JPH0238298A

JPH0238298A - 自動車支持・昇降ユニット

Info

Publication number: JPH0238298A
Application number: JP1140211A
Authority: JP
Inventors: Jean-Luc Andre; ジャン　ルク　アンドレ
Original assignee: Lohr Industrie SA
Current assignee: Lohr Industrie SA
Priority date: 1988-05-31
Filing date: 1989-05-31
Publication date: 1990-02-07
Also published as: CA1324990C; DE68901894D1; FR2631903B1; ES2033124T3; DE68901894T2; EP0345187A1; US5067862A; ATE77589T1; EP0345187B1; FR2631903A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、自動車搬送車両を構成するために１段以上の
独立した可動式支持台を備えた支持・昇降ユニットに関
するものである。

この支持ユニットの一般的な特徴として、それぞれの独
立した台はそれぞれの台固有の単一の動力手段によって
支柱に対する直角方向および長手方向の動作ならびに水
平に対する傾斜動作を行うことができるようになってい
る。

独立した台を用いることによって、載荷の際のフレキシ
ビリティが増すほか、ひとつの支持装置に複数の自動車
を重なり合うように積み込むことが可能となる。

しかし、この特徴が持つ利点を最大限に生かすためには
、効率のよい載荷が行えるように、単一の操作機構によ
ってすべての昇降位置およびすべての傾斜が最も単純か
つ最も迅速に得られるようにする必要がある。

そして、それがまさに本発明の目的とするところである
。

現在使われている独立した支持台は、シャシの一部をな
す伸縮ユニットまたは一定形状を与えられた直線要素に
沿ってその支持を受けながらシリンダによって垂直方向
に動くように取り付けられている。

この種の台の傾斜角は、一端がトラクタ車両またはトレ
ーラのシャシに、他端が上部骨組構造にそれぞれ固定さ
れた摺動構造に添え木のように取り付けられた斜めシリ
ンダによって固定または操作されるようになっている。

この種の独立した台およびその操作には幾つがの不都合
な点がある。

−すべでの操作がシリンダで行われるため、大幅な付加
的費用が発生するとともに、強力な油圧ユニットが必要
となる。

−レバーアームがあまりに大きく、大径のシリンダが必
要となる。

−それぞれのシリンダに加えて摺動構造が設けられ、そ
れに沿ってシリンダが移動する。

−斜めシリンダの支点は上昇動作の際には摺動構造から
切り離される必要があり、そこから構造上の難しさが生
じる。

一シリンダに動力流体を供給する油圧系統は高価で設置
の難しい可撓管による配管網を構成する。

−この配管網はたるみのあるループを作り出すことによ
って操作や作業者の通行の邪魔となる。

輸送中、シリンダは軸が伸びた状態となるため、軸が風
雨や飛散物、衝撃などにさらされて損傷する危険かある
。

−大きな動き（上段）の場合には単段伸縮のシリンダの
ストロークでは不十分となって２段伸縮シリンダを採用
する必要があるが、この種のシリンダは高価で重く、壊
れやすい。

−単段伸縮シリンダによるその他の動作に関しては、シ
リンダは短いものでなければならない。

本発明は、これらの不都合を克服するとともに、それぞ
れの独立した台がそれを支える２本の支柱に対して各支
柱の間にある支持・昇降機構によって動くように取り付
けられており、それぞれの台には支柱１本に１本ずつ設
けられたネジの上を移動する並進装置が備えられており
、一方、それぞれの支柱には台との連接部１か所および
台と並進装置とを結び付ける関節付きの斜め連結機構１
個以上が設けられていることを特徴とする複合的な動作
を行う可動台式支持ユニットを提案することを目的とし
たものである。

