JPH0245231A - 車輛シートの案内用スライドのロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、その並進運動がＪ節可能である自動車輌等の
シート、特に、２つのドアーを有する自動車輌の前シー
トに関する。

従来の技術 実際上、これ等の前シートでは、並進運動を調節する装
置は、ダツシュボードから所望の距離にシートを設置す
るのを使用者に許容して使用者の快適さを保証するのに
使用されるだけではなく、背もたれが下方へ旋回された
後に車輌の後部において利用可能な空間を増大するため
にも使用される。

車輌の後部への近接を可能にするためにシートを離れる
毎にシートを再度調節せねばならないことは、使用者、
例えば車輌の運転壱にとって極めて不便である。メモリ
ーとして作用しシートの位置を位置決めする装置を、ス
ライドが所望の位置に固定されるのを可能にするロック
装置に隣接するシート案内用スライドに設けることが提
案された。しかしながら、公知の位置決め装置は、一般
に複雑である上に、組立体が大きく屡々禁止的な寸法を
有する程にスライドの外側のロック装置に付加される。

発明の要約 本発明の目的は、シートがその１ｌｆｆｉ位置に固定さ
れると共に、この位置が一時的変位の後に再配置される
ことの双方を可能にする顎間を提供することによってこ
れ等の欠点を克服することである。

従って、本発明は、内部要素を少なくとも部分的に包囲
するほぼＵ形の外部要素と、外部要素の孔ないしノツチ
と協働するロック用ボルトとを備え、該ボルトが、外部
要素の内部に摺動可能に装着され、それを旋回させるピ
ンによって内部要素に結合され、該ピンが、ボルトを作
ａする位置と調節位置にロックされたボルトを分離する
位置との門で、該ＳＩｍ位置からまた該：１節位置への
内部要素と外部要素との一時的な相対的変位を可能にす
る様に、これ等の二部材に対して軸方向へ変位可能であ
る車輌のシート等の案内用スライドのロック装置に関す
る。

該装置では、ボルトは、スライドの二要素を相互に対し
て固定する部材として、また選択されたｖＡ節位置が前
方へのシートの一時的な変位後に再配置されるのを可能
にするメモリーとしての双方に作用する。従、って、該
装置は、極めて少数の部品を備え、更に、スライドの内
部に完全に収容される。

好適実施例によると、作動用ピンは、ボルトの孔に相補
状の非円形横断面を有し、内部要素の貫通する通路の円
形横噺面の内側に内接する。

更に、ボルトの旋回を生じさせるピンは、ボルトに向っ
て弾力的に押し戻され、その回転および軸方向変位を生
じざＵる装置に結合される。

非制限的な例として与えられ添付図面に示される実施例
の下記の説明は、本発明の利点および特徴を更に一層明
らかに例示する。

実施例 第１図にポリ車輌シートの案内用スライドは、はぼＵ形
の外部要素の相対的な軸方向変位を可能にする様に内部
要素２と協働する前記外部要素を通常の態様で備えてい
る。

図示の実施例では、外部要素１の腕３．４は、相互に向
って開放する２つの艮手力向内部溝５゜６を夫々画定す
る様にそれ等の端部において彎曲している。同様に、内
部要素２は、ボール１０を収容するために外部要素１の
溝５，６と協Ｉ！ｌする長手方向外部溝７．８を夫々形
成する様に湾曲する外部側壁を有している。

これ等の要素の１つ、例えば外部要素１は、車輌の床に
固定され、一方、他の１つの内部要素２は、車輌のシー
トに一体である。この後者の場合には、内部要素２は、
好ましくは管状断面を有し、シートのベース補強チュー
ブの変形によって直接に作られる。

外部要素１は、更に２つの対向するスロット１１．１２
をその２つの対向側壁３．４に夫々有し、ロック部材１
４は、スロット１１．１２内にＭ動可能に装着される。

ロック部材ないしボルト１４は、一端から他端へ細くな
り、その最も細い端部に外部要素１の壁４に形成される
ノツチないし孔１８（第２図）と協働する側部歯１６を
有する平坦な全体的形状を備える綱長い要素である。ボ
ルト１４は、傾斜したランプ２２によってその平坦な主
要部分２４に結合されるボス２０を、これ等の歯１６に
直角に有している。また、ボス２０　にりも高い第２ボ
ス２６は、ボルト１４の反対側の端部に設けられるが、
ボルトの反″対側へ突出し、平坦な部分２４を結合する
傾斜した部分は、孔２８を有している（第６図）。

