JPH0238169A - サイドワイパ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両のサイドウィンドガラスを払拭するサイド
ワイパ装置に関し、特にサイドウィンドガラスの開閉状
態を検出する窓センサを備えたサイドワイパ装置の改良
に関する。

（従来の技術） 第２図は車両のサイドウィンドガラス２を払拭する一般
的なサイドワイパ１の作動範囲を示す正面図であり、同
図中（ａ）は上下摺動式の、　（ｂ）は上下回動式のサ
イドワイパを示している。これらのサイドワイパＩは運
転者がサイドワイパスイッチをオンすることにより、ワ
イパブレード１ａが第２図中Ａの格納位置と同図中Ｂの
作動上限位置との間を所定サイクル（１〜２サイクル）
往復作動するものである。このようなサイドワイパｉを
、サイドウィンドガラス２が所定以上開いているときに
作動させると、払拭した水が室内に入る等の不具合があ
るので、サイドウィンドガラス２が所定以上開かれたこ
とを検出する窓センサを設け、該開状態検出時にはサイ
ドワイパｌを作動させないようにしたサイドワイパ装置
が従来より知られている（例えば実公昭６０−１００６
号公報）。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来のサイドワイパ装置では、前記窓センサを左右
のサイドウィンドガラスのどちらか一方のみに設け、該
一方のサイドウィンドガラスが所定以」１開かれたとき
に左右のサイドワイパを作動させないようにしているた
め、前記他方のサイドウィンドガラスのみが所定以」−
開いているときには、サイドワイパが作動してしまうと
いう問題があった。

本発明は、このような問題を解決するためになされたも
のであり、サイドウィンドガラスが所定以」１開いてい
るときのサイドワイパの誤作動を確実に防止し得るサイ
ドワイパ装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため本発明は、車両の左右のサイド
ウィンドガラスを払拭する左右のサイドワイパと、前記
サイドウィンドガラスの開閉状態を検出する窓センサど
、該窓センサの出力信号に基づいて前記左右のサイドワ
イパの作動を制御する制御手段とを備えたサイドワイパ
装置において、前記窓センサをｎ（１記左右のサイドウ
ィンドガラスのそれぞれに対応して設け、前記制御手段
は、前記左右のいずれか一方の窓センサがサイドウィン
ドガラスの開状態を検出したとき、前記左右のサイドワ
イパの作動を禁止するようにしたちのである。

（作用） 左右のサイドウィンドガラスのうちのどちらか一方、又
は両方が所定以上間いているときには、左右のサイドワ
イパは両方とも作動しない。

（実施例） 以下本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて詳
述する。

第１図は、本発明の一実施例に係るサイドワイパ装置の
駆動制御部の全体ブロック構成図であり、駆動回路（制
御手段）３の入力端子３ａ〜３ｄには、ワイパスイッチ
４と左右のドアガラス（サイドウイシドガラス）スイッ
チ（窓センサ）　　８Ｌ、　　８１！と左右のモータロ
ック検出回路７ｔ、、７ｇとが夫々接続され、出力端子
３ｅと３「の間には左右のワイパモータ５＋、、５ｇが
並列に接続されている。また、左右のモータロック検出
回路’ＩＬ、７ｖの人ノＪ側には左右のパルサ６Ｌ、６
Ｒが夫々接続されている。

ワイパスイッチ４は、押すとオンし離すとオフする自己
復帰型（ノンロック型）のスイッチであり、その−力の
端子・はアースに、他方の端子は駆動回路３の第１入力
端子３ａに夫々接続されている。左右のドアガラススイ
ッチ８５８Ｒはドアガラスが所定以」１開いているとき
に開成するスイッチであり、左側のドアガラススイッチ
８Ｌの一方の端子−はアースに、他方の端子は右側のド
アガラス８Ｒの一方の端そに夫々接続され、右側のドア
ガラススイッチ８にの能力の端子−は駆動回路３の第２
入力端子３ｂに接続されている。左右のパルサ６Ｌ、６
１！は、左右のワイパモータ５Ｌ、５Ｒが回転中はオン
、オフを繰り返し、該ワイパモータ５Ｌ、５Ｒが停止中
はオン又はオフ状態を継続するものであり、その−かの
端子はアースに、他方の端子は左右のモータロック検出
回路７ｔ、、　７１！の入力側に夫々接続されている。

