JPH0242583Y2 - - Google Patents

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JPH0242583Y2
JPH0242583Y2 JP522186U JP522186U JPH0242583Y2 JP H0242583 Y2 JPH0242583 Y2 JP H0242583Y2 JP 522186 U JP522186 U JP 522186U JP 522186 U JP522186 U JP 522186U JP H0242583 Y2 JPH0242583 Y2 JP H0242583Y2
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lock
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JP522186U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は輸送、流通段階における中間開封およ
び再封緘を可能ならしめたラツプラウンド形包装
箱に関するものである。
[従来の技術とその問題点] ラツプラウンド形式の包装箱は、製造適性、経
済性が優れているために自動包装用に適切な容器
として知られている。ところでこの種の容器は、
第5図にその典型例を示したように、天面におい
ては天板21と接合片22とを、また妻面におい
ては外フラツプ23と内フラツプ24とを、接着
剤を用いて完全接着し封緘していたものであるか
ら、容器シール部の破損なくしては開封すること
はできず、また一旦開封すると再封緘が困難であ
つた。そのため、輸送、流通段階で内容商品の取
出し検査、確認等の中間開封を行なう場合とか、
内容商品を小出しにして長時間に亘り使用する商
品を収容するのに不便があるものであつた。
本考案は上記のごとき従来例がもつ欠点を改善
し、開封容易でしかも再封緘も容易になしうる包
装箱を提案せんとしたものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は前記目的を達成するため、
天板、底板および2枚の側板を一方向に連設して
成る帯状台紙を使用し、かつ前記天板と底板の端
縁部には押え部と差込み片とを具えた一組のロツ
クパネルを突出し、また前記2板の側板の端縁部
には一組の内フラツプを突出させた上で、前記帯
状台紙を角筒状に組立てた状態において、側板に
対し直角に折曲げた内フラツプの上に底板から延
びた一方のロツクパネルを固着し、天板から延び
た他方のロツクパネルの差込み片を前記ロツクパ
ネルの押え部と内フラツプとの間に存する隙間に
挿入して両ロツクパネルを係合させるようにした
ものである。
[実施例] 進んで本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図は本考案の包装箱を構成する帯状台紙A
の展開図であり、同図において符号1は天板、2
は側板、3は底板、4は側板であり、これらを第
1図に示すように一方向に連設し、また側板4の
端縁には比較的短寸の縁板5を付設する。更に天
板1及び底板3の上下両端縁にそれぞれ一組のロ
ツクパネル6a,6bまたは7a,7bを連設
し、一方、側板2,4の上下の端縁部には内フラ
ツプ8a,8bまたは9a,9bをそれぞれ連設
するのである。因みに前記ロツクパネルの幅員l1
は側板の半幅よりも大きく形成されている(第1
図参照)。
ところで、前記ロツクパネル6a,6bまたは
7a,7bは第1図にも示したように各先端部中
央に設けたロツク用切欠き溝10をはさんでその
一方の側に差込み片11を形成し、反対側には差
込み片の押え部12を形成している。なお、図示
の実施例においては、天板側に付設したロツクパ
ネル6a,6bにおける差込み片11のコーナー
を切り落して、弧状部13を形成している。
本考案において、上記のように構成された帯状
台紙Aを組立てるには、第3図イ〜ホに示したよ
うに、先ず展開状態から底板3の両側に連設され
た側板2と4を垂直に立上げる。次に、前記両側
板の両端縁に設けた内フラツプ8a,8bおよび
9a,9bをそれぞれ両側板間に向つて直角に折
曲げ、次いで、この内フラツプの外側に底板3の
端縁に設けたロツクパネル7a,7bを折りかさ
ね、底板の四隅近くに塗布した接着剤Gにより両
者を固定る(第3図ロ〜ハ)。
このようにすると第3図ハに示したように、包
装箱の天面が自由に開閉できる片開き形のトレー
箱が得られるものであつて、この状態で箱内に商
品(被包装物)を充填するものである。商品充填
後、この包装箱を封緘する場合は、縁板5を内側
に折曲げてから、その上に天板1を折り重ねて天
面を閉塞する。このとき、天板1の両端縁に設け
たロツクパネル6a,6bにおける差込み片11
をこれに対応するロツクパネル7a,7bの押え
部12と内フラツプ8a,8b,9a,9bとの
間に存する空隙Sに挿入して上下両ロツクパネル
の中央切欠き溝10を互いに摩擦係合させて天板
を固定する(第4図)。かくして、第2図に示す
ような包装箱が完成するものである。
以上のようにして本考案の包装箱は商品の輸
送、保管、または展示などに使用されるものであ
るが、商品の輸送流通段階において、この包装箱
を開封して内容商品を箱内から取出したり、内容
品の検査、確認作業等を行なう場合は、一方のロ
ツクパネルの差込み片部11を他方のロツクパネ
ルの押え片部12から抜き出して天板1を立ち上
げるようにして箱を開封する。また、この箱を再
封緘するには、前記のとおり天板1を縁板5の上
に重ね合せて、ロツクパネルにおける差込み片1
1を押え片部12と内フラツプ8,9との空隙に
押入して、上下両ロツクパネルの中央切欠き溝1
0を互いに係合させて再封を完了する。
なお、この実施例において天板1は縁板5の上
に単に折り重ねて包装箱の天面を封緘している
が、粘着テープ、その他の仮着け手段により、中
間開封可能な如く天板1と縁板5とを仮りに固定
してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したところから明らかなように、本考
案によれば、商品の輸送、保管等の流通段階にお
いて、包装箱を繰り返えし開封、再封緘すること
ができ、その開封時に箱を傷めることがない。特
に本考案は、天板と底板の両端縁部を一組のロツ
クパネルを延設し、一方のロツクパネルを内フラ
ツプに固着した上で、両者間の空隙に他方のロツ
クパネルを挿入して包装箱を組立るようにしたか
ら、組立作業性が良く、ラツプラウンド形包装容
器がもつ製造適性、経済性の機能と併せて優れた
実用上の効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開図、第2
図は同上組立状態の斜視図、第3図イ〜ホはその
組立状態を示す説明図、第4図は本考案の部分横
断面図、第5図は従来型の斜視図である。 1……天板、2……側板、3……底板、5……
縁板、6a,5……縁板、6a,6b,7a,7
b……ロツクパネル、8a,8b,9a,9b…
…内フラツプ、10……切欠き溝、11……差込
み片、12……押え部、13……弧状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 天板、底板および2枚の側板を一方向に連設
    して成る帯状台紙を使用し、かつ前記天板と底
    板の端縁部には押え部と差込み片とを具えた一
    組のロツクパネルを延設し、また前記2板の側
    板の端縁部には一組の内フラツプを延設させた
    上で、前記帯状台紙を角筒状に組立てた状態に
    おいて、側板に対し直角に折曲げた内フラツプ
    の上に底板から延びた一方のロツクパネルを固
    着し、天板から延びた他方のロツクパネルの差
    込み片を前記ロツクパネルの押え部と内フラツ
    プとの間に存する隙間に挿入して両ロツクパネ
    ルを係合させるようにしことを特徴とする再封
    機能を有するロツク付箱。 2 ロツクパネルの幅員l1は、側板の半幅よりも
    大きく形成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の再封機能を有するロツク付箱。
JP522186U 1986-01-20 1986-01-20 Expired JPH0242583Y2 (ja)

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JP522186U JPH0242583Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JP522186U JPH0242583Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JPS62118012U JPS62118012U (ja) 1987-07-27
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JPH0542014Y2 (ja) * 1988-05-31 1993-10-22

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JPS62118012U (ja) 1987-07-27

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