JPH0235906A - 廃油浄化装置 - Google Patents

廃油浄化装置

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JPH0235906A
JPH0235906A JP18617688A JP18617688A JPH0235906A JP H0235906 A JPH0235906 A JP H0235906A JP 18617688 A JP18617688 A JP 18617688A JP 18617688 A JP18617688 A JP 18617688A JP H0235906 A JPH0235906 A JP H0235906A
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JP
Japan
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waste oil
magnetic
filter
oil
filter medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP18617688A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Eto
良弘 恵藤
Satoru Nagai
悟 長井
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は廃油浄化装置に係り、特に廃油中の水分をも除
去することが可能な廃油浄化装置に関する。
[従来の技術] 潤滑油や作動油等の廃油の浄化装置として、従来より多
くの磁気フィルタが提案されている(例えば、特開昭5
7−190622)。磁気フィルタは廃油を濾過するに
あたり、磁性濾材を励磁させて磁性懸濁物等を吸着・除
去するものである。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気フィルタでは、廃油中の水分を除去すること
はできない。このため、廃油に含有される水分は、磁気
フィルタによる処理を行なって得られる処理油中に含有
されて、そのまま内燃機関内等に導入されることとなり
、配管系の腐食等を引き起こす原因となっていた。
本発明は上記従来の問題点を解決し、廃油中の水分をも
除去することが可能な廃油浄化装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の廃油浄化装置は、励磁可能な磁性濾材が内装さ
れた磁気フィルタと、疎水性濾材を充填した濾過槽と、
磁気フィルタの処理油を濾過槽に供給する手段とを備え
たことを特徴とする。
[作用] 本発明の廃油浄化装置では、磁性濾材を励磁して廃油を
磁気フィルタに通液することにより廃油処理が行なわれ
、廃油中の鉄分等の磁性懸濁物等が除去される。
磁気フィルタの流出油は、疎水性濾材を充填した濾過槽
に供給され、この濾過槽にて含有される水分が除去され
る。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の廃液処理装置の一実施例を示す系統図
である。図示の装置は内燃機関用の潤滑油や作動油等の
廃油浄化装置であって、被処理廃油の貯槽1、磁気フィ
ルタ2ミ疎水性濾材4を充填したa4糟3を備えている
。貯槽1は配管11、三方コックV1及び配管12を介
して磁気フィルタ2の一端側に接続されている。磁気フ
ィルタ2の他端側は配管13、三方コックV2、配管1
4、三方コックV3、配管15、ポンプP、配管16を
介して濾過槽3の一端に接続されている。三方コックV
2からは配管17が分岐しており、該配管17は三方コ
ックV4、配管18を介して濾iM槽3の他端に接続さ
れている。三方コックV4からは処理油取出用の配管1
9が分岐されている。前記三方コックV、からは配管2
0が分岐され、該配管20は三方コック■3に接続され
ている。また、配管16の途中には、三方バルブV5を
備える配管21が連結されている。
磁気フィルタ2は、ケーシング5内に磁性濾材6が充填
されており、ケーシング5の外側面には永久磁石7が、
S極とN極とが対向するように配置されている。符号8
は永久磁石7を支持するためのホルダを示す。
fil A4ff 3は、ケーシング9及び該ケーシン
グ9内に設けられた疎水性濾材4を備えている。
上記実施例装置により廃油の処理を行なうには、まず、
矢印Aの流路方向となるように三方コック■I 、■2
 、V 3% V 4の流路設定を行なうと共にポンプ
Pを作動させ、貯槽1内の廃油を配管11.12を経て
磁気フィルタ2に供給して濾過する。そして、濾液(処
理油)を更に配管13.14.15.16を経て濾過槽
3に供給して濾過し、得られた濾液を配管18.19を
経て取り出す(第1図の矢印Aの流れ参照)。
磁気フィルタ2においては、廃油中の磁性懸濁物等のS
Sが永久磁石7により磁化された磁性濾材6により効率
的に吸着除去される。この磁気フィルタ2の濾液は更に
濾過槽3において疎水性濾材4により濾過され、含有さ
れる水分が効率的に除去される。
本実施例の装置においては、廃油の濾過処理により磁性
懸濁物等が磁性濾材6に蓄積して濾過効率が低下してき
たときには、廃油の供給を停止して磁性濾材6の逆洗を
行なうことができる。
逆洗に際しては、まず磁気フィルタ2から永久磁石7を
取りはずし、磁性濾材6を消磁する。
そして、矢印Bの流路が構成されるように三方コックv
I、v2、■3、V4の流路を切り替えると共にポンプ
Pを作動させ、逆洗用の油を濾過槽3から配管18.1
7.13を経て磁気フィルタ2に供給し、磁性濾材6を
上向流にて逆洗する。なお、この磁性濾材6の逆洗にあ
たり、空気や窒素等のガスをケーシング5内に吹き込む
ことにより、洗浄効果を向上させることができる。逆洗
排油は、配管12.20.15.16を経て濾過イa3
に導入され、疎水性濾材4により濾過されてSSが除去
される。磁気フィルタ2からの逆洗排油中のSSは主と