本発明による支持ユニットの技術的特性には数多くの利
点があるが、以下にそのうちの主なものを示す。

−すべでの位置および傾斜に関して、支柱１本当たりひ
とつの操作手段だけで様々な位置および傾斜を実現する
ことかできる。

−構造が単純である。

一機械的な堅牢性を備えている。

一別々の段に積んだ自動車を事実上あらゆる形で重ね合
わせることが可能である。

−逆転することのない操作手段を利用しているため、二
重の安全策を取る必要がない。

−昇降および傾斜の動作は連続的な変化が可能である。

一単一の操作手段の利用によって信頼性か向上する。

本発明についての理解を得るため、添付図面を参照しな
がら一例としてひとつの実施形態について以下に説明を
行う。

本発明の基本的な考え方は、支柱２本を持つ支持ユニッ
トに支柱１対について１段以上の可動台を設け、その台
の動きが連結機構および該連結機構が取り付けられてい
る支柱ごとに設けられた直線駆動要素を介して単一の外
部効力によって操作されるようにするというものである
。位置および傾斜の上下の行程端は、直線駆動要素につ
ながれた連結機構ならびにストッパまたは支点の作用に
よってあらかじめ規定される。

このような本発明の基本的な考え方を実現するために用
いられる一般的な手段としては、２本の支柱と１段以上
の独立した可動台のほかに各支柱に組み込まれた各支柱
に固有の１本のネジがあり、このネジは直線駆動要素の
役を果たすもので、ネジの回転を支柱に対する移動動作
および台の傾斜角の変化に変える連結・支持機構を介し
て単独の動力によって動かされる。

以下では、上述の機能を実現するための様々な可能性と
その直接的な応用例をさらに詳しく検討する。

図面全体を参照して説明すると、本発明の基本的手段は
以下のように説明することができる。

シャシ２に互いに平行な垂直またはわずかに傾斜した２
本の支柱３および４を取り付けて支持ユニット１を作る
。それぞれの支柱の中には少なくとも５または６のよう
なネジが１本収められており、そのネジに並進装置７ま
たは８などの連結・支持機構が取り付けられている。

ネジは支柱１本について１本設けられており、連結・支
持機構につながれたそれぞれの台専用の単一の動力によ
って動かされる。

２つの並進装置７および８は、従来通りの形態または特
徴的な形態の可動支持台９との間に回転軸１０または１
１を介して回転式の支持結合、または場合によっては該
回転軸に摺動ブロックを組み合わせることによって回転
・摺動式の支持結合をなす。

可動台９は、電動機などの単独の動力をもとにネジ５お
よび６を同時に動かす単一の操作手段によって、支柱に
対して長手方向および直角方向に傾斜および移動を組み
合わせた動作を行うことができる。

台の回転軸１０または１１がそれに対応する並進・回転
装置４または８に対して占める正確な位買関係は、並進
・回転装置が動作の性格を規定するものではないために
特に重要ではない。

以下では並進・回転装置について一般的な説明を行う。

並進・回転装置は、対応するネジ沿いに該ネジによって
支えられる並進ユニット１２と、台と並進ユニットとを
つなぐ関節付き斜め連結機構１３によって構成される。

並進ユニット１２は、支柱ごとおよび台ごとに同じ１本
のネジ５または６に取り付けた上部ブロック１４および
下部ブロック１５よりなる。上部ブロック１４は台との
間に回転式の結合を果たし、下部ブロック１５は関節付
き斜め連結機構１３の端部との間で回転式の連接を果た
して、３つの回転支点を持つ三角形の関節機構を構成す
る。

