JPH0235459Y2 - - Google Patents

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JPH0235459Y2
JPH0235459Y2 JP1986024765U JP2476586U JPH0235459Y2 JP H0235459 Y2 JPH0235459 Y2 JP H0235459Y2 JP 1986024765 U JP1986024765 U JP 1986024765U JP 2476586 U JP2476586 U JP 2476586U JP H0235459 Y2 JPH0235459 Y2 JP H0235459Y2
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JP
Japan
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molded product
take
suction
suction pad
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、型開きされた金型からプラスチツク
成形品を取出すプラスチツク成形品の取出装置に
関する。
(従来の技術) 従来、型開きされた金型間に進入して、成形品
を取出す装置として、実公昭47−38612号公報に
記載のものがある。この装置は作動機構を介して
金型間に進退自在な保持具を有し、この保持具
は、密閉構造の中空箱状をなし且つ一側面に成型
品を着脱可能に吸着保持できる如く吸引孔を設け
ると共に、成型品の吸着時にスプールが嵌挿され
る切欠部を設けた保持具本体と、この本体の成形
品との対向面に貼装された弾性ゴムシートとを備
えている。
そして、保持具本体と、真空発生装置とが可撓
性を有するホースで連結されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、従来の取出装置は、箱状の保持具本
体に、吸引孔とは別に専用のスプール逃がし用の
切欠部が設けられているため、構造が複雑になる
という問題がある。
また、吸引孔は切欠部を除く場所に設けなけれ
ばならないので、吸引孔の開口面積が小さくな
る。従つて、所定の吸着力を得るための十分な開
口面積が取れないという欠点がある。
更に、ホースは作動機構のアームに添接されて
おらず、このため、成形品取出し時にホースの金
型及び成形品付近の部分が撓む。従つて、ホース
が邪魔になり、付属装置の動きが制約されると共
に、ホースを傷め易いという欠点がある。
本考案は上記課題に鑑み、構造が簡単で、所定
吸着力を得ることができ、しかも、付属装置の動
きが制約されたり、ホースを傷めるおそれの少な
いプラスチツク成形品の取出装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が上記目的を達成するために講じた技術
的手段は次の通りである。
取出アーム8の先端部に軟質弾性材料より成る
板状の真空引き用吸着パツト7を備え、この吸着
パツト7により成形品3を吸着して金型1から取
出すようにしたプラスチツク成形品の取出装置に
おいて、前記取出アーム8は帯板状を呈し、吸着
パツト7には、成形品3との対向面9の略中央に
開口する大径の吸引孔10が貫通状に形成され、
この吸着パツト7の成形品3との反対面7bが基
板11に固着されると共に、この基板11が前記
取出アーム8に固着されており、基板11に前記
吸引孔10に連通する貫通孔12が形成され、他
端が真空発生装置側に接続されたホース13の一
端がこの通孔12に接続され、ホース13が取出
アーム8に添接されている点にある。
(作用) 成形品3の取出しにおいて、型開きされた金型
1,2間に、取出アーム8を介して吸着パツト7
が進出配置され、この吸着パツト7の当接面9が
成形品の底部4に当接される。吸着パツト7は軟
質弾性材料から成るので、当接面9は底部4の凹
凸部18の形状に応じて変形され、よくなじみ吸
引孔10の周囲で底部4の凹凸部18を密封する
シール部16が形成され、吸引孔10は外気より
密封された状態となる。そして、吸引孔10がホ
ース13を介して真空発生装置で真空引きされる
ことにより、成形品3は吸着パツト7に吸着さ
れ、固定金型1から取出される。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
第1図、第2図は本考案の実施例を示してお
り、1は固定金型で、2は可動金型である。この
可動金型2が後退移動され、両金型1,2は型開
きされた状態を示している。
3はプラスチツク成形品で、前記金型1,2に
より目的の形状に成形されたもので、固定金型1
側に離型後残されており、その底部4には、品質
表示5(例えばマーク、品番、MADE IN
JAPAN等)が刻設され、且つ、底部4中央にス
プール4aが突設されており、底部4は凹凸部1
8を有している。
6は取出装置であり、前記成形品3を真空引き
により吸着する吸着パツト7を有する取出アーム
8が、前記固定金型1と可動金型2間に進退自在
に設けられたものである。前記吸着パツト7はウ
レタン発泡ラバーの軟質弾性材料よりなる円板状
体であり、その成形品3との対向面が当接面9と
され、吸着パツト7には、この当接面9の略中央
