JPH0248155A - アイススケイトエッヂ用、ダイヤモンド研磨機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［１］　産業上の利用分野 （イ）、　アイススケイト　エッヂの研磨機で主に個人
使用を目的としているが、営業用としても利用が可能。

（ロ）、　　工作機械工場等における切削工具（バイト
）の補修等用研磨機として幅広く利用が可能 ［２］　従来の技術 アイススケイト　エッヂの研磨の必要性。

アイススケイト　エッヂが摩耗して丸 くなると氷上で横滑りしてスムーズな滑走が出来なくな
る。

又、使用目的（フィギュアスケイトにおけるコンパルツ
リーフィギュアとフリースケイティング、アイスホッケ
イにおけるホワードとゴルキーパー等）、外気温、氷温
、スケイタの技術、体重、氷の硬さ、等で微妙に異なっ
たエッヂの切れ味を要求される。

アイススケイト　エッヂの研磨の方法は大別して下記の
２通りの方法がある。

［手研ぎ］ アイススケイト　エッヂの溝部（１）　　に円柱型の油
砥石（太さ１０〜３０ｍｍ長さ５０ｍｍ位）を添わせて
摺動する、この場合、油砥石が局部的に摩耗するので、
エッヂを平均に、しかも均等に研ぎあげるのは非常に熟
練した高度な技術が必要であり、長い時間がかかる。　
一部では、金属や木片をＵ字型に加工して、エッヂと砥
石をはさみこむような形で使用する治具も有るが、やは
り砥石の摩耗が激しく難しさは、それほど変わらない。

［機械研ぎ］ 卓上グラインダーを改造した研磨機で、個人使用に適し
た物では無く、定置式の物で携帯する事の出来るような
代物ではない、専ら営業用である。

これは第３　図のごとく砥石円盤（６）が水平に設置さ
れ、砥石の外周（７）　を円弧凸面に加工して、且、ア
イススケイト　エッヂを固定治具に固定して、手でグラ
インダーの（７）　へ押しあてながら摺動させて研磨す
るもので、仕上がり面は、グラインダー外周の真円度と
、アイススケイト　エッヂの抑圧の弾性、摺動送り速度
の不均一などから第４　図の（８）　のごとく波をうち
、いわゆるハツリ跡のような仕」二がり面に成りやすく
、しかも摺動送りが一瞬でも停まれば、グラインダーの
食い込みを来し、（９）　のように、原型を無くしてし
まうため、手研ぎ以上に高度な技術と熟練を要する。

［３］　発明が解決しようとする問題点［２］において
説明のとおり手研ぎの場合には高度な技術と熟練と長時
間の研ぎ時間を必要とし、又、機械研ぎの場合は尚高度
な技術と熟練が必要であり、携帯が不可能な上に高価で
あり、個人で使用するには適していない。

そこで、高度な技術や熟練を要さずに、アイススケイト
の選手たちが誰でも、どこでても、素早く、正確に研ぐ
事が出来る、小型で携帯に便利な、画期的なアイススケ
イト　エッヂ研磨機を提供する事で有りまず。

問題を解決するための手段 １　　機械研ぎのようにハツリ跡状仕上がりや食い込み
等の発生をせず手研ぎのような滑らかに研ぎ上げる為に
、円盤状回転体では無く、棒状研磨体の往復摺動研磨機
にした。

２　　手研ぎにおける油砥石のように、局部的摩耗を起
こしにくい、しかも、耐摩耗性に優れた研磨体を得るた
め、金属、またはプラスデック等の小片に、任意のアイ
ススケイト　エッヂ溝形状に適合した研磨面形状を形成
し、その面にダイヤモンド等、高硬度の研磨砥粒をメッ
キ電着法、プラスチック、接着剤等により固着した、い
わゆるダイヤモンド砥石を使用した。但し、ここに言う
ダイヤモンド砥石とは、類似の使途に供される、異種材
質を含めた総称で有りまず。

３　　誰でもが、簡単に正確に研ぐ事が出来る為には、
アイススケイト　エッヂの［４］ 溝部に研磨体が常に正しく接触し、摺動出来なければな
らないので、研磨機本体にアイススケイト　エッヂの誘
導溝部を構築し、且その溝部にアイススケイト エッヂの肉厚に合わせた溝幅の調整機能をもたせた。

４　　場所をえらぶことなく、どこででも使用できるた
めに、小型で携帯型で、特別な固定治具等を要さ無い、
掌握使用型としてまとめあげた。

発明の効果 特許請求の範囲（ロ）　項に関しその効果を特記すれば
、　工作機械工場等においては、しばしばバイトの刃先
形状を製品に写し取る加工法が行われる。このような場
合、当発明は大変威力を発揮してくれる。

即ち、その製品形状を写し取った研磨体小片（３）を製
作して用意しておけば、そのバイトの刃先の補修管理は
、容易に行える。

［５コ

【図面の簡単な説明】

第１　図は、当発明の基本原理の説明図です。 第２１図は、その実施例でアイススケイトエッヂが研磨
機に装着された状態をほぼ原寸で現している。 第３　図は、従来の定置式のアイススケイト　エッヂ研
磨機の概略図。 第４１図は、アイススケイト　エッヂを第３　図の研磨
機にて研磨した場合の研磨痕の症例です。 第５　図は、当発明の実施例の研磨機のおうよその分解
図です。 図中（３）の、（１１）への装着け、長平方向の端面か
ら、（３）の端面で、バネ（１２）の端を押し下げなが
ら（１１）のアリミゾへ挿入する。　また、取り外しは
、脱着レバー（１３）　　　（専用工具）を、（３）の
端面のレバー挿入溝部に差し込み、バネ（１２）を押し
下げるようにこして、引き抜く。 また、エッヂ誘導溝幅の調整シム（１４）は、あらかじ
め厚さの異なった物を数種類セットで用意しておき、エ
ッヂに合わせて差し換える。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （イ）、アイススケイトエッヂ部の横断面形状（フィギ
   ュアスケイト用、アイスホッケイ用、では通常円弧溝）
   第１、図の（１）に適合した凸面形状（２）を形成した
   小片に、ダイヤモンド等、高硬度の研磨砥粒をメッキ電
   着法、樹脂、接着剤、等により固着した研磨体（３）と
   、（３）を装着して、 且、（３）に対して往復運動を与える機構を介したモー
   ター（４）又は電磁バイブレーター（５）を内蔵し、且
   装着された（３）の上部にアイススケイトエッヂの肉厚
   に合わせて調整可能な誘導溝機構を構築した研磨機で、
   掌握使用することを特徴とした、アイススケイトエッヂ
   用携帯小型ダイヤモンド研磨機。 （ロ）、上記（イ）において、研磨体（３）の研磨面（
   ２）を使用目的に応じた形状に製作し、且、誘導溝機構
   部分も、使用目的に応じた形状に製作して着け換える事
   により成る、工作機械工場等における切削工具（バイト
   ）の補修等用携帯小型ダイヤモンド研磨機。但し、ここ
   に言う、ダイヤモンド研磨機とは、類似の使途に供され
   る、異種材質を含めた総称で有ります。従って、ジルコ
   ニア、サファイヤ、またはセラミック等でも、優劣はあ
   るがさしつかえない。