分かりやすくするため、３つの支点にＡ、Ｂ。

Ｃの名を与え、それぞれブロック１４および１５にある
支点、それに台上の斜め連結機構１３の端部に当たる部
分にある支点を指すものとする。

本発明は第２図〜第１５図に示すような連結・支持機構
に関する様々な応用例を含むものである。

すなわち、第２）第３図に示した例ではＡＢの長さが一定でＢＣの
長ざが可変となっており、台のあらゆる並進および回転
動作が可能である。

−第４、第５図に示した例ではＡＢの長さが可変でＢＣ
の長さが固定されており、台のあらゆる並進および回転
動作が可能である。

−第６、第７図に示した例ではＡＢの長さが可変でＢＣ
の長さが固定されており、台のあらゆる並進および回転
動作が可能である。

−第８、第９図に示した例ではＡＢの長さが一定でＢＣ
の長さが可変となっており、台のあらゆる並進および回
転動作が可能である。

−第１Ｏ１第１１図に示した例ではＡ、Ｂの長さが一定
でＢＣの長さも一定となっており、台の平行移動だけが
可能である。

一第１２）第１３図に示した例ではＡＢの長さが一定で
ＢＣの長さも一定となっており、台の平行移動だけが可
能である。

一第１４．１５図に示した例ではＡＢの長さが可変でＢ
Ｃの長さが一定とされ、それに台の摺動機構が組み合わ
されており、台の水平軸に対する所望のあらゆる動作が
可能となっている。

この先で説明するように、ＡとＢの間隔の変化および、
場合によっては、ＢＣの連結の長さの変化が可能となる
ように、それぞれの応用例によってブロック１４および
１５の構成は異なったものとなる。

それぞれの場合によって、ネジに支えられる要素は、常
時または選択的にネジと噛み合うナツト１６であり、ま
たは摺動スリーブ１７となる。

１８および１９のようなそれぞれナツトおよびスリーブ
のハウジングには支柱２および３に沿って摺動する［１
１片２０および２１が側面にかぶせられており、ナツト
が回転しないようにするとともに、長手方向の動作を案
内し、安定性を持たせるようになっている。

第２図の実施形態では、上部ブロック１４はネジと常時
噛み合わされたナツト２２である。このナツトのハウジ
ング１８は、管２３によって下部ブロックのハウジング
１９と剛性結合されている。

下部ブロックはネジが貫通する摺動スリーブ１７となっ
ている。このため、ＡＢ間の距離は機械的に一定に保た
れる。

スリーブ１７のハウジング１９には斜め連結機構１３の
関節Ｂが設けられている。この実施形態では、この斜め
連結機構は伸縮連接棒２４の形式などにより、またはそ
れに相当する機能を果たすシリンダによって伸縮式のも
のとなっている。

ネジの回転はナツト２２に作用してナツトは上下に移動
するが、その際に該ナツトは対応する支柱沿いのその動
作に管２３で該ナツトに固定されている摺動スリーブＪ
７を従える。

ＡＢ間の距離が一定であるため、傾斜動作は、能動連接
棒、シリンダまたはその他などの伸縮連接棒２４の伸縮
によって、または、自動車積込み姿勢に相当する傾斜な
ど、下の行程端における傾斜を規定するために台端部の
下部に配した下部ストッパ２５の作用によって行われる
。

台が下方に傾斜しながら進む中間的な上昇段階を終える
と、積み込まれた自動車の重量によって連接棒は自動的
に収縮位置、すなわち８０間の距離が最小となる位置に
至る。

第４図〜第７図の実施形態では、剛性連接棒、すなわち
長さが固定された連接棒２６などの形で実現された８０
間の一定間隔が斜め連結機構１３に相当する。

傾斜角の変化は、第４図と第５図、第６図と第７図にそ
れぞれ示された応用例に対応する２つの方法によるＡＢ
間の距離の増減によって作り出される。

第一の応用例には、上述のものと同じ２つのブロック、
ナツト２２および摺動スリーブ１７が設けられている。

しかし、望ましい形態としては配置は逆となり、ナツト
２２が下側に、摺動スリーブ１７が上側に来る。

ストッパ用の外部連結２７を簡単に、例えば接続台座２
９を介して一端がナツト２２のハウジング１８に固定さ
れ、摺動スリーブ１７のハウジング１９に固定した支え
金具３０によって摺動するように案内された剛性軸２８
などの形や、チェーンやケーブルなど、それと同等なそ
の他のあらゆる手段を用いて設ける。

