JPH0238507Y2 - - Google Patents

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JPH0238507Y2
JPH0238507Y2 JP1985155354U JP15535485U JPH0238507Y2 JP H0238507 Y2 JPH0238507 Y2 JP H0238507Y2 JP 1985155354 U JP1985155354 U JP 1985155354U JP 15535485 U JP15535485 U JP 15535485U JP H0238507 Y2 JPH0238507 Y2 JP H0238507Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラジオ受信機で使用する機械的な周
波数表示部の糸掛け装置に関する。
〔従来の技術〕
透明な表示板に印刷された周波数目盛を機械的
な指針で指示する周波数表示部は、同調軸の回転
位置に合わせて該指針をスライドさせる必要があ
る。このとき同調軸と指針を連動させる指針駆動
糸は、従来第2図に示すようにホルダ1の前面に
カシメられた軸A,Bで支持されている。23は
指針駆動糸で、指針(図示せぬ)は該糸の一部
(軸A,B間)に固着される。糸23の一端はホ
ルダ1の透孔2を通して背面に回り、そこで同調
軸(図示せぬ)に巻回される。また他端は軸Bで
折返してつる巻きバネ(図示せぬ)に取付けられ
る。24は糸23が透孔2を通過するときその端
部で摩耗して切断されないようにする樹脂製の保
護部材で、糸摺接用の凸部25を有する。この保
護部材24はホルダ1の背面側にネジ5で取付け
られるが、その際、回転方向の位置ずれを防止す
るためにホルダ1側に透孔6が、また保護部材2
4側にはそこに嵌合する位置決め用ボス28が形
成してある。このボス28はホルダ1の前面側に
は突出しない長さに制限されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した糸掛け機構であると、金属
製の軸A,Bが必要となるので部品点数およびカ
シメ工程が多く、コスト高となる。本考案は、保
護部材24のボス28をホルダ1の前面側に突出
させ、これを糸掛け部材とすることでカシメ軸A
を省略しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、同調軸の回転に連動して指針を移動
させる指針駆動糸を摺動自在に支持する周波数表
示部の糸掛け装置において、該同調軸を取付けた
ホルダの背面から前面にかけて該糸を通過させる
ように形成した透孔に、該糸の摩耗を防止する凸
部を有する保護部材を前記ホルダの背面から装着
し、且つ該保護部材の該ホルダに対する位置決め
用ボスを該ホルダ前面側に突出させて該糸の支持
部材としてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
保護部材の位置決め用ボスをホルダの前面に突
出する長さにしておくことで、それを指針駆動用
糸の支持部材の1つとして兼用することができる
ので、金属製のカシメ軸を1本省略することがで
き、コストダウンが図れる。また、スペース的に
も余裕ができるので設計の自由度が増す利点もあ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図で、第
2図と同一部分には同一符号が付してある。本例
は第2図と異なり、カシメ軸Aはない。代りに保
護部材24の位置決め用ボス28を長くし、その
先端をホルダ1の前面に十分に突出させて糸23
の支持部材となるようにしてある。このようにす
れば、カシメ軸Aに要する工数および部品点数が
削減できて安価となる。
第3図は本考案を適用した車載用ラジオ受信機
の具体例で、aは組立て斜視図、bは平面図、c
はホルダ単体の正面図、dはプリント基板単体の
正面図である。ホルダ1は金属製で、その垂直部
に切起し8が形成され、水平部にはチユーナ20
が搭載される。21はその同調軸で、チユーナ2
0との間はオルダム継手22で連結される。23
は指針駆動用の糸で、その一端は同調軸21に巻
回され、他端はバネ3を介して切起し8に結合さ
れる。24は前後に摩擦低減用の凸部25を出し
た糸掛け用保護部材で、28は本考案に係る位置
決め用ボスである。また26は折返し点の糸掛け
用ボスで、軸Bに相当する。30は糸23の一部
に固着される指針で、バツクプレート31上を摺
動する。32はスライドボリユーム等の電気部品
である。33はプリント基板取付用の他のネジ
で、貫通孔(又は切欠き)34を通して糸掛け用
ボス26のネジ穴27に螺合する。このプリント
基板6にはこの他に表示用のLED35や照明用
のランプ36が搭載される。40は前面飾板で、
周波数目盛41が印刷された透明な表示板42を
有する。43は同調軸21の貫通孔である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、保護部材の
位置決め用ボスをホルダの前面に突出する長さに
しておくことで、それを指針駆動用糸の支持部材
の1つとして兼用することができるので、金属製
のカシメ軸を1本省略することができ、コストダ
ウンが図れる。また、スペース的にも余裕ができ
るので設計の自由度が増す利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は従来の糸掛け機構の一例を示す斜視図、第3
図a〜dは本考案の具体例を示す構成図である。 図中、1はホルダ、2は透孔、21は同調軸、
23は指針駆動糸、24は保護部材、28はその
位置決め用ボス、30は指針、41は周波数目盛
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同調軸の回転に連動して指針を移動させる指針
    駆動糸を摺動自在に支持する周波数表示部の糸掛
    け装置において、該同調軸を取付けたホルダの背
    面から前面にかけて該糸を通過させるように形成
    した透孔に、該糸の摩耗を防止する凸部を有する
    保護部材を前記ホルダの背面から装着し、且つ該
    保護部材の該ホルダに対する位置決め用ボスを該
    ホルダ前面側に突出させて該糸の支持部材として
    なることを特徴とする周波数表示部の糸掛け装
    置。
JP1985155354U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0238507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155354U JPH0238507Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155354U JPH0238507Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264030U JPS6264030U (ja) 1987-04-21
JPH0238507Y2 true JPH0238507Y2 (ja) 1990-10-17

Family

ID=31075978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985155354U Expired JPH0238507Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Country Status (1)

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JP (1) JPH0238507Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5161253U (ja) * 1974-11-08 1976-05-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6264030U (ja) 1987-04-21

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