JPH0246462A - 測定用パターンの形成方法 - Google Patents

測定用パターンの形成方法

Info

Publication number
JPH0246462A
JPH0246462A JP63196341A JP19634188A JPH0246462A JP H0246462 A JPH0246462 A JP H0246462A JP 63196341 A JP63196341 A JP 63196341A JP 19634188 A JP19634188 A JP 19634188A JP H0246462 A JPH0246462 A JP H0246462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
wedge
line width
resist
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63196341A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hirukawa
茂 蛭川
Kyoichi Suwa
恭一 諏訪
Hirotaka Tateno
立野 博貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP63196341A priority Critical patent/JPH0246462A/ja
Publication of JPH0246462A publication Critical patent/JPH0246462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、半導体素子等を製造するりソゲラフイエ程で
使用されるとともに、マスクやレチクルに形成されたパ
ターンを感応性の基板に露光したときに、該基板に転写
されたパターンの線幅を測定するのに好適な測定用パタ
ーンの形成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マスクやレチクルを用いて半導体ウェハ等に回路
パターンを焼き込けるリソグラフィ工程においては、ウ
ェハ上に塗布されたレジスト層(1〜5μm厚)に、い
かに忠実に回路パターンの線幅を再現して形成するかが
問題となっている。
特に、近年多用されてきた縮小投影型露光装置(ステッ
パー、フォトリピータ等)においては、ウェハ上に作り
込む回路パターンの集積度が高まり、これに伴って転写
すべきパターンの線幅もサブミクロンの領域になってき
た。ステッパーの場合、レチクルのパターンを投影光学
レンズを介してウェハ上に115〜1/10に縮小投影
しているが、近年、ウェハ上で要求される投影レンズの
最少線幅(解像力に相当する)は0.8〜0.6μmと
いった極限に近い値である。この性能を十分に安定に維
持していくためには、露光時の各種条件を常に一定のも
のにする必要がある。ステッパーでは特に露光量条件と
フォーカス条件が重要視され、この2つの条件のいずれ
か一方でも設定値からはずれていると、レジスト上で満
足な線幅が得られないといった問題が生じる。
そこで、ステッパーに解像力チャート等を有するテスト
レチクルを装着して、ウェハ(ペアシリコン)のレジス
ト層に露光条件を種々変化させてチャートパターンの試
し焼きを行ない、現像されたウェハのレジストパターン
の線幅を光学顕微鏡や別の専用測定機(微小線幅測定器
等)で実測し、所望の8191幅が得られているときの
露光条件を、最適露光条件と判定する手法が採用されて
いる。この場合、−船釣な線幅測定は、設計上ある線幅
で作られたレチクル上の直線パターンが、ウェハ上のレ
ジストパターンとしてどれくらいの線幅になっているか
を、レジストパターン(直線)のエツジ間隔から読み取
っている。
ところで、線幅測定を必要とする他の場合として、投影
レンズの光学特性、特に像面傾斜や像面湾曲等を検査す
る場合があげられる。この場合は、テストレチクルの中
心と、その周辺の多数点に測定用のチャートパターンを
設け、投影レンズの1回の露光視野内の多数点での解像
力(すなわち線幅)を調べ、各測定点で最も解像力が高
いと推定されるフォーカス位置を求めればよい。このよ
うな検査は、半導体素子の量産ラインでは定期的に行な
われ、ステッパーの性能維持、管理のための基礎データ
となる。
またリソグラフィ工程においては、その他様々の目的で
レジスト層に形成されたパターンの線幅を測定する機会
が多々あり、その場合でも、通常はレジストパターンの
平行なエツジ間隔を目視、光電的なセンサー、あるいは
電子顕微鏡等で直接測っていた。
上記のような線幅測定において、レジストパターンの全
体の長さ(線幅方向と異なる方向)を計測して間接的に
線幅を推定しようとする試みがなされている。その1つ
の例は、放射方向に伸びたくさび状のパターンを一定の
円に沿って多数配列したシーメンスターである。このシ
ーメンスターは、各くさび状パターンの先端が円の中心
に向かうようにレチクル上に形成されており、これをウ