ロック部材１４の孔２８は、第５図に詳細に小す様に、
２つの円筒面部分３０によって分離される２つの対向す
る平坦面２９によって画定される。

眼孔には、孔２８の形状に相補状の形状の断面を有する
作動用ピン３２の端部が係合する。

ピン３２は、ボルト１４を貫通するだけではなく内部要
素２をも貫通するのに充分に長く、装着されたブツシュ
により、または好ましくは流れ穿孔（ｆｌｏｗ　ｄｒｉ
ｌｌｉｎＱ　）により、チューブ２に形成される円形断
面の軸受によって要素２の内部を案内される。

ピン３２は、螺旋ばね３８の一端が当接するカラー３６
を該内部要素２の外側に有し、該ばねの他端は、図面を
複雑にしないために図示しないシートの固定部材に対し
て押圧される。

同様に、ピン３２は、ボルト１４に対するその反対側の
端部で操作装置に結合され、該操作装置は、任意の好適
な型式のものでもよく、この理由のために図示しない。

該操作＠置は、ピン３２がそれ自体のまわりに旋回され
るのを可能にし、従ってボルト１４が外部詮索１の内側
で旋回されるのを可能にする部材を右している。従って
、この旋回運動の際、ボルト１４は、歯１６が外部要素
１の孔１８に強く係合する第２図に示されるロック位置
から歯１６が孔１８から解放されて、ロック部材１４が
外部要素１の内側を摺動する様に解放される第３図に示
す様なアンロック位置へ移行する。

ピン３２の横断面が軸受３４によって画定される通路の
円形横断面の内側に内接しているため、該ピンの回転は
、内部要素２の位置を変化させない。他方、ボルト１４
が解放されているため、内部型ｆｉ２と一体のシートは
、外部要素１の内側の。

該内部要素の摺動をボール１０上で生じさせる様に押圧
可能である。この並進変位は、外部要素１の内側を摺動
するボルト１４と共に勿論ピン３２の移動をも生じさせ
る。従って、４体のロック装設は、シートが所望のＩＩ
節位置に達するまで、シートと共に移動する。この時点
では、反対方向へのピン３２の旋回は、ロック位ｉぐ即
ち第４図に示す様に孔１８内の歯１６によりボルト１４
を再設置する。

従って、シートの使用者は、ダツシュボードに対してシ
ートを移動可能であり、使用者に最も快適な距離にシー
トを位置決め可能である。

また、ピン３２を操作する装置は、ボルト１４および軸
受３４に対して該ピンを軸方向へ変位する装置を有して
いる。この軸方向変位は、ピン３２の端部がボルト１４
の孔２８から解放され従ってこれ等の二部材を独立にす
ることを可能にする。

この時点では、シートおよび内部要素２の並進運動は、
ピン３２を上述の様に移動させるが、ボルト１４に影響
を与えず、ボルト１４は、ロック位置、利１ら、使用者
によって前に選ばれた調節位置のままである。

従って、シート、即ち内部要素２は、ボルト１４が変位
されることなく後部における近接のために最大空間を解
放する様にスライドの前端へ押圧可能である。他方、こ
の近接空間がち早や必要でなく、シートがボルト１４の
近くへ漬方に押されるとき、ばね３８によって押戻され
るピン３２は、ボス２ｏによって画定される空所に貫入
し、ボルト１４のランプ２２に接触する様になり、ラン
プ２２は、ピン３２を案内して該ボルトに対してピン３
２を心出しする。移動を継続すると、ピン３２は、ボル
ト１４の中央部分２４上を摺動した後、ボス２６に到達
して、停止する。次に、ピン３２は、ばね３８によって
作用されて孔２８に進入し、ボルト１４に係合するその
位置を再度占め、内部要素２をボルト１４に対して長手
方向に固定する。