左右のモータロック検出回路７Ｌ、　　７Ｉ！は、左右
のパル＋ｆ６Ｌ、６ｚからオン、オフを繰り返す信号が
人力されなくなったこと、即ち左右のワイパモータ５Ｌ
、５Ｒの停止状態（ロック状＠）を検出するものであり
、その出力側が駆動回路３の第３、第４入力端子３ｃ、
３ｄに夫々接続されている。左右のワイパモータ５Ｌ。

５には、車両の左右のドアガラスを払拭するサイドワイ
パＬＬ、ＩＲに接続されており、該サイドワイパＩＬ、
！１４のワイパアームｌ　ｂＬｌｌ　ｂｔを介して、ワ
イパブレード］ａ＋、、　　１ａ＊を第２図中人の格納
位置と同図中巳の作動上限位置との間を往復移動させる
ものである。前記左右のワイパモータ５ｔ。

５Ｉ！に電流を供給するための＝−カの端Ｔ−５ａＬ、
５ａＩｌ！は駆動回路３の第１出力端了・３ｅに、他ノ
ｊの端子５ｂＬ、　５ｂ＊は駆動回路３の第２出力端子
３「に夫々接続されている。

駆動回路３は以下のように措成される。第１入力端子３
ａは、１氏抗３０＋の一端と、ＡＮＤ回路３０３の第１
反転入力端子に接続され、抵抗３０＋の他端はバッテリ
（図示せず）より正電圧が供給される電源端子Ｖに接続
されている。第２入力端子３ｂは、抵抗３０２の一端と
、ＡＮＤ回路３０３の第２反転入力端子と、ＯＲ回路３
０９の一力の入力端子とに接続され、抵抗３０２の他端
は電源端７−ｖに接続されている。前記ＡＮＤ回路３０
３の出力端子は、微分回路３０４を介してＲ−３形のフ
リップフロップ回路（以下ＦＦ回路と略称する）３１０
のＳ入力端子に接続されている。ＦＦ回路３１０のＱ出
力端子は、切換手段３１５の制御部ツノ端子と、遅延回
路３１２を介してＡＮＤ回路３０８の一方の入力端子と
に接続され、Ｑ出力端子は、ＡＮ＋）回路３０６の一方
の入力端子に接続されている。

駆動回路３の第３入力端子３ＣはＯＲ回路３１３及びＡ
ＮＤ回路３１４の一方の入力端子に、第４入力端子３ｄ
はＯＲ回路３１３及びＡＮＤ回路３１４の他方の入力端
子に夫々接続されている。ＯＲ回路３１３の出力端子は
前記ＯＲ回路３０９の他方の入力端子に接続され、ＡＮ
Ｄ回路３１４の出力端子は前記ＡＮＤ回路３０６の他力
の入力端子に接続されている。ＡＮＤ回路３０６の出ツ
ノ端子は遅延回路３０７を介してＲ−３形のフリップフ
ロップ回路（以下ＦＦ回路と略称する）３１１に接続さ
れ、ている。前記Ｏ１）回路３０９の出力端子は、前記
ＡＮＤ回路３０８の他方の入力端子・に接続され、該Ａ
ＮＤ回路３０８の出力端子・は、ＦＦ回路３＋１のＳ入
力端子と、遅延回路３０５を介してＦＦ回路３１０のＲ
入力端子とに接続されている。該ＦＦ回路３１０のＱ出
力端子は切換手段３１６の制御入力端子と、前記ＡＮＤ
回路３０３の第３反転入力端子とに接続されている。前
記切換手段３１５．３１６の第１端子３１５ａ、　３１
６ａハ電源端子ｖに、第２端子３１５ｂ、　３１６ｂ４
；！７−スニ夫々接続され、一方の切換手段３１５の第
３端子３１５ｃは第１出力端子３ｅに、他方の切換手段
３１６の第３端子３１６ｃは第２出力端子３「に夫々接
続されている。

尚、微分回路３０４はその入力端子と出力端子との間に
コンデンサを接続し、該出力端子とアースとの間に抵抗
を接続して構成される。遅延回路３０５、３０７はその
入力端子と出力端子との間に抵抗を接続し、該出力端子
とアースとの間にコンデンサを接続して構成される。

また、遅延回路３１２は入力信号を所定時間遅延させる
ものである。即ち入力信号がＩｌｉレベルからＬ　ｏ　
ｗ　Ｌノベルに、又はその逆に変化したときに、該回路
３１２の出力は所定時間ＩＴｆ又はＬＯＷレベルを保持
した後にＬ　ｏ　ｗ又はＩｌｉレベルとなる。