ェハへ焼きつけたとき、くさび状パターンのレジスト像
上での先端部がどこまで解像しているのか、すなわち各
先端部を環状につなげた内側の円の径がどれくらいにな
っているかを調べるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記シーメンスターのくさび状パターンの1つに着目し
てみると、くさび状パターンの頂角は2°〜数度程度に
定められ、この頂角をはさむ2つの辺(エツジ)は、近
似的な直線で形成されている。すなわち、くさび状パタ
ーンの長手方向に対する幅の変化率はほぼ直線的な関係
になっていた。
本願発明者らは、このような(さび状パターンを各種露
光条件のもとでレジスト層に露光し、くさび状パターン
のレジスト像の長さ寸法と、そのときに解像されていた
線幅との関係について調べたところ、特に露光量条件を
変化させたときに、くさび状のレジスト像の長さ寸法と
線幅との関係が非線形になることを確認した。
すなわち、くさび状パターン(又は類似するパターン)
を含む従来の測定用パターンでは、ある露光条件のもと
でくさび状の部分の長さと線幅とのリニアな関係が失わ
れるため、くさび状の部分の長さ寸法から線幅を正確に
推定することが難しくなるといった欠点が生じる。
そこで本発明は、このようなくさび状の部分を含む測定
用のパターンを露光して得られたレジスト像の寸法を計
測する際、その計測した寸法が広い露光条件のもとで解
像した線幅とリニアな関係を保つような方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
そこで本発明においては、マスクに形成された測定用パ
ターンをレジスト層に転写して、レジスト層にくさび状
の部分を含むレジストパターンを形成する際、そのくさ
び状の部分が長手方向に関して非線形な幅変化率の関係
になるように、マスク上の測定用パターンの形状を補正
するようにした。
特に、くさび状のレジストパターンが先端部にいくにし
たがった幅変化率が小さくなるようにすることによって
、くさび状部分の長さ寸法と線幅との関係が良好にリニ
アに保たれる範囲を広げることができる。
〔作  用〕
第1図は、本発明におけるくさび状パターンの形状補正
の様子を模式的に表したものであり、第1図(A)はレ
チクル上に形成された単一のくさび状パターンTPの形
状を示し、第1図(B)、(C)は2つの直線状パター
ンTP、、TP、を鋭角で交差させて2重露光して、く
さび状ノ〈ターン(モアレ状パターン)を得る様子を示
す。
第1図(A)のように、レチクル(マスク)上に元々く
さび状パターンを形成しておく場合、例えばx−y座標
系のX軸と平行な中心軸Jに関して線対称な関係の曲線
J+、Jz(漸近線的なスロープ)を定め、この曲線J
+ 、J2に沿ってX方向に2・ΔPずつ線幅が変化す
る微小矩形(微小直線)パターンを連続させる。従って
その微小矩形パターンPa、PbのX方向のX方向の長
さは、くさびの先端(パターンPa)側にいくにしたが
って徐々に長くなっていく。例えばくさびの中央部にあ
る微小矩形パターンPbの線幅Dbは、先端の微小矩形
パターンPaの線幅Daよりも太いが、パターンPbの
長さはパターンPaの長さよりも短い。このように曲線
JI、JZに沿って、くさびの2辺(エツジ)がステッ
プ状になっているのは、このパターンTPが元々微小形
状であることと、パターンTPをレチクルに形成すると
きの電子線描画装置が曲線JI、JZに沿ってなめらか
にエツジを描画できないこと等に起因している。ここで
−例をあげると、レジスト上での寸法にして2・ΔPは
0.05〜0.02μm程度、微小矩形パターン先端形
状Dbは1.0μm1先端の微小矩形パターンPa0幅
Daは0.6μm、そして終端の微小矩形パターンの最
大幅は1.5μmにし、全長として10〜20μm程度
にしたものが作られる。
このようなくさび状パターンTPを、ステッパーを用い
て感光基板のレジスト層に投影露光すると、投影光学系
及びレジストの解像力の制限によって、細かな段差は転
写できず、くさび状パターンTPの2辺のΔPの段差部
分はほぼなめらかに連続した曲線として近似され、曲線
J1、J2に沿ったエツジをもつレジストパターンが形
成される。このパターンTPは内側を光透過部、又は遮
光部のいずれにしてもよく、また感光基板上のレジスト
層もポジレジスト、ネガレジストのいずれでもよい。
この方法は、第1図(D)に示すように、露光不足の状
態はど、くさび状のレジストパターン■Rのパターン先
端形状が鈍くなり、くさびの2つのエツジを外挿して求
められる交点CC+ と実際のくさびパターン先端CC
2との距離dが大きくなる現象を補正するものである。
すなわち、露光不足の場合にはレチクル上の(゛さびパ
ターンTPO先端(Pa)により近い部分がレジストパ
ターン先端CC2となるので、パターン先端に近い部分
を距離dの増加分ずつ、微小矩形パターンの長さを増す
わけである。
また第1図(B)は、線幅lの2つの直線パターンT 
P + 、T P zを交差角度θ。で2重露光した様
子を示し、レジスト層をポジ型とし、直線パターンTP
