JPH0238540A - 無給脂摺動材の製造方法 - Google Patents
無給脂摺動材の製造方法Info
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は粉末を焼結して無給脂摺動４４を製造する方法
に関するものである。
に関するものである。
（従来の技術）
従来のこの種の技術は例えば円筒状の軸受を製造する場
合第３図（ａ）に示す様な円柱状の空隙を有する金型１
０〕とコア１．０２の間に金属粉末、例えばＣｕ９Ｑｗ
ｔ％、Ｓ ｎ ］ ＯＷ ｔ％からなる粉末１０３に固
体潤滑剤として例えば黒鉛１０４を添加して、トバンチ
１０５、下パンチ１０６により加圧して第３（ｍ （ｂ
） ｔ、こ示ず揉Ｇご成形した後、焼結している。
合第３図（ａ）に示す様な円柱状の空隙を有する金型１
０〕とコア１．０２の間に金属粉末、例えばＣｕ９Ｑｗ
ｔ％、Ｓ ｎ ］ ＯＷ ｔ％からなる粉末１０３に固
体潤滑剤として例えば黒鉛１０４を添加して、トバンチ
１０５、下パンチ１０６により加圧して第３（ｍ （ｂ
） ｔ、こ示ず揉Ｇご成形した後、焼結している。
（発明が解決しようとする課題）
上記の様な従来の技術では第４図（ａ）の概念図に示ず
様に、摺動性を改良するために金属粉末１０３に固体潤
滑剤１０４を多量に添加すると金属粉末１０３の周囲を
固体潤滑剤１０４が包囲するため金属粉末１０３同志の
接触が無くなり焼結後の強度が低下し、更に第３図（ａ
）（ｂ）が示す様な円筒状の軸受を製造すると」下パン
チ１０５、下バンチ１０６により上下から加圧されるた
め内周の軸受部は第４図（ｂ）の概念図に示ず様に、固
体潤滑剤１０４は金属粉末１０３の間に片状るこ分布す
るため潤滑剤として有効に作用する面積が少なくなる問
題がある。
様に、摺動性を改良するために金属粉末１０３に固体潤
滑剤１０４を多量に添加すると金属粉末１０３の周囲を
固体潤滑剤１０４が包囲するため金属粉末１０３同志の
接触が無くなり焼結後の強度が低下し、更に第３図（ａ
）（ｂ）が示す様な円筒状の軸受を製造すると」下パン
チ１０５、下バンチ１０６により上下から加圧されるた
め内周の軸受部は第４図（ｂ）の概念図に示ず様に、固
体潤滑剤１０４は金属粉末１０３の間に片状るこ分布す
るため潤滑剤として有効に作用する面積が少なくなる問
題がある。
（課題を解決するだめの手段及び作用）第１の発明の無
給脂）署動材の製造方法は固体Δ■滑剤に結合剤を添加
して造粉して凝集ｔｉ’ｊ子を作成し、該凝集粒子を金
属粉末に添加して加圧成形し焼結することを特徴とする
無給脂摺動材の製造方法である。
給脂）署動材の製造方法は固体Δ■滑剤に結合剤を添加
して造粉して凝集ｔｉ’ｊ子を作成し、該凝集粒子を金
属粉末に添加して加圧成形し焼結することを特徴とする
無給脂摺動材の製造方法である。
また第２の発明の無給脂摺動材の製造方法は、第１の発
明の加圧成形する方法が摺動面に加圧する方法である。
明の加圧成形する方法が摺動面に加圧する方法である。
（実施例）
以下、本発明の第１実施例について説明する。
黒鉛粉に２ＷＬ％水ガラスを添加して攪拌して粒径０．
５〜１．０ｍｍに造ｆ、Ｖした工船４を、電解銅粉９０
ＷＬ％、アトマイズＳｎ扮＋ ＯＷ ｔ％からなる金属
粉末３に５０ｖｏ １％添加し、第１図Ｇこ示ず様な金
型１の中心にマンＩレル２を挿入し外側をラバー型５で
包囲した型の中に充填し、冷間静水圧加圧法で３０００
ｋｇ／ｃイ加圧し、成形を行う。次に、アンモニア分解
ガス雰囲気の焼結炉に入れて７８０°Ｃで１時間焼結を
行う。以」二の様な本発明の方法で製造した摺動材と従
来の方法で製造した摺動材の摺動面の５０倍の顕微鏡組
織写真で示すと第２図（ａ）は本発明の方法で製造した
ものを示し、第２［ｉ＞ （ｂ）は従来の方法で製造し
たものを示し、本発明の方法で製造した４）のは、大き
な黒鉛（写真中黒色の部分）を金属ネカ子が包囲した顕
微鏡組織となっているのに対して従来の方法で製造した
ものは、金属粒子は工船により分断されている。従って
、本発明の方法で製造した摺動材は強度が高いのに幻し