に開口する大径の吸引孔10が貫通状に形成され
ている。
11は基板で、前記吸着パツト7の成形品3と
の反対面7bに固着されており、吸着パツト7と
同径を有した円板状体である。この基板11の中
央部には、前記吸引孔10に連通する貫通孔12
が設けられている。
前記取出アーム8は、帯板状を有しており、そ
の先端部に前記基板11が固着されている。8a
は貫通孔で基板11の貫通孔12に連通状に取出
アーム8に形成されている。取出アーム8の基端
部は、自動取出機(図示省略)に取付けられて、
該取出機の作動により、取出アーム8をA矢印の
如く進退させることで、吸着パツト7を品3の底
部4に配置させるものである。
13はホースで、その一端は取出アーム8及び
基板11の通孔12,8aに嵌入された継手14
を介して、吸引孔10と連通されており、他端は
自動取出機側の真空発生装置等に接続されてい
る。そして、このホース13は取出アーム8に添
接されている。
前記成形品3の取出においては、型開きされた
金型1,2間に、取出アーム8を介して吸着パツ
ト7が配置され、この吸着パツト7の当接面9は
成形品3の底部4に当接される。このとき、吸引
孔10内にスプール4aが位置している。当接面
9は底部4の被当接面15の凹凸形状に応じて変
形されることで、シール部16が当接面9に形成
され、前記吸引孔10は外気より密封された状態
となる。ここに、吸引孔10がホース13を介し
て真空発生装置により真空引されることで、成形
品3は吸着パツト7に吸着され、固定金型2より
取出されることになる。
尚、吸着パツト7の形状及び大きさは本実施例
に限定されるものでなく、成形品3の底部4の凹
凸形状に対応し、吸引状態を最良にするために適
宜決定されるものである。
(考案の効果) 本考案は、帯板状の取出アーム8に基板11及
び板状の吸着パツト7が固着され、吸着パツト7
には、成形品3との対向面9の略中央に開口する
吸引孔10が貫通状に形成されているので、従来
のように箱状の保持具本体に、吸引孔とは別に専
用のスプール逃がし用の切欠部を設ける必要がな
く、構造が簡単になる。
また、吸引孔10は、成形品との対向面9の略
中央に大きく開口している。従つて、低い吸引圧
であつても所定の大きな吸着力を得ることができ
る。
更に、ホース13が取出アーム8に添接されて
いるので、成形品3取出し時にホース13の金型
1,2及び成形品3付近の部分が撓まない。従つ
て、ホース13が邪魔にならず、付属装置の動き
が制約されたり、ホース13を傷めるというおそ
れも少ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面断
面図、第2図は側面図である。 1……固定金型、2……可動金型、3……プラ
スチツク成形品、4……底部、4a……スプー
ル、7……吸着パツト、8……取出アーム、10
……吸引孔、11……基板、12……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取出アーム8の先端部に軟質弾性材料より成る
    板状の真空引き用吸着パツト7を備えてこの吸着
    パツト7により成形品3を吸着して金型1から取
    出すようにしたプラスチツク成形品の取出装置に
    おいて、 前記取出アーム8は帯板状を呈し、吸着パツト
    7には、成形品3との対向面9の略中央に開口す
    る大径の吸引孔10が貫通状に形成され、この吸
    着パツト7の成形品3との反対面7bが基板11
    に固着されると共に、この基板11が前記取出ア
    ーム8に固着されており、基板11に前記吸引孔
    10に連通する貫通孔12が形成され、他端が真
    空発生装置側に接続されたホース13の一端がこ
    の通孔12に接続され、ホース13が取出アーム
    8に添接されていることを特徴とするプラスチツ
    ク成形品の取出装置。
JP1986024765U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH0235459Y2 (ja)

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JPS62136306U JPS62136306U (ja) 1987-08-27
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KR100435912B1 (ko) * 2001-04-28 2004-06-12 차인수 고무장갑 취출장치 및 그 취출방법
JP2005285609A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Dainippon Ink & Chem Inc 燃料電池セパレータの製造装置及び燃料電池セパレータの製造方法
JP5924965B2 (ja) * 2012-02-08 2016-05-25 株式会社ユーシン精機 成形品取出機及び吸着ノズル

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JPS62136306U (ja) 1987-08-27

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