JPH0244332Y2 - - Google Patents

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JPH0244332Y2
JPH0244332Y2 JP9627985U JP9627985U JPH0244332Y2 JP H0244332 Y2 JPH0244332 Y2 JP H0244332Y2 JP 9627985 U JP9627985 U JP 9627985U JP 9627985 U JP9627985 U JP 9627985U JP H0244332 Y2 JPH0244332 Y2 JP H0244332Y2
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tape
cleaning
cleaning liquid
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reel
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プレイヤの主として磁気ヘツドを
クリーニングするカセツトタイプのヘツドクリー
ナに関する。
〔従来の技術〕
この種のヘツドクリーナにおいて、クリーニン
グテープに洗浄液を付着して磁気ヘツドを濡れ拭
きする、いわゆる湿式クリーニング方式を採るも
のがある。その際、クリーニングテープの長手方
向に所定の間隔を置いて洗浄液を付着し、以て湿
式クリーニングと乾式クリーニングを繰り返して
効率的に磁気ヘツドをクリーニングする方式も本
出願人によつて既に提案済である。実願昭59−
181996号(実開昭61−98209号公報参照)がそれ
である。
いずれにせよ湿式クリーニング方式を採るとき
は、カセツトケース内に外部から補給される洗浄
液の含浸を一時的に許す洗浄液含浸体を配置して
おき、この洗浄液含浸体に走行中のクリーニング
テープが接触する形態になる。そこでは一般に、
第1図で説明すると、前方左右にある第1テープ
ガイド5a,5bの一方(テープ繰出リール4a
側)を前述の洗浄液含浸体に替える、といつた手
段が採られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第1に問題になるのは洗浄液含浸体が
回転するガイドローラを兼ねているか、又は固定
されているかは別にして、カセツトケース1の左
右の一側方(図では左側方)のテープ繰り出し側
にのみ配置されていた点である。尤も、テープ巻
き取り側に洗浄液含浸体を配置することは機能的
に無意味であるという背景がある。
すなわち、ヘツドクリーナをプレイヤに装填す
ると、例えば第1図に示すごとくクリーニングテ
ープ3は一方のリール4aから繰り出されて洗浄
液が付着されたのち、プレイヤ側の磁気ヘツドに
接触しながら他方のリール4bに巻き取られて行
くものでなければならない。その際、クリーニン
グテープ3は必要以上に長くないので、クリーニ
ング完了時にはクリーニングテープ3は概ね他方
のリール4bに完全に巻き上げられた状態にな
る。
そのため、次のクリーニングに際してはクリー
ニングテープ3を繰出側リール4aに一旦巻き戻
さなければならない。確かに図面に示すごとく上
下反転使用を可能にしたヘツドクリーナであれ
ば、先の使用時に巻取側リール4bにテープ3が
巻き上げられていても、カセツトケース1の上下
を反転してプレイヤに装填することにより、クリ
ーニングテープ3を同じ方向にそのまま走行させ
ることは可能である。しかし、その場合のクリー
ニングテープ3は磁気ヘツドを通過したのちに洗
浄液の付着を受けることになり、湿式クリーニン
グが行われない。このようなミス操作は現に初心
者によくみられる。
更に注目すべきは、図に示すごときフイリツプ
ス型テープカセツトに対応するプレイヤにおい
て、最近ではオートリバース方式を採るものが多
く出現している点である。この種の機種にヘツド
クリーナを装填して再生状態にセツトすると、ク
リーニングテープ3は例えば一方のリール4aか
ら他方のリール4bに巻き上げられたのち、自動
的に他方のリール4bから一方のリール4aへと
走行することになる。これだと、クリーニングテ
ープ3をいちいち巻き戻し操作せずともテープ走
行が行えるので、ユーザーは概ねテープ巻き戻し
操作をせずに装填しがちであり、そうなるとカセ
ツトケース1の左右両側方に洗浄液含浸体をそれ
ぞれ配置しておかなければ走行するテープ3に洗
浄液が付着したのち、この洗浄液付着領域が直ち
