JPH0237596Y2 - - Google Patents

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JPH0237596Y2
JPH0237596Y2 JP15913585U JP15913585U JPH0237596Y2 JP H0237596 Y2 JPH0237596 Y2 JP H0237596Y2 JP 15913585 U JP15913585 U JP 15913585U JP 15913585 U JP15913585 U JP 15913585U JP H0237596 Y2 JPH0237596 Y2 JP H0237596Y2
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frame
curve
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support shaft
band
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JP15913585U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は曲線作図器に関し、特には枠体内に可
撓性定規を変形可能に組込んで所望の曲線を任意
に描くことのできるものである。
従来の技術 一般に、製図において曲線を描くのは最も困難
なものであり、時間と労力及び神経を使うもので
ある。製図に利用できる曲線定規としては、各種
の雲形定規、アール定規、円定規又は楕円定規な
どがあるほか、コンパスや鉛を用いた自在定規な
ども挙げられる。鉛を用いた自在定規は、芯材と
して鉛を用いた弾性材からなり、任意の曲線を自
由に形成できる。そして、鉛を用いた自在定規以
外は所定の曲線が既に形成されており、その曲線
を部分的に選択使用して、所望の曲線を形成する
ものである。
考案が解決しようとする問題点 そのため、上記従来の曲線定規にあつては、特
定の曲線を描くときはその曲線を複数に分割して
その分割された部分部分にそれぞれ異つた定規を
用いるために曲線が2以上の部分に分割され、描
かれた曲線が不連続的な継目を有することとな
り、1本の連続した流麗な線を出すこと困難であ
つた。さらに、一度作図された曲線を他の場所に
転写することが極めて困難であつた。また鉛を用
いた自在定規にあつても所望の曲線を賦形するこ
とは難かしくて正確な曲線を得ることができず、
またその曲線を保つことが容易でなく作図に熟練
を必要とした。
問題点を解決するための手段 本考案は、所望の曲線を簡便容易に、かつ、自
在に描くことができる曲線作図器を提供せんとす
るもので、枠体の内側で帯状の可撓性定規が変形
自在に収納され、該可撓性定規に当接して変形状
態を固定する支軸を枠体から進退自在に設けてな
る曲線作図器であつて、前記枠体の一部に可撓性
定規をループさせて収納する収納部を設け、該収
納部から可撓性定規の一端を枠体の内側に導入す
るとともに、該一端を枠体の一部に止着可能とな
したものである。
作 用 上記構成の本考案によれば、可撓性定規を枠体
の内側で所望に変形して支軸で支えて固定するに
際し、可撓性定規を収納部から所要長さ繰り出し
てその一端を枠体に固定するとともに、可撓性定
規を自由に変形してその状態を支軸で固定して所
望の曲線を描く定規として用いるものである。
実施例 以下に本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。
第1図は本考案に係る曲線作図器の一実施例を
示す平面図、第2図はその側面図、第3図はその
部分拡大図、第4図は他の実施例を示す平面図、
第5図はその部分斜視図、第6図は第5図の部分
断面平面図である。
第1図から第3図において、1は枠体、2は枠
体1に半径方向で形成した凹溝、3は同じく枠体
1に半径方向で穿設した透孔、4は帯体からなる
可撓性定規、5は透孔を貫通する支軸である。枠
体1はこれと隣接して直径の小さな収納部6を一
体形成して略卵形をなし、アクリル板その他適宜
の板材からなる。収納部6には枠体1の円孔7よ
りも小さな円孔8が形成され、これらの円孔7,
8を結ぶ切れ目9が設けられている。この切れ目
9は帯体4を挿通することができる。円孔8は帯
体4の余部を収納する。そして、枠体1の内周縁
部に形成された凹溝2は帯体4の端部を挟持する
もので、円周方向へ一定の間隔で形成されてい
る。また、透孔3は凹溝2と接して所定間隔で円
周方向に形成されており、支軸5を挟持するため
のバネ部10が設けられる。このバネ部10は第
3図に示した如く、透孔3の手前に板厚方向で円
