JPH0239776Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239776Y2 JPH0239776Y2 JP5687084U JP5687084U JPH0239776Y2 JP H0239776 Y2 JPH0239776 Y2 JP H0239776Y2 JP 5687084 U JP5687084 U JP 5687084U JP 5687084 U JP5687084 U JP 5687084U JP H0239776 Y2 JPH0239776 Y2 JP H0239776Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- hollow core
- foam
- synthetic resin
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 37
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 6
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内装品の中空芯材の構造に関し、更に
詳細に説明すると、車両等のヘツドレストやアー
ムレスト等の如く、合成樹脂材より成形された中
空芯材を発泡成形型内に挿入し、発泡合成樹脂の
原液を注入して中空芯材と一体に発泡体を成形し
て形成される内装品の中空芯材の構造に関する。
詳細に説明すると、車両等のヘツドレストやアー
ムレスト等の如く、合成樹脂材より成形された中
空芯材を発泡成形型内に挿入し、発泡合成樹脂の
原液を注入して中空芯材と一体に発泡体を成形し
て形成される内装品の中空芯材の構造に関する。
従来の車両等の内装品、例えばヘツドレスト
は、第１図に示す如く、合成樹脂材をブロー成形
して中空芯材２を形成し、これを発泡成形型１を
型開きした状態で挿入する。この中空芯材２は予
じめヘツドレストステー３が一体に固着されたも
のが示されているが、アームレスト等の場合には
このステー３は存在しない。中空芯材２を発泡成
形型１に挿入した後、発泡合成樹脂の原液４′を
注入機５より発泡成形型１内に注入し、発泡成形
型１を型閉めし、発泡キユアさせて発泡体４を成
形する。この発泡体４の成形時に、第２図に示す
如く、発泡圧及び発泡熱により、中空芯材２が凹
部２ａが形成されるように変形し、発泡成形型１
より内装品としてのヘツドレスト６を取出した場
合に、第３図に示す如く、中空芯材２が復元し、
この復元により発泡体４の外側に凸部４ａが形成
されるように変形する等の欠点を有していた。こ
のため中空芯材２の肉厚を厚くしたり、リブ構造
を採用しなければならず、軽量化の要望を満足さ
せる事が出来ない欠点を有していた。
は、第１図に示す如く、合成樹脂材をブロー成形
して中空芯材２を形成し、これを発泡成形型１を
型開きした状態で挿入する。この中空芯材２は予
じめヘツドレストステー３が一体に固着されたも
のが示されているが、アームレスト等の場合には
このステー３は存在しない。中空芯材２を発泡成
形型１に挿入した後、発泡合成樹脂の原液４′を
注入機５より発泡成形型１内に注入し、発泡成形
型１を型閉めし、発泡キユアさせて発泡体４を成
形する。この発泡体４の成形時に、第２図に示す
如く、発泡圧及び発泡熱により、中空芯材２が凹
部２ａが形成されるように変形し、発泡成形型１
より内装品としてのヘツドレスト６を取出した場
合に、第３図に示す如く、中空芯材２が復元し、
この復元により発泡体４の外側に凸部４ａが形成
されるように変形する等の欠点を有していた。こ
のため中空芯材２の肉厚を厚くしたり、リブ構造
を採用しなければならず、軽量化の要望を満足さ
せる事が出来ない欠点を有していた。
本考案の目的は中空芯材の肉厚を薄くし、軽量
化の要望を満足させ得ると共に中空芯材の変形及
び発泡体の変形を防止し得、中空芯材の形状の簡
素化が図れ、著しく経済性に優れた内装品の中空
芯材の構造を提供するもので、以下図面を参照し
て詳述する所より明らかとなるであろう。
化の要望を満足させ得ると共に中空芯材の変形及
び発泡体の変形を防止し得、中空芯材の形状の簡
素化が図れ、著しく経済性に優れた内装品の中空
芯材の構造を提供するもので、以下図面を参照し
て詳述する所より明らかとなるであろう。
第４図には本考案に係る内装品の中空芯材の一
実施例の概略が夫々示されており、本実施例にお
いてはヘツドレストの中空芯材に適用した場合と
して示されているが、ヘツドレストの中空芯材に
限定されるものではない。
実施例の概略が夫々示されており、本実施例にお
いてはヘツドレストの中空芯材に適用した場合と
して示されているが、ヘツドレストの中空芯材に
限定されるものではない。
ヘツドレストの中空芯材１２には一対のヘツド
レストステー１３が一体に固着され、中空芯材１
２の表面には適宜の間隔で凹凸部１５が形成され
ている。また外周に形成される発泡体１４との一
体化を図るために凹溝１６が左右に形成されてい
る。
レストステー１３が一体に固着され、中空芯材１
２の表面には適宜の間隔で凹凸部１５が形成され
ている。また外周に形成される発泡体１４との一
体化を図るために凹溝１６が左右に形成されてい
る。
中空芯材１２の表面及び裏面側の略中央部には
透孔１７が形成され、この透孔１７により、発泡
体１４を成形する際に発生する発泡圧が中空芯材
１２の内部に作用し、外周面にのみ加わらないよ
うになされている。即ち第５図及び第６図に示す
如く、中空芯材１２を発泡成形型１に挿入し、発
泡合成樹脂の原液１４′を注入すると、発泡成形
型１の底部側より順次上方に発泡が進行し、中空
