JPH0243190Y2 - - Google Patents

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JPH0243190Y2
JPH0243190Y2 JP6011285U JP6011285U JPH0243190Y2 JP H0243190 Y2 JPH0243190 Y2 JP H0243190Y2 JP 6011285 U JP6011285 U JP 6011285U JP 6011285 U JP6011285 U JP 6011285U JP H0243190 Y2 JPH0243190 Y2 JP H0243190Y2
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frame
piece
opening
window frame
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、軽量気泡コンクリート板などのコン
クリート板より成る外装の開口部に窓枠を取付け
る装置に関するものである。
従来の技術 実開昭53−93927号公報に示すように、複数の
コンクリート板より成る外装の開口部周縁に取付
用金属板を固着し、この取付用金属板に連結筋を
介して取付金具を溶接固定すると共に、この取付
金具に窓枠を構成する枠材を係着固定して開口部
に窓枠を取付けるようにしたものが知られてい
る。
考案が解決しようとする問題点 取付用金属板に取付金具を連結筋を介して溶接
固定しているから、開口部周縁と取付金具との間
に溶接用の隙間が必要となり、窓枠と開口部周縁
との間に空間が生じるので、その空間だけ窓枠の
開口が小さくなつてしまうと共に、溶接時に火花
が飛んで火災発生の原因となり、さらには取付用
金属板と取付金具とを溶接する際には何らかの手
段で位置決めする必要があつて、その位置決め作
業が面倒であるから作業性が極めて悪いものとな
る。
また、窓枠の室外側と開口部周縁とを雨仕舞す
るために、窓枠の室外側には突出片を一体形成
し、その突出片と開口部周縁との間にシール材を
装着しているので、枠材の突出片だけ余分に材料
を必要とするから、枠材のコストが高くなる。
問題点を解決するための手段及び作用 開口部内面に取付用金具を固着し、この取付用
金具にガイド溝と位置決め片を備えた第1部材を
取着し、窓枠を構成する枠材には位置決め片に当
接する外向片を形成すると共に、枠材と第1部材
との間の〓間に弾性を有する第2部材を前記ガイ
ド溝に沿つて押し込み取付け、この第2部材と枠
材を固着手段で固着して、溶接作業せずに簡単に
位置決めして窓枠を開口部に取付けできるように
したものである。
実施例 第3図は全体概略正面図であり、軽量気泡コン
クリート板などのコンクリート板1を複数配設し
て外装2とし、その開口部3には窓枠4が取付け
てある。
前記コンクリート板1は第2図に示すように、
所定の厚さと巾と長さを有する矩形板状となり、
その両側面1aには略半円形の凹部5が長手方向
に亘つて形成され、両端面1bは平担面となり、
隣接するコンクリート板1,1は相対向する凹部
5,5間に図示しない鉄筋などを配設して接合連
結され、開口部3は凹部5を有する側面1aと平
担面の端面1bとにより方形状となり、その各側
面1aと端面1b、つまり開口部周縁には取付用
金具6が四周連続して方形枠となるように固着し
てある。
取付用金具6は一側壁7と他側壁8とにより鉤
形の長尺材となり、その一側壁7が側面1a、端
面1bに、他側壁8が室内側表面1cにそれぞれ
当接するように図示しない固着手段、例えばボル
ト・ナツトや前記鉄筋との溶接などによつてそれ
ぞれ固着され、各取付用金具6の長手方向中間に
は複数の位置決め固定部材10が固着してある。
位置決め固定部材10は第1部材11と第2部
材12とより成り、第1部材11は巾広な一側片
13と巾狭な他側片14とによつて鉤形に折曲し
て取付用金具6の一側壁7と他側壁8とに亘つて
密着するように固着され、その一側片13の両側
縁には一対のガイド片15,15が一体形成され
て一対のガイド溝16,16を形成し、かつ一端
縁には第1位置決め片17が外装2の室外側に向
けて一体形成してある。
第2部材12は板状本体18の両側縁に前記一
対のガイド溝16に嵌合する一対の脚片19,1
9を一体形成し、板状本体18の一端縁は脚片1
9よりも突出して外装2の室外側に向う第2位置
決め片20となり、他端縁には鉤形に折曲した係
止片21が一体形成されていると共に、一対の脚
片19にはガイド片15の他端面15aに当接す
る段部22が一体形成され、第2部材12は脚片
19をガイド溝16にスライド嵌合して第1部材
11に連結されると共に、段部22がガイド片1
5の他端面15aに当接して第2位置決め片20
と第1位置決め片17の端面20a,17aが同
一位置となるようにしてある。
前記窓枠4は枠材30を方形状に枠組みしたも
のであり、その枠材30は第1図に示すように、
板状本体31の室外側に外向片32を一体形成
し、室内側には内向片33を一体形成したもので
あり、その板状本体31の外面31aが第2部材
12の板状本体18に密着すると共に、第1・第
2位置決め片17,20の端面17a,20aが
外向片32に当接し、係止片21を内向片33に
折り曲げ係止して枠材30の室内側を位置決め固
定部材10に固着することで枠材30が取付用金
具6に取付けてあると共に、外向片32とコンク
リート板1の側面1aと板状本体31との間にシ
ール材34を設けて雨仕舞してある。
この様であるから、取付用金具6と枠材30と
を連結するのに溶接しなくとも良いから、開口部
3の周縁と枠材30との間に溶接作業するための