に磁気ヘツドなどに接触するという機能を発揮し
得ない。なぜなら、繰出側リール4aにクリーニ
ングテープ3が空に近い状態にあるとき、実質的
にヘツドクリーニングをしないまま巻取側リール
4bに該テープ3が巻き上げられ、次いでテープ
3が逆向きに走行する間はクリーニングされず、
その間に揮発性の洗浄液は飛んでしまうであろう
し、更にそれ以上の時間を掛けてクリーニング作
業を継続しないであろうと考えられるからであ
る。
しかしながら、洗浄液含浸体を左右にそれぞれ
配置するのは、少なくとも一方の洗浄液含浸体に
供給した洗浄液が無駄になるし、双方に洗浄液を
供給する手間も面倒である。部材点数も増えるう
えに、洗浄液含浸体が単一の場合に比して故障の
発生も2倍になり得策ではない。
〔目的〕
本考案はかかる事実に着目し、基本的にはカセ
ツトケース内に組み込むべき洗浄液含浸体は単一
にし、以て構造の簡略化を確保したものとする。
但し、クリーニングに際してはいちいちクリー
ニングテープ巻き戻す必要がなく、特にオートリ
バース仕様のプレイヤの場合にはそのまま装填す
れば、一切の支障なく磁気ヘツドなどを有効にク
リーニングできるヘツドクリーナを得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はまずリールツーリール方式のヘツドク
リーナを前提とする。即ち、第1図に示すごとく
カセツトケース1内の左右にクリーニングテープ
3が巻かれるリール4a,4bを可回転に収納配
置してあり、クリーニングテープ3が一方(基本
的には図上右側)のリール4aからケース前面に
繰り出されて他方のリール4bに巻き取られるよ
う走行しながらクリーニングテープ3に付着した
洗浄液でプレイヤ側の磁気ヘツドをクリーニング
するヘツドクリーナを前提とする。
かくして、カセツトケース1内のリール4a,
4b間に洗浄液含浸体12を配置し、該洗浄液含
浸体12にカセツトケース1外から洗浄液を供給
し得る手段を備えており、カセツトケース1内に
は前方の左右隅部近くに配置される第1テープガ
イド5a,5bと、後方の左右隅部近くに配置さ
れる第2テープガイド17a,17bと、左右中
央部位の前後に洗浄液含浸体12の直径よりも小
さな左右間距離をもつて配置される第3および第
4テープガイド20a,20b,21a,21b
とを有するものとする。
かくして、クリーニングテープ3が左側のリー
ル4aから繰り出されるものとすると、それぞれ
左側に位置する第4テープガイド21a、第3テ
ープガイド20a、第2テープガイド17a、第
1テープガイド5aを順に経て、次にそれぞれ右
側に位置する第1テープガイド5b、第2テープ
ガイド17b、第3テープガイド20b、第4テ
ープガイド21bを順に通つて右側のリール4b
に至るテープパスを構成し、このテープパスにお
いて、走行中のクリーニングテープ3が前記洗浄
液含浸体12に接触して該洗浄液含浸体12から
洗浄液がクリーニングテープ3に付着供給される
ようにしたことを要件とする。
具体的な実施に際しては、洗浄液含浸体12が
カセツトケース1内に回転自在に支持したローラ
部材22に洗浄液含浸部材23を充填状に内蔵し
たものとし、洗浄液含浸部材23の一部23aが
ローラ部材22の円形外周面上に臨出してクリー
ニングテープ3に接触することが望まれる。この
場合はクリーニングテープ3の走行に伴つて洗浄
液含浸体12が連れ回りし、第4図に示すごとく
該テープ3の長手方向に洗浄液の付着部Wと非付
着部Dとが交互に形成され、磁気ヘツドなどを濡
れ拭きとから拭きとを交互に繰り返してクリーニ
ングできるものとなる。
〔作用〕
しかるときは、ヘツドクリーナをプレイヤに装
填したとき、クリーニングテープ3が第1図の矢
印Pで示すごとく左側のリール4aから繰り出さ
れて右側のリール4bに巻き取られるよう走行す
る標準状態のときはもちろんのこと、逆方向に走
行するときでも、クリーニングテープ3は必ず洗
浄液含浸体12から洗浄液の供給を受けたのち、
直ちに磁気ヘツド(およびピンチローラやキヤプ
スタン)に接触し、湿式クリーニングをすること
になる。
とくに、洗浄液含浸体12がクリーニングテー
プ3の走行で連れ回りし、洗浄液含浸体12の一
部がクリーニングテープ3に接触してクリーニン
グテープ3の移動方向に洗浄液の付着部Wと非付
着部Dとが交互に形成される実施形態にすれば、
磁気ヘツドなどが濡れ拭きとから拭きを交互に繰
り返して清掃できる。
〔効果〕
以上のようにした本考案によれば、クリーニン
