JPH0233134A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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Publication number
JPH0233134A
JPH0233134A JP63183853A JP18385388A JPH0233134A JP H0233134 A JPH0233134 A JP H0233134A JP 63183853 A JP63183853 A JP 63183853A JP 18385388 A JP18385388 A JP 18385388A JP H0233134 A JPH0233134 A JP H0233134A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
type semiconductor
type
semiconductor
core layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP63183853A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ueki
健 植木
Yoshiyuki Kamata
鎌田 良行
Hisaharu Yanagawa
柳川 久治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導波路交差型光スイッチに関し、更に詳しくは
材料として半導体を用いた電流注入型の光スィッチに関
する。
(従来の技術) 光通信の分野においては、光路を電気的に変更すること
ができる光スィッチが重要視されている。
とくに、半導体光スィッチは、半導体レーザやフォトダ
イオードなどの能動素子と一緒にモノリシック集積化が
可能であるという点で大いに注目を集めている。
このような半導体光スィッチの1つとして、導波路交差
型で電流注入型の光スィッチが知られている。この光ス
ィッチは、導波路の交差部分に電流注入領域を形成し、
ここから、所定値の電流を注入することにより、この交
差部分でプラズマ分散効果または/およびバンドフィリ
ング効果を起させてその部分の屈折率を低下させ、その
結果導波光を全反射させ、その伝搬方向を変化させるこ
とにより、光の伝搬する導波路を変化せさてスイッチン
グ作用を起させるものである。 そのようなスイッチの
うちIXZ光スイッチの1例を、斜視図として第51!
lに、また第5図のVl−Vl線に沿う断面図を第6図
として示す。
まず第6図において、下部電極61の上にはオーミック
接触をもって、例えばn″G、A、のようなn型半導体
からなる基板62が形成されている。
基板62の上面には、n型半導体から成る下部クラッド
層63、同じくn型半導体から成るコア層64が順次積
層して形成される。この場合、下部クラッド層63は、
コア層64よりもその屈折率が小さいことが必要である
。そのようなことから、例えば、下部クラッド層63は
n −A j! G a A *で、またコア層64は
n −G a A *で構成されている。
そして、このコア層64の上に、第5図で示したように
、リッジ状に導波路A、B、C,Dが所定の交差角で交
差して形成されている。
導波路は、コア層64よりも屈折率が小さく、例えばn
 −A I G m A mのようなn型半導体から成
る上部クラッド層と、その上に形成される例えばp″G
、A、のようなp型半導体から成るキャップ層66から
構成されている。
各導波路の交差部分における導波路長方向に沿う少な(
とも片側の部分には、例えばS + Otのような絶縁
材から成る絶縁薄膜67が形成されている。そして、こ
の絶縁薄膜67の導波路長方向には、キャップ層66に
まで達する窓67aが穿設されている。
この窓67aからは、Znのようなp型不純物を、例え
ば気相拡散法で前記したキャップ層66、上部クラッド
層65の中に拡散せしめることによりp型不純物領域6
Bが形成される。
そして、上記窓67aを密閉し、キャップ層66と接触
した状態で上部電極69が形成される。
この上部電極69と下部電極61の間に電圧を印加して
、両極間に所定量の電流を注入すると、p型不純物領域
68と上部クラッド層65との界面ではプラズマ分散効
果が発揮され、その部分の屈折率が低下してそこが反射
面に転化する。したがって、例えば導波路Aから導入さ
れた光は交差部分に発生した低屈折率部分を反射面とし
て導波路C方向に伝搬していくことになる。すなわち、
スイッチング効果が発生する。
第7図は他のタイプの光スィッチを例示する平面図で、
第8図はその■−■線に沿う断面図を例示するものであ
る。
このタイプの光スィッチの場合、下部電極81の上には
、例えばn型1nPのような基板82がオ−ミック接触
をもって形成されている。基板82の上面には、交差部
分の導波路長方向に伸びるリッジ溝83aが刻設され、
ここにn型1.GaAsPのようなコア層83が形成さ
れている。
コア層83の上面には、第7図の斜線で示したような導
波路の交差部分の片側に、例えばp型1nPから成る電
流注入ji84aと更にその上面に積層された例えばp
′″型1 * G a A s Pから成るキャップ層
84bを形成して電流注入領域84が構成されている。
そしてこの電流注入領域84以外の個所には、該電流注
入領域よりも抵抗値が高く、例えばInPから成る埋込
み層85が形成される。
これらキャップ層84b、埋込み層85の上面には、キ
ャップ層84bの一部に相当する個所に窓86aを有す
る5108の絶縁11111186が形成され、更にそ
の上には窓86aを介してキャップ層84bと接触する
上部電極87が形成されている。
このタイプの光スィッチの場合、上記した電流注入領域
