JPH0245602Y2 - - Google Patents

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JPH0245602Y2
JPH0245602Y2 JP17374584U JP17374584U JPH0245602Y2 JP H0245602 Y2 JPH0245602 Y2 JP H0245602Y2 JP 17374584 U JP17374584 U JP 17374584U JP 17374584 U JP17374584 U JP 17374584U JP H0245602 Y2 JPH0245602 Y2 JP H0245602Y2
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JP
Japan
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water
evaporation
water supply
supply means
evaporation chamber
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JP17374584U
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JPS6189602U (ja
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Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、美容、理容において顔などに吹き付
ける水蒸気の発生器に関するものである。
(従来技術) 近年、美容において、顔面に水蒸気を当てなが
らバキユーム吸引やブラツシングが行なわれてい
る。又、理容においても、髭そりに必要な湿りと
温度を与えるために、顔に水蒸気を当てることが
行なわれている。
これらに使用される水蒸気は、従来、予め容器
内に入れた水をヒータで加熱し、沸騰させて得て
いた。従つて、加熱を始めて沸騰するまでの準備
時間が30分以上も必要であつた。
これに対し、本考案者等は、先に、瞬間蒸発方
式を採用して準備時間を大幅に短縮するようにし
た水蒸気発生器を提案した(実願昭58−163956号
参照)。これを第1図及び第2図に示す。
第1図において、1は熱伝導性の金属からなる
蒸発構体であり、内部に蒸発室、その蒸発室に水
を導入する導入口2、蒸発した水蒸気を排出する
排出口3を備えている。又下部にはパイプヒータ
4を装着する複数の孔(ここでは3個)が設けら
れている。5は蒸発構体1の側面に取付けられた
温度制御用のサーミスタである。
さらに第2図において、6は水タンク、7は電
磁弁、8は水量を制限するために先端に0.6mmφ
の孔を有する給水口、9は給水口8から蒸発構体
1の蒸発室10の底面10aまで延びた導水細管
で、内径が2mmφの耐熱性シリコンチユーブであ
る。蒸発室10の底面10aは、その一端に供給
された水が他端へ向かつて流れるように傾斜させ
ている。蒸発構体1は、水の導入口2や蒸気の排
出口3を有する上半分と、ヒータ4を装着する下
半分とをそれぞれ別箇に製作し、その両者を圧入
により固着している。
11は、蒸発構体1及びヒータ4を取り囲む断
熱性の外被で、エポキシ系樹脂の板及び円筒から
なつている。12は蒸発構体1を外被11から浮
かせるための耐熱性のゴムからなるOリングであ
る。13は給水口8と導入口2をつなくチユー
ブ、14は排出口3と蒸気吹出ノズル(図示せ
ず)をつなぐ水蒸気導通管である。
以上の構成において、水蒸気を発生させる場合
は、まず、ヒータ4に電源を接続すると、約1分
程度で蒸発構体1が180℃になり、この温度を検
知したサーミスタ5の信号により電磁弁7が作動
し、給水口8から水が供給される。この場合、給
水口8の孔が0.6mmφと小さいため少量ずつの水
が連続して供給され、導水細管9を通つて蒸発室
10の底面10aに導かれる。底面10aに達し
た水は、底面10aが傾斜しているため、下方に
向かつて流れ、その間に高温の蒸発構体1により
加熱され、蒸発し、その水蒸気は排出口3を経
て、図示しない吹出ノズルから噴出される。
このように、蒸発室に少量ずつの水を連続的に
供給し、これを順次瞬間蒸発させる構成を採用す
ることにより、準備時間を著しく短縮するととも
に、コンパクトな構造で効率のよい蒸発を行なう
ことができる。
ところで、蒸発構体の蒸発速度に対応する水を
連続的に供給するために、給水部の一部に一定の
細い径の水の通過孔(以下細孔という)を設ける
必要がある。第2図の従来例では給水口8に設け
た0.6mmφの孔がこれに該当する。一方、水には
