JPH0247085Y2 - - Google Patents

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JPH0247085Y2
JPH0247085Y2 JP9863386U JP9863386U JPH0247085Y2 JP H0247085 Y2 JPH0247085 Y2 JP H0247085Y2 JP 9863386 U JP9863386 U JP 9863386U JP 9863386 U JP9863386 U JP 9863386U JP H0247085 Y2 JPH0247085 Y2 JP H0247085Y2
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JP
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outrigger
switching valve
hydraulic
hydraulic cylinder
chamber side
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JP9863386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホイール式油圧シヨベル、油圧式ト
ラツククレーン等のホイール式作業機におけるア
ウトリガ用油圧シリンダの油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は本考案が適用されるホイール式油圧シ
ヨベルの側面図、第4図はその拡大背面図を示し
たもので、ホイール式油圧シヨベルは掘削用フロ
ントアタツチメント30を有する上部旋回体10
とタイヤ23を有する下部走行体(車体)20と
から構成されている。作業時に車体を安定させる
ためのアウトリガ装置22は、第3図に示すよう
に下部走行体20におけるトラツクフレーム21
の後端のみ1ケ所か、または後端と中央もしくは
後端と前端の2ケ所に設けられている。第4図に
示すように、アウトリガ22bは前記トラツクフ
レーム21の後部に固着されたアウトリガビーム
22aの左右両端のピン22dを中心に回動可能
に取付けられ、それぞれ油圧シリンダ22cの伸
縮により回動されるようになつている。
第6図は車体の前端と後端との2ケ所にアウト
リガ装置を備えた従来のアウトリガ用油圧シリン
ダの油圧回路を示したもので、4本の油圧シリン
ダ22FL〜22RRが全て並列接続されており、
方向切換弁4の切換え操作により、油圧源3から
の圧油をセンタージヨイント5を通る2本の油路
9a,9bへ給排することによつて制御されるよ
うになつている。10は油圧タンク、8a,8
c,8eは下部走行体側にあるボトム室側油路の
合流点、8b,8d,8fはロツド室側油路の合
流点である。
第6図において、方向切換弁4を操作すると、
油圧シリンダ22FL〜22RRは摺動抵抗の少な
い順に動き出し、全てのアウトリガが接地してか
ら車体をジヤツキアツプする。従つて前後アウト
リガを独立に操作することができない。(後端の
みのアウトリガ装置の場合は左右独立に操作する
ことができない。) 第7図は方向切換弁4′と油路9c,9dとを
追加し、前後のアウトリガを独立操作できるよう
に工夫した従来の油圧回路である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この油圧回路では追加の方向切換弁
4′が必要となり、さらに油圧シリンダ22RL,
22RRへの高圧大流量の2本の油路9c,9d
の追加が必要となる。追加の油路9c,9dはセ
ンタージヨイント5を通るのでセンタージヨイン
ト5を大きく構成する必要がある。従つて、大巾
なコストアツプとなることは避けられず、また第
6図の油圧回路を標準とし、前後または左右独立
操作機能をオプシヨンとして追加すること、つま
り第7図に改造することは、方向切換弁やセンタ
ージヨイントの大巾な変更が必要で、大変困難と
なる問題がある。
本考案は、センタージヨイントに小油路を追加
するだけの簡単な変更で、前後または左右のアウ
トリガを独立に操作することができるアウトリガ
用油圧シリンダの油圧回路を提供することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、フロン
トアタツチメントを有する上部旋回体と、タイヤ
を有する下部走行体と、その下部走行体の少なく
とも後部左右に油圧シリンダを介して回動可能に
取付けたアウトリガとを備えたホイール式作業機
において、並列接続された前記油圧シリンダのボ
トム室側油路の合流点またはロツド室側油路の合
流点にパイロツト式3ポート2位置切換弁を接続
し、その切換弁へのパイロツト油路をセンタージ
ヨイントを介して上部旋回体側へ導いたことを特
徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記のように構成したので、センタ
ージヨイントを通るパイロツト油路(小油路)に
パイロツト圧油を供給しその油圧により、下部走
行体側にあるアウトリガ用油圧シリンダのボトム
室側またはロツド室側油路の合流点に設けたパイ
ロツト式3ポート2位置切換弁を切換えて、前後
または左右の油圧シリンダを選択的に伸縮させる
ことができるので、前後または左右のアウトリガ
を独立して操作することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
用いて、さらに具体的に説明する。第1図におい
て、第6図と同じ符号を付けたものは同じもの、
もしくは相当するものを表わす。第1図は車体の
前端と後端との2ケ所にアウトリガ装置を備えた
本考案のアウトリガ用油圧シリンダの油圧回路図
を示したもので、並列接続された4本の油圧シリ
