性であることができ、ただし溶媒は不飽
和ポリエステルまたはアミノアルキルアルコキシシラン
反応成分と反応してはならない。たとえば、溶媒は炭化
水素、タトエば、ベンゼン、トルイレン、ペンタンなど
;まだは任意の・・口炭化水素、たとえば、クロロベン
ゼンまタハクロロトルイレン;゛エーテル、たとえば、
ジブチルエーテル、エチレングリコールのメチルエーテ
ル、マタハエチレングリコールのジメチルエーテル;ま
たはニトリル、たとえば、アセトニトリルであることが
できる。ある種の用途、たとえば、有機樹脂の強化用の
サイズしたガラス繊維のロービングの商業的製造に対し
て、水浴性溶媒が好ましい。
他の成分も反応混合物中に存在できる。たとえば、酢酸
のような有機酸を反応混合物に加えて、ポリエステルシ
ラン鎖にうって陽イオンに帯電したアミノアルキルアル
コキシシランアセテート基を生成することができる。他
の有用な有機酸の例は、メチル酢酸、酪酸または安息香
酸である。また、有機第3アミン、たとえば、トリエチ
ルアミン、トリブチルアミンまたはジエチルブチルアミ
ンを、ミカエル縮合反応前に、不飽和ポリエステル反応
成分に加えて、末端にカルブキシルアニオンまたはポリ
エステル鎖に沿って側基のカル?キシル部位を生成し、
このようにしてアミノアルキルアルコキシシランの全部
がポリエステルの不飽和部分で確実に反応するようにす
ることができる。
実験 次の実験の記載は、 本発明を例示する。
実験の 記載において、 次の略称を用いる: へ \ 入 入 キ 余 \= ト \ \ ぺ 履 cctc、tq 人   入   \ 竣 賂 噴 \   ’l!(5(5(:l’( Q、l   ミ  顯  ζ  虫  ミ方法l: 構造式 %式% を有する中間体ポリエステルの製造 機械的かきまぜ機、加熱マントルおよびディーン・スタ
ーク・トラップをもつ冷却器を備える2j容の3つ首フ
ラスコに、423 t (4,0モル)の無水マレイン
酸(″証明番付きの”等級)および1742のキシレン
(″実験室用の″等級)を入れた。この混合物をかきま
ぜ、90℃に加熱し、そして反応成分がよく分散される
まで90℃に維持し、次いで334f(4,4モル)の
1,3−プロピレングリコール(゛実験室用の″等級)
を急速に加え、かきまぜながら溶液を約140℃に加熱
した。この時点で、61.75’の水とキシレンをオー
バーヘッドから6時間の期間にわたって、ボッ)?M度
が150℃になるまで、除去した。反応混合物が190
℃に加熱されるにつれて追加の水とキシレンが除去され
、その温度に1時間保持1−だ。蒸留除去された水とキ
シレンの合計量は21&41であった。反応混合物を1
30°Cに冷却後、6942の溶媒Iと0.279 (
5007)7mL)のフェノチアジンを、混合物をかき
ませながら、加えた。この混合物を乾燥窒素のふん囲気
下に1〜2ミクロンのフィルターパッドを通して加圧濾
過して、1424りの透明な淡いこはく色のポリエステ
ル溶液が得られ、これは25℃において35.0センチ
ポアズの粘度を有した。強制通風炉内に120℃におい
て1時間入れたアルミニウム皿上の樹脂溶液のアリコー
トについての重量損失の測定は、樹脂溶液が46.5重
量%の固体含量を有することを示した。
ポリエステル樹脂生成物の複合構造は、分析すると、次
のように決定された: OO この生成物は、計算した理論濃度の5.76 ミ17当
量/2に比べて、s 30 ミ’7当量/2の共役不飽
和を含有した。
表■に記載した他の中間体ポリエステルを、同様な方法
で製造した。
方法B: ポリエステルアミノアルキルアルコキシシランの製造 磁気かきまぜ機、温度計、加熱マントルおよび水冷冷却
器を備える250ゴ容の3首フラスコの3個(フラスコ
ナ1,2および3)のおのおのに、上の方法(イ)を用
いて製造した3 9. Of (0,1モル)の溶媒■
−希釈ポリエステル樹脂を入れた。