I 、TP2をともに遮光部(クロム層)とすると、第
1図(B)の斜線部で示したひし形の部分が2重露光に
よっても未露光のところであり、このひし形の部分がレ
ジストパターンとして残る。このようなひし形の部分(
くさびを左右対称に有する)の左右の頂角部X、 、X
2のX方向の間隔は、2つのパターンTP、 、TP、
の重ね合わせ位置がx、X方向に平行ずれしても、角度
θ。が一定である限り、理想的には常に一定寸法になる
。ところが、レジスト層に焼き付けられた2つの直線状
パターンTP、 、TP2のわずかな線幅変化によって
、XI 、Xiの間隔、すなわちモアレ状のレジストパ
ターンの長さ寸法は大きく変化する。
その線幅変化量を理想線幅lに対してΔ!とすると、X
I、X2間の寸法変化量をΔLaとして、t’a n 
 θ。/2 数置以上(例えば3°)とすると、tanθ。/2は1
よりも十分小さな数値となり、線幅変化量Δlを十分に
大きな値(例えばθ。−3°として約40倍)に拡大し
て求めることができる。
この第1図(B)のような場合も、頂角部X1、X2を
先端とするくさび状のパターンができており、第1図(
A)と同様に、くさび部分の形状を補正しておく必要が
ある。
第1図(C)はその補正の1つの例を示し、レチクル上
の2つの直線パターンTP、 、TP2を、その両端側
でわずかに屈曲させた形状にしたものである。2つの直
線パターンTP1、TP2は中央附近では交差角度θ。
で各エツジが交わるものの、中央から左右に離れた点X
3、X4の夫々の外側では、2つの直線パターンTP、
 、TPzの各エツジが角度θ。よりも小さい角度θ、
で交わるように屈曲変形されている。従ってひし形の理
想レジストパターンは、位置X3、X4から外側で角度
θ1の頂角をもつくさび状になり、その先端部X’ +
 、X’ tはそれぞれ第1図(B)の場合とくらべて
ΔHだけ長くなる。この場合、くさび状の部分は、位置
X3、Xsをはさんで、長手方向に対する幅変化率が2
段階に変化している。
尚、この幅変化の段階は3段階以上にしてもよい。
〔実 施 例〕
次に本発明の各実施例を説明するが、その前に本発明の
方法の実施に好適なステッパーの構成について第2図を
参照して簡単に説明する。
第2図において、水銀放電灯等のランプ1からの露光光
(g線、i線等)は、楕円鏡2で焦光された後、露光量
を制御するシャッター3、照明光を均一化するオプチカ
ルインテグレータ4、及び主コンデンサ−レンズCLを
介してレチクルRを照明する。レチクルRはx、y、θ
方向に微動するレチクルステージR3上に保持され、レ
チクルアライメント系5によって装置に対して位置決め
される。レチクルRのパターンは、片側、もしくは両側
テレセントリックな投影レンズPLによってウェハW上
に結像投影される。ウェハWは、Xy座標系内で水平移
動するzyステージと、投影レンズPLの光軸方向に垂
直移動する2ステージと、水平面内で微小回転するθス
テージ、及びレベリングステージ等を含むウェハステー
ジSTに載置され、ステップアンドリピート方式の露光
時にはステージコントローラ7からの指令に応答してス
テッピング移動する。そして投光器14、投光用対物レ
ンズ15、受光用対物レンズ16、スリット板17及び
受光素子18から成る公知の斜入射光式焦点検出系(以
下APセンサーとする)は、ウェハWの表面の高さ方向
の基準面に対する位置変化を高精度に検出し、その位置
変化情報を焦点制御系(以下AFユニットと呼ぶ)9に
出力する。AFユニット9はその位置変化情報に基づい
てステージコントローラ7を介して2ステージを制御し
て、ウェハWの投影レンズPLに対する焦点合わせを行
なう。
さらに、このステッパーには、投影レンズPLを介して
ウェハ上のアライメントマーク(回折格子状)を光電検
出するためのTTL方式のウェハアライメント系11が
設けられている。ウェハアライメント系11には、He
−Ne、He−Cd。
Arイオン等を光源とするレーザ光源11a、シリンド
リカルレンズ等を含むレンズ系1 l b。
ビームスプリッタ1101対物レンズ10、レンズ系l
id、空間フィルターlie、及び受光素子11fが設
けられ、受光素子11fからの光電信号は信号処理系1
2に出力される。ここでレーザ光源11aからビームは
、レンズ系11bの作用で一方向に伸びたスリット状の
断面を有するビームに変換され、ビームスプリッタ11
01対物レンズ10を介して投影レンズPLの軸外の位
置に入射され、投影レンズPLによってスリット状のス
ポット光としてウェハW上に集光される。
ウェハW上のアライメントマークと、そのスポット光と
が重なると、マークから散乱光や回折光が生じ、その散
乱、回折光は再び投影レンズPLを通って対物レンズ1
0に戻り、ビームスプリッタllcで反射され、瞳リレ
ー系lidを介して空間フィルタlieに達する。瞳リ
レー系11dは、投影レンズPLの瞳と空間フィルタ1
1eとを互いに共役にするためのもので、空間フィルタ
lieはウェハ面からの正反射光を遮断して回折光、散
乱光のみを通すアパーチャを有する。