２つのブロックの間の間隔を制限するため、例えば軸２
８の端部のふくらみ３１やその他のあらゆる手段によっ
てストッパを設ける。

動作時には、ＡＢ間の距離は、無負荷状態または載荷状
態の台の重さが回転偶力の作用によって上側のスリーブ
にかかることによってそのＲ犬値をとることになるが、
このとき、該スリーブは相関的に軸２８の端部ストッパ
３１までの距離をネジに沿って上昇し、それによって台
の最も低い位置における傾斜が決まる。

この傾斜は、上昇段階にある間はストッパ３２などの上
支点の作用による台の行程の上端位置までは保たれ、該
上支点に台上面の端部が突き当たると下側のナツトの上
方へのスラスト力による偶力の作用によって台が上方に
転勤（矢印で図示したように）する。

第６、第７図に示した応用例では、上端位置の転勤スト
ッパの存在を必要とすることなしにこれと同じ効果が得
られる。

この応用例は、ネジと常時噛み合っているナツト２２と
同じようなナツト３３の形の下部ブロック１５を持つ。

上部ブロックは、発明者自身が考案し、特許を取得して
いる形式などの既に知られている切離し可能なナツト３
４である。

この切離し可能なナツト３４は、結合または解除を操作
する外部装置によって選択的にナツトをネジに噛ませる
ことができる。このため、この装置を操作するだけで、
結合または解除によってネジの回転中にＡＢ間の距離を
変化させ、それによって台の傾斜を決めることができる
。

実際には、自動車搬送車両としての用途において活用さ
れるのは上下の行程端における傾斜のみである。実のと
ころ、下端位置での傾斜は積込み、すなわち自動車の台
上べの乗り上げに対応するものであり、上端位置での傾
斜は輸送中の自動車の姿勢に対応するものである。

従って、傾斜が上下の行程端であらかじめ決められた値
をとるように、その上下端位置に来る前に切離し可能な
ナツトの操作を設定しておけばよい。

第８、第９図に示したもうひとつの応用例では、２２の
ようなナツトの形をした同じ上部、下部のブロック１４
および１５が設けられている。斜め連結機構１３は、既
に２４の図番で示したものと同じような伸縮連接棒やシ
リンダなどの形式による可変長のものである。

同じピッチを持ち、同じネジによって動かされるこの２
つのナツトは、それぞれの間に一定間隔を保ちながら移
動する。そのため、ＡＢの長さは一定となる。

ＢＣの長さは可変であるため、台の位置に関する機能的
な構成は最初の応用例と同じようなものとなる。台の傾
斜動作は伸縮連接棒２４またはそれに代わるシリンダの
伸長または収縮によって行われる。

こうして、低位置では下部ストッパ３５との接触によっ
て傾斜動作が始まり、連接棒の伸長の長さによって傾斜
の大きさが決まる。下の行程端における台の最終的な姿
勢は自動車の積込み位置に相当するものである。

最初の応用例と同じく、台を下側のストッパ支点から持
ち上げる最初の上昇動作を終えたあとは、積み込んだ自
動車の重量によって伸縮連接棒は自動的に下方に収縮し
た状態となり、ＢＣ間の距離は最小となる。

台は、点線で示した第２のストッパ３６が設けられる場
合には、それによって台が転動して持ち上げられること
になる行程上端の位置までその傾斜をそのまま保ち続け
る。

第１０図と第１１図、第１２図と第１３図に示した応用
例は、傾斜を固定したままで並進だけを行う単純な応用
例である。

これらの応用例においては、上下２つのブロック１４お
よび１５は、一方では既に２２の図番で示したものと同
じようなナツト形式の同一のブロックであり、他方では
既に２３の図番で示したものなどの剛性のある管でつな
いだ相異なるブロックである。斜め連結機構１３はいず
れの場合も固定長の連接棒２６である。

同じピッチを持ち、同じネジによって動かされる２つの
ナツトは、それぞれの間に一定間隔を保ちながら移動す
るが、ＡＢおよびＢＣの長さが一定であるため、ネジの
動きは全体が支柱に沿って並進する垂直移動を生み出す
。

