JPH0241703A - 鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板 - Google Patents
鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板Info
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- JPH0241703A JPH0241703A JP19293888A JP19293888A JPH0241703A JP H0241703 A JPH0241703 A JP H0241703A JP 19293888 A JP19293888 A JP 19293888A JP 19293888 A JP19293888 A JP 19293888A JP H0241703 A JPH0241703 A JP H0241703A
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- Japan
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- aluminum alloy
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- press forming
- rolled
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- Pending
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はアルミニウム合金製のプレス成形加工用の圧延
板に係り、特に塗装後の外観性（鮮映性）に優れたアル
ミニウム合金板に関する。
板に係り、特に塗装後の外観性（鮮映性）に優れたアル
ミニウム合金板に関する。
（従来の技術及び解決しようとする課題）従来、プレス
成形に供されるアルミニウム合金圧延板としては、ダル
仕上面（Ｄ、Ｃ，）を有するものや、上記ダル仕上面よ
りも粗いダル仕上面（Ｒ。
成形に供されるアルミニウム合金圧延板としては、ダル
仕上面（Ｄ、Ｃ，）を有するものや、上記ダル仕上面よ
りも粗いダル仕上面（Ｒ。
Ｄ、Ｃ，）を有するものが自動車や家電製品などの耐久
消費材を中心に使用されている。
消費材を中心に使用されている。
特に、自動車用材料や家電製品用材料においては、成形
性の向上、表面疵の防止、ハンドリング性の向上などの
ために、Ｒ，Ｄ、Ｃ，用の圧延ロールを用いて表面を粗
面化させたＲ、Ｄ、Ｃ，仕上面を有するアルミニウム合
金板が使用されている。
性の向上、表面疵の防止、ハンドリング性の向上などの
ために、Ｒ，Ｄ、Ｃ，用の圧延ロールを用いて表面を粗
面化させたＲ、Ｄ、Ｃ，仕上面を有するアルミニウム合
金板が使用されている。
しかし乍ら、近時、一般消費者の高級化指向から、塗装
後の外観性、特に鮮映性がより重視されるようになって
きており、上記のようなアルミニウム合金圧延板の表面
性状では、要求される外観性、殊に良好な鮮映性を具備
させることは困難となっている。そこで、上記のＲ，Ｄ
、Ｃ，の優れた特性を劣化させずに鮮映性を向上させた
アルミニウム合金圧延板が求められていた。
後の外観性、特に鮮映性がより重視されるようになって
きており、上記のようなアルミニウム合金圧延板の表面
性状では、要求される外観性、殊に良好な鮮映性を具備
させることは困難となっている。そこで、上記のＲ，Ｄ
、Ｃ，の優れた特性を劣化させずに鮮映性を向上させた
アルミニウム合金圧延板が求められていた。
本発明は、かきる要請に応えるべくなされたものであっ
て、Ｒ，Ｄ、Ｃ，の優れた特性を劣化させずに塗装後の
鮮映性が向上したプレス成形用アルミニラム合金板を提
供することを目的とするものである。
て、Ｒ，Ｄ、Ｃ，の優れた特性を劣化させずに塗装後の
鮮映性が向上したプレス成形用アルミニラム合金板を提
供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段）
前記目的を達成するため、本発明者は、か＼る用途のア
ルミニウム合金板の表面性状を調整する方策について鋭
意研究を重ねた。
ルミニウム合金板の表面性状を調整する方策について鋭
意研究を重ねた。
その結果、レーザー加工された圧延ロールを用いて圧延
し、表面性状を調整することにより、ＲｏＤ、Ｃ，の特
性を劣化させることなく、鮮映性を向上させることがで
きるという知見を得て、更に表面性状の調整方法につい
て実験研究を重ね、調整基準を確定し、ここに本発明を
なすに至ったものである。
し、表面性状を調整することにより、ＲｏＤ、Ｃ，の特
性を劣化させることなく、鮮映性を向上させることがで
きるという知見を得て、更に表面性状の調整方法につい
て実験研究を重ね、調整基準を確定し、ここに本発明を
なすに至ったものである。
すなわち、本発明に係る鮮映性の優れたプレス成形加工
用アルミニウム合金板は、レーザー加工された圧延ロー
ルを用いて圧延されたアルミニウム合金板において、該
圧延ロールから転写された円形状の圧痕の径が１００〜
３００μｍ、ピッチが１５０〜５００μｍで、圧痕のな
い平坦な部分の面積率が６０％以上であり、板の微小う
ねりが１μｍ以下の範囲内にあることを特徴とするもの
である。
用アルミニウム合金板は、レーザー加工された圧延ロー
ルを用いて圧延されたアルミニウム合金板において、該
圧延ロールから転写された円形状の圧痕の径が１００〜
３００μｍ、ピッチが１５０〜５００μｍで、圧痕のな