追加の溶媒■をフラスコ+1.2および3に、それぞれ
18.1 ?、1402および9,72の量で加えた。
各フラスコに4.12(Q、04モル)のトリエチルア
ミンを加え、混合物をかきまぜ、約90℃に加熱した。
混合物を次いで約60℃に冷却し、11、of(o、o
sモル)のシランBをフラスコナ1に、7.89 (0
,035モル)のシランBをフラスコナ2に、そして1
.2 y (o、 o 2モル)のシランBをフラスコ
+3に加えた。すべての3つの反応混合物を加熱還流さ
せ、そして反応混合物を1時間還流し、次いで室温に冷
却した。次に、氷酢酸をフラスコに次のように加えた:
 l Ot (0,05モル)の氷酢酸を7ジスコナl
に、Z I SF (0,035モル)をフラスコ+2
に、そして1.2 f (0,002モル)をフラスコ
ナ3に加えた。
フラスコ+1のポリエステルシラン生成物は、次の複合
構造式を有した: (−M、4〕。、5部MIS〕。、5CPG”Jl、1
蒸留水中のこの生成物の1重量%活性固体の溶液は、p
H9−9の多少くもった溶液を形成する。少量の酢酸を
加えると、透明な水溶液が生じた。
フラスコ+2のポリエステルシラン生成物は、次の複合
構造式を有した: (HA)  CMAS’3o、4CpG〕1.10.6 蒸留水中のこの生成物の1重量%活性固体の溶液は、p
H9,85のくもった溶液を形成した。酢酸でpHを3
.5に調整すると、多少くもった分散液が生じた。
フラスコ+3のポリエステルシラン生成物は、次の複合
構造式を有した: 〔Mイ]   CMイS〕。、2CPO”J、10.8 蒸留水中のこの生成物の1重量%活性固体の溶液は、p
H9,9のミルク状分散液を生じた。酢酸の添加により
pHを3.5に調整すると、不透明のにごりのない分散
液を生成した。
実験2〜16および20〜39の、f? 1,1エステ
ルシランは、上と同様な方法で製造した。
方法C 積層複合体の製造および試験 ポリエステルアミノアルキルアルコキシシランの0.5
重量%の水溶液を調製し、ガラス繊維布はくのスワツチ
(J、 p、 5tevensの+1581−112)
をこれらの溶液で処理した。仕上げしたガラス布を20
分間受気乾燥し、次いで135℃で25分間熱固定した
400部のポリエステルイ、40部のスチレンモノマー
および4部の触媒Iからなる樹脂混合物を、44インチ
(112cm)の厚さ3ミル(0,076朋)のマイラ
ーフィルム上に注ぎ、そしてガラス布片をこの樹脂混合
物上に置いた。次いで樹脂混合物とがラス布との交互の
層を互の上に貨いて、12層を形成した。マイラーフィ
ルムを折りたたんで樹脂−ガラス層のまわりに袋を形成
し、フィルムのヘリをシールした後、空気のあわを鋼の
ローラーで樹脂から除去した。複合体を樹脂−ガラス層
から、100℃において30分間、0.125インチ(
0,318cWL)のストップに対してプレスした。
乾燥複合体と、イSTM  D790−71に従い、沸
とう水中に8時間浸漬させた湿潤複合体との両方につい
て、曲げ強さの試験を行った。
方法D: トルエンジイソシアネートを用いるポリエステルの線状
鎖延長 ポリエステルBを次の方法でトルエンジインシアネート
を用いて鎖延長した:機械的かきませ機、加熱マントル
、温度計、および出口に窒素パイノRスを備える50〇
−容の3つ首フラスコに、82f(0,41モル)のポ
リエステルBを、61:39重量%此のキシレン:エチ
レングリコールジメチルエーテル中に溶けた41重量%
固体溶液として加えた。この混合物を室温でかきまぜな
がら、7、 ] y (o、 0407モル)のトルエ
ンジイソシアネート(TDI)をゆっくり加え、次いで
1vのトリエチルアミンを加え、そしてこの混合物を約
108℃で還流させた。1〜2時間還流後、混合物の粘
度は増加して、ついにはゴム状の塊シが急に形成し、こ
のことはほとんど限界分子量が達成されたことを示した