芯材１２の透孔１７より発泡圧が中空芯材１２の
内部に作用し、中空芯材１２の外部と内部の圧力
が略々等しくなり中空芯材１２が発泡圧により変
形する虞れがない。発泡体１４が成形される際に
透孔１７より中空芯材１２の内部に多少発泡体１
４ａが浸入するが、発泡成形型１に形成されたベ
ント孔７より発泡成形型１の外部に出てくる発泡
体１４ｂと略々同程度のものであり、重量が増加
する虞れがない。
透孔１７が形成され、この透孔１７により、発泡
体１４を成形する際に発生する発泡圧が中空芯材
１２の内部に作用し、外周面にのみ加わらないよ
うになされている。即ち第５図及び第６図に示す
如く、中空芯材１２を発泡成形型１に挿入し、発
泡合成樹脂の原液１４′を注入すると、発泡成形
型１の底部側より順次上方に発泡が進行し、中空
芯材１２の透孔１７より発泡圧が中空芯材１２の
内部に作用し、中空芯材１２の外部と内部の圧力
が略々等しくなり中空芯材１２が発泡圧により変
形する虞れがない。発泡体１４が成形される際に
透孔１７より中空芯材１２の内部に多少発泡体１
４ａが浸入するが、発泡成形型１に形成されたベ
ント孔７より発泡成形型１の外部に出てくる発泡
体１４ｂと略々同程度のものであり、重量が増加
する虞れがない。
以上が本考案に係る内装品の中空芯材の構造で
あるが、斯る構成に依れば、中空芯材の肉厚を著
しく薄くし、軽量化の要望を満し、経済性にも優
れると共に、中空芯材の変形及び発泡体の変形を
防止し得、外観の優れた内装品を得る事が出来
る。
あるが、斯る構成に依れば、中空芯材の肉厚を著
しく薄くし、軽量化の要望を満し、経済性にも優
れると共に、中空芯材の変形及び発泡体の変形を
防止し得、外観の優れた内装品を得る事が出来
る。
第１図乃至第３図は従来の内装品の製造工程を
夫々示すもので、第１図は中空芯材を発泡成形型
に挿入し発泡合成樹脂の原液を注入している状態
を示す側断面説明図、第２図は発泡体を成形した
状態を示す側断面説明図、第３図は内装品を取出
した状態の側断面説明図、第４図は本考案に係る
内装品の中空芯材をヘツドレストに適用した一実
施例の正面説明図、第５図及び第６図は第２図及
び第３図に夫々対応する本考案の側断面説明図で
ある。 図中、１……発泡成形型、１２……中空芯材、
１４′……発泡合成樹脂の原液、１４……発泡体、
１５……凹凸部、１６……凹溝、１７……透孔。
夫々示すもので、第１図は中空芯材を発泡成形型
に挿入し発泡合成樹脂の原液を注入している状態
を示す側断面説明図、第２図は発泡体を成形した
状態を示す側断面説明図、第３図は内装品を取出
した状態の側断面説明図、第４図は本考案に係る
内装品の中空芯材をヘツドレストに適用した一実
施例の正面説明図、第５図及び第６図は第２図及
び第３図に夫々対応する本考案の側断面説明図で
ある。 図中、１……発泡成形型、１２……中空芯材、
１４′……発泡合成樹脂の原液、１４……発泡体、
１５……凹凸部、１６……凹溝、１７……透孔。
Claims (1)
- 合成樹脂材より成形された中空芯材を発泡成形
型内に挿入し、発泡合成樹脂の原液を成形型内に
注入して前記中空芯材と一体に発泡体を成形して
形成される内装品の中空芯材の構造において、前
記発泡合成樹脂の発泡の際に発生する発泡圧によ
り中空芯材が変形しないように中空芯材の内部に
発泡圧を作用させ得る透孔が設けられている事を
特徴とする内装品の中空芯材の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5687084U JPS60168914U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 内装品の中空芯材の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5687084U JPS60168914U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 内装品の中空芯材の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60168914U JPS60168914U (ja) | 1985-11-09 |
| JPH0239776Y2 true JPH0239776Y2 (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=30580878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5687084U Granted JPS60168914U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 内装品の中空芯材の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60168914U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023076232A (ja) * | 2021-11-22 | 2023-06-01 | 株式会社アーケム | シートパッドおよびシートパッドの製造方法 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP5687084U patent/JPS60168914U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60168914U (ja) | 1985-11-09 |
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