空間フィルタlieを通った散乱、回折光はレンズ系で
集光されて受光素子11fに達する。
ところでステージコントローラ7にはx、X方向の2軸
に関してウェハステージSTの位置を計測するレーザ干
渉計が設けられており、このレーザ干渉計からステージ
STの単位移動(例えば0゜02μm)毎に出力される
計測パルス(アップダウンパルス)に応答して、信号処
理系12は受光素子12からの光電信号の波形をデジタ
ルサンプリングする。信号処理系12はサンプリングさ
れた信号波形に基づいて、スリット状のスポット光とウ
ェハ上のアライメントマークとが合致したときの位置を
高速演算プロセッサにて求め、その位置情報を主制御形
8へ出力する。
以上のマーク検出方式では、信号波形を抽出するために
、投影レンズPLの視野内で静止しているスリット状の
スポット光に対してウェハWを移動させる必要がある。
さて主制御系8はステップアンドリピート方式の露光シ
ーケスやアライメントシーケスを統括的に制御するが、
露光時にはシャッターコントローラ6を介してシャッタ
ー3の開閉のタイミング、及び開時間の長さを制御する
第2図に示したステッパーは、ウェハ上のアライメント
マークを検出するためにTTLの方式のウェハアライメ
ント系11が設けられているが、以下で説明する各実施
例では、ウェハ上に形成された測定用レジストパターン
IRの寸法を計測するために共用するものとする。
第1勿亥差割− さて、第3図は、第2図のようなステッパーに装着され
るテストレチクルRのパターン配置を示し、投影レンズ
PLで投影露光される矩形のパターン領域PAと、レチ
クルアライメント用のマークRM、、RM2、RM、が
形成される。このマークRM、 、RM、 、RM3は
ステッパーのレチクルアライメント系5で検出されるも
ので、パターン領域PAの外側に設けられている。パタ
ーン領域PA内には、例えば3×3のマトリックス状の
位置に9個のマーク領域MA、 、MAffi 。
MA8、MAa 、MAs 、MAb 、MA? 、M
A、 、MA9が形成され、それぞれのマーク領域の中
心は互いにX方向とX方向にSx、Syずつ離れており
、マーク領域MA、はパターン領域PAの中心、すなわ
ち投影レンズPLの光軸が通る点近傍に形成されている
各マーク領域MAn内には第1図(A)で示したような
くさび状パターンTPが形成されているが、より具体的
には第4図に示すように配置される。第4図のように、
第1図(A)と同様のくさび状パターンTPa、TPb
、TPcの3本(それ以上でもよい)がX方向に一定の
ピッチで形成され、その横に線幅LDでX方向に伸びた
ライン・アンド・スペース状の直線パターンLPa、L
Pb、LPcがX方向に一定ピッチで形成されている。
この直線パターンLPa、1..Pb、1、I−PCは
、くさび状パターンのレジスト像の長さと線幅との関係
をはじめに特定する際に必要なだけで、−度その関係が
わかってしまえば、以後はレジスト層のくさび状パター
ンの長さのみで線幅が特定できる。
尚、ライン・アンド・スペース状の直線パターン群(L
PaSLPb、LPc)は、少しずつ線幅を変えたもの
の複数をともにマーク領域MAn内に設けておいてもよ
い。
また各パターンTPa、TPb、TPc、LPa、LP
b、LPcは透明部に遮光量として形成されているが、
マーク領域MAn内全体を遮光層にし、その内に上記各
パターンを透明部で形成するようにしてもよい。
さらに、くさび状パターンTPa、TPb、TPcは、
第5図(A)に示すような対称的なくさび部分をもつ測
定用パターンTPにかえてもよい。
このパターンTPを中心(最も線幅の太い部分の中心)
でX方向に2分すると、その一方が丁度第1図(A)に
示したくさび状パターンTPになる。
この場合、レジスト層に形成されるレジストパターンI
Rは第5図(B)に示すように、極めて偏平なひし形に
なる。
そこでこのテストレチクルRをステッパーに装着してレ
チクルアライメントを行ない、ポジレジストを塗布した
ベアシリコンのウェハWをウェハステージST上に載置
する。そしてステッパーの主制御系8に記載されている
ショット配列のデータに基づいて、テストレチクルRの
パターン領域PAの投影像を、ウェハW上にステップア
ンドリピート方式で順次露光していく。このとき、例え
ば第6図に示すように、各ショット領域毎にわずかずつ
露光条件を変えていく。第6図は、横に7列、縦に8列
の計56個のショット配列を示し、横(X)方向の7個
の各ショットについては露光量を少しずつ変えるように
し、縦(y)方向の8個の各ショットについてはフォー
カス位置を少しずつ変えるようにする。露光量は、シャ
ッターコントローラ6に予め設定されている適正光量に
対応したシャッター3の開時間をオフセyト0とし、そ
の前後に例えば10m5ecずつオフセットを与えるよ
うにして変化させる。従って第6図の場合、露光量オフ
セットが零のところで、例えば露光時間(シャッター3
の開時間)が250m5ecであるものとすると、56
個のショットのうち、X方向に並んだ7個のショットは
、それぞれ220.230.240.250,260.