。その時点において、反応を2002のエチレングリコ
ールモノメチルエーテルを急速に加えて急冷した。混合
物をほぼ還流温度に加熱し、その温度にかきまぜながら
数時間維持して、完全に溶解が起こるようにした。ポリ
エステル生成物を室温に冷却した。
方法E 引出成形ロッドの製造 水サイジングした連続なストランドのガラスロービンy
(オーウエンス・コーニング・ファイバーグラスの”0
(、F861’)を、38インチ(96,5cpg )
の鋼のフレームに22回巻き、切断して約6フイート(
18Z9(X)の長さの22本のロービングを形成した
。これらのロービングを一端で2(1”−ジの銅線を用
いて結束して束を形成した。
1000部のポリエステル、4,100部のスチレンモ
ノマーおよび10部の触媒Iからなる樹脂混合物を調製
した。ロービングの束をこの樹脂配合物中に30分間浸
漬し、次いで内径が0.25インチ(0,635tx 
)の精密穴ガラス管(preci−sion−bore
 glass  tube )に通して引出した。
ガラス管はケイ素樹脂の離形剤で予備処理した。
引出速度は約3.5インチ/分(約8.9 crn 7
分)であった。生ずる引出ロッドを100℃の強制空気
通風炉内に入れ、30分間硬化させた。
”乾燥”ロッドと、ASTM  D−349−261に
従い沸とう水中に24時間浸漬させた”湿潤”ロッドの
両方について曲げ強さの試験を行った。
方法F: サイズしたロービングの物理的性質 (1)耐摩耗試験 適当な配合物でサイズされ、50インチ(127cm)
の長さの、ガラスのロービングの束(約2000ストラ
ンド/束)を(α)”数字8の位置”にねじって中央の
接触点が自己摩耗するようにすること、そして(b)中
央の接触点において116サイクル/分の速度で192
2の張力を用いてこすることによって、耐摩耗性につい
て試験した。束の破断までの秒を測定した。
(2)剛性 この試験はヨーロツ・ぐの剛性試験CDlN−5231
6)に相当する。この試験において、1000、の長さ
のガラスロービングを、曲率半径が10mである直径1
0otのかぎに垂らし掛けた。剛性を支持点の下62露
の点におけるロービングのつり下がった端の間の距離と
してミリメートルで測定した。
実施例1 上の方法Bに従い、アミノアルキルアルコキシシランを
市販の不飽和ポリエステルへミカエル付加させることに
よって、いくつかのポリエステルアミノアルキルアルコ
キシシランを製造した。試験は、上の方法Fに従い、接
着促進剤としてぼりエステルアミノアルキルアルコキシ
シランを用いて、サイズしたロービングについて行った
。さらに、引出成形ロッドにおいてポリエステルアミノ
アルキルアルコキシシランのサイズ剤としての効果を測
定する試験を、方法Eに従って行った。ポリエステルシ
ランは、次のように製造した:実験2〜5はポリエステ
ルlおよびシランAを使用し、実験6はポリエステルイ
およびシランBを使用し、実験7〜12および14はポ
リエステルBおよびシランBを使用し、実験13はポリ
エステルBおよびCを使用し、そして実験15および1
6はポリエステルCおよびシランBを使用する。対照実
験lはポリエステルAを使用し、シランを使用せず、対
照実験17はポリエステルDとシランDとの未反応混合
物を使用し、対照実験18はシランDを使用し、ポリエ
ステルを使用せず、そして対照実験19はポリエステル
およびシランを使用しない。
結果は下表■に示すとおりでちる。
