JPH0236499A - 車両誘導に使用する信号装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両の誘導に使用する信号装置に関す〈従来の
技術〉 一般に道路工事などによって対向式二重線道路が片側交
互通行に規制された場合、車両の誘導方法には次の二つ
の誘導方法がある。

（Ａ）誘導員による誘導方法 走行不能範囲の両端に誘導員を配備し、誘導員の手信号
によって車両を誘導する方法。

（Ｂ）信号機を用いて誘導する方法 走行不能範囲の両端に信号機を夫々配備し、停止又は走
行可能を意味する信号灯を一定時間毎に切り替えて車両
を誘導する方法。

〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の車両の誘導技術には、次のような問題点
が存在する。

（イ）誘導員による誘導方法の場合、通行不能の範囲の
両側に合計二Å以上の誘導員の配備が必要となる。

そのため、人件費ががさんで誘導費用が高くつく。

（ロ）信号機を用いる方法にあっては、信号灯の切換時
間の間隔が一定であり、交通量に即応した信号灯の切換
えが困難であるため、交通渋滞を起こす原因となってい
る。

又、一般の交流電源が得られない所では、信号機を設置
できないだけでなく、せっかく電源を得られても、路上
に露出する送電ケーブルが破断事故を起こし易い。

〈本発明の目的〉 本発明は以上の点に鑑み成されたもので、経済的で、交
通量に応じて車両の円滑な誘導が図れ、しかも送電線の
ない所での使用が可能であって、さらに送電ケーブルの
切断事故の心配がまったくない、車両誘導に使用する信
号装置を提供することを目的とする。

〈本発明の構成〉 以下、第１．２図を参照しながら本発明の一実施例につ
いて説明する。

〈イ〉信号装置の構成 第１図に本発明に係る信号装置の一例を示す。

信号装置は、送信装置１と、第１及び第２受信装置２．
３とからなる。

以下、各装置について説明する。

〈口〉送信装置 送信装置１は、第１及び第２受信装置２．３を無線で遠
隔操作する装置である。

使用電波は、周波数１３０ＭＨｚ帯を用いる。

１１は電源部であり、乾電池等の蓄電用量の小さい直流
電源を使用できる。

送信装置１は図示しない発振器の他に、複数組みの切替
スイッチＳＷＩ〜ＳＷ３が組み込んである。

本実施例では、切替スイッチのＳＷＩが青と赤の組合用
を、ＳＷ２がその逆の青と赤の組合用を、ＳＷ３が赤と
赤の組合用のスイッチを夫々意味する場合について説明
する。

〈ハ〉第１受信装置 第１受信装置２は、送信装置１から受信する機能を有し
、赤色及び青色の信号灯２１ａ、２１ｂと、電源部２２
と、アンテナ２３と、アンテナ２３で受信した信号を記
憶するメモリ一部２４及びリレー回路ＲＬ１〜ＲＬ３と
、信号灯２１ａ、２１ｂの点灯のためのリレー回路ＲＬ
４及び切替制御部２６と、タイマー２５とアンテナ２３
間に配設した切替部１０からなる。

［電源部］ 電源部２２は、充電回路２７付きの鉛電池２８で構成さ
れる。

又、交流１００ボルトの一般の交流電源と併用しても良
い。

回路内に充電回路２７を配備しているので、４０ＡＨの
鉛電池であっても最低で８時間以上連続して使用できる
。

特に、送電ケーブルのない所に設置する場合に有利であ
る。

［受信回路１ 第１受信装置２には、複数組みのリレー回路ＲＬ１〜Ｒ
Ｌ３が組み込まれている。

本実施例では、ＲＬＩが青と赤の組合用を、Ｒｂ２が青
と赤の組合用を、Ｒｂ３が赤と赤の組合用のリレー回路
を夫々意味する場合について説明する。

これらのリレー回路ＲＬＩ〜ＲＬ３は別途のリレー回路
ＲＬ４を形成する切替制御部２６に連絡している。

さらに、択一的に形成されたリレー回路ＲＬＩ〜ＲＬ３
に基づいて、切替制御部２６が各信号灯酸しである。

［メモリー１ メモリー２４は、−度形成したリレー回路ＲＬ１〜ＲＬ
３　（メモリー回路）を継続して形成する機能を有する
。

［タイマー］ タイマー２５は切替部１０７：接続して、設定時間経過
後に切替部１０を経由して信号灯２１ａ、２１ｂの点灯
を繰り返し切り替える機能を有する。

タイマー２５に設定できる範囲は、例えば青と赤の場合
は夫々３０秒〜ｌＯ分までであり、両方光の場合は１５
秒〜５分までであり、これらの設定時間の変更は簡単に
行える。