270.280m5ecの露光時間で焼き付けが行われ
る。
一方、フォーカス位置については、ここでは8段階にフ
ォーカス位置を光軸方向に、例えば0.25μmずつ変
化させる。第6図でフォーカス・オフセットが零のとき
は、ステッパーのAFセンサーからのフォーカス信号が
合焦を表わし、この合焦点にウェハ表面が一致するよう
にオートフォーカスが実行され、フォーカス・オフセッ
トが1段(±1)分だけ主制御系8からAFユニット9
に設定されると、本来の合焦点から±0.25μm(こ
こで符号の負はウェハ面が投影レンズPLに近づく方向
)だけずれてフォーカス設定される。
尚、第6図中の各ショット領域に記入された符号Lll
、L12、・・・Le?は、レジストパターンIRの長
さを表わす。
以上の動作によって露光されたウェハWは、所定の現像
を行なった後、再びステッパーへ搬送され、ウェハステ
ージST上にプリアライメントされて載置される。そし
て、ステッパーのウェハアライメント系11からのスリ
ット状のスポット光によって、各ショット領域の例えば
中心部に形成されたくさび状のレジストパターンIRを
長手方向に相対走査する。この様子を第7図に模式的に
示す。第7図(A)では、第5図に示すようなひし形の
パターンTPの複数をX方向に所定ピッチで配列したも
のを露光した場合を示し、スリット状のスポット光SP
はX方向に伸びて、相対的にX方向に走査される。レジ
ストパターンIRa、IRb、IRc、lRdはX方向
に細長い偏平なひし形であり、スポット光SPの相対走
査により、ウェハアライメント系11の受光素子11f
の光電信号は第7図(B)のような波形となる。信号処
理系12は、この信号波形を適当なスライスレベルで切
って、レジストパターンI Ra−I Rdの平均的な
長さLnmを計測する。
本実施例では、この長さLnmの変化は、そのショッH
1域の露光条件、特に最適フォーカス条件のもとで露光
量条件を変えたときにレジスト層に焼き付けられる直線
パターン(LPa、LPb、LPc等)の線幅LDの変
化と線形な関係になっている。
尚、直線パターンLPa、LPb、、LPcのレジスト
パターンの線幅は、別の走査型電子顕微鏡(SEM)等
を用いたEB測長機により各シミツト領域毎に1/10
0μm程度の分解能で実測しテアリ、この線幅の実測値
LDとレジストパターンIRのウェハアライメント系1
1を用いた寸法計測値Lnmとの線形関係の比例定数等
は予め求められている。
従ってレジストパターンIRの長さLnmを計るだけで
、その時の露光量条件(フォーカス条件は一定)のもと
でレジスト層に形成される直線パターンの線幅がどれぐ
らいになるのかが直ちにわかる。逆に、テストレチクル
Rに形成されたひし形のパターンTPO長さがわかって
いる場合、投影レンズPLの縮小倍率は115又は1/
10の一定値であることから、レジスト層に形成される
べきレジストパターンIRの長さLnmも一義的に推定
される。従ってその推定値から異なる長さLnmが計測
されたときは、線形関係の定数から、露光量条件の変化
を知ることもできる。
さて、第8図は、上記線形関係を説明する図で、第8図
(A)は直線J3に沿って傾いたテーパを有する通常の
くさび状パターンT P oを示し、これに対し、第8
図(B)は同一の全長で漸近線J、に沿って線幅変化率
を非線形にしたくさび状パターンTPを示し、第8図は
(C)は、2つのくさび状パターンTP、 、TPの夫
々のレジストパターンの長さLnmと、そのときに再現
されるある直線パターンの線幅LDとの変化の関係を、
定のフォーカス条件のもとで実験的により求めたグラフ
である。第8図(C)の特性Vaは第8図(A)の場合
であり、パターン長さLnmと線幅LDの線形性が、パ
ターン長Lnmかに2よりも大きいところで失われてい
る。これに対し、第8図(B)の場合は特性vbのよう
にパターン長さLnmかに、〜に、のほぼ全域で線形性
がよく保存されている。
この第8図(C)において、パターン長さLnmかに1
のときは、いずれのパターンTP、、TPにおいても、
くさび部の最も太い部分のみが残り、先端部の方は全く
レジストパターンとして形成されない。これは露光量が
過大のときに生じる。
この状態のときは当然、直線状パターンの線幅LDは、
本来の値(最適線幅)からかなり細くなってしまう。ま
たパターン長さLnmかに3のときは、露光量が適正値
よりもわずかに少ない場合に相当し、くさび状のパター
ンTP、 、、TP、の各先端に近い部分までレジスト
パターンとして再現されるが、適正露光量よりも少なく
なるに従って、特性Vaにおいては直線パターンの露光
量不足による線幅の太りとなって現われる。これは、2
つのパターンTP、、TPの先端部の最も線幅の小さい
(例えば投影レンズの解像限界に近い値)微小矩形パタ
ーン(第1図(A)のPa)の各線幅を同一にした場合
であっても、その長さが異なると、この微小矩形パター
ンのレジスト像を再現しておくのに必要な露光量がわず
かに異なるといった現象に起因している。
以上のことからも明らかなように、パターンTP0のよ
うな通常のくさび状(又はひし形状)のパターンを投影
露光する限り、最適露光量近傍におけるパターン長さL
nmと線幅LDの関係は非線形になってしまい、パター
ン長さLnmの変化から線幅LDの変化を知るには、特
性Vaのようなカーブとなる関係を予め求めるといった
作業が必要である。本実施例では特性Vaのような非線
形のものを、特性vbのような線形関係に補正するよう
に、くさび状の部分の線幅変化率を非線形にしたのであ
る。
尚、第8図(C)の特性Va、vbは、くさび状パター
ンTP、TP0等が遮光部でポジレジストを使ったとき
のものであって、パターンTP、TP、が透明部になっ
たり、レジストがネガになったときには、特性の全体的
な傾向は異なる。
ただし、パターンT P oの場合にパターン長さしn
mと線幅LDとの変化が非線形になる点は全く同様に生
じる。例えば第8図(A)、又は第5図(A)のパター
ンを透明部にして、ポジレジストに露光すると、くさび
状(ひし形状)の感光部分は現像時に除去されて凹部と
なり、その周囲の未露光部がレジスト層の段差エツジと
して残る。このときはレジスト層の中で凹部となったく
さび状パターンの長さLnmを計測することになるが、
パターン長さLnmの変化と露光量の関係は先の場合と
は逆の傾向になる。また、レジスト層の下地をアルミニ