以上のように構成されたワイパ駆動制御部の動作を以下
に説明する。

第１図において、左右のドアガラススイッチ８Ｌ、８ｇ
は閉成されており、即ち左右のドアガラスは閉じており
、口、つ初期状態は左右のワイパブレードｌ　ａＬ、１
　ａｇが共に格納位置へに停止保持されており、ＦＦ回
路３１０．３１１のＱ出力は共にＬｏｗレベル（以下単
にＬｏｗと記す）であるとする。

この状態では、ＡＮＤ回路３０３の第２及び第３反転入
力は共にＬｏｗなので、ワイパスイッチ４がオンされて
ＡＮＤ回路３０３の第１反転入力がＩＩｉレベル（以下
１１ｔにＩ−（ｊと記す）からＬｏｗに変化すると、該
ＡＮＤ回路３０３の出力はＬｏｗからＨｔに変化する。

微分回路３０４はその入力信号がＬ　ｏ　ｗからＩｌｉ
に変化した時点で正の微分パルスを、ＨｌからＬｏｗに
変化した時点で負の微分パルスを出力し、ＦＦ回路３１
０は該正の微分パルスによりセットされてそのＱ出力が
Ｌｏｗからｔｌ　ｉに変化する。これにより、切換手段
３１５の第１端子３１５ａと第３端子３１５ｃが接続さ
れ、矢印Ｕの方向に電流が流れて両ワイパモータ５１！
、５Ｌが同一方向に回転し、両ワイパブレード１孔、ｌ
ａ、ｇは格納位置Ａから」ユ昇し始める。また、左右の
ワイパ・モータ５Ｌ、５Ｒが回転を開始すると、左右の
モータロック検出回路７　Ｌ、　７　Ｒの出力は、共に
ＩＩｉからＬ　ｏ　ｗへ変化する。

左右のワイパブレードＩ　ａＬ、　　ｌ　ａｙが上昇し
て作動上限位置Ｂに達すると、これらを駆動する左右の
ワイパモータ５ｔ、５Ｒがロックするので、左右のモー
タロック検出回路７＋、、７ｇの出力（駆動回路３の入
力端子３ｃ、　３ｄ）がＬ　ｏ　ｗから）ｌｉに変化し
、ＯＲ回路３＋３及びＯＲ回路３０９の出力がＬｏｗか
らＩＩｉとなる。このとき一方のＦＦ回路３１０のＱ出
力はＩＴ　ｉ　、従って遅延回路３１２の出力はＨｉな
ので、ＯＲ回路３０９の出力信号は他方のＦＦ回路３１
１の８人ツノ、及び遅延回路３０５を介して一方のＦＦ
回路３１０にＲ入力に供給される。これにより、他方の
ＦＦ回路３１＋がセットされ、それより若干遅れて一方
のＦＦ回路３１０がリセットされる。その結果、一方の
切換手段３１６の第１端子３１６ａと第３端子３１６Ｃ
が接続されると共に、他方の切換手段３１５の第２端子
３＋５ｂと第３端子３１５ｃが接続され、電流が矢印Ｕ
からＤの方向に［；Ｉ！換わるので、両ワイパモータ５
Ｌ、　　５１！は共に逆転し、両ワイパブレード１　ａ
Ｌ、　　１　ａｔは下降し始める。両ワイパモータ５Ｌ
、　　５１！が逆転を開始すると、左右のモータロック
検出回路７Ｌ、７１！の出力は共に■１からＬｏｗとな
る。

左右のワイパブレード］、ａｔ、、　　ｌａＲが下降し
て格納位置へに達すると、左右のワイパモータ５ｔ。

５Ｒがロックし、左右のモータロック検出回路７Ｌ。

７Ｒの出力が共にＬｏｗからｆ［ｉとなり、ＡＮＤ回路
３１４の出力がＬ　ｏ　ｗからＨｉとなる。このときＡ
ＮＤ回路３０６の一方の入ツバ即ちＦＦ回路３１０のＱ
出力はＩｌｉなので、ＡＮＤ回路３１４の出力信号はＡ
ＮＤ回路３０６、遅延回路３０７を介してＦＦ回路３１
１のＲ入力に供給される。これにより、左右のモータロ
ック検出回路７Ｌ、７Ｒの出力が共にｆｌｉとなった時
点から若干遅れてＦＦ回路３１１がセットされる。その
結果、切換手段３１６の第２端子３１６ｂと第３端子３
１６ｃが接続され、出力端子３ｅと３「との間の電圧が
ゼロとなり、両ワイパモータ５Ｌ、５Ｒへの電流供給が
終了する。