同様に、管２３はブロック１４および１５に対して互い
の間隔を一定に保たせる働きをする。

第１４、第１５図に補助並進機構３７を付は加えた応用
例を示した。

この応用例は、支持台の動きは支柱１本当たり１本だけ
のネジによって与えられ、該ネジは単一の動力によって
回転駆動されるという本発明の同じ基本的な考え方から
派生したものである。

しかし、この応用例では、それに加えて支柱と直角方向
への台の移動動作が得られるようになっている。

この応用例では、上部ブロック１４および下部ブロック
１５は２つの切離し可能なナツト３８および３９の形式
を取っている。

関節付き連結機構１３は、既に２６の図番で示したもの
と同じような固定長の連接棒である。

台と支柱の間の支持結合はスライダまたは摺動片４０を
介した回転・摺動式のものとなっており、台の縁部形材
４１が該スライダまたは摺動片に対して摺動するように
なっている。

ユニットを作り上げるものとしてさらに、一方を台に、
他方を既に示したものと同じような上部ナツト４５など
のブロックに連接した斜め連接棒４４の形の関節付き連
結機構４３によって作られた摺動機構４２があり、これ
によって、Ｄをネジとの関節、Ｆを台との関節として、
ＤＡＦという補助的な三角機構が作り出される。

台の傾斜および対の支柱沿いの移動動作は、切離し可能
なナツト３８および３９の結合と切離しを選択的に操作
することによって行われる。

動作の設定および調整上の理由から、台の摺動動作はナ
ツト４５および固定長の関節付き連接機構４３を介して
ネジの動作に直接従うようにしである。

切離し可能なナツトを使用することにより、以下のよう
に台のあらゆる動きを個別的に引き出し、選ぶことがで
きる。

すべてのナツトが噛み合っているときには平行移動だけ
。

一下部ナットだけが噛み合っているときには回転だ（九一切離し可能なナツトが２つとも切り離されている場合
は摺動だ（九さらに、個々の操作を利用することによって上記の動作
のあらゆる組み合わせを行うことができる。

ナツト４５の代わりに並進スリーブ、切離し可能なナツ
トなど、これまでに検討した様々なブロックを使用した
り、連結機構４３の代わりに伸縮連接棒や機能的にそれ
と等価のシリンダなどを使用することによって、その他
の機能形態が可能となることは言うまでもない。

第１６図〜第１９図に示したように、本発明の特定用途
のひとつは自動車搬送車両における自動車の積込みおよ
び輸送中の支持に関するものである。

本発明が、輸送姿勢における自動車の傾斜に様々な可能
性を与えるものであり、それによって輸送する自動車の
ホイールベースの間や前部および後部の下側の空きを利
用することができるようになることは容易に理解できる
。

さらに、上下限位置における台の傾斜はあらかじめ決め
ておくことが可能であり、昇降動作の行程端におけるネ
ジの停止のたびに同じとなるようにすることができる。

そして、ひとつの操作系統だけで、−緒に積むほかの自
動車の相対的な位置を考慮に入れながら最大限の載荷係
数が得られるように自動車を自動的に輸送時の位置に持
っていくことができる。

