JPH0235246Y2 - - Google Patents

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JPH0235246Y2
JPH0235246Y2 JP19708685U JP19708685U JPH0235246Y2 JP H0235246 Y2 JPH0235246 Y2 JP H0235246Y2 JP 19708685 U JP19708685 U JP 19708685U JP 19708685 U JP19708685 U JP 19708685U JP H0235246 Y2 JPH0235246 Y2 JP H0235246Y2
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JP
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quilting
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cloth
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は寝具として使われる布団として利用さ
れるものであつて、特に敷布団として使用される
ものである。
従来の技術 従来の布団は一枚の布地からなる表布と裏布と
の間に羊毛、木綿、合繊、羽毛、ウレタン等の緩
衝材を填充したものが多く、まれに緩衝材の中間
に小型の布団を挟む三層構造の布団が提供される
程度である。
考案が解決しようとする問題点 我が国には四季があり、年中における気温の高
低は勿論、湿気等の変化も四季を通じて相当な隔
たりがあり、これらの変化に対処するため布団に
は、夏、合、冬の夫々専用の布団があり、その上
毛布、寝ござ等多種類の付属寝具があり、これら
を使い分ける不便や、その収容場所に困窮してい
た。
またいくら夏布団といつても緩衝材が薄くなつ
たり、表布の材質を人体にまとわりつかない固い
感触の布を使用する程度であつて、高温多湿の夏
季を涼しく寝ることのできるものではなく、涼し
い夏布団が熱望されている。
(ロ) 考案の構成 本考案は強靭な二枚の布地の間に例えば天然綿
とポリエステル等の合繊綿とを半々に合繊した綿
を挟み、この三者を不離一体にキルテイングして
形成したキルテイング布1を布団の表裏布として
使用し、二枚のキルテイング布1,1間に緩衝材
を充填して布団を形成するものである。
即ち二枚の強靭なキルテイング布1,1を重合
してその四周を縫成することにより布1,1間に
形成される扁平な方形の空間に対して側面から見
て上下二段に緩衝材を填充するに当り、その一側
空間には緩衝材として固綿層2を設け、残りの他
側には緩衝材としてウエブ層3を設ける。固綿層
2とは天然又は合成繊維のいずれにおいても単に
これを引き揃えた繊維集合状態ではなく、カード
フオーミング、ニードルパンチング等の加工によ
つて繊維集合体よりもずつと固めに、嵩低くに打
綿加工され、時には更に樹脂状物を塗布又は噴霧
して型崩れ、へたりの生じないよう加工された綿
層のことである。
またウエブ層3とは0.3〜1mmの合成樹脂線状
の不規則な集合層である。更に詳説すれば前記合
成樹脂線状を不規則なループ状に引き揃え、ルー
プ線条が複雑に絡み合つた連続盤状となし、この
連続盤に波状凹凸を有する高温の型枠を押しつけ
ることにより上下平面又は片面に波状凹凸を有す
る合成樹脂線状のウエブ層3である。
而して本考案はキルテイング布1,1の四周を
縫着してその間に形成された横長空間において、
例えば下部空間に固綿層2を、上部空間にウエブ
層3を波状凹凸を上にして設けた布団であつて、
必要に応じ固綿層2とウエブ層3との間に仕切布
4を設けてもよい布団の構造に係るものである。
作 用 本案布団は両面が使用できるのは勿論、両面が
全く異なつた感触と使用心持並びに効果を奏する
ことができるものである。
即ち固綿層2側を用いれば、在来の布団の感触
と暖房効果を得ることができるので、主に夏以外
の季節に使用できる。
他方のウエブ層3面を使用すれば、ウエブ層3
は合成樹脂の線状であり、これがループ状になつ
た連続盤であるから例え人体の体重が上からかゝ
つてもこれを保持する弾力性を有するので、就寝
者の体形外廓線と固綿層2との間に多くの空隙を
発生させる。
(ハ) 効果 本案は上記構造及び作用をなすから、冬季等に
おいては固綿層2側を使用して就寝すれば固綿層
2内に就寝者の体温が蓄積され温かく就寝するこ
とができ、熱い夏季にはウエブ層3側を使用すれ
ばウエブ層3によつて形成された間隙が空気流通
口となつて就寝者の体温で温められた空気を布団
外にその四周から放出し、かわつて外の冷気を布
団内に導入して長時間の睡眠にも涼しく寝ること
ができる。
またウエブ層3は平面が波状の凹凸を有した連
続盤であるから凹凸の頂点が就寝者の体表面を刺
激して指圧効果を発し、就寝中に血行を良好にし
て異なる安眠と健康な体を得ることができる。
またウエブ層3は材質が合成樹脂であるから、
弾力に富み、就寝者の体重が長期にわたつてかか
つてもへたりがなくその嵩高性にすぐれ、かつ嵩
高の割にはごく軽量であるので布団特に敷布団と
して甚だ適切なものである。
尚本案も図面に示す如く所要数箇所に表裏布で
あるキルテイング布1,1の上下よりボタン5を
用い糸で両ボタン5,5を綴つて布、緩衝材の四
者を一体にし、更に布団を三〜四等分できる位置
に布団を上下に貫通するキルテイング線6を設け
れば布団の折畳みに便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は同じく本考案平面図、第3図はウエブ層の
一部を切欠拡大した裏面よりの斜面図。 1……キルテイング布、2……固綿層、3……
ウエブ層、4……仕切布、5……ボタン、6……
キルテイング線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強靭なキルテイング布1を二枚重合してその四
    周を縫着することにより形成されたキルテイング
    布1,1間の空間内は一面に固綿層2を有し、他
    面には0.3〜1mm太さの合成樹脂線状が不規則な
    ループ状の連続盤となりその少なくとも一平面が
    波状の凹凸となつたウエブ層3を有し、固綿層2
    とウエブ層3との間には仕切布4を介在せしめ或
    いは介在せしめることなく、ウエブ層3の凹凸面
    がキルテイング布1に触れるように収容したこと
    を特徴とする布団。
JP19708685U 1985-12-21 1985-12-21 Expired JPH0235246Y2 (ja)

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JP19708685U JPH0235246Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS62106563U JPS62106563U (ja) 1987-07-07
JPH0235246Y2 true JPH0235246Y2 (ja) 1990-09-25

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JPS62106563U (ja) 1987-07-07

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