ウム、PSG等に変えて同様に露光しても、最適フォー
カス条件のもとでは、パターン長さLnmと線幅LDの
関係は線形性を保つことも確認した。
さらに第8図(C)の特性vbは、フォーカス条件が変
わると線幅が大きくなる方向へ一様に平行移動する傾向
をもつ。
以上、本実施例によれば、第3図に示した9ケ所のマー
ク領域MAnの夫々で、レジストパターンIHの長さL
nmをスポット光SPで走査して計測することによって
9.1つのショット領域内の9ケ所の夫々における解像
力を検査でき、このことから像面湾曲を像面傾斜をステ
ッパーが自動計測することもできる。この場合、ショッ
ト領域内の9ケ所の夫々でフォーカスオフセット量とレ
ジストパターンIRの長さLnmの変化との関係を、最
適露光量のもとで調べる必要がある。
策l夏尖施桝 次に、第1図(B)、(C)で説明したように、2重露
光法によって、くさび状(モアレ状)のレジストパター
ンIRを形成する場合について詳述する。
第1図(C)に示したような屈曲した直線パターンTP
、 、TP、は、実際にEB描画露光装置で作成すると
き、第9図のように周辺が微小段差をともなって描画さ
れる。第9図では、パターンTP、のみを示し、線幅の
中心を通る線は、位RXs 、Xsで逆S字状で屈曲し
ている。ここで屈曲の角度はθo/2からθ、/2へ変
化するように定められ、パターンTP、の中央部はX軸
に対してθ。/2(例えばθ。は3°程度)だけ傾いて
いる。このようなパターンTP、  (TPりをレジス
ト層に露光すると、エツジ部分の微小段差は解像限界以
下なので、はぼなめらかに連続した直線状の潜像となっ
て形成される。尚、パターンTP、についても同様で、
パターンT P +の中心点Ocを通りX軸と平行な線
分に対して線対称の形状に作られる。このような2つの
パターンTPI、TP2は、テストレチクルRの各マー
ク領域MAn内に例えば第10図に示すように配列され
る。パターンTP、は第10図では遮光部として複数本
をX方向に配列したパターン群にしたものであり、パタ
ーンTP、も複数本をX方向に配列したパターン群にし
たものである。またマーク領域MAnには、第4図で示
したのと同様に、ライン・アンド・スペース状の直線パ
ターンLPも形成される。そして2つのパターン群TP
+ とTP、はレチクル上でX方向にXPだけ離れてい
る。
さて、このようなテストレチクルRを用いるときは、ウ
ェハW上の各ショット領域にステップアンドリピート方
式で1回目の露光を行ない、その後、2回目の露光時に
は、各ショット領域毎のウェハステージSTのステッピ
ング位置がウエノ\上でm−Xp(mは投影レンズの縮
小率)だけシフトするように、各ショット領域毎に1回
目と同じ露光条件で順次ステップアンドリピート方式で
2重露光を行なう。
あるいは、1回目の露光時のテストレチクルRの位置を
、2回目の露光時に正確にXPだけX方向に平行移動さ
せ、ウェハステージSTのステッピング位置は1回目、
2回目の各露光時とも同一にしてお(。
以上の2重露光の後、ウェハを現像すると、先の第7図
(A)で示したのと同様のレジストパターンIRの複数
本が形成される。
従って、ステッパーのウェハアライメント系11を用い
て、レジストパターンIRの長さLnmを全く同様に計
測することができる。
また、2重露光方式は2枚のテストレチクル(又はデバ
イスレチクル)にパターン群TP、とTP、を別々に設
けておき、1回目の露光と2回目の露光とでレチクル交
換を行なってもよい。
本実施例のように2重露光を行なってくさび状(又はモ
アレ状)のレジストパターンIRを形成すると、先端の
頂角部分は極めて細い線幅のところまで解像可能となり
、その値は投影レンズPLの解像力を上回わる。これは
レチクルに形成するパターンの線幅がいくら細くなった
としても、解像限界は投影レンズの特性で決まるのに対
し、2重露光方式では、2つの交差するエツジで規定さ
れるくさび部の先端の線幅はレジスト層のみ(又は現像
条件)の解像特性で決まるためである。レジスト層自体
の解像力は極めて高く、現像条件をベストなものにして
おけば、投影レンズの解像力(例えば0.8μm)の2
倍(例えば0.4μm)以上を容易に確保できる。
本実施例でも、最適フォーカス条件近傍で露光量を変え
ても、レジストパターンIRの長さLnmと線幅LDと
は線形関係を保ち、下地を変えても同様の効果が得られ
た。
策l■災施桝 上記2重露光方式によってくさび状(又はモアレ状)の
レジストパターンを形成する場合、複数の直線パターン
からなる直線状パターン群TP、、TP、のライン・ア
ンド・スペースの明部と暗部の線幅比率を1:1以外の
値、例えば明部の線幅の方を暗部の線幅よりも大きくす
ると、最適露光条件の付近でレジストパターンIRの長
さLnmと線幅LDとの変化率をほぼ一定にすることが
できる。このことを第11図を参照して説明する。
第11図(A)は、パターン群TP、 、TP、のライ
ン・アンド・スペースの比率が1:1、あるいは相対的
に暗部の線幅の方が大きい場合を示し、代表して1本の
直線パターンTP+ 、TPz  (線幅2+)のみを
示す。第11図(B)は、パターン群TP、 、TP、
の明部と暗部のピッチは第11図(A)と同じにしてお
き、暗部の線幅12を明部の線幅の1/2程度にした様
子を示す。この場合直線状パターンTP、 、TP、は
第9図のように形状補正しな(でもよい。この場合、2
つのパターン群TP、 、TP、の2重露光によりウェ
ハ上にできるレジストパターンIRは、レチクル上の線
幅がffi+から12へと小さくなっているため、当然
、その長さLnmも幾何学的な計算上で2・ΔXだけ短
くなる。
そこで、このような細いパターン群TP、 、TP2と
、デユーティが1:1のライン・アンド・スペースパタ
ーンLPとを第6図のようにして2重露光し、得られた
モアレ状のレジストパターンIRの長さLnmをステッ
パーのアライメント系を使って計測し、SEM方式のE
B測長機でライン・アンド・スペースパターン(L/S
パターン)LPのレジスト像のライン部(レジスト層に
よる凸部)とスペース部の各線幅と、その比率を求めた
この際、EB測長機で実測したL/SパターンLPのレ
ジスト像の線幅比率が1:1になったときを、線幅の再
現が最適であったもの(最適線幅)とすると、レジスト
パターンIRの長さLnmと線幅LDとの関係は、第1
1図(C)中の特性Vcのようになる。同図中の特性V