グテープ3の走行方向に左右されず、単一の洗浄
液含浸体12を装備して該テープ3の走行経路を
工夫するだけで、プレイヤの磁気ヘツドなどを確
実に湿式クリーニングできる。したがつて、構造
が簡単でありながら、特にオートリバース仕様の
プレイヤに適用して有効であり、しかもオートリ
バース仕様以外のプレイヤに対してもその都度ク
リーニングテープ3を巻き戻す煩わしい作業を要
しないので、頗る使い勝つてが良い。
〔実施例〕
図面はフイリツプス型のテープカセツトを受け
入れるプレイヤ用のヘツドクリーナが例示されて
いる。
第1図および第2図において、このカセツトケ
ース1は、プラスチツク製の上下ハーフケース1
a,1bをねじ結合してなり、中央部の左右に駆
動軸挿入孔2,2を有し、これら挿入孔2,2上
にクリーニングテープ3が巻かれる一対のリール
4a,4bも可回転に収納配置してある。クリー
ニングテープ3は布・人工皮革あるいはプラスチ
ツクテープの片面に不織布や多孔質のシートを貼
り合わせたものなど材質を問わないが、吸液性を
有するものとする。
カセツトケース1内の前方の左右隅部近くに第
1テープガイド5a,5bが可回転に支持されて
おり、これらテープガイド5a,5bを介してク
リーニングテープ3は一方のリール4aからケー
ス前面に繰り出されて他方のリール4bに巻き取
られる。第1テープガイド5a,5bは下ハーフ
ケース1bから一体に立設したピン6a,6bに
それぞれ嵌合支持されている。
このケース前面におけるテープパスは本物のテ
ープカセツトと実質的に同一である。更に、ケー
ス前面の中央に磁気ヘツド挿入窓7を有し、左右
の対称位置に上下反転することにより切り替る消
去ヘツド挿入窓8aとピンチローラ挿入窓8bと
をそれぞれ有する。とくに中央の磁気ヘツド挿入
窓6には板ばね9とパツド10とかなるパツド装
置が組み込まれており、該パツド10を介してク
リーニングテープ3がプレイヤ側の磁気ヘツドに
押圧される。
上記の基本構成は、磁気テープをクリーニング
テープ3に代えただけで、本物のフイリツプス型
テープカセツトの構成と実質的に同一である。
そのうえで、本考案はクリーニングテープ3の
走行経路と該テープ3に洗浄液を付着供給する洗
浄液含浸体12の配置方とに改良を加えたもので
ある。
まず、カセツトケース1内にはクリーニングテ
ープ3の走行経路を規制するガイド部材および洗
浄液含浸体12を簡単に組付けるための組付基板
13が装着される。この組付基板13は左右方向
に走る横板部13aと該横板部13aの左右中央
部位から前方に延びる縦板部13bとを有する平
面視でT字形状をなしている。
第2図において、組付基板13には縦板部13
bの前後中央部位にピン15を一体に立設し、該
ピン15に洗浄液含浸体12を回転自在に支持
し、横板部13aの左右端近くにピン16a,1
6bを一体に立設し、該ピン16a,16bに第
2テープガイド17a,17bを回転自在に支持
し、洗浄液含浸体12の配設位置の前後部位にピ
ン18a,18bおよび19a,19bを一体に
立設し、該ピン18a,18bおよび19a,1
9bに第3テープガイド20a,20bおよび第
4テープガイド21a,21bを回転自在に支持
する。これらの第1〜第4テープガイド群は左右
対称に配置される。
洗浄液含浸体12はローラ部材22と洗浄液含
浸部材23とからなる。ローラ部材22は中央に
前記ピン15が嵌合するボス25を有する有底の
円筒状に形成されており、その円筒壁26の一部
に縦方向の切欠き部27を形成したプラスチツク
材からなる。洗浄液含浸部材23はフエルトなど
の液含浸性を有する素材からなり、ローラ部材2
2にこれの開口上面側から充填状態に嵌合され
る。そして、洗浄液含浸部材23の一部23aが
前記円筒壁26の円形外周面上に前記切欠き部2
7を介して臨出している。
ここで注目すべきは左右の第3テープガイド2
0a,20bおよび第4テープガイド21a,2
1bが、第1図に示すごとくこれらの前後中央部
位に位置する洗浄液含浸体12の直径よりも小さ
な左右間距離を以て配置されている点である。こ
のことは後述するようにクリーニングテープ3が
洗浄液含浸体12の外周に必ず接触しながら走行
させるためである。同時に洗浄液含浸体12をテ
ープ走行に伴つて連れ回りさせるためでもある。
このように、組付基板13上に洗浄液含浸体1
2およびテープガイド群を位置決めして可回転に
載せ置いた先組み状態にしたのち、該組付基板1
3が下ハーフケース1bに組み付け装着される。
下ハーフケース1bに組付基板13を位置決め