ボルト１４が使用者によって選択された１４ｍ位置に残
されるため、シートは、使用者の介入を要することなく
この調節位置に自動的に戻る。

従って、ボルト１４は、前の調節位置が確実かつ自動的
に再配置されるのを可能にするメモリーとして作用する
。

２つの作用に対して同一の部材をこの様に使用し該部材
をスライドの内部に設置することにより、調節位置のロ
ックと、再配置との双方を効果的に保証する装置が限ら
れた寸法と、非常に少ない数の部品とによって得られる
。

勿論、スライドは、第１図に示す様に垂直に配置されて
もよく、または反対に水平に設置されてもよく、ばねま
たはその他の呼び戻し部材は、好ましくはボルト１４を
自動的にそのロック位置に戻す。

同様に、装置の設計または作用を変更することなく、内
部要素は、固定要素でもよく、一方、外部要素は、車輌
のシートに固定されてもよいことが明らかに認められる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は操作用ピンを通る垂直面における本発明のロッ
ク装置を備えるスライドの横断面図、第２図、第３図、
第４図は３つの異なる位置のロック部材を示す第１図の
線２−２に沿う断面の略図、第５図は一時的に変位され
た位置のロック装置とスライドとを示す第１図の線５−
５に沿う断面の略図、第６図は第５図の［１６−６に沿
うボルトの断面図を示す。 １・・・外部要素、２・・・内部要素、１４・・・ボル
ト（ロック部材）、１６・・・側部歯、１８・・・ノツ
チ（孔）、２ｏ・・・ボス、２６・・・第２ボス、２８
・・・孔、３２・・・作動用ピン、３４・・・軸受。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部要素（２）を少なくとも部分的に包囲するほ
   ぼＵ形の外部要素（１）と、該外部要素（１）の孔ない
   しノッチ（１８）と協働するロック用ボルト（１４）と
   を備える車輌シート等の案内用スライドのロック装置に
   おいて、前記ボルト（１４）が、前記外部要素（１）の
   内部に摺動可能に装着され、それを旋回させるピン（３
   ２）によつて前記内部要素（２）に結合され、該ピンが
   、該ボルトを旋回した位置と調節位置でロックした該ボ
   ルトを分離する位置との間で、該調節位置から該調節位
   置に向う該内部要素と外部要素の一時的な相対的変位を
   可能にする様に、これ等の二部材に対して軸方向へ変位
   可能であることを特徴とするロック装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載のロック装置におい
   て、前記作動用ピン（３２）が、前記ボルト（１４）の
   孔（２８）に相補状の非円形横断面を有し、前記内部要
   素（２）の貫通する通路（３４）の円形横断面の内側に
   内接することを特徴とするロック装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項または第２項に記載のロッ
   ク装置において、前記作動用ピン（３２）が、前記ボル
   ト（１４）に向つて弾力的に押し戻されることを特徴と
   するロック装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１つ
   の項に記載のロック装置において、前記ボルト（１４）
   が、その１つの端部で横方向に突出する歯（１６）と、
   その反対側端部で前記作動用ピンを収容する孔（２８）
   とを備えるほぼ平坦な細長い部材であることを特徴とす
   るロック装置。
5. （５）特許請求の範囲第４項に記載のロック装置におい
   て、前記ボルト（１４）が、前記孔（２８）と前記歯（
   １６）から遠く離れたその端部端縁との間で前記作動用
   ピン（３２）の並進運動を停止する肩を形成するボス（
   ２６）を有することを特徴とするロック装置。
6. （６）特許請求の範囲第５項に記載のロック装置におい
   て、前記ボルトが、前記停止用肩（２６）に反対の方向
   のボス（２０）と、前記作動用ピン（３２）を案内する
   ランプとを前記歯（１６）に隣接して形成することを特
   徴とするロック装置。
7. （７）特許請求の範囲第１項から第６項のいずれか１つ
   の項に記載のロック装置において、前記ボルト（１４）
   が、ロック位置に向つて弾力的に呼び戻されることを特
   徴とするロック装置。