JPH0232623Y2 - - Google Patents

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JPH0232623Y2
JPH0232623Y2 JP1984126334U JP12633484U JPH0232623Y2 JP H0232623 Y2 JPH0232623 Y2 JP H0232623Y2 JP 1984126334 U JP1984126334 U JP 1984126334U JP 12633484 U JP12633484 U JP 12633484U JP H0232623 Y2 JPH0232623 Y2 JP H0232623Y2
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JP
Japan
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container
plunger
head
contents
injection
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JP1984126334U
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JPS6140555U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、収納したシリコンなどを押し出して
使用するプラスチツク製インジエクシヨン容器の
プランジヤーに関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来、シリコン等のインジエクシヨン容器とプ
ランジヤーの嵌合において、加工時の公差範囲は
共に±0.15mmと厳しく、プラスチツク成形時の寸
法管理が大変難しかつた。
また、寸法公差に微少な外れがあると、プラン
ジヤー径が大きい場合は、押し出しの際にエアー
ガンの動きが固くなり安定した摺動が不可能とな
り吐出量のムラが発生することとなり、逆にプラ
ンジヤー径が小さい場合は、問題は更に重大で、
隙間から容器筒内に空気が混入してシリコン等の
内容物が硬化する虞れがあり、またエアーガン押
し出し時に隙間から流入した空気がインジエクシ
ヨン口部から吐出する問題があつた。
上記の問題は従来多発しており、当業界ではな
んらかの対策が早急に望まれているのが現状であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、円筒状の容器筒部の一端部か
ら嵌合し、内容物を前記容器筒部の他端部の小径
のインジエクシヨン口部から押し出すようになし
た外径が容器筒部の内径と略等しい頭部を一体に
具備するインジエクシヨン容器のプランジヤーに
おいて、プランジヤーの頭部後方の外周に押し出
し方向に向かつて容器筒部の内径よりも大きく拡
張し得る可撓性の鍔状突起を設ける一方、前記頭
部に容器筒部の内容物を前記鍔状突起の押し出し
側に導通し得る導通路を設けてなるプラスチツク
製インジエクシヨン容器のプランジヤーを提供し
ようとするものである。
〔作用〕
上記の構成からなる本考案のプランジヤーを容
器筒部の一端部から挿通する場合には、先ずプラ
ンジヤー頭部が筒体内壁に嵌合することによつて
その挿通方向が正しく設定されるから、頭部後方
の鍔状突起はそのまま一体に筒端部から挿通し、
筒体内に円滑に嵌合するように案内されることと
なる。プランジヤーが容器筒部に嵌合して内容物
を押し出す際には、頭部の導通路を通つて鍔状突
起の押し出し側に導通した内容物が鍔状突起を外
側に押圧し、その押圧力により該鍔状突起が撓ん
で筒部内壁に密着するから、摺動時に小さい力で
大きな締め代を得ることができ、且つ鍔状突起は
挿入に伴つて押し出し側に押し出し圧を受けてい
るから、エアーガン使用時に空気の混入を確実に
防止することができる。従つて、現在インジエク
シヨン容器の底部に空気混入防止用のワツクスに
よるシールを行つてきたが、本考案では鍔状突起
でシールを確実にできるから、このようなシール
部材も不要とすることができる。また、インジエ
クシヨン容器とプランジヤーとの嵌合において、
公差範囲を鍔状突起の撓む分だけ広く設定するこ
とができる。従つて、公差管理及び加工成形条件
の設定を容易にすることができる。
[実施例] 図において、1はプランジヤー本体で、頭部2
がやや肉圧に容器筒部の内周を閉鎖するように形
成され、底部3が下方に開放して形成されてい
る。4が頭部2と底部3との中間に設けた可撓性
の鍔状突起で、頭部2側の底深の凹溝5と底部3
側の底浅の凹溝6との間に、撓みに伴つて押し出
し側に向かつて開くように設けてある。プランジ
ヤー本体1の鍔状突起4は、前記凹溝5,6の溝
端部の直径D(例えば47.6mm)から、拡張時には
例えば直径48.6mmのように、1.0mm程度も大きく
撓み得るように設定してある。7はプランジヤー
本体1の頭部2に設けた導通路で、インジエクシ
ヨン容器の内容物が押し出しの際に鍔状突起4の
押し出し側の凹溝5内に流入し得るように設けて
ある。
従つて、このプランジヤー本体1を内径47.6mm
〜48.6mmのインジエクシヨン容器の筒部内に挿入
した場合には、外径が容器筒部の内径と略等しい
頭部2が先ず筒部内壁に嵌合して挿入方向を正確
に設定し、後に続く鍔状突起4の嵌合が円滑に行
われるように案内すると共に、導通路7から鍔状
突起4の押し出し側の凹溝5内に内容物を導入す
ることとなる。凹溝5内に流入した内容物は鍔状
突起4を外周方向に拡張し、鍔状突起4が容器内
壁に密着することとなり、押し出しに際して小さ
な力で大きな締め代が得られ、空気の混入を防止
することとなる。また、鍔状突起4が拡張する撓
み分だけインジエクシヨン容器筒部とプランジヤ
ー外径の寸法管理及び成形条件を容易にすること
ができる。