この支持・昇降ユニットは、その様々な利点から、自動
車搬送車両に特に適したものである。

本発明の詳細な説明は以上の通りであるが、各種の単純
な変更、追加、直接的な変形、等価の手段による代替な
どが本発明の対象に含まれることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく２つの支持ユニットを、一方は
高位置と低位置にある２段の可動台からなるユニット、
他方は高位置にある可動台１段のユニットの形で示した
全体透視図、第２図は互いに剛性結合された上部ナツト
および下部並進スリーブと伸縮連接棒による構成の応用
例に基づいた支柱、台および昇降機構の模式透視図と上
部ナツトの拡大図、第３図は可動台の高低両端の位置を
示したその動作図、第４図は下部ナツトおよび上部並進
スリーブで構成され、両者の間隔か可変で連接棒が固定
長である応用例に基づいた支柱、台および昇降機構の模
式透視図と並進スリーブの拡大図、第５図は可動台の高
低両端の位置を示したその動作図、第６図は上部の切離
し可能なナツトおよび下部の普通ナツトと固定長の連接
棒による構成の応用例に基づいた支柱、台および昇降機
構の模式透視図と切離し可能なナツトの拡大図、第７図
は可動台の高低両端の位置を示したその動作図、第８図
は２つのナツトと可変長の連接棒による構成の応用例に
基づいた支柱、台および昇降機構の模式透視図、第９図
は可動台の高低両端の位置を示したその動作図、第１Ｏ
図は２つのナツトと固定長の連接棒による構成の応用例
に基づいた支柱、台および昇降機構の模式透視図、第１
１図は可動台の高低両端の位置を示したその動作図、第
１２図は互いに剛性結合された上部ナツトおよび下部並
進スリーブと固定長の連接棒の構成による応用例に基づ
いた支柱、台および昇降機構の模式透視図、第１３図は
可動台の高低両端の位置を示したその動作図、第１４図
は切離し可能な２つのナツトと固定長の連接棒に加えて
、固定長の連接棒で台につながれた普通ナツトからなる
台の摺動機構を備えた応用例に基づいた支柱、台および
昇降機構の模式透視図、第１５図は可動台のひとつの位
置と矢印で可能な各種動作を示したその動作図、第１６
図と第１７図は単文柱および複文柱の支持ユニットの実
施例２つを示した側面概略図、第１８図と第１９図は自
動車を積み込んだ状態の同じ図である。 ■・・・支持ユニット、２・・・シャシ、３／４−・・
支柱、５／６・・・ネジ、７／８・・−並進装置、９・
・・可動支持台、ｌ　Ｏ／１１・・・回転軸、１２・・
・並進ユニット、１３・・・斜め連結機構、１４・・・
上部ブロック、１５・−下部ブロック、１６・・・ナツ
ト、１７・・−摺動スリーブ、１８／１９・・・ハウジ
ング、２０／２１・−・摺動片、２２・・−ナツト、２
３・・・管、２４・・・伸縮連接棒、２５・・・下部ス
トッパ、２６・・・剛性の連接棒、２７・・・外部連結
、２８・・・剛性の軸、２９・・・台座、３０・・−支
え金具、３Ｉ・・・端部ストッパ、３２・・・ストッパ
、３３・・・ナツト、３４・・・切離し可能なナツト、
３５・・・下部ストツバ、３６・・・第２のストッパ、
３７・・・補助並進機構、３８／３９・・・切離し可能
なナツト、４０・・・摺動片、４１・・・縁部形材、４
２・・・摺動機構、４３・・・関節付き連接機構、４４
・・・斜め連接棒、４５・・・上部ナツト。ＦＩＧ、　８りＦＩＧ、７ＦＩＧ、９ＦＩＧ、１６ＦＩＧ、　１８ＦＩＧ、１７／ＦＩＧ、１９