84と埋込み層85は次のようにして形成されている。
すなわち、コア層83の上面の全面に、電流注入領域を
構成する半導体を所定厚みにエピタキシャル成長せしめ
、しかるのちに、埋込み層を形成すべき個所をエツチン
グして除去する。そして、埋込み層を構成する高抵抗の
半導体をこの埋込み層形成位置にエピタキシャル成長せ
しめるのである。
(発明が解決しようとする課題) これら光スィッチのうち、まず、前者のようなp型不純
物領域68を形成するタイプの光スィッチには次のよう
な問題がある。すなわち、p型不純物領域68を形成す
るときに、上部クラッド層65とこのp型不純物領域6
8のフロント面68aとのPn接合面が画然と形成され
ないことがあり、また、フロント面68aとコア層64
との間のギャップ幅を制御することが困難であるという
問題である。
−aにpn接合面が画然と形成されている方がスイッチ
ング機能は優れている。また、コア層の近辺に不純物領
域が存在すると光吸収によるロスが増大する。したがっ
て光動作の点からすると、不純物領域とコア層とのギャ
ップ幅は大きくとった方が有利である。一方、不純物領
域への電流住人時に電流はクラッド層内で広がる。この
電波法がりを抑制するためには、不純物領域とコア層と
のギャップ幅を小さくとった方が有利となる。
したがって、このタイプの光スィッチの場合、そのスイ
ッチング機能を高めるためには、まずもって、p型不純
物領域のフロント面68aとコア層64との間が適正な
ギャップ幅となるように厳密に制御することが必要とな
る。
しかしながら、上記したような気相拡散法で上部クラッ
ドN65内にp型不純物を拡散せしめる場合、拡散によ
る不純物の濃度勾配は指数関数的となるので拡散の深さ
を所定値に設定する、すなわち拡散領域のフロント面6
8aをコア層64の上面からの適正位置に形成すること
は極めて困難である。
後者のタイプの光スィッチの場合、リッジ部におけるp
n接合は、各層のエピタキシャル成長によつて形成され
るので画然となるのであるが、しかし、埋込み層85の
形成に伴なって行なう大気中でのエツチング処理などに
より、埋込み層85と電流注入領域84およびコア層8
3との界面において、埋込み層85の結晶性が劣化する
という問題が生ずる。また、工程数も多くなり、経済面
でも有利とはいえない。
本発明は従来の電流注入型光スイッチにおける上記した
ような問題点を解消した光スィッチの提供を目的とする
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、下部電
極と;該下部電極の上に形成されたn型半導体基板と:
咳n型半導体基板の上に形成されたn型半導体下部クラ
ッド層と;該n型半導体下部クラッド層の上に形成され
たn型半導体コア層と;該n型半導体コア層の上に形成
されたp型半導体薄層、該p型半導体薄層上に形成され
たn型半導体上部クラッド層および該n型半導体上部ク
ラッド層上に形成された半導体キャップ層から成り、該
半導体キャップ層の上面から前記p型半導体薄層または
該薄層内にまで至るp型不純物領域が一部に形成されて
いるリッジと;前記半導体キャップ層の上面および前記
n型半導体コア層の一部を被覆し、前記半導体キャップ
層に達する窓が形成されている絶&I薄膜と;少なくと
も前記窓の上に形成された上部電極とを備えていること
を特徴とする導波路交差型光スイッチが提供される。
本発明の光スィッチは、第5図および第6図に示した従
来構造の光スィッチにおいて、n型半導体コア層64と
n型半導体上部クラッド7165との間に所定の厚みの
p型半導体薄層を介在せしめ、また、p型不純物領域6
8のフロント面68aを少な(とも前記P型半導体薄層
の層内にとどめた構造のリッジを備えていることを特徴
とするものである。
ここで、前記p型半導体yINはその上面に形成される
上部クラッド層と同じ屈折率となるように組成を決定す
ることが好ましい、そして、この薄層形成に際しては、
コア層の上面に、例えばMOCVD法により、所定組成
のp型半導体をエピタキシャル成長せしめればよい、こ
の場合、層厚は格別限定されないが、通常0.05〜0
.5μm程度である。
p型不純物領域は、その拡散の深さが前記したp型半導
体TiINを通りこしてその下部に位置するコア層に達
することがなければどのような深さであってもよい。し
かし、前述した電流拡散の問題からすれば、上記した薄
層と上部クラッド層の界面近辺が適切である。
(作用) 本発明の光スィッチにおいては、n型半導体コア層の上
に位置するp型半導体薄層は、エピタキシャル成長せし
められた所定厚みの層であるため、両者間のpn接合面
は連続成長面として画然とし、スイッチング機能を向上
せしめることになる。
また、この薄層は所定の厚みを有し、しかもp型半導体
であるため、窓から上部クラッド層内に拡散されるp型
不純物のコア層側への拡散が多少とも抑制されるように
なる。そのため、この薄層の介在によりp型不純物領域
を形成する際の制御が容易になる。
(発明の実施例) 以下に本発明の実施例スイッチを添付図面に基づいて説
明する。
実施例1 第1図に斜視図を、第2図に■−■線に沿う導波路交差
部分の断面図を示すような、導波路交差型の1×2光ス
イツチを次のようにして製造した。
すなわち、まず、n9型G、A、基板12の上に、MO
CVD法により、順次、n−型A I G、A sの下
部クラッド層13、n−型G、A、のコア層14、p゛
型AI G、A、の薄層15、薄層15と同じ屈折率の
n−型A f G、A、の上部クラッド層16およびP
9型G、A、のキャップ層17を連続成長せしめた。
ついで、フォトリソグラフィとウェットエツチング処理
を施して第1図に示したように導波路A。
B、C,Dに相当するりフジを形成したのち、スパッタ
リング法により、上面をS t Oxの絶縁Tll膜1