て従来の方法で製造した摺動材は強度が低い結果となる
。
５〜１．０ｍｍに造ｆ、Ｖした工船４を、電解銅粉９０
ＷＬ％、アトマイズＳｎ扮＋ ＯＷ ｔ％からなる金属
粉末３に５０ｖｏ １％添加し、第１図Ｇこ示ず様な金
型１の中心にマンＩレル２を挿入し外側をラバー型５で
包囲した型の中に充填し、冷間静水圧加圧法で３０００
ｋｇ／ｃイ加圧し、成形を行う。次に、アンモニア分解
ガス雰囲気の焼結炉に入れて７８０°Ｃで１時間焼結を
行う。以」二の様な本発明の方法で製造した摺動材と従
来の方法で製造した摺動材の摺動面の５０倍の顕微鏡組
織写真で示すと第２図（ａ）は本発明の方法で製造した
ものを示し、第２［ｉ＞ （ｂ）は従来の方法で製造し
たものを示し、本発明の方法で製造した４）のは、大き
な黒鉛（写真中黒色の部分）を金属ネカ子が包囲した顕
微鏡組織となっているのに対して従来の方法で製造した
ものは、金属粒子は工船により分断されている。従って
、本発明の方法で製造した摺動材は強度が高いのに幻し
て従来の方法で製造した摺動材は強度が低い結果となる
。
次に本発明の第２実施例について説明する。
軸受の内径層として、
使用鉄粉末
−４６（］ ］０ア１−マイズ鋼粉Ｆｅ−２ＮＯ，５Ｍ
ｏ）−４００ｍｅ ｓ ｈに２ＷＬ％の割合でＦ゛ｅ
−Ｐ粉砕粉（Ｆｅ−２５Ｐ）３５０ｍｅｓｈを加えた粉
末 天然黒鉛粉末 −３５０ｍｅｓｈ 造粒黒鉛 ・天然黒鉛に２ｗｔ％水ガラスを添加して造粒し、粒径
０．０５ｍｍ以下、０．０Ｆｌ−１０画、１．０ｍｍ以
」−の３種類に節分＆−１する。
ｏ）−４００ｍｅ ｓ ｈに２ＷＬ％の割合でＦ゛ｅ
−Ｐ粉砕粉（Ｆｅ−２５Ｐ）３５０ｍｅｓｈを加えた粉
末 天然黒鉛粉末 −３５０ｍｅｓｈ 造粒黒鉛 ・天然黒鉛に２ｗｔ％水ガラスを添加して造粒し、粒径
０．０５ｍｍ以下、０．０Ｆｌ−１０画、１．０ｍｍ以
」−の３種類に節分＆−１する。
これらの粉末を第１表の成分に混合した粉末を■型混合
機で混合する。
機で混合する。
第１表
軸受の外径層として、
使用鉄粉末
アトマイズ鉄扮（純Ｆ ｅ ） １００ ｍ ｅ ｓ
ｈ天然黒鉛粉末 −３５０ｍｅｓｈ これらの粉末をＦｅ−０，３％Ｃとなる様な割合で混合
してＶ型混合機で混合する。
ｈ天然黒鉛粉末 −３５０ｍｅｓｈ これらの粉末をＦｅ−０，３％Ｃとなる様な割合で混合
してＶ型混合機で混合する。
次に第５図に基づいて成形方法について説明する。
第５図（＋）に於いて円柱状の金型１１の外側に円筒状
のラハーカ１１圧型１２を配設し、金型１］とラバー加
圧型１２とでキャビティを形成し、該キャビティを円筒
状の仕切板治具１３により２層のキャビティを構成し、
外側のキャビティに軸受の外径層となる粉末を充填し、
内側のキャビティに軸受の内径層となる粉末を充填し、
仕切板治具１３を抜き取る。
のラハーカ１１圧型１２を配設し、金型１］とラバー加
圧型１２とでキャビティを形成し、該キャビティを円筒
状の仕切板治具１３により２層のキャビティを構成し、
外側のキャビティに軸受の外径層となる粉末を充填し、
内側のキャビティに軸受の内径層となる粉末を充填し、
仕切板治具１３を抜き取る。
次に第５図（１）に示す様に金属製Ｍ１５にて」二部を
閉塞し、第５図（ＩＩＩ）に示ず様にラバー加圧型１２
を冷間静水圧加機で５０００ ｋｇ／ｃｆｆｌで加圧し
、軸受素ｔ、Ｉ’ １６を造り、これを金型１１より取
り出して、焼結炉にて真空中で］ ｌ ００ ’（’：
、１時間焼結を行って、摩耗試験用供試材を製造した。
閉塞し、第５図（ＩＩＩ）に示ず様にラバー加圧型１２
を冷間静水圧加機で５０００ ｋｇ／ｃｆｆｌで加圧し
、軸受素ｔ、Ｉ’ １６を造り、これを金型１１より取
り出して、焼結炉にて真空中で］ ｌ ００ ’（’：
、１時間焼結を行って、摩耗試験用供試材を製造した。
供試材を軸受試験機で、面圧］ ０００ ｋｇ／ｃＪ、
速度５ ｃｍ ／ ｓ ｅ ｃ 、無潤滑で摩耗試験を
行った結果第２表に示す。
速度５ ｃｍ ／ ｓ ｅ ｃ 、無潤滑で摩耗試験を
行った結果第２表に示す。
第２表
径０．０５肛以下の造オ′力里鉛を使用した供試材は摩
擦係数が高く、摩耗量も多い。