する手段として、組付基板13の左右中央部の前
後に係合孔29,30を透設ないしは切欠き形成
し、本物のテープカセツトにおける下ハーフケー
ス1bの内底面から立設された既存のピン31,
32を利用する。このピン31,32は元来がリ
ール端面およびテープエツジに摺接するよう介装
される図外のスリツプシートを位置決め装着する
ためのものである。もちろん、本案ヘツドクリー
ナにおいてもスリツプシートが装着されることは
有り得るが、図示することは省略した。これらの
ピン31,32に前記係合孔29,30を嵌係合
することにより、下ハーフケース1bの内面に組
付基板13が位置決め装着される。組付基板13
の後端辺は下ハーフケース1bの後側壁面にも接
当しており、これで組付基板13が前後左右にズ
レ動くことなく規制される。
下ハーフケース1bに組付基板13を位置決め
装着した状態において、洗浄液含浸体12はカセ
ツトケース1の正しく中央、つまり左右のリール
4a,4bの中央に位置し、第2テープガイド1
7a,17bがカセツトケース1の後方の左右隅
部近くに位置する。
次に第1テープガイド5a,5bも前述の要領
で可回転に支持する。そして、クリーニングテー
プ3の両端が係止連結された左右のリール4a,
4bを下ハーフケース1bの左右の各駆動軸挿入
孔2,2上にセツトする。
かくして、クリーニングテープ3は第1図に示
すごとく左側のリール4aからそれぞれ左半部に
位置する第4テープガイド21a、第3テープガ
イド20a、第2テープガイド17a、第1テー
プガイド5aに順に通し、更にそれぞれ右半部に
位置する第1テープガイド5b、第2テープガイ
ド17b、第3テープガイド20b、第4テープ
ガイド21bを順に通つて右側のリール4bに至
るように巻き掛ける。
最後に下ハーフケース1bに上ハーフケース1
aを被せ付けてねじ止め結合することにより組み
付けを完了する。
上ハーフケース1aの中央には洗浄液含浸体1
2の洗浄液含浸部材23に外部から洗浄液を注入
して補給する手段を有する。
この補給手段としては、第2図および第3図に
示すごとく本物のテープカセツトにみられるリー
ル4a,4bへのテープ巻量視認用の透明窓を利
用する。この透明窓は上ハーフケース1aに明け
た窓口をケース内面側に超音波溶接等で一体結合
した透明板34で塞いでいるが、この透明板34
に注入口35を前記洗浄液含浸部材23の直上に
位置せしめて透設した。なお、図示例では上ハー
フケース1aが透明窓の存在部位で段落ち状にな
つているので、該段落ち部に別体のピース36を
嵌着し、該ピース36にも前記注入口35と上下
位置が合致する外側注入口37を延設し、該ピー
ス36の外表面が上ハーフケース1aの外表面と
面一状になるものとし、該ピース36で透明窓を
同時にカバーした。
以上のようにした本案ヘツドクリーナの使用に
際しては、まず洗浄液をケース上方から前記注入
口37,35を介して洗浄液含浸部材23に適量
補給する。洗浄液としては一般に揮発性の高いも
の、例えばフレオンなどを使用し、専用のボンベ
から注入する。プレイヤに装填するとクリーニン
グテープ3は左側のリール4aから繰り出されて
右側のリール4bに巻き取られるよう走行する。
オートリバース仕様のプレイヤでは右側のリール
4bにクリーニングテープ33が完全に巻き上げ
られると、今度は左側のリール4aに巻き取られ
るように逆向きに走行する。クリーニングテープ
3は第3テープガイド20a,20bと第4テー
プガイド21a,21bとの間において洗浄液含
浸体12を左右から挟んだ状態で走行し、洗浄液
含浸体12を連れ回りさせる。これで洗浄液含浸
部材23に含浸させた洗浄液がローラ部材22の
外周面に臨出する含浸部材23の一部23aから
クリーニングテープ3に移行して付着し、第4図
に示すごとくクリーニングテープ3には洗浄液の
付着部Wと非付着部Dとが所定間隔置きに形成さ
れ、クリーニングテープ3の走行方向がチース前
面において左向きと右向きのいずれになろうと
も、該テープ3の洗浄液が付着された領域が直ち
にプレイヤ側の磁気ヘツド、ピンチローラ、キヤ
プスタンに接触してこれらを濡れ拭きとから拭き
とを繰り返してクリーニングする。なお、図のヘ
ツドクリーナではカセツトケース1を上下反転し
てプレイヤにセツトしても支障なくクリーニング
性能を発揮する。
〔別実施例〕
図示例では組付基板13を介して洗浄液含浸体
12およびテープガイド群をカセツトケース1内
に一括して組付ける形態を採つた。これは第1に
組付作業性の向上を期すためであるが、第2には