1.74 2.22 1.74 2.85 10.4 6.0 3.2 1.6 10.4 10.4 10.4 1O04 10,4 5,2 8,0 10,4 8,7,2Z5℃ 9.8,2:iLooC 9,8,21℃ 9.8.2ZO°C 9,8,221)℃ 9.1,238℃ 10.4.212℃ 9.9,212℃ 103.9 12Q、7 117.9 115.6 126.6 129.4 128.0’ 126.0’ 123.0’ 11 &0” 125.0 121.0 121.0 51.3 85.3 81.9 68.1 77.2 99.1’ 93.3’ 90.5’ 94.7’ 98.2 18” 5.2 10.4 10.4 t 0.3 、23.2°G 6.0 、23.0°C 6,2,23,5℃ 123.0 121.0 125.0 135.0 98.8 83.2 79.7 80.2 91.4 118.0 1、 サイズしたロービングおよび複合体の試のポリエ
ステルシランを含有する。これ対照実験。
この配合物はシランDとPVイCとの未反応混合物から
なる。
、l IJエステルシランの0.25重量%の処理溶液
を用いて測定した。
ポリエステルシランの水中の6,5重量%の処理溶液を
用いて測定した。
ポリエステルシランの水中の1.0重量%の処理溶液を
用いて測定した。
ポリエステルシランの1.5重量%の処理溶液を用いて
測定した。
試験前試料を沸とう水中に24時間浸漬した。
表Iに報告した結果が示すように、本発明のポリエステ
ルシランはガラスサイズ剤としてかつ接着促進剤として
、ポリエステルのみからなる対照配合物(実験1)、ポ
リエステルとシランとの簡単な未反応混合物(実験17
)、シランのみから女る配合物(実験18)、およびポ
リエステルとシランとを用いない配合物(実験19)よ
りも、かなりいっそう効果がある。たとえば、耐摩耗性
の時間は実験17.18および19において、それぞれ
144秒、50秒および89秒から、本発明のサイズ剤
を用いる218秒(実験14)と371秒(実験16)
との間に増加した。このように、ガラスロービング中の
ガラス繊維の自己摩耗性は、本発明のサイズ剤を使用す
ることによって効果的に減少する。表■に認められるよ
うに、サイズ剤を含有しないガラス(実験19>および
シランサイズ剤のみを含有するガラス(実験18)に比
べて、サイズしたガラスの剛性において相応した増加が
あった。
表■に記載した結果は、また、引出成形したロンド中の
がラスロービングと樹脂Aとの間の接着促進剤として、
本発明のポリエステルシラン(実験2〜16)の有効性
を明らかにしている。たとえば、本発明の化合物を用い
て製造した複合体の乾燥曲げ強さ(実験4の115.6
X 10’ psiから実験6のI’194X10” 
psi までの範囲)より大きいのは、接着促進剤とし
てシランDを用いて製造した複合体(135,0X10
3 psi。
実験18)のみである。湿潤曲げ強さの試験において得
られた結果は、同様である。このように、本発明の4リ
エステルシランは、ガラスロービング−樹脂複合体の接
着促進剤として効果がある。
実施例2 いくつかの不飽和ポリエステルを上の方法4に従い製造
し、そしてこれらの、d IJエステルの性質を下表H
に記載する。上の方法Bに従い、これらのポリエステル
とアミノアルキルアルコキシシランを用いて試験のため
にポリエステルシランを製造した。樹脂−ガラス布積層
物における接着促進剤としてのこれらのポリエステルシ
ランの性能全測定する試験を、方法Cに従って実施した
。配合物は次のとおりである:実験20〜22はポリエ
ステルEおよびシランBから製造したポリエステル7ラ
ンを使用し;実験23および24はポリエステルFおよ
びシランBから製造した4 リエステルシランを使用し
;実験25はポリエステルGおよびシランBから製造し
たポリエステルシランを使用し;実験26〜28はポリ
エステルHおよびシランBから製造したポリエステルシ
ランを使用し;実験29はポリエステルHおよびシラン
lから製造したポリエステルを使用し;実験30はポ表
■の結果が示すように、本発明のポリエステルシラン(
実験20〜38)は、ガラス布/樹脂複合体について、
乾燥および湿潤曲げ強さ試験の両方を用いて、すぐれた
曲げ強さを提供する。たとえば、本発明の実験は実験2
5における67.8xxo”psjから実験24におけ
