JPH0238398A - 結晶成長制御システム - Google Patents

結晶成長制御システム

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JPH0238398A
JPH0238398A JP18985888A JP18985888A JPH0238398A JP H0238398 A JPH0238398 A JP H0238398A JP 18985888 A JP18985888 A JP 18985888A JP 18985888 A JP18985888 A JP 18985888A JP H0238398 A JPH0238398 A JP H0238398A
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JP
Japan
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shutter
crystal growth
crystal
pattern recognition
growth
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Application number
JP18985888A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Odaka
洋寿 小高
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、M B E (Mo1ecular Bea
n Fpitaxy :分子線ビームエピタキシャル)
装置による結晶成長制御システムに関するものである。
[従来の技術] この種の従来の技術としては、例えば、電子材料「光励
起分子層エビ技術」 (第83乃至88頁)1985年
1月号、 5olid 5tate Devices 
And HaterP、44にobe  1984.及
びエレクトロニクス「特集■−v俗半俗体導体エレクト
ロニクス展開1MBB成長技術」 (第32乃至39頁
) 、 1985年10月号等がある。以下図面を参照
しながらこの従来の技術の説明を行う。
第2図は従来の位相ロックエピタキシャルシステムの概
要構成図である。
第2図において、1はMBE装置である。このMBE装
置1においては、その内部が超高真空に保たれており、
“るつぼ” (セル)2a〜2cに入っているGAやA
lやAS等の試料を200〜900’C程度に熱して蒸
発させて、各シャッタ38〜3cを夫々開閉させて、基
板取付は台4上に取付けられた例えばGa As等の結
晶から成る基板5上に、結晶の方向性を綺麗に保ちっつ
GaAs 、AlAsやA I G a A s等を堆
積(成長)させる。一般に、通常のMBEではビーム強
度の空間分布があるために生ずる面内分布を防ぐために
、基板5を例えば約2Qrpmで回転させる。従って、
R1(E E D (Reflection High
 Energy Electron Diffract
ion :反射高速電子線回折)パターンもそれに対応
して回転する。基板上の結晶の堆積状態は蛍光スクリー
ン7上に結晶表面の原子の並び方に応じた点や線から成
るRHEEDパタンのスベキュラービーム強度変動(強
度像)8として現れる。位相ロックエピタキシャル法で
は、このスベキュラービーム強度に注目し、これをレン
ズ9.光ファイバ10.光検出器11を介して強度信号
としてレコーダー12で記録する。この時、強度信号は
基板5の回転も反映したものになる。この強度信号はデ
ジタル電圧計13で同時に受けてコンピュータ14に導
いて解析する。この解析結果から結晶の成長状況を把握
して各シャッタ3a〜3Cを夫々開閉駆動させるシャッ
タ駆動機構15を制御することでシャッタ3の動きをフ
ードパック制御し、目的の半導体の結晶成長を行う。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この従来の技術にあって、“るつぼ”内のC
aやAsの試料の温度は前記したように200〜900
℃程度と余り高く無いので、シャッタ3の開閉による装
置内部の迷光(光ノイズ)の量は少ない0例えば、Ga
とAsの結晶をMEE法(Migration Enh
an Epitaxy :結晶を交互に堆積していく方
法)で成長させる場合にあっては、RHEED強度(j
Ic8が迷光によりマスキングされることがないので、
この様な従来の技術でも結晶成長を行うことが可能であ
った。
第3図は従来の問題点の説明に供する図であり、試料S
Lを用いた場合の、縦軸を光強度とした時の試料からの
輻射光(RHEEDの強度像の強度変化)を示し、谷の
部分αはG、面、フラットナ面βはA9面を、迷光の少
ない比較的低い温度で、且つ基板の回転を測定のために
一時停止した状態で測定した時の特性を示す、この強度
振動の変化はそれ程高くない。
ところで、例えばn形ドーパントのSiや混晶作製に必
要なA1等の結晶を用いる場合は、試料の温度を100
0℃以上に赤熱させる必要がある。
このために、シャッタ3の開閉により装置内の迷光が高
温の基板からの輻射光により増減する。従ってこの迷光
の増減により第3図のRHEED強度像の強度変化は簡
単にマスキングされる。その上この迷光により像にノイ
ズが乗ったりして誤認する恐れがあるので、強度変動モ
ニタは限界がある等、測定に支障がでる。言替えれば、
従来の技術では正確で任意の結晶成長を達成することが
できない、又、回転を止めて成長を確認・認識する必要
があるので基板回転成長ではその過程を測定できない、
という問題点があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、基板
の表面構造に対応して変化するRHEEDパターン(回
折縞)の形状でエピタキシャル面の状態を監視してシャ
ッタ制御し、迷光の影響を受けにくい高度の制御を可能
として、より精密で、誤動作のない、MBE装置を用い
て結晶成長を可能とすることができる、言替えれば、パ
ターン認識によるRHEEDパターンの抽出によるパタ
ーン形状のみを観測してシャッタ制御にフィードバック
することができる結晶成長制御システムを提供するもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明における結晶成長制
御システムは、成長させるべき試料が入れられた容器前
面に設けられたシャッタを開閉させて基板上に前記試料
を結晶成長させて反射高速電子線を用いてその成長状態
を蛍光スクリーン上で観測可能な分子線エピタキシー装
置と、前記蛍光スクリーン上で観測される情報を検出す
る検出要素と、該検出要素の検出値に基づいて前記結晶