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動車搬送車両を構成するために２本の支柱２お
よび３ならびに該支柱に対して動く可動台１段によって
構成される自動車支持・昇降ユニットにおいて、２本の
支柱２および３が支える少なくとも１段の独立した台９
がそれぞれの支柱および台に固有の連結・支持機構を介
して単一の操作用動力によって方向および位置に関して
様々な組み合わせの動作を該支柱に対して行えるように
該支柱に取り付けられており、該連結・支持機構がそれ
ぞれの支柱固有の単一直線駆動要素に取り付けられて単
一の操作用動力によって駆動されるようになっており、
該連結・支持機構を構成する要素として直線駆動要素沿
いに常時または選択的にこれに噛み合いながら動く並進
装置７または８があり、該並進装置が少なくとも１か所
の関節と動力のストッパまたは止め装置につながれた少
なくともひとつの関節付き斜め連結機構１３とによって
独立した台につながれて台が支柱に対して様々な位置を
取ることができるようになっており、そのうちの少なく
とも２つは搬入時と輸送時の安定した位置に相当するあ
らかじめ決められた姿勢の位置であることを特徴とする
ユニット。
（２）特許請求の範囲第１項記載のユニットにおいて、
それぞれの支柱固有の並進装置７または８が上部ブロッ
ク１４および下部ブロック１５によって構成され、少な
くともその一方が単一直線駆動要素と常時または選択的
に噛み合っていることを特徴とするユニット。
（３）特許請求の範囲第１項および第２項記載のユニッ
トにおいて、単一直線駆動要素が単一の動力手段によっ
て回転駆動されるネジ５または６であることを特徴とす
るユニット。
（４）特許請求の範囲第１項、第２項および第３項記載
のユニットにおいて、ネジと常時噛み合うブロックがナ
ット２２または３３であることを特徴とするユニット。
（５）特許請求の範囲第１項、第２項および第３項記載
のユニットにおいて、ネジと選択的に噛み合うブロック
が切離し可能なナット３４であることを特徴とするユニ
ット。
（６）特許請求の範囲の上記各項記載のユニットにおい
て、ブロックの一方が並進スリーブ１７の形でネジ上を
摺動するようになっていることを特徴とするユニット。
（７）特許請求の範囲第１項、第２項および第３項記載
のユニットにおいて、斜め連結機構１３が一定長の関節
付き連接棒であることを特徴とするユニット。
（８）特許請求の範囲第１項、第２項および第３項記載
のユニットにおいて、斜め連結機構が伸縮連接棒２４ま
たはシリンダ型の可変長のものであることを特徴とする
ユニット。
（９）特許請求の範囲第１項〜第４項および第６項記載
のユニットにおいて、２つのブロックが固定長の変形し
ない機械的連結によって互いに固定されていることを特
徴とするユニット。
（１０）特許請求の範囲第９項記載のユニットにおいて
、２つのブロックが１本のネジによって駆動される２つ
のナット２２または３３であることを特徴とするユニッ
ト。
（１１）特許請求の範囲第９項および第１０項記載のユ
ニットにおいて、斜め連結機構１３が一定長であること
を特徴とするユニット。
（１２）特許請求の範囲第９項および第１０項記載のユ
ニットにおいて、斜め連結機構１３が伸縮連接棒２４ま
たはシリンダ型の可変長のものであることを特徴とする
ユニット。
（１３）特許請求の範囲第１項〜第４項および第５項記
載のユニットにおいて、上部ブロック１４が切離し可能
なナット３４で下部ブロック１５がナット２２であるこ
とを特徴とするユニット。
（１４）特許請求の範囲第１３項記載のユニットにおい
て、斜め連結機構が一定長の連接棒２６であることを特
徴とするユニット。
（１５）特許請求の範囲の上記各項記載のユニットにお
いて、低位置で支持台下面が下部ストッパ２５に突き当
たって最終位置における支持台の傾斜が決まることを特
徴とするユニット。
（１６）特許請求の範囲の上記各項記載のユニットにお
いて、高位置で支持台上面が上部ストッパ３５に突き当
たって上の最終位置における支持台の傾斜が決まること
を特徴とするユニット。
（１７）特許請求の範囲の上記各項記載のユニットにお
いて、連結機構の並進装置が単一直線駆動要素上を移動
する３つのブロックによって構成されており、そのうち
の少なくとも２つが斜め連接機構１３および４３によっ
て台につながれており、残りのひとつが台との間で回転
・摺動式の結合をなしていることを特徴とするユニット
。
（１８）特許請求の範囲第１７項記載のユニットにおい
て、回転・摺動式の結合が摺動片またはスライダ４０の
上を独立した可動台９の縁部形材４１が移動する形のも
のであり、摺動片またはスライダにブロックとの間をつ
なぐ回転軸が設けられていることを特徴とするユニット
。