る84.3X103p81までの範囲の乾燥曲げ強さを
与えたが、これに対して接着促進剤として未反応のポリ
エステルのみを利用し、シランを使用しない対照実験は
実験42における6Z9X10” psiから実験40
における66.6X10’ pSiまでの範囲の乾燥曲
げ強さを与えた。同様に、本発明の実験は実験29にお
ける36.2X103psjから実験31におけ7) 
? 0.7 X 10’ psi tテ(D範囲(D湿
潤曲げ強さを与えたが、これに対して対照実験は実験4
2における21.9X10”から実験40における2Z
9X10” psiまでの範囲の曲げ41’ 0.10Q O,100 0,100 0,100 0,033 0,033 0,033 0,035 0,020 0,050 0,050 0,013 0,014 0,016 0,035 0゜020 o、os。
0.050 0.041 0.041 0.051 ■4.0 9.7 19.1 38.6 39.5 40.5 zO 80,8 67,9 69,9 77,9 ND3 ND3 a6 64.2 59.4 39.1 50.8 63.4 ND3 ND” 21.9 75.0 73.5 57.6 ’16 81.4 DS DS 34゜4 34.4 34.8 複合体の試験のだめの処理溶液は、0.5重量%のポリ
エステルシランを水中に含有する。
試験前試料を沸とう水中に24時間浸漬した。
測定せず。
接着促進剤としてポリエステルのみを使用し、シランを
使用しない対照実験。
表Hの注) 溶媒I中の50重重量のポリエステルの溶液。
25重量%のキシレンと一緒に0.2重量%のテトラ−
イソプロピルチタネート触媒およびs o o ppm
のフェノチアジン抑制剤の存在下に145℃±10℃に
おいて6時間還流し、次いで190℃において1時間還
流して揮発性成分を除去することによって製造した。
25重量%のキシレンと一緒に0.2重量%のテトラ−
イソプロピルチタネート触媒および500 ppmのフ
ェノチアジン抑制剤の存在下に150℃±5℃で6〜1
2時間還流し、次いで230℃で1時間還流した後、1
30〜190℃において真空ストリッピングすることに
よって製造した。
触媒および抑制剤の不存在。
測定せず。
リエステルIおよびシランlから製造したポリエステル
シランを使用し;実験31はポリエステルJおよびシラ
ンイから製造したポリエステルシランを使用し;実験3
2〜34はポリエステルにおよびシランBから製造した
ポリエステルシランを使用し;実験35〜36はポリエ
ステルLおよびシランBから製造したポリエステルシラ
ンを使用し;そして実験37〜39はポリエステルMお
よびシランBから製造したポリエステルシランを使用す
る。対照実験40〜42は、それぞれ、4 リzステル
E、!、およびKを使用し、シランを使用しない。
結果を下表■に記載する。
強さを与えた。また、本発明の接着促進剤は、複合体内
に51.3%から90.3%までの高い保持率を示し、
これに比べて対照は34.4%から34.8%までの保
持率を示した。
米国特許&252,825の開示にしたがって、その特
許の実施例4を反復実験する試みをした。
この特許には実施例4のポリエステルを製造するための
反応条件が開示されていないという事実を見て、2つの
異なる実験を行なって重合度が比較的高いポリエステル
と比較的低いポリエステルを含めた。この特許の実施例
4に開示されたシラン(アルファーアミノプロピルトリ
エトキシシラン)は商業的に入手できず、この分野の専
門家には、得られた場合、高度に不安定であることが知
られているので、がンマーアミノプロビルトリエトキシ
シランをこの実施例の実験に利用した。
実験43の方法 機械的かきまぜ機、温度計、窒素スポンジおよび頂部に
水冷却器をもつディーン・スターク・トラップを装備し
た3つ首の2j容のフラスコに、21224F(20モ
ル)のジエチレングリコール、148.114(1,0