本物のテープカセツトのカセツトケース1をその
まま転用することが安上がりであるところ、そこ
には第2〜第4テープガイド群の全てを支持する
前述のピンの類が存在しないということが背景に
ある。ヘツドクリーナとして専用のカセツトケー
ス1を新たに成形するのであれば、組付基板13
を省略してケース内面に洗浄液含浸体12および
テープガイド群の支持ピンを一体に立設しておい
てもよい。
本考案では前述のテープガイド群のうちのある
ものを図示例の如き回転ローラにせずに固定のガ
イドピン状に代えてもよい。
とくに洗浄液含浸体12に関しては、全体がフ
エルト製などの洗浄液含浸部材23でのみ円筒状
に形成されて回転するものであつてもよい。図示
例も含めて洗浄液含浸体12がクリーニングテー
プ3の走行に伴つて回転する形態は、該テープ3
の走行抵抗を小さくできて便利であるが、構造の
簡略化などを期すために非回転状に固定してあつ
てもよいであろう。
また、本考案は例えばビデオ用のテープカセツ
トなどを受け入れるプレイヤにも広く適用できる
ようにし得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るヘツドクリーナを例示して
おり、第1図は内部構造を示す平面図、第2図は
構成部材の分解斜視図、第3図は第1図における
A−A線断面図、第4図はクリーニングテープへ
の洗浄液の付着状態を示す説明図である。 1……本体ケース、1a……上ハーフケース、
1b……下ハーフケース、3……クリーニングテ
ープ、4a,4b……リール、5a,5b……第
1テープガイド、12……洗浄液含浸体、13…
…組付基板、17a,17b……第2テープガイ
ド、20a,20b……第3テープガイド、21
a,21b……第4テープガイド、22……ロー
ラ部材、23……洗浄液含浸部材、23a……洗
浄液含浸部材の一部、26……ローラ部材の円筒
壁、27……円筒壁の切欠き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カセツトケース1内の左右にクリーニングテ
    ープ3が巻かれるリール4a,4bを可回転に
    収納配置してあり、クリーニングテープ3が一
    方のリール4aからケース前面に繰り出されて
    他方のリール4bに巻き取られるよう走行しな
    がらクリーニングテープ3に付着した洗浄液で
    プレイヤ側の磁気ヘツドをクリーニングするヘ
    ツドクリーナにおいて、 カセツトケース1内のリール4a,4b間に
    洗浄液含浸体12を配置し、該洗浄液含浸体1
    2にカセツトケース1外から洗浄液を供給し得
    る手段を備えており、カセツトケース1内には
    前方の左右隅部近くに配置される第1テープガ
    イド5a,5bと、後方の左右隅部近くに配置
    される第2テープガイド17a,17bと、左
    右中央部位の前後に洗浄液含浸体12の直径よ
    りも小さな左右間距離をもつて配置される第3
    および第4テープガイド20a,20b,21
    a,21bとを有し、クリーニングテープ3が
    左側のリール4aから繰り出されるときはそれ
    ぞれ左側に位置する第4テープガイド21a、
    第3テープガイド20a、第2テープガイド1
    7a、第1テープガイド5aを順に経て、次に
    それぞれ右側に位置する第1テープガイド5
    b、第2テープガイド17b、第3テープガイ
    ド20b、第4テープガイド21bを順に通つ
    て右側のリール4bに至るよう巻き掛けてあ
    り、走行中のクリーニングテープ3が前記洗浄
    液含浸体12に接触して該洗浄液含浸体12か
    ら洗浄液がクリーニングテープ3に付着供給さ
    れることを特徴とするヘツドクリーナ。 (2) 洗浄液含浸体12が、カセツトケース1内に
    回転自在に支持される有底筒状のローラ部材2
    2と、該ローラ部材22に充填状に内蔵される
    洗浄液含浸部材23とからなり、洗浄液含浸部
    材23の一部23aがローラ部材22の円筒壁
    26の外周一部に形成した切欠き部27を介し
    て該円筒壁26の円形外周面上に臨出している
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のヘツドク
    リーナ。
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