大きな隙間を形成する必要がなくて開口部3の周
縁と枠材30との間に大きな空間が形成されな
い。
したがつて、窓枠4の開口を大きくできると共
に、溶接による火花の飛散がなくて火災発生の原
因となることもなく、しかも開口部3の周縁との
間の雨仕舞のために枠材30に長尺なる突出片を
形成しなくとも良いので、材料がそれだけ節減で
きて枠材のコストを安くできる。
また、第1・第2位置決め片17,20と外向
片32とによつて枠材30の取付位置が決定さ
れ、従来のように面倒な位置決め作業が必要なく
て作業性が向上する。
次に窓枠4の取付作業を工程順に説明する。
開口部3の周縁に第1部材11を備えた取付用
金具6を固着する。
枠材30を方形状に枠組みして窓枠4とし、こ
の窓枠4を室外側から開口部3内に挿入して各枠
材30の外向片32を各第1部材11の第1位置
決め片17の端面に当接し、窓枠4を位置決めす
る。
この時、各第1部材11と各枠材30との間に
は隙間があるので、多少の組立誤差があつても窓
枠4を挿入できる。
つぎに、室内側より第2部材12を第1部材1
1と枠材30との間に挿入し、係止片21を折り
曲げて内向片33に係止固着することで枠材30
を取付用金具6に第1・第2部材11,12を介
して強固に取付け固定する。
この時、第2部材12は若干弾性変形できるか
ら、前述のように組立て誤差があつても第1部材
11と枠材30との間に確実に挿入して強固に取
付け固定できる。
また、第4図に示すように係止片21と内向片
33とに跨つてコ字状の連結片35を係止し、そ
の連結片35をビス36で係止片21に固着して
も良いと共に、第5図に示すように枠材30の板
状本体31より透孔37を介してビス38を第2
部材12の板状本体18に螺合して固着しても良
い。
また、第6図に示すように取付用金具6を板状
体としても良い。
以上の各実施例は窓枠4を構成する縦の枠材3
0について述べたが、上下横の枠材30も前述と
同様にして取付けて良いことは勿論であり、例え
ば第7図に示すように第1図と同様にして取付け
れば良い。
考案の効果 取付用金具6に固着した第1部材11に設けた
第2部材12と枠材30の室内側とを固着手段で
固着することで開口部3に窓枠4を取付けでき、
取付用金具6と枠材30とを連結するために溶接
しなくとも良いから、開口部3の内面と枠材30
との間に溶接作業するための大きな〓間を形成す
る必要がなくて開口部3の内面と枠材30との間
に大きな空間が形成されることがない。
したがつて、窓枠4の開口を大きくできると共
に、溶接による火花の飛散がなくて火災発生の原
因となることもなく、しかも開口部3の内面との
間の雨仕舞のために枠材30に長尺なる突出片を
形成しなくとも良いので、材料がそれだけ節減で
きて枠材のコストを安くできる。
また、取付金具6に固着した第1部材11の位
置決め片17を基準として窓枠4の取付位置を位
置決めでき、面倒な位置決め作業が必要なくて作
業性が向上する。
また、第1部材11と各枠材30の外面30a
との間には〓間があり、こ〓間に第2部材12を
配設したので、窓枠4に多少の組立誤差があつて
も窓枠4を容易に取付けできると共に、枠材30
の外面30aと第1部材11を第2部材12で強
固に連結でき、しかも第2部材12は弾性を有
し、かつ脚片19を第1部材11のガイド溝16
に沿つて摺動することで第1部材11と枠体30
の外面30aとの間に挿入して取付けできるか
ら、前述の組立誤差があつて第2部材12を簡単
に取付けて第1部材11と枠体30を強固に連結
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は枠材取
付状態の横断面図、第2図は開口部の斜視図、第
3図は全体概略正面図、第4図〜第6図はそれぞ
れ異なる実施例を示す枠材取付状態の横断面図、
第7図は上下横の枠材取付状態を示す縦断面図で
ある。 1はコンクリート板、2は外装、3は開口部、
4は窓枠、6は取付用金具、10は位置決め固定
部材、30は枠材、32は外向片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のコンクリート板1より成る外装2に形成
    された方形状の開口部3の内面に、室内外側方向
    に向う壁を有する取付用金具6が固着され、この
    取付用金具6の壁に室内外側方向に向うガイド溝
    16と室外側に向う位置決め片17を備えた第1
    部材11が取付けてあり、外面31aの室外側に
    外向片32を有する枠材30を方形枠状に連結し
    て成る窓枠4が前記開口部3内に、その外向片3
    2が前記第1部材11の位置決め片17と当り、
    かつ枠材30の外面30aと第1部材11との間
    に〓間を有して配設してあり、 該枠体30の外面30aと第1部材11との間
    に、板状本体18と脚片19より成る弾性を有す
    る第2部材12がその脚片19がガイド溝16に
    嵌合し、かつ板状本体18が枠材30の外面30
    aに圧接して設けられ、この第2部材12と前記
    枠材30の室内側が固着手段で固着したことを特
    徴とするコンクリート板外装の開口部に対する窓
    枠取付構造。
JP6011285U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0243190Y2 (ja)

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JPS61176379U JPS61176379U (ja) 1986-11-04
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