JPH0243681Y2 - - Google Patents

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JPH0243681Y2
JPH0243681Y2 JP1986064806U JP6480686U JPH0243681Y2 JP H0243681 Y2 JPH0243681 Y2 JP H0243681Y2 JP 1986064806 U JP1986064806 U JP 1986064806U JP 6480686 U JP6480686 U JP 6480686U JP H0243681 Y2 JPH0243681 Y2 JP H0243681Y2
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JP
Japan
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blade
back metal
saw
replacement
saw blade
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JP1986064806U
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JPS6337202U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、先端部に背金を取り付けた柄と、
その柄に取り付ける鋸刃とから成り、柄に対し
て、鋸刃を必要に応じて任意に着脱し得るように
構成した替え刃式鋸にあつて、背金部への鋸刃の
取り付け手段の改良に関するものである。
従来、木材の切断に際して使用せられる鋸とし
ては、所謂両刃鋸が大多数を占めていたのである
が、合板や集成材等の新建材の多用化にともなつ
て、最近では、目立て作業を必要としない替え刃
式の鋸が多く使用せられるようになつているので
ある。
このような柄に対して鋸刃を任意に取り替える
構成の替え刃式鋸にあつては、簡単な操作でもつ
て鋸刃の着脱を行い得ること、並びに、その取り
付け状態が確実で、長時間の使用に耐え得ること
が、その製品の優劣を決することになるのであ
る。
ところで、このような替え刃式の鋸における柄
への鋸刃の係合手段としては、例えば、昭和57年
実用新案公告第26724号公報に記載される如く、
柄の先端部に鋸刃を差し入れ得る形の背金を取り
付けるとともに、その背金の内側壁部に支持部を
形成し、鋸刃の取り付けに際しては、その支持部
に対して鋸刃の凹部を掛け合わすように構成した
ものが存在するのであるが、この種の構成のもの
にあつては、その構成がシンプルであつて着脱操
作を極めて簡単に行えると同時に、長時間にわた
る使用にも耐え得るという利点がある反面、背金
における鋸替え刃の差し入れ部の間隔が、特定の
鋸刃の厚み寸法に合わせて形成せられた構成とな
つている結果、例え、掛け止め凹部の形状が同じ
であつても、厚みの異なる鋸替え刃に対しては使
用出来ないという不便さがあるのである。すなわ
ち、鋸刃の厚みは、鋸刃の刃長さによつて種々異
なつているのが普通であるが、背金を従来のよう
な構成とした場合には、それぞれ鋸刃の厚みに応
じて、形の異なる背金を用意しなければならない
という不便さがあるのである。
この考案は、鋸替え刃を係合させるための背金
の改良に関するものであつて、背金に、替え刃を
差し入れる間隙部を形成するとともに、背金の一
定個所に、その間隙を少なくした狭まり部を形成
した構成とすることによつて、従来の構成のもの
にみられた上記のような問題点を解決しようとす
るものである。
図面にもとづいて、この考案に係る替え刃式鋸
における背金の構成を説明すると、替え刃式鋸本
体1は、第1図並びに第2図に示すとおり、先端
部に背金3を有する柄2と、該背金3に対して着
脱可能な鋸替え刃4とをもつて形成せられた構成
となつており、その鋸替え刃4の取り付け部とな
る背金3は、第3図乃至第6図に示すとおり、鋸
替え刃4を差し入れ得る間隙部と、該間隙部を絞
り込むことによつて形成せられた狭まり部Cを有
するとともに、該間隙部内に、鋸替え刃4を掛け
止めるための支持部5を有し、かつ、その支持部
5の下方位置に、鋸替え刃4の端部Aを差し入れ
得るだけの間隙部Bを有する形の金属板をもつて
形成せられていると同時に、その全体に対して焼
入れ加工を施した構成となつているのである。な
お、背金3全体に対する焼入れ加工は、背金にお
ける狭まり部Cの形状を長期間にわたつて維持す
るためのものであるが、この考案の不可欠の要件
ではない。
上記は、背金3における狭まり部Cを背金3の
下方縁部に形成した場合であるが、その別実施例
としては、第7図に示すとおり、背金の中間部に
形成した構成とすることも出来るし、また、場合
によつては、第8図に示すとおり、背金の前方部
に形成した構成とすることも可能であり、しか
も、その形成位置によつて、鋸替え刃4を挟持す
る力を異ならしめることが可能となるのである。
この考案における替え刃式鋸の背金3は、上記
のような構成であるが、背金部への替え刃4の取
り付けに際しては、第2図に示すとおり、鋸替え
刃4の端部Aを、背金3に形成せられた間隙部B
内に差し入れると同時に、鋸替え刃に形成した凹
部6を、背金の支持部5に掛け合わせた状態とし
