JPH0236150Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236150Y2 JPH0236150Y2 JP14406284U JP14406284U JPH0236150Y2 JP H0236150 Y2 JPH0236150 Y2 JP H0236150Y2 JP 14406284 U JP14406284 U JP 14406284U JP 14406284 U JP14406284 U JP 14406284U JP H0236150 Y2 JPH0236150 Y2 JP H0236150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swinging rod
- hole
- operation member
- case
- setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、振子時計の針合せ及び振竿の固定を
1箇のロツク部材で行ない、不使用時のロツク部
材はムーブメントケースに穿設した収納孔に収脱
自在に収納する振子時計の振竿固定構造に関す
る。
1箇のロツク部材で行ない、不使用時のロツク部
材はムーブメントケースに穿設した収納孔に収脱
自在に収納する振子時計の振竿固定構造に関す
る。
(従来技術)
従来の振子時計の振竿固定構造は第8図(実開
昭59−62583号)に示したように、ロツク部材は
振竿を固定する目的に限られ、固定以外の目的に
使用することがなかつたので紛失することが多か
つた。
昭59−62583号)に示したように、ロツク部材は
振竿を固定する目的に限られ、固定以外の目的に
使用することがなかつたので紛失することが多か
つた。
又、振竿を固定(ビス、ツマミ等でムーブメン
トケースに固定)する場合、振竿を傾倒させて締
付けるようにするため、振竿を一点で支持してい
る振竿支持部に負担がかかり、支持部が変形した
り破損する事態が発生した。
トケースに固定)する場合、振竿を傾倒させて締
付けるようにするため、振竿を一点で支持してい
る振竿支持部に負担がかかり、支持部が変形した
り破損する事態が発生した。
又、ロツク部材(ビス、ツマミ、ボルト)を収
納する場所が設けてなかつたこともロツク部材を
紛失する原因の一つにあげられる。
納する場所が設けてなかつたこともロツク部材を
紛失する原因の一つにあげられる。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上記の欠点を解決するため、1箇のロ
ツク部材で、針合せ及び振竿の固定を行ない、不
使用時にはムーブメントケースの内部に挿着収納
できるようにしたものである。
ツク部材で、針合せ及び振竿の固定を行ない、不
使用時にはムーブメントケースの内部に挿着収納
できるようにしたものである。
上記目的を達成する為に本考案では、時計機構
体と別個に駆動する擬似振子装置を有する振子時
計において、ケース内の針合せ修正車をケース外
から回動操作可能な針合せ操作部材と、該針合せ
操作部材を挿通させて針合せ修正車と結合する為
の針合せ装着孔と振竿の揺動可能領域に設けられ
前記針合せ操作部材が挿通可能な振竿固定孔を備
えたムーブメントケースと、前記振竿固定孔と重
合可能な貫通孔を備えた振竿と、から構成され、
前記振竿は前記針合せ操作部材が前記貫通孔を挿
通してムーブメントケースの振竿固定孔に嵌合さ
れることによつて揺動不可能に固定されることを
特徴とする。
体と別個に駆動する擬似振子装置を有する振子時
計において、ケース内の針合せ修正車をケース外
から回動操作可能な針合せ操作部材と、該針合せ
操作部材を挿通させて針合せ修正車と結合する為
の針合せ装着孔と振竿の揺動可能領域に設けられ
前記針合せ操作部材が挿通可能な振竿固定孔を備
えたムーブメントケースと、前記振竿固定孔と重
合可能な貫通孔を備えた振竿と、から構成され、
前記振竿は前記針合せ操作部材が前記貫通孔を挿
通してムーブメントケースの振竿固定孔に嵌合さ
れることによつて揺動不可能に固定されることを
特徴とする。
(実施例)
第1図において、ムーブメントケースAの上面
には振竿支持部8が設けられ、該振竿支持部8に
は振竿10が揺動自在に支持されている。ムーブ
メントケースAの背面には針合せ装着孔4と振竿
固定孔6及び第4図に示す収納孔14が設けられ
ている。振竿10は周知な様に駆動コイルと永久
磁石の電磁結合により揺動し、前記振竿10には
貫通孔12が穿設されている。該貫通孔12は前
記振竿固定孔6と重合可能に設けてあり、第4,
5図に示すようにロツク部材2を貫通孔12を挿
通して振竿固定孔6に嵌着させて振竿10を揺動
不可能に固定することができる。ロツク部材2は
第3図に示すように摘みと支軸からなる針合せ操
作子であり、支軸の先端は図示は省略したがムー
ブメントケースA内の針合せ車の軸と結合可能に
設けてある。
には振竿支持部8が設けられ、該振竿支持部8に
は振竿10が揺動自在に支持されている。ムーブ
メントケースAの背面には針合せ装着孔4と振竿
固定孔6及び第4図に示す収納孔14が設けられ
ている。振竿10は周知な様に駆動コイルと永久
磁石の電磁結合により揺動し、前記振竿10には
貫通孔12が穿設されている。該貫通孔12は前
記振竿固定孔6と重合可能に設けてあり、第4,
5図に示すようにロツク部材2を貫通孔12を挿
通して振竿固定孔6に嵌着させて振竿10を揺動
不可能に固定することができる。ロツク部材2は
第3図に示すように摘みと支軸からなる針合せ操
作子であり、支軸の先端は図示は省略したがムー
ブメントケースA内の針合せ車の軸と結合可能に
設けてある。
振竿固定孔6は振竿10が駆動コイルと永久磁
石の電磁駆動力によつて揺動する揺動領域内に配
置されており、収納孔14は前記揺動領域の外に
設けてある。
石の電磁駆動力によつて揺動する揺動領域内に配
置されており、収納孔14は前記揺動領域の外に
設けてある。
図示実施例は以上の通り構成されており、時計
を使用する際においては第1,2図に示すように
収納孔14にロツク部材2を嵌合しておき、時刻
修正を行なうときは第6,7図に示すようにロツ
ク部材2を針合せ装着孔4に挿入して針合せ操作
子として使う。そして、時計を運搬するときには
第4,5図に示す様にロツク部材2を振竿固定孔