モル〕の7タル酸無水物および9&06(1,0モル)
のマレイン酸無水物を入れた。この混合物をゆつくシか
きまぜながら0.2重量%(0,9168F)のp−)
ルエンスルホン酸触媒を加えた。9.0yの水が集まる
まで、200〜225°Cに3〜4時間の期間加熱を続
けた。この反応混合物を次いで室温に冷却し、そしてポ
リエステル混合物はきわめて粘稠であることが認められ
た。500−のジエチルエーテルを反応混合物に加えた
。混合物を室温で30分間かきまぜ、そしてかきまぜを
停止すると、ポリエステルジエチルエーテル層が分離す
ることが認められだ。混合物を70℃に加熱し、ジエチ
ルエーテルを除去した後、ポリエステルをかきまぜなが
ら滴下ロウトを使用して2001のガンマ−アミノプロ
ピルトリエトキシシランを加えた。この混合物の温度を
1時間70〜80℃に維持した。この混合物を室温に冷
却し、生成物は非常に粘稠であることが認められた。1
001の酢酸を加えた。生成物は、酢酸の添加の前後に
おいて、水に不溶性であった。
実験44の方法 同一量の反応成分を使用して実験43の方法を反復し、
反応混合物を135℃に加熱し、−夜保持し、次いで水
の収集(272のH2C)が停止するまで、200℃〜
235℃の間に加熱した。次いで反応混合物を室温に冷
却し、混合物をかきまぜながら500rItlのジエチ
ルエーテルを滴々加えた。1時間かきまぜた後、ポリエ
ステルとジエチルエーテルとの間に完全な層分離が存在
した。混合物を70℃に加熱し、ジエチルエーテルを蒸
留した後、混合物をかきまぜながら200?のがンマー
アミノプロビルトリエトキシシランを滴々加えた。約2
5〜302を除いてすべてのガンマ−アミノプロピルト
リエトキシシランが添加された後、混合物はグル化して
取り扱い不可能となった。
100Fの酢酸を加えても、ポリエステルのグル化に変
化を生じなかった。
実験43は、比較的重合度が低いポリエステルを使用し
、ジエチルエーテル中に不溶性の試みた変性ポリエステ
ルを提供した。この不溶性はそのポリエステルを7オー
ミングサイズ剤として有用でないであろうことを示して
いる。実験44は、比較的重合度が高いポリエステルを
使用し、サイズ剤としてまた有用でないグル化したポリ
エステルシラン生成物を提供した。
実施例3 上の方法りに従い、ポリエステルDをトルエンジイソシ
アネートを用いて鎖延長した。ポリエステルアミノアル
キルアルコキシシランを、方法Bを用いて「延長した」
ぼりエステルBにシランBをミカエル付加した。方法E
に従い接着促進剤として「延長した」ポリエステルシラ
ンを用いて樹脂−ガラスロービング積層物について試験
を行った。さらに、がラスロービングのためのサイズ剤
としてのポリエステルアミノアルキルアルコキシシラン
の効果を測定する試験を、方法Eに従って行った。結果
を表■の実験45に記載する。対照実験46および47
は、シランBと「延長しない」ポリエステルBとのミカ
エル付加生成物からなる配合物を使用する。
結果を下表■に記載する。
茨 ■ 45     B’     8   118’   
88’   74.6’462    B      
B    110’   85’   77.3’47
2    B     B    113’   75
’   66.4’(表TVの注) l、 方法りに従って製造した「延長した」ポリエステ
ルB0 2 対照実験。
3、試験前試料を沸とう水中に24時間浸漬する。
4、 ポリエステルシランの1.0重量%水溶液を使用
して測定した。
5、 ポリエステルシランの0.5重量%水溶液を使用
して測定した。
6 ポリエステルシランの1.0重量%水溶液を使用し
て測定した。
表■に表わされた結果が示すように、実験45の「延長
した」ポリエステルシランは対照実験46および47の
「延長しない」ポリエステルシランが提供するものより