孔部11を形成するとともに、その円孔部11か
ら外周方向へ支軸5を挿通する開溝12を形成し
てその開溝12の円孔部11側を斜めに切欠いて
なる。したがつて、支軸5にはバネ部10が常接
して支軸5を固定できる。一方、支軸5は透孔3
に挿通されていてその透孔3から内外両方へ進退
でき、枠体1の半径よりもやや長い寸法を有する
棒状体である。帯体4は円孔7の内周寸法よりも
やや長い帯状の合成樹脂又は薄金属板製のもの
で、その余部を円孔8内に収納できる。
次に上記実施例の使用方法について説明する
と、帯体4で所望の曲線を形成させるのである
が、この場合に、帯体4を必要長さ円孔7内に繰
り出すとともに、支軸5を適宜箇所の透孔3にそ
れぞれ円孔7内で適宜長さ突出させながらその先
端に帯体4を当接させ帯体4を所望の曲線形状に
曲げるとともにその形状を固定するのである。ま
た、このように固定された形状を、更に支軸5の
進退加減を調節することによつて変化させること
により、所望の曲線を得るようにしてもよい。第
4図から第6図は本考案に係る曲線作図器の他の
実施例を示し、この例で枠体1は四隅が軸着され
た四辺形からなり、枠体1自体が変形できる一
方、各辺の円形の接合部に磁性体を装着して本考
案に係る曲線作図器を製図板に吸着固定する。そ
して各返には、支軸5を貫通するための透孔3が
適宜穿設されている。透孔3に挿入されて帯体4
を支える支軸5の一端にはボール13を形成して
ある。帯体4は枠体1の辺の一部に円孔8を形成
して枠体1内に通じる切れ目9を介し円孔8から
枠体1内に延伸している。帯体4の余長部は円孔
8内にループして収納され、必要により枠体1内
に引きだすことができる。一方この帯体4の一端
には支軸5のボール13を挟持する連結具14が
取り付けられている。連結具14は、第5図及び
第6図に示した如く、帯体4の幅と等しい2枚の
板をY字形に帯体4に止着してなり、2枚の板に
は相対向してそれぞれボール13の直径より小さ
な直径の円孔15が穿設されている。したがつ
て、帯体4を収納部6の円孔8から適宜長さ繰り
出し、連結具14を支軸5のボール13に係合し
て固定する。なお、連結具14を係合しない支軸
5のボール13は枠体1の外側に配して、支裸態
を透孔3に挿脱するためのツマミとして利用す
る。
考案の効果 以上説明した本考案によると、可撓性定規を収
納部に収納できるようにし、かつ、その可撓性定
規を枠体内に繰り出してその端部を枠体に固定す
るとともに、所望の形状に変形して支軸で支えて
形を固定することによつて所望の曲線を描くこと
ができるので、可撓性定規は枠体内で可能な限り
の曲線を得るための適当な長さを用いることがで
きる利点を有し、また、可撓性定規の端部を枠体
に止着することも容易で簡便な曲線作図器であ
る。そして、この曲線作図器は、従来の定規のよ
うに各種取揃えることもなく、1つで各種の曲線
を所望通り描くことが可能であるから軽便である
ほか、鉛定規に比べ流麗な曲線を描くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る曲線作図器の一実施例を
示す平面図、第2図はその側面図、第3図はその
部分拡大図、第4図は他の実施例の平面図、第5
図はその部分斜視図、第6図は第5図の部分断面
平面図である。 1……環状体、2……凹溝、3……透孔、4…
…可撓性定規、5……支軸、6……収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体の内側で帯状の可撓性定規が変形自在に収
    納され、該可撓性定規に当接して変形状態を固定
    する支軸を枠体から進退自在に設けてなる曲線作
    図器であつて、前記枠体の一部に可撓性定規をル
    ープして収納する収納部を設け、該収納部から可
    撓性定規の一端を枠体の内側に導入するととも
    に、該一端を枠体の内側に止着可能となして枠体
    の内側で可撓性定規を自在に変形、かつ、固定で
    きることを特徴とする曲線作図器。
JP15913585U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0237596Y2 (ja)

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JP15913585U JPH0237596Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6267794U JPS6267794U (ja) 1987-04-27
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