た後、鋸替え刃全体を上方向へ押し上げるという
操作によつて行われるのである。
この考案に係る替え刃式鋸における背金の構造
は、上記のような構成であつて、次のような効果
をもつものである。
すなわち、替え刃式鋸にあつて、背金の内部に
支持部を形成し、該支持部に、鋸替え刃に形成し
た凹部を掛け止めるように構成した場合、簡単な
操作で替え刃の着脱を行えること、並びに、その
取り付け状態が確実で長期間の使用に耐え得ると
いう利点がある反面、所定の厚さをもつ鋸替え刃
以外のものは、例え、掛け止め凹部の形が同じで
あつても装着させることができないという不便さ
があるのであるが、この考案に係る背金にあつて
は、鋸替え刃の厚み以下に設定した狭まり部Cが
形成せられた構成となつている結果、鋸替え刃に
おける掛け止め凹部6の形状並びに位置を共通に
させることによつて、種々の厚みをもつた鋸替え
刃を装着させ得るという便利さがあると同時に、
装着時にあつては、狭まり部Cによつて鋸刃自体
が挟持せられた形となるので、鋸替え刃4と柄2
との係合状態をより確実なものにし得るという利
点があるのである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、この考案の一実施例を示すもので
あつて、第1図は替え刃式鋸の全体を示す側面
図、第2図は柄と替え刃との着脱状態を示す側面
図、第3図は背金の全体を示す斜視図、第4図は
背金と鋸替え刃との係合状態を示す斜視図、第5
図は背金における間隙部の内部構造を示す斜視
図、第6図は背金における狭まり部の形状を示す
底面図、第7図並びに第8図は狭まり部の別実施
例を示す斜視図である。 1……替え刃式鋸本体、2……柄、3……背
金、4……鋸替え刃、5……支持部、6……凹
部、A……鋸替え刃先端部、B……間隙部、C…
…狭まり部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄2の先端部に背金3を取り付け、該柄2への
    鋸替え刃4の取り付けに際しては、背金3の内側
    に形成した支持部5に、替え刃4の凹部6を掛け
    合わせるように形成した構成の替え刃式の鋸にお
    いて、背金3全体の長さを、替え刃4の手前側基
    部を支持する寸法に設定するとともに、背金3に
    おける支持部5が位置する下方の間隙部Bを、鋸
    替え刃4の基部を容易に差入れ得る巾に設定して
    解放し、該巾広状の間隙部Bを、背金3における
    支持部5よりも前方側で、かつ、背金3の下方側
    付近、あるいは、背金3の先端側付近に形成した
    鋸替え刃4の厚み以下に設定した狭まり部Cに至
    るまで継続させ、背金3への鋸替え刃4の掛け止
    め操作時にあつては、鋸替え刃4の背部が該狭ま
    り部Cに至るまでは、挟持状態となることなく自
    由に回動させ得るようにする一方、鋸替え刃の完
    全装着時にあつては、専ら該恒久的な狭まり部C
    によつて挟持され、背金3における他の内壁面部
    分は、鋸替え刃4の側面部に対して、圧接状態と
    ならないように形成したことを特徴とする替え刃
    式鋸における背金の構造。
JP1986064806U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0243681Y2 (ja)

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JP1986064806U JPH0243681Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6337202U JPS6337202U (ja) 1988-03-10
JPH0243681Y2 true JPH0243681Y2 (ja) 1990-11-20

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ID=30901299

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019123651A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 株式会社ユーエム工業 替え刃式手鋸

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039802U (ja) * 1989-06-15 1991-01-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531674U (ja) * 1976-06-24 1978-01-09

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WO2019123651A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 株式会社ユーエム工業 替え刃式手鋸

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JPS6337202U (ja) 1988-03-10

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