本発明は、第１受信装置２内にタイマー２５を組み込み
、信号灯２１ａ、２１ｂの切り替えと点灯時間の調整を
行えるように構成したことを特徴の一つとする。

［切替部］ 切替部１０は、前記した送信装置１０と同様に複数組み
の切替スイッチＳＷＩ〜ＳＷ３が組み込んである。

第１受信装置２内に、同様の構造の切替部１０を祖み込
むことにより、タイマー２５による自動制御が可能にな
る。

〈二〉第２受信装置 第２送信装置３は、前記した第１受信装置２の構成のな
かで、タイマー２５及び切替部１０がない他は、同一の
構成であるから、同一部品は第１受信装置２の十の位に
３０を加えた符号を付して、その説明を省略する。

〈作用〉 次に前記信号装置を使用した車両の誘導方法について説
明する。

〈イ〉誘導準備 道路の規制区間の両端に、第１及び第２受信装置２．３
を夫々配備する。

〈口〉誘導開始 第１及び第２受信装置２．３の電源をＯＮにすると、両
受信装置２．３の赤の信号灯２１ａ、３１ａが自動的に
点灯する。

そして、誘導員が送信装置１の何れかのスイッチＳＷＩ
、ＳＷ２を押動操作すると、送信装置１から両受信装置
２．３の受信部２３．３３で受信して、特定のリレー回
路ＲＬＩ、ＲＬ２を形成する。

特定のリレー回路ＲＬＩ、ＲＬ２を形成すると、このリ
レー回路ＲＬＩ、ＲＬ２に応じて切替制御部２６．３６
が連動して各信号灯２１ａ〜３１ｂが点灯を開始する。

又、メモリー２４．３４が一度形成された特定のリレー
回路ＲＬ１．ＲＬ２を記憶しているため、継続して同一
の信号灯が点灯を続ける。

これ以降は、第１受信装置２内に組み込んだ切替部１０
とタイマー２４により自動制御される結果、各受信装置
２．３の信号灯２１ａ〜３１ｂが夫々点灯と消灯を交互
に繰り返す。

誘導員は、送信装置１から最初−度だけ送信すれば、あ
とは第１及び第２受信装置２．３が自動制御に切り替わ
るため、特別な事情がない限り送信装置１から継続して
電波を送信する必要がない。

尚、自動制御中に、必要に応じて誘導員が送信装置１を
手動操作することも当然に可能である。

〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから、次の効果を奏す
る。

〈イ〉受信回路内にタイマーと切替部を組み込んだこと
により、信号灯の点灯時間を自由に調節できる。

従って、変化する交通量への対応性が良好となり、車両
渋滞の解消に大いに役立つ。

〈口〉受信回路内にメモリー回路を組み込んだことによ
り、送信装置の消費電力が非常に少な（て済む。

〈ハ〉誘導員が少なくて済むので、従来に比べて人件費
を著しく低減できる。

〈二〉信号装置の自動制御が可能となるから、交通誘導
員を交通事故から守ることができる。

〈ホ〉充電回路付きの鉛電池を使用するので、送電線の
ない所での使用が可能である。

〈へ〉送電ケーブルが不要である。

そのため、信号装置の設置や撤去が容易であり、しかも
従来のような送電ケーブルの切断事故の心配がない。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明に係る信号装置の説明図第２図：第１受
信装置の回路図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の信号灯を択一的に点灯させるリレー回路を
   有し、且つ、充電回路を備えた蓄電池を備えた第１及び
   第２受信装置と、 前記両受信装置のリレー回路を無線操作する送信装置と
   よりなり、 前記第１受信装置の受信回路内に送信装置からの送信を
   記憶するメモリー回路と、 複数の切替接点を有する切替部と、 切替部と連動して前記リレー回路を切り替えるタイマー
   回路とを組み込んで構成した、 車両誘導に使用する信号装置。