JPH0240855A - 偏向ヨーク装置 - Google Patents

偏向ヨーク装置

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Publication number
JPH0240855A
JPH0240855A JP19024588A JP19024588A JPH0240855A JP H0240855 A JPH0240855 A JP H0240855A JP 19024588 A JP19024588 A JP 19024588A JP 19024588 A JP19024588 A JP 19024588A JP H0240855 A JPH0240855 A JP H0240855A
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JP
Japan
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magnetic body
value
change
residual magnetism
saddle
Prior art date
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Pending
Application number
JP19024588A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kitamura
勝之 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19024588A priority Critical patent/JPH0240855A/ja
Publication of JPH0240855A publication Critical patent/JPH0240855A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、鞍型水平偏向コイルの受像管ネック側ベン
ド部付近に、X軸上横方向の左右のコンバージェンスの
バランスを調整するための磁性体を有する偏向ヨーク装
置に関する。
(従来の技術) テレビジョン受像機等のCRTを使った画像表示装置に
設けられる偏向ヨーク装置においては、従来、各部個品
の寸法ばらつきや組立てばらつき、さらには組合わせら
れるCRTの特性ばらつきにより、種々のミスコンバー
ゼンスが発生するという問題があった。
この問題を解決するために、近年、種々の方法が考えら
れている。例えば、第4図に示すようなスクリーン面1
1のX軸上横方向のコンバージェンス(以下、これをX
、と記す)が左右でアンバランスなミスコンバージェン
スの発生を防ぐ方法としては、第5図に示すように、コ
イルセパレータ21に配設された鞍型水平偏向コイル2
2の受像管ネック側ベンド部付近に板状の磁性体23を
配置する方法がある。なお、第5図は、磁性体23をコ
イルセパレータ21の後方拡大部211の前面に取り付
けた状態を示す。
ここで、この方法による左右のX、のバランスの調整作
用を第6図乃至第8図を参照しながら説明する。
第6図は、水平偏向磁界Hxが均一で、かつ、左右のX
、のバランスがとれているコンバージェンスパターンを
示す。この状態より、上記磁性体23をスクリーン面1
1側から見て鞍型水平偏向コイル22の左側に配置する
と、第7図に示すように、水平偏向磁界Hxは、磁性体
23が設けられた左側がより強くなるようにして全体的
に強められる。このような磁界分布において、電子ビー
ムをX軸上で右側に偏向すると、ブルービーム×はレッ
ドビームOより強い磁界を受けるため、レッドビームO
の右側に位置するようになる(以下、このようなコンバ
ージェンスパターンのXHをXHバランス記す)。一方
、電子ビームをX軸上で左側に偏向すると、この場合も
、ブルービーム×はレッドビームOより強い磁界を受け
るため、今度は、レッドビームOの左側に位置するよう
になる(以下、このようなコンバージェンスパターンの
X、をXHマイナスと記す)。したがって、磁性体23
を、鞍型水平偏向コイル21の左側に配置すると、右側
のXHのパターンをX軸のプラス方向に、左側のXHの
パターンをマイナス方向に補正することができる。同様
に、磁性体11を鞍型水平偏向コイル22の右側に配置
すると、逆向きの補正が可能となる。
以上から磁性体23を用いて第4図のミスコンバージェ
ンスを補正するには、磁性体23を鞍型水平偏向コイル
22の左側に設ければよい。これにより、右側のXHの
パターンはプラス方向に、左側のX、4のパターンはマ
イナス方向に補正され、左右のX□のバランスがとれ、
ミスコンバージェンスが解消される。
このように、鞍型水平偏向コイル21の受像管ネック側
ベンド部付近に、磁性体23を設ける方法によれば、左
右のXHのバランスを調整することができる。
ところで、従来は、上記磁性体23を残留磁気の大きな
磁化特性を有するけい素鋼によって形成していた。
しかし、このような構成では、XHの左右のバランスを