6に振竿10の貫通孔14を挿通して嵌着するこ
とによつて、振竿10は揺動不可能に固定され
る。
を使用する際においては第1,2図に示すように
収納孔14にロツク部材2を嵌合しておき、時刻
修正を行なうときは第6,7図に示すようにロツ
ク部材2を針合せ装着孔4に挿入して針合せ操作
子として使う。そして、時計を運搬するときには
第4,5図に示す様にロツク部材2を振竿固定孔
6に振竿10の貫通孔14を挿通して嵌着するこ
とによつて、振竿10は揺動不可能に固定され
る。
(考案の効果)
前記の実施例に示したように本考案は、振子時
計を移動したり運搬する場合、揺動する振竿10
を固定するため、振竿10の貫通孔12と振竿固
定孔6を合致させ、この合致させた位置にロツク
部材2を嵌着させるだけで振竿10は確実に固定
されるので、従来のように、紐やその他の器具を
使つて固定するわずらわしさは解消された。
計を移動したり運搬する場合、揺動する振竿10
を固定するため、振竿10の貫通孔12と振竿固
定孔6を合致させ、この合致させた位置にロツク
部材2を嵌着させるだけで振竿10は確実に固定
されるので、従来のように、紐やその他の器具を
使つて固定するわずらわしさは解消された。
尚、振竿固定孔6の内部には弾性材によつてロ
ツク部材2が脱落しないよう狭持されるようにな
つているが、ロツク部材2は容易に着脱できるよ
うになつている。
ツク部材2が脱落しないよう狭持されるようにな
つているが、ロツク部材2は容易に着脱できるよ
うになつている。
又、ロツク部材2は、振竿10を固定するだけ
でなく、振子時計の針合せに使用できるようにな
つているので、振竿の固定と針合せは1箇のロツ
ク部材で行うことができる。
でなく、振子時計の針合せに使用できるようにな
つているので、振竿の固定と針合せは1箇のロツ
ク部材で行うことができる。
更にロツク部材2は、ムーブメントケースAの
一部に穿設された収納孔に挿着し収納するように
なつているので、紛失する恐れは全くなく、必要
に応じて直ちに取り出すことができる。
一部に穿設された収納孔に挿着し収納するように
なつているので、紛失する恐れは全くなく、必要
に応じて直ちに取り出すことができる。
又、振竿10は第2図に示したように自然な状
態(垂直状)で固定されるので、振竿支持部8は
変形したり損傷することはない。
態(垂直状)で固定されるので、振竿支持部8は
変形したり損傷することはない。
従つて、多少乱暴に取扱つても振子時計の性能
を損うようなことはない。
を損うようなことはない。
第1図は背面から見た本考案の内部構造を示し
た平面図。第2図は第1図に於けるA方向から見
た一部断面図。第3図はロツク部材の斜視図。第
4図は振竿をロツク部材で固定した状態を示した
背面図。第5図は第4図に於けるB方向から見た
一部断面図。第6図はロツク部材を針合せ挿着孔
に挿着した状態の背面図。第7図は第6図に於け
るC方向から見た一部断面図。第8図は従来の一
例を示した背面図。 2……ロツク部材、4……針合せ装着孔、6…
…振竿固定孔、8……振竿支持部、10……振
竿、12……貫通孔、14……収納孔。
た平面図。第2図は第1図に於けるA方向から見
た一部断面図。第3図はロツク部材の斜視図。第
4図は振竿をロツク部材で固定した状態を示した
背面図。第5図は第4図に於けるB方向から見た
一部断面図。第6図はロツク部材を針合せ挿着孔
に挿着した状態の背面図。第7図は第6図に於け
るC方向から見た一部断面図。第8図は従来の一
例を示した背面図。 2……ロツク部材、4……針合せ装着孔、6…
…振竿固定孔、8……振竿支持部、10……振
竿、12……貫通孔、14……収納孔。
Claims (1)
- 時計機構体と別個に駆動する擬似振子装置を有
する振子時計において、ケース内の針合せ修正車
をケース外から回動操作可能な針合せ操作部材
と、該針合せ操作部材を挿通させて針合せ修正車
と結合する為の針合せ装着孔と振竿の揺動可能領
域に設けられ前記針合せ操作部材が挿通可能な振
竿固定孔を備えたムーブメントケースと、前記振
竿固定孔と重合可能な貫通孔を備えた振竿と、か
ら構成され、前記振竿は前記針合せ操作部材が前
記貫通孔を挿通してムーブメントケースの振竿固
定孔に嵌合されることによつて揺動不可能に固定
されることを特徴とする振子時計の振竿固定構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14406284U JPH0236150Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14406284U JPH0236150Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157885U JPS6157885U (ja) | 1986-04-18 |
JPH0236150Y2 true JPH0236150Y2 (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=30702351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14406284U Expired JPH0236150Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236150Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058548Y2 (ja) * | 1987-03-11 | 1993-03-03 | ||
JP5004286B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2012-08-22 | リズム時計工業株式会社 | 時計装置 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP14406284U patent/JPH0236150Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6157885U (ja) | 1986-04-18 |
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