ンダ22FL〜22RRのロツド側油路の合流点8
b(下部走行体側にある)にパイロツト式3ポー
ト2位置切換弁6を接続し、その切換弁6へのパ
イロツト油路7をセンタージヨイント5を通して
上部旋回体側へ導くようにしたものである。
次に作用を説明する。パイロツト油路7に油圧
が作用していないときには、切換弁6はばねによ
り図示の位置にあるので、方向切換弁4をイ位置
に操作すると、油圧源3からの圧油は4本の油圧
シリンダ22FL〜22RRのボトム室側へ同時に
送られる。そして後アウトリガ用油圧シリンダ2
2RL,22RRのロツド室側の圧油は押し出さ
れ、切換弁6を通つて油圧タンク10へ流れるの
で、後アウトリガを動かすことができる。しか
し、前アウトリガ用油圧シリンダ22FL〜22
FRのロツド室側の油路は切換弁6によつて閉じ
られているので、前アウトリガは動かない。方向
切換弁4をロ位置に操作すると、油圧源3からの
圧油は切換弁6を通つて後アウトリガ用油圧シリ
ンダ22RL,22RRのロツド室側へのみ供給さ
れるので、後アウトリガのみ動き、前アウトリガ
は動かない。
次にパイロツト油路7に圧油を供給して、その
油圧により切換弁6をイ位置に切換える。この状
態で方向切換弁4を操作すると、前記と同様の作
用で前アウトリガのみ動き、後アウトリガは動か
ない。つまり、前後アウトリガの独立操作を行う
ことができる。尚、切換弁6をアウトリガ用油圧
シリンダ22FF〜22RRのボトム室側油路の合
流点8aに接続しても、前記と同様の作用で前後
アウトリガの独立操作を行うことができる。
第2図は車体の後端にのみアウトリガ装置が装
着されている場合の本考案の他の実施例を示すア
ウトリガ用油圧シリンダの油圧回路図である。左
右のアウトリガ用油圧シリンダ22RL,22RR
のボトム室側油路の合流点8c(下部走行体側に
ある)にパイロツト式3ポート2位置切換弁6を
接続し、その切換弁6へのパイロツト油路7をセ
ンタージヨイント5を通して上部旋回体側へ導く
ように構成したものである。
パイロツト油路7に圧油が供給されていないと
きは切換弁6は図示の位置にあるので、方向切換
弁4を操作すると、油圧シリンダ22RLのみが
伸縮するので、左アウトリガのみ動き、右アウト
リガは動かない。次にパイロツト油路7に圧油を
供給してその油圧によつて切換弁6をイ位置に切
換える。この状態で、方向切換弁4を操作する
と、油圧シリンダ22RRのみが伸縮するので、
右アウトリガのみ動き、左アウトリガは動かな
い。従つて、左右アウトリガの独立操作を行うこ
とができる。
尚、左右のアウトリガ用油圧シリンダ22RL,
22RRのロツド室側油路の合流点8dにパイロ
ツト式3ポート2位置切換弁6を接続し、その切
換弁6へのパイロツト油路7をセンタージヨイン
ト5を通して上部旋回体側へ導くように構成して
も、前記と同様の作用で左右アウトリガの独立操
作を行うことができる。
第5図は第1図の応用例を示したもので、並列
接続されたアウトリガ用油圧シリンダ22FF〜
22RRのロツド室側及びボトム室側の油路合流
点8b,8c,8eにパイロツト式3ポート2位
置切換弁6をそれぞれ接続し、それら切換弁6へ
のパイロツト油路7a,7bをセンタージヨイン
ト5を通して上部旋回体側へ導くように構成した
ものである。
このようにすれば、切換弁を3個用いそのパイ
ロツト油路を2本設けることにより、前後左右の
アウトリガを1本毎に独立操作することができ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、作業用フ
ロントアタツチメントを有する上部旋回体とタイ
ヤを有する下部走行体とからなるホイール式作業
機において、少なくとも下部走行体フレームの後
端にアウトリガ装置を備え、そのアウトリガ用油
圧シリンダのボトム室側またはロツド室側油路の
合流点にパイロツト式3ポート2位置切換弁を接
続し、その切換弁へのパイロツト油路をセンター
ジヨイントを通して上部旋回体側へ導くように構
成したので、標準のセンタージヨイントに低圧少
流量のパイロツト油路を設けておけば、安価な切
換弁とその操作油路の追加という簡単な改造によ
り、左右のアウトリガの独立操作を行えるように
機能追加できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すア
ウトリガ用油圧シリンダの油圧回路図、第3図は
本考案を適用する機械の一例でホイール式油圧シ
ヨベルの側面図、第4図はアウトリガ装置の機構
を示す第3図の拡大背面図、第5図は本考案の応
用例を示すアウトリガ用油圧シリンダの油圧回路
図、第6図及び第7図は従来のアウトリガ用油圧
シリンダの油圧回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントアタツチメントを有する上部旋回体
    と、タイヤを有する下部走行体と、その下部走行
    体の少なくとも後部左右に油圧シリンダを介して
    回動可能に取付けたアウトリガとを備えたホイー
    ル式作業機において、並列接続された前記油圧シ
    リンダのボトム室側油路の合流点またはロツド室
    側油路の合流点にパイロツト式3ポート2位置切
    換弁を接続し、その切換弁へのパイロツト油路を
    センタージヨイントを介して上部旋回体側へ導い
    たことを特徴とするアウトリガ用油圧シリンダの
    油圧回路。
JP9863386U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0247085Y2 (ja)

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JPS634772U JPS634772U (ja) 1988-01-13
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