調整したとき、X軸上センターのコンバージェンス(以
下、Xcと記す)の値まで変化するという問題がある。
以下、この残留磁気によってXcが変化する様子を第9
図乃至第12図を使って詳細に説明する。
第9図は電子ビームのスキャンの様子を示す図である。
第10図は磁性体23を鞍型水平偏向コイル23の受像
管ネック側ベンド部の左側に配置した場合の電子ビーム
のスキャンとヒステリシスループの関係を示す図であり
、第11図は同じく残留磁気Bの影響を示す図である。
第12図は磁性体23を鞍型水平偏向コイル23の受像
管ネック側ベンド部の右側に配置した場合の残留磁気B
の影響を示す図である。
今、電子ビームが第9図の■の位置から■の位置を経て
■の位置に達したとき、第7図の水平偏向電流IHは0
であるから、鞍型水平偏向コイル21による水平偏向磁
界Hxは発生しない。しかし、磁性体23には残留磁気
B1が発生する。この残留磁気Blの磁界方向を第11
図(a)に示す。これにより、センターのブルービーム
Xは左側にシフトされ、Xcのパターンはマイナス傾向
を示すようになる。
次に、電子ビームが■の位置から■の位置を経て■の位
置に達すると、残留磁気B2が発生する。
この残留磁気B2の磁界方向を第11図(b)に示す。
これにより、センターのブルービーム×は右側にシフト
され、Xcのパターンはプラス傾向を示すようになる。
但し、電子ビームが■の位置に位置するときは帰線期間
であるので、Xcの値の変化の影響は画面に現われない
。したがって、Xcの値の変化としては、■の位置にお
けるマイナス傾向の変化が問題となる。
逆に、磁性体23を鞍型水平偏向コイル22の受像管ネ
ック側ベンド部の右側に配置した場合は、電子ビームが
■の位置に達したとき、第12図<1)の方向の残留磁
気B1が発生する。これにより、レッドビームOは左に
シフトされ、Xcはプラス傾向のパターンを示すように
なる。また、電子ビームが■の位置に達したときは、第
12図(b)の方向の残留磁気B2が発生する。これに
より、レッドビーム0は右にシフトされ、Xcのパター
ンはマイナス傾向を示すようになる。但し、この場合も
、電子ビームが■の位置に位置するときは、帰線期間中
なので、XCの値の変化の画面への影響はない。したが
って、Xcの値の変化としては、電子ビームが■の位置
に位置するときのプラス傾向の変化が問題となる。
表1に、磁性体23を鞍型水平偏向コイル22の受像管
ネック側ベンド部の左側に配置して左右のX、のバラン
スを調整した場合のX、とXcの値の変化の測定結果を
示す。同様に、表2に、磁性体23を鞍型水平偏向コイ
ル22の受像管ネック側ベンド部の右側に配置した場合
・のXHとXcの値の変化の測定結果を示す。なお、こ
の測定は、長さ30ruis厚さ0.5Mの磁性体23
を使って行ったものである。
表1 表2 ところで、このような磁性体23の残留磁気によるXc
の値の変化はビユリティコンバージェンスマグネット(
以下、PCMと記す)によって補正することができる。
しかし、PCMによってXCの値の変化を補正すると、
XHの値も同時に変化するという問題がある。この場合
、磁性体23によってXHの左右のバランスを調整した
際のXcの値の変化量をαとし、この変化をPCMで補
正することにより生じるXHの値の変化量をα′とする
と、αとα′との間には、常に、αくα′なる関係があ
る。したがって、Xcの値の変化をPCMによって補正
することにより生じるXHの値の変化は、Xcの値の変
化が大きければ大きい程大きくなる。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、鞍型水平偏向コイルの受像管ネック
側ベンド部付近に磁性体を設け、左右のXHのバランス
を調整する従来の偏向ヨーク装置においては、上記磁性
体を残留磁気の大きな磁化特性を持つけい素鋼によって
形成していたため、左右のX IIのバランスを調整す
ると、Xcの値が変化し、これをPCMで補正すること
によってX、の値も本来の値から変化してしまうという
問題があった。
そこで、この発明は、磁性体によって左右のXHのバラ
ンスを調整しても、XHの値が本来の値から変化してし
まうことがない偏向ヨーク装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、磁性体を残留磁
気の小さい磁化特性を有するフェライト系の磁性材料に
よって形成するようにしたものである。
(作用) 上記構成によれば、磁性体の残留磁気が小さいため、残
留磁気によるセンターの電子ビームへの影響はほとんど
生じない。したがって、磁性体の残留磁気によるX、の
値の変化を補正するためのPCM処理が不要となり、X
Hの値が本来の値から変化してしまうことを防止するこ
とができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図(a)は磁性体31の平面図であり、同図(b)
は同じく側面図である。
この磁性体31はフェライト系の磁性材料によって形成
され、残留磁気の小さな磁化特性を持つように設定され