擦係数が高く、摩耗量も多い。
又、径１．０ｍｍ以上の造粒黒鉛を使用した供８式ＩＪ
はＩ９：擦係数は低いが摩耗量が多い。造粒黒鉛の添加
量５％では摩擦係数が大きく、又５０％を越えると摩耗
量が多くなる。
はＩ９：擦係数は低いが摩耗量が多い。造粒黒鉛の添加
量５％では摩擦係数が大きく、又５０％を越えると摩耗
量が多くなる。
次に、黒鉛の造粒にフェノール樹脂を使用して第２実施
例と同し条件で供試料の顕微鏡写真を第６１ｆｆｉ （
ａ） 、 （ｂ）に、黒鉛の造粒に水ガラスを使用し
た供試料の顕微鏡写真を第７図＜ａ＞（ｂ）に示す。
例と同し条件で供試料の顕微鏡写真を第６１ｆｆｉ （
ａ） 、 （ｂ）に、黒鉛の造粒に水ガラスを使用し
た供試料の顕微鏡写真を第７図＜ａ＞（ｂ）に示す。
第６図（ａ）は５０化の顕微鏡写真で、黒鉛は焼結時に
完全に鉄に固溶してセメンタイ！・（写真中の白い部分
）を形成している、又第６図（ｂ）は１００倍の顕微鏡
写真で、黒鉛の存在していた箇所は孔（写真中の黒い部
分）となっている。
完全に鉄に固溶してセメンタイ！・（写真中の白い部分
）を形成している、又第６図（ｂ）は１００倍の顕微鏡
写真で、黒鉛の存在していた箇所は孔（写真中の黒い部
分）となっている。
第７図（ａ）は５０倍の顕微鏡写真で焼結後もμ、Ａ鉛
のまま存在していて（写真中黒い部分）又はセメンタイ
トの発生はない。
のまま存在していて（写真中黒い部分）又はセメンタイ
トの発生はない。
第７図（ｂ）は１００倍の顕微鏡写真である。以上の結
果より鉄系の焼結材を使用するときは造粒剤は水ガラス
が最適である。
果より鉄系の焼結材を使用するときは造粒剤は水ガラス
が最適である。
（発明の効果）
以上説明した様に、本発明の製造方法で製造した摺動材
は、強度を低下させることなく固体潤滑剤を多量に添加
できるだけでなく、加圧により固体潤滑剤が潤滑に対し
不利な形状に縮小されることがなく優れた潤滑作用を発
揮することができる。
は、強度を低下させることなく固体潤滑剤を多量に添加
できるだけでなく、加圧により固体潤滑剤が潤滑に対し
不利な形状に縮小されることがなく優れた潤滑作用を発
揮することができる。
第１図は本発明による摺動材の製造方法の予備成形方法
を示す図で、第２図（ａ）は本発明による摺動材の製造
方法により製造した摺動材の５０倍の顕微鏡組織写真で
、第２図（ｂ）は従来法による摺動材の製造方法により
製造した摺動材の５０倍の顕微鏡組織写真で、第３図（
ａ）、（ｂ）は従来法の摺動＋オの成形方法を示す圓で
、第４１２１（ａ）は従来技術の概念図で、第４図（ｂ
）は従来技術の固体潤滑剤の形わ、を示ず概念図、第５
０（＋ ） 、 （ＩＩ ） 、 （ＩＩＩ ）は
成形方法を示す図、第６図（ａ）、（ｂ）ｌ；１造粒剤
にフェノール樹脂を使用した顕微鏡写真、第７図（ａ）
、（ｂ）は造粒剤に水ガラスを使用した顕微鏡写真であ
る。図中３は金属粉末、４は黒鉛である。
を示す図で、第２図（ａ）は本発明による摺動材の製造
方法により製造した摺動材の５０倍の顕微鏡組織写真で
、第２図（ｂ）は従来法による摺動材の製造方法により
製造した摺動材の５０倍の顕微鏡組織写真で、第３図（
ａ）、（ｂ）は従来法の摺動＋オの成形方法を示す圓で
、第４１２１（ａ）は従来技術の概念図で、第４図（ｂ
）は従来技術の固体潤滑剤の形わ、を示ず概念図、第５
０（＋ ） 、 （ＩＩ ） 、 （ＩＩＩ ）は
成形方法を示す図、第６図（ａ）、（ｂ）ｌ；１造粒剤
にフェノール樹脂を使用した顕微鏡写真、第７図（ａ）
、（ｂ）は造粒剤に水ガラスを使用した顕微鏡写真であ
る。図中３は金属粉末、４は黒鉛である。
Claims (2)
- （１）固体潤滑剤に結合剤を添加して造粒して凝集粒子
を作成し、該凝集粒子を金属粉末に添加して加圧成形し
焼結することを特徴とする無給脂摺動材の製造方法。 - （２）加圧成形する方法が摺動面に垂直に加圧する請求