い平坦な部分の面積率が６０％以上であり、板の微小う
ねりが１μｍ以下の範囲内にあることを特徴とするもの
である。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
前述の如く、従来のアルミニウム合金板の表面性状調整
方法は、ショットピーニング等々により粗面化された圧
延ロールにより、アルミニウム合金圧延板の表面をダル
仕上面としていたが、本発明ではレーザー加工により表
面調整した圧延ロールを用いて板の表面性状を調整する
のである。
方法は、ショットピーニング等々により粗面化された圧
延ロールにより、アルミニウム合金圧延板の表面をダル
仕上面としていたが、本発明ではレーザー加工により表
面調整した圧延ロールを用いて板の表面性状を調整する
のである。
その際、表面性状の調整基準としては、圧延板に転写さ
れた円形状の圧痕の径及びピッチ、圧痕のない平坦な部
分の面積率と、板の微小うねり（ろ域中心線うねり）Ｗ
ＣＡを採用し、評価する。
れた円形状の圧痕の径及びピッチ、圧痕のない平坦な部
分の面積率と、板の微小うねり（ろ域中心線うねり）Ｗ
ＣＡを採用し、評価する。
圧延板の表面の圧痕は、第１図に示す如く径及びピッチ
を有し、圧痕のない平坦な部分とも区別され、レーザー
加工の条件を調節することにより、容易に調整すること
ができる。また、板の微小うねりＷｃＡ、すなわち、ろ
域中心線うねりは、レーザー加工の条件及び圧延条件に
より調整することができる。
を有し、圧痕のない平坦な部分とも区別され、レーザー
加工の条件を調節することにより、容易に調整すること
ができる。また、板の微小うねりＷｃＡ、すなわち、ろ
域中心線うねりは、レーザー加工の条件及び圧延条件に
より調整することができる。
本発明者の試験研究によれば、圧痕の径を１０Ｑ−３０
０１ｔｍ、ピッチを１５０−５００μｍの範囲とし、圧
痕のない平坦な部分の面積率を６０％以上にしく第２図
参照）、板の微小うねりＷＣＡを１μｍ以下の範囲に調
整することにより良好な鮮映性が得られることが判明し
た。第２図は圧痕の径り及びピッチＰの関係において圧
痕のない平坦な部分の面積率が６０％以上の範囲（Ｐ≧
１．４．Ｄ）を示したもので１図中の斜線部が本発明範
囲である。勿論、こわらの条件を外れた場合にはＲ，Ｄ
。
０１ｔｍ、ピッチを１５０−５００μｍの範囲とし、圧
痕のない平坦な部分の面積率を６０％以上にしく第２図
参照）、板の微小うねりＷＣＡを１μｍ以下の範囲に調
整することにより良好な鮮映性が得られることが判明し
た。第２図は圧痕の径り及びピッチＰの関係において圧
痕のない平坦な部分の面積率が６０％以上の範囲（Ｐ≧
１．４．Ｄ）を示したもので１図中の斜線部が本発明範
囲である。勿論、こわらの条件を外れた場合にはＲ，Ｄ
。
Ｃ゛、よりも良好な鮮映性は得られない。
なお、本発明のアルミニウム合金の材質は特に制限され
ず、用途に応じた種々の成分系、組成のものが可能であ
る。また、他の圧延条件、塗装条件等も制限されないこ
とは云うまでもない。
ず、用途に応じた種々の成分系、組成のものが可能であ
る。また、他の圧延条件、塗装条件等も制限されないこ
とは云うまでもない。
次に本発明の実施例を示す。
（実施例）
ＪＩＳ５１８２相当のＡＱ−Ｍｇ系のアルミニウム合金
製の圧延板（板厚：１．０ｍｍ）を、レーザー加工によ
り表面を種々に調整した圧延ロールを用いて圧延し、圧
痕の径及びピッチ、圧痕のない平坦な部分の面積率、板
の微小うねりＷＣＡをそれぞれ測定し、塗装後の鮮映性
を評価した。その結果を第１表に示す。
製の圧延板（板厚：１．０ｍｍ）を、レーザー加工によ
り表面を種々に調整した圧延ロールを用いて圧延し、圧
痕の径及びピッチ、圧痕のない平坦な部分の面積率、板
の微小うねりＷＣＡをそれぞれ測定し、塗装後の鮮映性
を評価した。その結果を第１表に示す。
なお、圧痕の径及びピッチ並びに圧痕のない平坦部分の
面積率は、板表面のＳＥＭ観察により測定した。微小う
ねりは表面粗さ測定器（サーフコーダＳ Ｅ−３０Ｄ）
により測定した。また鮮映性は、リン酸亜鉛処理後、下
塗（カチオン電着）→中塗（スプレー塗布）→上塗（ス
プレー塗布）を行い、市松模様を塗装面に映し、目視に
て評価した。
面積率は、板表面のＳＥＭ観察により測定した。微小う
ねりは表面粗さ測定器（サーフコーダＳ Ｅ−３０Ｄ）
により測定した。また鮮映性は、リン酸亜鉛処理後、下
塗（カチオン電着）→中塗（スプレー塗布）→上塗（ス
プレー塗布）を行い、市松模様を塗装面に映し、目視に
て評価した。
同表中、本発明材Ｎα１〜Ｎｏ、 ５は圧痕の径及びピ
ッチ、圧痕のない平坦部分の面積率及び微小うねりＷＣ
Ａが本発明の範囲内に入るように、レーザー加工された
圧延ロールを用いて圧延したものである。また、比較材
Ｎｏ、 １〜Ｎα５は本発明の範囲外の表面性状を有す
る圧延板であり、これらの比較材のうち、Ｎα１〜Ｎα
４はレーザー加工された圧延ロールを用いて圧延したも
のであるが、Ｈａ ５はＲｏＤ、Ｃ，用の圧延ロールで
圧延したものである。
ッチ、圧痕のない平坦部分の面積率及び微小うねりＷＣ
Ａが本発明の範囲内に入るように、レーザー加工された
圧延ロールを用いて圧延したものである。また、比較材
Ｎｏ、 １〜Ｎα５は本発明の範囲外の表面性状を有す
る圧延板であり、これらの比較材のうち、Ｎα１〜Ｎα
４はレーザー加工された圧延ロールを用いて圧延したも
のであるが、Ｈａ ５はＲｏＤ、Ｃ，用の圧延ロールで
圧延したものである。
同表から明らかなように、
本発明材Ｎｏ、 １− Ｎｏ、 ５
は、