成長状態の解析をして前記シャッタを制御する結晶成長
制御装置と、から成る結晶成長制御システムであって、 前記検出要素を、前記蛍光スクリーン上に現れる反射高
速電子線回折パターンが検出可能な1次元或は2次元の
イメージセンサで構成し、前記結晶成長制御装置を、前
記イメージセンサからのイメージ入力により結晶成長面
の成長状態についてのパターン認識データを得るパター
ン認識装置、及び、この得たパターン認識データで前記
シャッタを駆動するシャッタ駆動機構にシャッタ制御信
号を出力するシャッター制御装置、で構成したこと、 を特徴とするものである。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の具体的実施例である結晶成長制御シス
テムの概要を示す図である。尚、第1図において第2図
と重複する部分は同一の番号を付してその説明は省略す
る。
第1図において、80は、成長させるべき試料が入れら
れた容器(るつぼ)2の前面に設けられたシャッタ3を
開閉させて、基板5上に前記結晶を成長させて、RHE
ED6を用いてこの成長状態即ち表面構造に対応して変
化する蛍光スクリーン7上で観測可能なMBE装置1の
、前記蛍光スクリーン7上に現れるRHEF、Dパター
ン(RHEED回折縞)である、16は1次元或は2次
元から成る例えばPDやCOD等で構成されて蛍光スク
リーン上で観測される情報であるRHEEDパターンの
状態を監視・検出するイメージセンサであり、この様に
してRHEED観測ボートが構成される。αは、検出要
素の検出値(イメージ入力となる)に基づいて結晶の成
長状態の解析をしてシャッタを制御するパターン認識装
置17とシャッター制御装置18とから成る結晶成長制
御装置である。
ここでパターン認識装置17は、例えばパソコン等から
成り、イメージセンサ16からのRHEEDパターン8
0に基づくイメージ入力から、結晶成長面の成長状態に
ついてのパターン認識データを得る。
シャッター制御袋?l!18は、この得たパターン認識
データで前記シャッタ3を駆動す・るシャッタ駆動機構
15にシャッタ制御信号を出力する。
ところで、基板回転成長中でも、GaASの成長の場合
を例にとれば、(011)方向で、迷光の影響の少ない
回折縞の変化形状(RHEEDパターン80)は観測で
きる。即ち、Ca安定化面で’4X” 、As安定化面
で“2x”のRHEEDパターン80が蛍光スクリーン
7上に見える。尚、この時、前記したようにRHEED
の強度信号の変化は迷光の増減によりマスキングされて
しまう。
<011)方向で今、As面にGaを照射すると、RH
EBDパターン80が“2×”から4X”に変化するの
が蛍光スクリーン7上でわかる。この’4x”になった
R HE E Dパターン80をイメージセンサ16で
監視して検出出力してパターン認識装置17に出力する
。パターン認識装置17では、この成長面の状態につい
ての刻々のデータから、2×”から“4×”に変化した
時点でシャッター制御装置18を介してGaビームを止
めるためにGaが入っている“るつぼ″2a前面のシャ
ッタ3aをシャッタ駆動fi4115で閉駆動する。こ
のようにして、基板回転成長中でもRHE E Dのパ
ターン認識を検出することができることから、基板回転
成長中における結晶成長制御にフィードバックがかかる
一連の結晶成長制御システムの閉ループが形成される。
このcra面が形成された上に更にAsを成長させるた
めに、例えば予めこの様な結晶成長形態をプログラミン
グしであるパターン認識演算装置17に基づいて、シャ
ッター制御装置18を介してシャッタ駆動a横15を動
かして、Asが入っている“るつぼ”2C前面のシャッ
タ3cを開駆動して、Asビームを照射することで“4
×”から“2×”になるRHEEDパターン80をイメ
ージセンサ16で監視してパターン認識装置17にフィ
ードバック出力する。変化した時点(“2×”が現れる
)でシャッター制御装ff18を介してAsビームを止
めるためにAgが入っている“るつぼ”Zcln面のシ
ャッタ3C閉とする。これを繰返すと、GaASの精密
な成長ができる。
[発明の効果1 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載するような効果を奏する。
■:精密な結晶成長を得ることができる。
■:例えばGaASの場合には、不純物のドーピングを
するに際して、確実にGa安定化面、或はAs安定化面
にドーパントのビームが照射できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的実施例である結晶成長制御シス
テムの概要を示す図、第2図は従来の位相ロックエピタ
キシュルシステムの概要構成図、第3図は従来の問題点
の説明に供する図である。 1・・・MBE装置、3・・・シャッタ、7・・・蛍光
スクリー、ン、8,80・・・RHEED@、16・・
・イメージセンサ、α・・・結晶成長制御装置、17・
・・パターン認識装置、18・・・シャッター制御装置
。 第1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 成長させるべき試料が入れられた容器前面に設けられた
    シャッタを開閉させて基板上に前記試料を結晶成長させ
    て反射高速電子線を用いてその成長状態を蛍光スクリー
    ン上で観測可能な分子線エピタキシー装置と、前記蛍光
    スクリーン上で観測される情報を検出する検出要素と、
    該検出要素の検出値に基づいて前記結晶成長状態の解析
    をして前記シャッタを制御する結晶成長制御装置と、か
    ら成る結晶成長制御システムであって、 前記検出要素を、前記蛍光スクリーン上に現れる反射高
    速電子線回折パターンが検出可能な1次元或は2次元の
    イメージセンサで構成し、 前記結晶成長制御装置を、前記イメージセンサからのイ
    メージ入力により結晶成長面の成長状態についてのパタ
    ーン認識データを得るパターン認識装置、及び、この得
    たパターン認識データで前記シャッタを駆動するシャッ
    タ駆動機構にシャッタ制御信号を出力するシャッター制
    御装置、で構成したこと、 を特徴とする結晶成長制御システム。
JP18985888A 1988-07-29 1988-07-29 結晶成長制御システム Pending JPH0238398A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161825U (ja) * 1987-04-13 1988-10-21
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