ている。また、この磁性体31は、例えば、板状に形成
され、コの字形状を有する。
このように形成された磁性体31は、従来と同様、鞍型
水平偏向コイル22の受像管ネック側ベンド部付近に配
置される。
表3は、磁性体31を鞍型水平偏向コイル22の受像助
ネック側ベンド部の左側に配置した場合のX、、Xcの
値の変化の測定結果を示すものである。同様に、表4は
、磁性体31を鞍型水平偏向コイル22の受像勘ネック
側ベンド部の右側に配置した場合のX、、Xcの値の変
化の測定結果を示すものである。なお、この1111j
定で用いた磁性体31の長さは30Jlj+であり、厚
さは2rutである。
また、CRTとしては、φ32.5JIIN、110@
28vFSのものを使用し、偏向ヨークとしては2gv
FS用のものを用いている。
表3 表4 表3.4からこの実施例の磁性体31によって左右のX
Hのバランスを調整する場合、Xcの値がほとんど変化
しないことが分る。
表5は、この実施例の磁性体31を用いた場合と従来の
磁性体23を用いた場合の左右のXHのバランスの調整
能力の7#1定結果を比較して示すものである。
表  5 この表5からこの実施例の磁性体31を用いれば、X 
Hの本来の値を変えずに、その左右のバランスを調整す
ることができることが分かる。
以上述べたようにこの実施例は、残留磁気の小さい磁化
特性を有するフェライト系の磁性材料によって磁性体3
1を形成することにより、磁性体31の残留磁気により
センタービームが偏向されてX。かの値が変化してしま
うことがないようにしたものである。したがって、この
実施例によれば、PCMによりXcの値の変化を補正す
るという処理を無くすことができるため、この処理によ
ってXHの値が本来の値から変化してしまうという問題
も無くすことができる。
なお、この発明は、第3図に示すように、磁性体31を
コイルセパレータ21の後方拡大部211の後面に取り
付ける場合にも適用可能なことは勿論である。これ以外
にも、磁性体を鞍型水平偏向コイルの受像管ネック側ベ
ンド部付近に配置する偏向ヨーク装置一般に適用可能な
ことは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、鞍型水平偏向コイ
ルのX、の本来の値を変えることなく、X IIの左右
のバランスを調整することができるので、動作工数の軽
減に寄与することができるとともに、トータルバランス
のよい偏向ヨーク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するための平面図、
第2図は同じく側面図、第3図はこの実施例の他の実施
例を説明するための斜視図、第4図はX軸上の横方向の
ミスコンバージェンスパターンを示す図、第5図は磁性
体の配置位置を説明するための斜視図、第6図は正常な
コンパジエンスパターンを示す図、第7図および第8図
は磁性体使用時のコンバージェンスパターンを示す図、
第9図は電子ビームの移動パターンを示す図、第10図
はヒステリシス特性を示す特性図、第11図および第1
2図はセンタービームに対する磁性体の残留磁気の影響
を示す図である。 1・・・コイルセパレ 夕、 2・・・鞍型水平偏向 コイル、 1・・・磁性体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鞍型水平偏向コイルの受像管ネック側ベンド部付近に、
    X軸上横方向の左右のコンバージェンスのバランスを調
    整するための磁性体を有する偏向ヨーク装置において、 上記磁性体が残留磁気の小さい磁化特性を有するフェラ
    イト系の磁性材料によって形成されていることを特徴と
    する偏向ヨーク装置。
JP19024588A 1988-07-29 1988-07-29 偏向ヨーク装置 Pending JPH0240855A (ja)

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JP19024588A JPH0240855A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 偏向ヨーク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004065471A3 (en) * 2003-01-24 2004-09-23 Ciba Sc Holding Ag Antistatic composition

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52100840A (en) * 1976-02-20 1977-08-24 Toshiba Corp Color picture receiving tube unit
JPS6044799A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 蓄熱体

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