も大きい乾燥および湿潤の曲げ強さを提供する。これら
の結果は、ポリエステルシランの製造に使用するポリエ
ステルの分子量ノ増加と接着促進剤としてポリエステル
シランの効果の増加との間に直接の関係が存在すること
を示す。
実施例4 本発明のポリエステルシランのウオラストナイトとポリ
エステル樹脂との間の接着促進剤としての効果を決定す
るため、ポリエステル樹脂/ウオラストナイト複合体を
次のようにして製造した:22の蒸留水を、ポリエステ
ルBとシランBとのミカエル付加生成物の、容媒■中の
25重量%の16rに、5分間で混合しながら加えた。
生ずる混合物を4007のウオラストナイトに加え、ジ
ャーミルを用いて30分間混転して処理した充てん剤を
生成した。処理した充てん剤を乾燥トレーに入れ、強制
空気通風炉内で105℃において60分間乾・衆した。
2200部のポリエステル’%220部のスチレンモノ
マーおよび22部の触媒Iからなる樹脂混合物を調製し
た。2002の上記配合物をステンレス鋼のボウルへ入
れ、そしてこのボウルをドウフックを備えるホバートミ
キサー上に置いた。
3002のポリエステルシラン処理したウオラストナイ
トを適度に混合しながらボウルに加え、そして生ずる樹
脂/充てん剤の混合物が均一なコンシスチンシーになる
まで、混合を約25分間続けた。
樹脂/充てん剤のブレンドを8インチ×8インチ×l/
8インチ(20ts X 20 ctn X 0.3 
crn )のクロムメツキしたキャビティの型内で10
0℃および48トンの圧力において、離型剤として「マ
イラー」を使用して30分間成形した。生ずる複合体を
圧力下にそりを防止しながら室幅に冷却した。
比較として、ポリエステル樹脂/ウオラストナイト複合
体を、上の方法を用い、上で使用した3002の処理し
たウオラストナイトに替えて3002の未処理元てん剤
を使用して、製造した。
ポリエステル樹脂/ポリエステル7ラン処理したウオラ
ストナイト複合体は初期曲げ強さ15,800psiお
よび/ISTM−D−790−71に従う湿潤老化後の
曲げ強さ9,0OOpSiを提供し、これに対しポリエ
ステル樹脂/未処理ウオラストナイト複合体は初期曲げ
強さlλ800 psi および湿潤老化後の曲げ強さ
6,800psi を提供した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、分子量が少なくとも1000であり、そして式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは2価の炭化水素基であり;aは 0または0.004〜0.6のモル分率であり;そして
    bおよびdは約0.004〜約 0.6の範囲のモル分率である) の単位からなる不飽和共役ポリエステルを有機ジイソシ
    アネートと反応させて分子量が少なくとも5000であ
    る鎖延長した不飽和共役ポリエステルを生成し、そして B、該鎖延長した不飽和共役ポリエステルを式▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中R^■は1価のアルキル、アリールまたはアラル
    キル基であり;Xは1価のアルコ キシ基であり;yは0または1であり;v は1〜6の整数であり;そしてzは0、1 または2である) のアミノアルキルアルコキシシランと、約0℃〜約23
    5℃の温度において反応させて、ポリエステルアミノア
    ルキルアルコキシシランを生成することからなる、ミカ
    エル付加反応によりポリエステルアミノアルキルアルコ
    キシシランを製造する方法。 2、有機ジイソシアネートはトルエンジイソシアネート
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。
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