aは第11図(A)の場合における同様の関係を示し、
特性Vcは特性Vaを線幅値LDが大きくなる方向へ平
行にシフトさせた状態となる。尚、先の実施例で説明し
た非線形性はここでは補正していない。
また先の第8図(C)の場合と同様に、第11図(C)
における線幅LDは、2重露光するパターン群TP+、
TPzのレジストパターン、そのものの線幅に限られる
ものではなく、レチクル上の任意の線幅のパターンのレ
ジスト像の線幅として考えても全く同じある。さらに最
適線幅とは、レチクル上に設けた任意のラインパターン
(線幅は設計上子めわかっている)を露光したときに、
レジスト像として形成されたそのラインパターンの線幅
が設計上の値に最も近くなった状態と考えてもよい。
さて、ここでL/SパターンLPのレジスト像の線幅比
率が、最適フォーカス条件の付近で1:1(最適線幅)
に解像する露光量付近では、第11図(C)の特性Vc
に示すように、その前後のパターン長さLnmの広い範
囲に渡って、線幅LDと長さLnmの線形関係が保たれ
ることがわかる。今までの特性Vaでは、最適線幅が得
られる前後の範囲のうち、特に線幅LDが最適値よりも
太くなる方向については、すぐに線形範囲を超えて非線
形域になってしまう。従って特性Vcが得られるように
、パターン群TP、、TP2の形状(デユーティ)を補
正しておくと、最適線幅が得られる前後において線幅L
Dと長さLnmの線形関係を広く取ることができる。こ
のことは、レジスト層の下地を変えても同様に保たれる
土坐血夏実施貫 以上の各実施例では、レジストパターンIRの長さ計測
を、ステッパーのTTL方式のウェハアライメント系1
1からのスポット光SPを使って実行するものとしたが
、その他、ステッパーの投影レンズに近接して設けられ
たoff−Axis方式のウェハ顕微鏡とテレビカメラ
(CCD撮像素子)を使ってもよいし、あるいはレチク
ルRの透明窓を介してウェハ上の局所領域内のマークを
検出するTTR(スルーザレチクル)方式のアライメン
ト系を用いてもよい。
また、レジスト層に形成された測定用パターンは、現像
工程を通して食刻するものとしたが、現像を行なわずに
、露光されたパターンの潜像を光電的に検出してもよい
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、測定用パターンのレジスト像の
くさび部分(又はモアレ状)の長さ寸法Lnmと、レジ
ストに形成された線状パターンの線幅LDとの関係を、
露光条件の広い範囲に渡って線形に保つことが可能であ
るため、長さ寸法Lnmと線幅LDとの関係式が容易に
作成でき、そのため計測処理速度も速くなり、同時に、
近位に起因する誤差も小さく押えられるといった効果が
得られる。
さらに、線形関係が広い範囲で保たれることから、露光
装置の各種精度や投影光学系の光学特性を、露光装置が
備えているアライメント系のセンサーを用いて容易に、
しかも精度よく検査することができ、露光装置のオート
セットアツプ、セルフチエツクを無人で実行することも
可能となる。
〔主要部分の符号の説明〕
TP、、TP、 、TP2、TPa、TPb、TPc・
・・・・・測定用パターン、 R・・・・・・レチクル、 W・・・・・・ウェハ、 IR,IRa、IRb、IRcS IRd・・・・・・
レジストパターン、 Lnm・・・・・・レジストパターン長さ、θ。、θ、
・・・・・・交差角度。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透過部もしくは遮へい部により所定の長手方向に
    細長く形成され、徐々に幅が狭くなるほぼくさび状の部
    分を含む測定用パターンをマスクに設け、該測定用パタ
    ーンを感光基板のレジスト層に所定の露光条件のもとで
    露光し、該レジスト層に形成された測定用パターンの寸
    法を計測して、前記レジスト層に露光されるマスクパタ
    ーンの線幅を特定する際、前記測定用パターンのほぼく
    さび状の部分を、前記長手方向の位置に関して非線形な
    幅変化率の関係をもつ形状にしたことを特徴とする測定
    用パターンの形成方法。
  2. (2)マスク上に透過部、もしくは遮へい部で形成され
    た第1の直線状パターンと第2の直線状パターンとを、
    所定の鋭角で交わるように感光基板のレジスト層に所定
    の露光条件のもとで2重露光し、該レジスト層に形成さ
    れたほぼくさび状の部分を含む測定用レジストパターン
    の寸法を計測して、前記レジスト層に露光されるマスク
    パターンの線幅を特定する際、前記測定用レジストパタ
    ーンのほぼくさび状の部分の理想的な形状が、該くさび
    の長手方向の位置に関して非線形な幅変化率の関係とな
    るように、前記第1、もしくは第2の直線状パターンの
    一部を微小量変形させたことを特徴とする測定用パター
    ンの形成方法。
JP63196341A 1988-08-06 1988-08-06 測定用パターンの形成方法 Pending JPH0246462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63196341A JPH0246462A (ja) 1988-08-06 1988-08-06 測定用パターンの形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63196341A JPH0246462A (ja) 1988-08-06 1988-08-06 測定用パターンの形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0246462A true JPH0246462A (ja) 1990-02-15

Family

ID=16356222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63196341A Pending JPH0246462A (ja) 1988-08-06 1988-08-06 測定用パターンの形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0246462A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5044750A (en) * 1990-08-13 1991-09-03 National Semiconductor Corporation Method for checking lithography critical dimensions