[効果] 以上の通り、本考案に係るプラスチツク製イン
ジエクシヨン容器のプランジヤーによれば、円筒
状の容器筒部の一端部から嵌合し、内容物を前記
容器筒部の他端部の小径のインジエクシヨン口部
から押し出すようになした外径が容器筒部の内径
と略等しい頭部を一体に具備するインジエクシヨ
ン容器のプランジヤーにおいて、プランジヤーの
前記頭部後方の外周に押し出し方向に向かつて容
器筒部の内径より大きく拡張し得る可撓性の鍔状
突起を設ける一方、前記頭部に容器筒部の内容物
を前記鍔状突起の押し出し側に導通し得る導通路
を設けた構成を有するから、円筒状の容器筒部の
一端部から本考案のプランジヤーを嵌合すると
き、予め頭部が嵌合して後続の鍔状突起が嵌合す
るときのガイドとなるから、鍔状突起が筒端部に
当接して反り返るようなことがなく、鍔状突起が
あるプランジヤーを円滑に容器筒部内に嵌着する
ことができ、プランジヤーの容器への装着作業を
容易にする効果があり、例えば、特開昭49−
64567号公報に記載のプランジヤー本体の前方に
予め容器筒体内に折り畳んで装着するゴム製のパ
ツキング体に鍔状突起を設けて、該パツキング体
を後ろからプランジヤー本体で後押しするものと
は全く異別の構成と効果を有するものであり、ま
た、本考案のプランジヤーによれば、内容物を押
し出す際には、頭部に設けた導通路から鍔状突起
の押し出し側に導入される内容物の圧力により外
周方向にたわんだ前記鍔状突起が容器内壁に密着
することとなるが、このとき、鍔状突起の押し出
し側に加わる内容物による押圧力は、頭部に設け
た導通路を介して加わるから、頭部全体の面積に
対する導通路の開口面積の比率で鍔状突起は容器
内壁に圧接するから、前記鍔状突起を有するパツ
キング体を後ろからプランジヤー本体で後押し
し、内容物が鍔状部の全面に直接加わる従来のも
のに比較し、少ない押圧力で密着すると共に、そ
の前方で容器に内接する頭部との共働により確実
な押し出し移動を可能にするプランジヤーを提供
する効果がある。従つて、プランジヤー及び容器
筒体の公差管理及び加工成形条件の設定を容易に
するプランジヤーとして優れた効果があり、実用
上益するところ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の一実施例をしめす一部縦断
正面図、第2図はその平面図、第3図はその要部
の拡大縦断面図である。 1……プランジヤー本体、2……頭部、4……
鍔状突起、7……導通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の容器筒部の一端部から嵌合し、内容物
    を前記容器筒部の他端部の小径のインジエクシヨ
    ン口部から押し出すようになした外径が容器筒部
    の内径と略等しい頭部を一体に具備するインジエ
    クシヨン容器のプランジヤーにおいて、プランジ
    ヤーの前記頭部後方の外周に押し出し方向に向か
    つて容器筒部の内径より大きく拡張し得る可撓性
    の鍔状突起を設ける一方、前記頭部に容器筒部の
    内容物を前記鍔状突起の押し出し側に導通し得る
    導通路を設けてなるプラスチツク製インジエクシ
    ヨン容器のプランジヤー。
JP12633484U 1984-08-20 1984-08-20 インジエクシヨン容器のプランジヤ− Granted JPS6140555U (ja)

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JP12633484U JPS6140555U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 インジエクシヨン容器のプランジヤ−

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JP12633484U JPS6140555U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 インジエクシヨン容器のプランジヤ−

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Publication Number Publication Date
JPS6140555U JPS6140555U (ja) 1986-03-14
JPH0232623Y2 true JPH0232623Y2 (ja) 1990-09-04

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ID=30685013

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JP12633484U Granted JPS6140555U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 インジエクシヨン容器のプランジヤ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727191Y2 (ja) * 1988-06-28 1995-06-21 ぺんてる株式会社 キャップ装着構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964567A (ja) * 1972-10-24 1974-06-22

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JPS4964567A (ja) * 1972-10-24 1974-06-22

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JPS6140555U (ja) 1986-03-14

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