して磁気フィルタ2の磁性濾材6から!!lI離したも
のであるが、この剥離物は既にある程度又は十分に凝集
した状態となっているため、疎水性濾材4による濾過に
より効率的に除去することができる。即ち、疎水性濾材
4の通液抵抗が小さく、しかも捕集効率が高い。
疎水性濾材4を通過して清浄となった油は、配管18.
17.13を経て逆洗に再循環しても良い。
濾過槽3の疎水性濾材4は、廃油処理から逆洗に切り換
える毎に(例えば、逆洗終了後に)廃棄して新品と交換
しても良い。連続使用する場合には、濾過槽3に水抜き
用の弁を設け、水を抜いた後使用するのが好ましい。な
お、逆洗排油の濾過処理によりSSが蓄積した疎水性濾
材4は、再生して再利用しても良い。
磁性濾材6を逆洗した後は、再び永久磁石7を取り付け
て、前述の操作に従って、廃油の処理を行なうことがで
きる。
このような本発明の廃油浄化装置において、磁気フィル
タに充填する磁性濾材の材質としては、ステンレススチ
ール、軟m、[1,パーマロイ、コバルト、ニッケル、
アルニコ、フェライト等を採用することができ、その形
状としては、球状、粒状、棒状、鱗片状、綿状、コイル
状、リボン状、粉体状、織物状、網目状、繊維状等、様
々な形状とすることができる。
このようなEn性濾材を磁化するための磁石としては、
第1図に示したような永久磁石の他、電磁石を用いるこ
ともできる。永久磁石による磁気フィルタでは装置の運
転に要する電力費を低減することができるという利点が
あり、一方、電磁石による電磁フィルタの場合には、磁
石を取りはずすことなく通電を停止するのみで磁性濾材
の消磁が行なえるので、逆洗を容易に行なうことができ
るという利点がある。
濾J4”の疎水性濾材としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、フッ素樹脂、ナイロン、ポリスルホン等の合
成樹脂製濾材等を用いることができる。濾材の形態には
特に制限はなく、積層物、膜状物あるいは濾材片をラン
ダムに充填したもの等を採用することができる。
第1図に示すような廃油浄化装置によれば、磁気フィル
タの逆洗を行なうことができ、しかも逆洗廃油は)を!
過処理され清浄になるので、そのまま排出したり、ある
いは再度磁気フィルタに戻して逆洗に用いたりすること
ができるという効果も奏される。
なお、第1図に示す装置は、本発明の一実施例であって
、本発明はその要旨を超えない限り、図示の例に何ら限
定されるものではなく、配管の接続方法、液v都の方向
等においても、他の様々な態様を採ることが可能である
例えば、濾過槽3の通油方向は、廃油の比重に応じて適
宜設定するのが好ましい。例えば、水よりも比重の大き
な廃油の場合には第1図のような下向流にて通油するの
が好ましいが、水よりも比重の小さい廃油の場合には上
向流にて通油するのか好ましい。
[発明の効果コ 以上詳述した通り、本発明の廃油浄化装置によれは、潤
滑油や作動油等の廃油等を磁気フィルタにより濾過処理
した後、疎水性濾材にて濾過処理することにより、容易
に再利用可能な高清浄な浄化油を回収することができる
。しかして、回収される浄化油はSS等のみならず、水
分をも高度に除去されたものであるため、再利用された
際に配管等の腐食をまねくおそれがない。
本発明の廃油浄化装置は操作が簡単で、処理効率も高く
、しかも小型化が可能であることから、ガソリンスタン
ド等に設置される小型高性能廃油再生装置等として、極
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の廃油浄化装置の一実施例を示す系統図
である。 1・・・貯槽、   2・・・磁気フィルタ、3・・・
濾過槽。 代理人  弁理士  重 野  剛 第1図 A−゛濾過時 B−一一一 逆洗時

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)励磁可能な磁性濾材が内装された磁気フィルタと
    、疎水性濾材を充填した濾過槽と、磁気フィルタの処理
    油を濾過槽に供給する手段と、を備えたことを特徴とす
    る廃油浄化装置。
JP18617688A 1988-07-26 1988-07-26 廃油浄化装置 Pending JPH0235906A (ja)

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JP18617688A JPH0235906A (ja) 1988-07-26 1988-07-26 廃油浄化装置

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JPH0235906A true JPH0235906A (ja) 1990-02-06

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ID=16183721

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040074019A (ko) * 2004-06-24 2004-08-21 김수해 AOS(Advanced Oily water Separator) Type의 유수(油水)분리기
KR100863154B1 (ko) * 2008-04-18 2008-10-13 주식회사 삼영필텍 이동식 폐유 정화장치
CN107699331A (zh) * 2017-09-18 2018-02-16 武汉工程大学 一种废润滑油分级除杂的净化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236306U (ja) * 1975-09-06 1977-03-15
JPS57190622A (en) * 1981-05-18 1982-11-24 Sumitomo Special Metals Co Ltd High gradient magnetic filter

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