比較材と比べ、
鮮映性が良好である。
【以下余白）
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、レーザー加工さ
れた圧延ロールを用いて、圧延板の表面性状として圧痕
の径及びピッチ、圧痕のない平坦部分の面積率、板の微
小うねりが所定の範囲になるように調整したので、Ｒ，
Ｄ、Ｃ，の優れた特性を劣化されることなく、塗装後の
鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板を
得ることができる。
れた圧延ロールを用いて、圧延板の表面性状として圧痕
の径及びピッチ、圧痕のない平坦部分の面積率、板の微
小うねりが所定の範囲になるように調整したので、Ｒ，
Ｄ、Ｃ，の優れた特性を劣化されることなく、塗装後の
鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板を
得ることができる。
第１図は圧延板の表面における圧痕の径、ピッチ並びに
圧痕のない平坦な部分を説明する図、第２図は圧延板の
表面における圧痕の径り及びピッチＰの関係において圧
痕のない平坦な部分の面積率が６０％以上の範囲（Ｐ≧
１．４Ｄ）を示した説明図で、図中の斜線部が本発明範
囲を示している。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 一 一
圧痕のない平坦な部分を説明する図、第２図は圧延板の
表面における圧痕の径り及びピッチＰの関係において圧
痕のない平坦な部分の面積率が６０％以上の範囲（Ｐ≧
１．４Ｄ）を示した説明図で、図中の斜線部が本発明範
囲を示している。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 一 一
Claims (1)
- レーザー加工された圧延ロールを用いて圧延されたアル
ミニウム合金板において、該圧延ロールから転写された
円形状の圧痕の径が１００〜３００μｍ、ピッチが１５
０〜５００μｍで、圧痕のない平坦な部分の面積率が６
０％以上であり、板の微小うねりが１μｍ以下の範囲内
にあることを特徴とする鮮映性の優れたプレス成形加工
用アルミニウム合金板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19293888A JPH0241703A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19293888A JPH0241703A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241703A true JPH0241703A (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=16299502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19293888A Pending JPH0241703A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 鮮映性の優れたプレス成形加工用アルミニウム合金板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241703A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04228210A (ja) * | 1990-05-07 | 1992-08-18 | Aluminum Co Of America <Alcoa> | 金属材料の圧延方法および圧延ロール表面の調製方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62230402A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Kawasaki Steel Corp | 塗装用鋼板及びその製造方法 |
| JPS63132701A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | Kawasaki Steel Corp | 塗装用鋼板とその製法 |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP19293888A patent/JPH0241703A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62230402A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Kawasaki Steel Corp | 塗装用鋼板及びその製造方法 |
| JPS63132701A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | Kawasaki Steel Corp | 塗装用鋼板とその製法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04228210A (ja) * | 1990-05-07 | 1992-08-18 | Aluminum Co Of America <Alcoa> | 金属材料の圧延方法および圧延ロール表面の調製方法 |
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