通常微細な塵埃が混入しているので、水蒸気発生
器をある期間使用していると塵埃が細孔に溜つて
水の通過が阻害され、所要の水量が供給できなく
なる。そこで除塵の必要が生じる。
(考案の目的) 本考案は、上記従来例をさらに改良したもの
で、除塵器を有する水供給手段を備えた水蒸気発
生器を提供するものである。以下、図面により実
施例を詳細に説明する。
(実施例) 第3図は、本考案の一実施例を示したものであ
り、21は内部に蒸発室22を有する蒸発構体、
23は蒸発構体21を内包する断熱性の外被で、
蒸発室22の底面22aを傾斜させるために、本
実施例ではこれら全体を角度θ、例えば5゜程度傾
けて設置してある。24は黄銅製パイプからなる
導水細管、25は細孔、26は電磁弁、27は水
タンクを受けるタンク受けであり、図示しないカ
ートリツジ式の水タンクを倒立させて装着し、突
起27aで水タンクの蓋を持ち上げてタンク内の
水と大気圧のバランスをとることにより、タンク
受け27の水位を略突起27aの先端付近に制御
するようになつている。
28はタンク受け27内に設置し水中の塵埃を
除去するための除塵器で、水中に没した位置にあ
る金網29で除塵された水が細孔25を経て蒸発
室22に供給される。単に水をろ過する機能のみ
を考慮して、第4図に示したようにタンク受け2
7における電磁弁への水供給口を覆うような金網
30を有する除塵器31を設けた場合、蒸発室か
ら細孔を通つて逆流した気泡32が金網30を抜
けずに金網の下にたまり、その結果、水の供給が
止まつてしまうという不都合が生じる。従つて本
実施例では、気泡が抜け易いように開口した突出
部33を設け、さらにこの部分から塵埃が入らな
いように水面より上方に第2の金網34を設けて
いる。
本実施例によれば、金網29でろ過された水は
除塵されているから細孔25に塵埃が溜ることが
なく、また、逆流した気泡が容易に抜けるので水
の流れを阻害することもなく、従つて一定量の水
を蒸発室に安定的に連続供給することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、他の特
性を阻害することのない除塵器を設けて塵埃を除
去するので、細孔はその所定の径を保持し、従つ
て供給水量が常に一定となり、所要の水蒸気を長
期にわたつて安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、瞬間蒸発方式の従来例の
構成を示す図、第3図は、本考案の一実施例の断
面図、第4図は、試作除塵器の断面図である。 21……蒸発構体、22……蒸発室、23……
外被、24……導水細管、25……細孔、27…
…タンク受け、28……除塵器、29,34……
金網、33……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少量ずつの水を連続的に供給する水供給手段
    と、該水供給手段からの水を導入する導入口、導
    入した水を順次加熱、蒸発させる蒸発室及び蒸発
    した水蒸気を排出する排出口を有する熱伝導性の
    蒸発構体と、該蒸発構体を加熱するヒータと、前
    記蒸発構体及びヒータを取り囲む断熱性の外被と
    を備え、前記水供給手段は、カートリツジ式水タ
    ンクを装着するタンク受けに、前記蒸発室に供給
    する水をろ過するための除塵器を有し、該除塵器
    は、前記タンク受け内の水中に没した位置の側面
    で水をろ過するろ材と、前記蒸発室から逆流した
    気泡を抜くための開口した突出部を具備してなる
    ことを特徴とする水蒸気発生器。
JP17374584U 1984-11-17 1984-11-17 Expired JPH0245602Y2 (ja)

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JP17374584U JPH0245602Y2 (ja) 1984-11-17 1984-11-17

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JP17374584U JPH0245602Y2 (ja) 1984-11-17 1984-11-17

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JPS6189602U JPS6189602U (ja) 1986-06-11
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JPS6189602U (ja) 1986-06-11

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