以」二が左右のドアガラスが共に所定以上開じていると
きの、サイドワイパ１＋Ｊイクルの作動である。

次に、左右のドアガラスの一方又は両方が所定以上開い
ているときには、左右のドアガラススイッチ８Ｌ、　８
１！の一方又は両方が開成し、駆動回路３の第２入力端
子３ｂがＨｉとなり、ワイパスイッチ４がオンしてもそ
のオン信号がＡＮＤ回路３０３から出力されないので、
サイドワイパは作動しない。

また、サイドワイパ作動中に左右のドアガラスの一方又
は両方が所定以上開かれた場合、ＯＲ回路３０９の出ツ
ノがＬｏｗからＩｌｉとなるが、ワイパブレード１ａが
上ｌ中であれば一方のＦＦ回路３１０のＱ出力は［１ｉ
、従って、ＡＮＤ回路３０８の一方の入力端子もｌ（ｉ
なので、ＡＮＤ回路３０８の出力はＬｏｗからＨｉとな
る。その結果、他方のＩ７Ｆ回路３］１がセットされる
と共に、一方のＦＦ回路３１０がリセットされるので、
前述と同様にワイパブレードｌａは直ちに下降を開始し
、格納位ｒｆｔＡに達した後に停止する。

一方、ワイパブレードＩａが下降中に左右のドアガラス
スイッチ８ｔ、、８ｇの一方又は両方が開成したときに
は、そのまま下降を続けて格納位置Ａに達した後に停止
する。

このように、サイドワイパ作動中に左右のドアガラスス
イッチ８Ｌ、８ｇの一方又は両方が開成したときは、ワ
イパブレードｌａが格納位置Ａに移動後、作動禁止状態
となる。

また、左右のドアガラススイッチ８Ｌ、８ｇと駆動回路
３の第２入力端子とを接続するワイヤ等に断線が起きた
場合にも、上述と同様に作動禁止状態となるので、この
ような異常発生時においてもドアガラスが所定異常間い
ているのにサイドワイパが作動してしまうような不具合
を防止することができる。

（発明の効果） 以上詳述したように本発明は、車両の左右のサイドウィ
ンドガラスを払拭する左右のサイドワイパと、前記サイ
ドウィンドガラスの開閉状態を検出する窓センサと、該
窓センサの出力信号に基づいてｎ；ｆ記左右のサイドワ
イパの作動を制御する制御手段とを備えたサイドワイパ
装置において、前記窓センサを前記左右のサイドウィン
ドガラスのそれぞれに対応して設け、前記制御手段は、
前記左右のいずれか一方の窓センサがサイドウィンドガ
ラスの開状態を検出したとき、前記左右のサイドワイパ
の作動を禁止するようにしたので、左右のサイドウィン
ドガラスの開閉状態を検出し、方又は両方のサイドウィ
ンドガラスが所定以上開いているときのサイドワイパの
誤作動を確実に防止し得るという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るサイドワイパ装置の駆
動制御部の全体ブロック構成図、第２図は一般的なサイ
ドワイパ１の作動範囲を示す正面図である。 １・・・サイドワイパ、２・・・ドアガラス（サイドウ
ィンドガラス）、３・・・駆動回路（制御手段）、５Ｌ
。 ５Ｒ・・・ワイパモータ、８ｔ、、８１！・・・ドアガ
ラススイッチ（窓センサ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、車両の左右のサイドウインドガラスを払拭する左右
   のサイドワイパと、前記サイドウインドガラスの開閉状
   態を検出する窓センサと、該窓センサの出力信号に基づ
   いて前記左右のサイドワイパの作動を制御する制御手段
   とを備えたサイドワイパ装置において、前記窓センサを
   前記左右のサイドウインドガラスのそれぞれに対応して
   設け、前記制御手段は、前記左右のいずれか一方の窓セ
   ンサがサイドウインドガラスの開状態を検出したとき、
   前記左右のサイドワイパの作動を禁止することを特徴と
   するサイドワイパ装置。