KR100425903B1 (ko) * 1995-01-31 2005-02-02 소니 가부시끼 가이샤 포토마스크에있어서의패턴형상평가방법,포토마스크,포토마스크의제작방법,포토마스크의패턴형성방법,및노광방법
JP2010206093A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Dainippon Printing Co Ltd パターン形成体の製造方法、パターン形成体、および凸状パターン形成体の製造方法、凸状パターン形成体
JP2016014810A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 富士通セミコンダクター株式会社 レチクル及びその検査方法
KR20180125045A (ko) * 2009-03-03 2018-11-21 가부시키가이샤 니콘 플레어 계측용 마스크, 플레어 계측 방법, 및 노광 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5044750A (en) * 1990-08-13 1991-09-03 National Semiconductor Corporation Method for checking lithography critical dimensions
KR100425903B1 (ko) * 1995-01-31 2005-02-02 소니 가부시끼 가이샤 포토마스크에있어서의패턴형상평가방법,포토마스크,포토마스크의제작방법,포토마스크의패턴형성방법,및노광방법
KR20180125045A (ko) * 2009-03-03 2018-11-21 가부시키가이샤 니콘 플레어 계측용 마스크, 플레어 계측 방법, 및 노광 방법
JP2010206093A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Dainippon Printing Co Ltd パターン形成体の製造方法、パターン形成体、および凸状パターン形成体の製造方法、凸状パターン形成体
JP2016014810A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 富士通セミコンダクター株式会社 レチクル及びその検査方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908656A (en) Method of dimension measurement for a pattern formed by exposure apparatus, and method for setting exposure conditions and for inspecting exposure precision
US6296977B1 (en) Method for the measurement of aberration of optical projection system
JP3265668B2 (ja) ベストフォーカス位置の算出方法
US6706456B2 (en) Method of determining exposure conditions, exposure method, device manufacturing method, and storage medium
US5483056A (en) Method of projecting exposure with a focus detection mechanism for detecting first and second amounts of defocus
US6613483B2 (en) Mask for measuring optical aberration and method of measuring optical aberration
US6850327B2 (en) Inspection method and apparatus for projection optical systems
KR20080059572A (ko) 광학 특성 계측 방법, 노광 방법 및 디바이스 제조 방법,그리고 검사 장치 및 계측 방법
JP3211491B2 (ja) 投影露光装置及びそれを用いた半導体製造方法並びに装置
JPWO2002091440A1 (ja) 光学特性計測方法、露光方法及びデバイス製造方法
KR20120092662A (ko) 광학 특성 계측 방법, 노광 방법 및 디바이스 제조 방법
JP4692862B2 (ja) 検査装置、該検査装置を備えた露光装置、およびマイクロデバイスの製造方法
US5666205A (en) Measuring method and exposure apparatus
US6344896B1 (en) Method and apparatus for measuring positional shift/distortion by aberration
JPS5994032A (ja) 投影露光装置
JP3488428B2 (ja) マスク表面上のパターン構造の位置測定方法
JPH118194A (ja) 露光条件測定方法、投影光学系の評価方法及びリソグラフィシステム
JP5084432B2 (ja) 露光方法、露光装置およびデバイス製造方法
JP3230094B2 (ja) 投影光学系の光学特性測定方法、光学特性測定装置、露光方法及びマスク
JPH0246462A (ja) 測定用パターンの形成方法
JP2712330B2 (ja) 露光条件測定方法
JP2696962B2 (ja) 線幅測定方法及び該方法を用いた露光装置の検査方法
JP4180678B2 (ja) 露光方法
JP2003178968A (ja) 収差計測方法及び投影露光装置
US20040027553A1 (en) Method for the characterization of an illumination source in an exposure apparatus