8で被覆した。その後、フォトリソグラフィとウェット
エツチング処理により、絶縁薄膜18の所定個所に窓1
8aを穿設した。
この窓leaから、気相拡散法により、Znを拡散せし
め、p型不純物領域19を上部クラッド層16およびキ
ャップ1117の一部に形成した。
このとき、拡散領域19のフロント面が薄層15と接触
するように制御した。
最後に、真空蒸着法あるいはスパッタリング法により、
Cr/Auを用いて上部電極2oを形成し、真空蒸着法
によりA u G e N i / A uを用いて下
部電極11を形成した。上記実施例ではp型不純物領域
19は拡散法により形成したが、イオン注入法によって
p型不純物領域を形成しても良い。
実施例2 第3図の斜視図、第3図のIV−IV線に沿う導波路交
差部分の断面図に示したような2×2光スイツチを実施
例1と同様にして製造した。
この光スィッチの場合は、2×2スイツチであるという
ことからして電流注入用の窓が各導波路の交差部分の中
央に形成されている。それゆえ、p型不純物領域はりフ
ジの中央に形成されている。
この光スィッチも実施例1の光スィッチの場合と同様な
スイッチング機能を発揮した。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の光スィッチの場
合、n型半導体コア層の上面に位置するp型半導体薄層
はエピタキシャル成長によって形成されているので、両
者間におけるpn接合は連続成長面になっているため、
不純物拡散法により形成されたpn接合面よりも高性能
となる。
また、このp型半導体薄層においては、p型不純物拡散
速度が他の部分よりも若干遅いので、電流注入用のp型
不純物領域を上部クラッド層に形成するときのフロント
面の深さ制御が行ないやすくなる。
なお、本発明の光スィッチの場合は、電流性入部形成の
ための結晶再成長は不要であり、埋込み層形成タイプの
光スィッチに比べ、埋込み層界面の結晶性の劣化を招く
こともなく、また工程数も少なくなりその工業的メリッ
トは大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は1×2光スイツチの本発明実施例の斜視図、第
2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は2×2
光スイツチの本発明実施例の斜視図、第4図は第3図の
■−IV線に沿う断面図、第5図は従来の1×2スイツ
チの斜視図、第6図は第5図のV[−Vl線に沿う断面
図、第7図は他の従来例の平面図、第8図は第7図の■
−■線に沿う断面図である。 11・・・下部電極、12・・・n型半導体基板、13
・・・n型半導体下部クラッド層、14・・・n型半導
体コア層、15・・・p型半導体薄層、16・・・n型
半導体上部クラッド層、17・・・p型半導体キャップ
層、18・・・絶縁薄膜、18a・・・窓、19・・・
p型不純物饋域、20・・・上部電極。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下部電極と;該下部電極の上に形成されたn型半
    導体基板と;該n型半導体基板の上に形成されたn型半
    導体下部クラッド層と;該n型半導体下部クラッド層の
    上に形成されたn型半導体コア層と;該n型半導体コア
    層の上に形成されたp型半導体薄層、該p型半導体薄層
    上に形成されたn型半導体上部クラッド層および該n型
    半導体上部クラッド層上に形成された半導体キャップ層
    から成り、該半導体キャップ層の上面から前記p型半導
    体薄層または該薄層内にまで至るp型不純物領域が一部
    に形成されているリッジと;前記半導体キャップ層の上
    面および前記n型半導体コア層の一部を被覆し、前記半
    導体キャップ層に達する窓が形成されている絶縁薄膜と
    ;少なくとも前記窓の上に形成された上部電極とを備え
    ていることを特徴とする導波路交差型光スイッチ。
  2. (2)前期p型不純物領域が拡散法または/およびイオ
    ン注入法で形成されている請求項1記載の導波路交差型
    光スイッチ。
  3. (3)前記半導体が、いずれも周期律表III、V族元素
    から成る化合物半導体である請求項1記載の導波路交差
    型光スイッチ。
  4. (4)前期半導体がケイ素である請求項1記載の導波路
    交差型光スイッチ。
JP63183853A 1988-07-22 1988-07-22 光スイッチ Pending JPH0233134A (ja)

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JP63183853A JPH0233134A (ja) 1988-07-22 1988-07-22 光スイッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285863A (en) * 1991-01-10 1994-02-15 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Engine compartment of a fork-lift truck

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5285863A (en) * 1991-01-10 1994-02-15 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Engine compartment of a fork-lift truck

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