項１記載の無給脂摺動材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19099488A JPH0238540A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 無給脂摺動材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19099488A JPH0238540A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 無給脂摺動材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238540A true JPH0238540A (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=16267097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19099488A Pending JPH0238540A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 無給脂摺動材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0238540A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6015775A (en) * | 1995-08-08 | 2000-01-18 | Komatsu Ltd. | Self-lubricating sintered sliding material and method for manufacturing the same |
| FR2866863A1 (fr) * | 2004-02-26 | 2005-09-02 | Oreal | Tete de distribution a gachette amovible |
| JP2008266776A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-11-06 | Jfe Steel Kk | 粉末冶金用鉄基混合粉末 |
| JP2010007175A (ja) * | 2008-05-27 | 2010-01-14 | Jfe Steel Corp | 粉末冶金用鉄基混合粉末 |
| JP2010059517A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Jfe Steel Corp | 粉末冶金用鉄基混合粉末 |
| EP2878839A1 (en) | 2012-07-26 | 2015-06-03 | NTN Corporation | Sintered bearing |
| JP2017161072A (ja) * | 2017-03-17 | 2017-09-14 | Ntn株式会社 | 焼結軸受 |
| JP2019113188A (ja) * | 2019-02-22 | 2019-07-11 | Ntn株式会社 | 焼結軸受 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP19099488A patent/JPH0238540A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6015775A (en) * | 1995-08-08 | 2000-01-18 | Komatsu Ltd. | Self-lubricating sintered sliding material and method for manufacturing the same |
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| US10125819B2 (en) | 2012-07-26 | 2018-11-13 | Ntn Corporation | Sintered bearing |
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