JPH0231883A - 水浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は水浄化装置に係り、特に水と空気を混入し、遠
赤外線や磁気等の電磁波を照射させることにより、水道
水をより美味しくしたり、雨水を飲料水に変えたり、工
業用水を浄化できる水浄化装置に関する。

［従来の技術］ 従来、水道水や雨水、地下水を浄化する方法として煮沸
、濾過、薬品による消毒等が知られている。

このうち煮沸による方法は、水道水や雨水を一旦容器に
収納し、一定時間以上沸騰させて水に含まれる細菌等を
熱湯消毒するものである。

また濾過による方法は、例えば水道の蛇口に着脱自在の
濾過具を取付け、その中に活性炭等の細菌吸着材や濾過
材を入れて、濾過具内を流れる水に含まれている細菌等
の有害物質を濾過するものである。

また薬品による消毒は、水道水や水泳用プールのように
所定の薬品を投入し、その薬品の浄化力により水を殺菌
する方法である。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、上記煮沸による方法では、電気、ガス等の加熱
手段を必要としその費用がかかるだけではなく、冷やす
までに時間がかかり、瞬時に利用できない欠点がある。

濾過による方法は、一般に吸着材や濾過材は時間ととも
にその能力が劣化するので定期的に交換が必要で手間が
かかり、もしそのまま使用してぃると、濾過具内に細菌
等が付着繁殖してかえって水を汚すおそれがある。

また薬品による方法では、その薬品特有の臭いがあり、
特に近年水道水が美味しくないといわれる理由の一つに
この薬品臭さが有るといわれている。また薬品による方
法は一般の家庭では簡単に利用できない欠点がある。

そこで本発明は、従来、瞬時に水と空気を十分混合させ
ると、空気中の酸素が水に溶は込んで水の物性が変化し
、溶存酸素が増すことにより細菌の繁殖しに（い水に変
化する、いわゆる曝気といわれる現象を起こすことに鑑
み、更に遠赤外線や磁気等の電磁波を照射させると、水
が美味しくなったり殺菌力のある水に変化することを利
用して、この曝気と電磁波の照射を組み合わせてより一
層水を浄化できる装置を提倶することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明におけろ水性７化装置
は、水の流入口と流出口を備えたハウジング内に流水路
を設け、その流水路に他の部分より通路を狭くした絞り
部を形成し、その絞り部に流れる水の流速により空気を
強制的に送り込む空気流入手段と、前記流水路の内壁面
に電磁波を照射する電磁波照射手段を設けてなるもので
ある。

［作用］ 上記の構成により、本発明の水浄化装置は例えば水道の
蛇口に装着して蛇口の吐出管とハウジングの吸入口を連
結すると、流水路中に流れる水が絞り部を通るときその
流速が増すために負圧となってその絞り部に空気が送り
込まれ、そこで水と空気が爆発的に混ざり合って曝気が
起こり水の溶存酸素が増えて細菌の繁殖しにくい水に変
化する。またその流水路の内周面に設けられた電磁波を
照射するセラミックス等により、分子エネルギーレベル
が変化して水を浄化するものである。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図は本発明の水浄化装置の一実施例を示す縦断断面
図で、この図において符号１は水浄化装置、２はハウジ
ングで、そのハウジング２には水の流入口３と流出口４
が設けられるとともに、流入口３と流出口４をつなぎ、
ハウジング２内を貫通する流水路５が形成されている。

この流入口３は、水の供給源、例えば水道の蛇口の吐出
管６と接続管７を介して連通させる。

前記流水路５には、その途中に他より通路を狭くした絞
り部８が設けられ、その絞り部８を流れる水の流速が増
すことにより生じる負圧によって空気を強制的に送り込
む空気流入手段９が設けられている。

この空気流入手段９は、図示例では函体１０と、該函体
１０と前記流水路５をつなぐ連通管１１とからなり、函
体１０の上面又は側面に形成した空気取入れ口から空気
を吸入し、連通管１１を介して流水路５へ送り込むもの
である。

尚必要によりこの函体１０にフィルタ等の空気清浄器（
エアクリーナ）を設けても良い。

１２は前記流水路５に設けた電磁波照射手段で、図では
、セラミックス等の遠赤外線放射体を流水路５の周面に
コーティングした例を示した。

この遠赤外線放射体１２としては、コージェライト（２
Ｍｇ０・２Ａｌｄｈ・５ＳｉＯ□）、βスポジューメン
（ＬＬ、Ｏ・Ａ１□０．・４ＳｉＯｚ）、チタン酸アル
ミニューム（Ａｌ□０．・Ｔｉ０ｚ）や遷移元素酸化物
系のセラミックス（例えばＭｎ０．６０％、ＦｅｚＯ５
２０％、Ｃｕ０１０％、Ｃｏ０１０％、の焼結体）が好
ましい。

この電磁波照射手段１２の取付は位置は、図示例の場合
絞り部８近傍に設けて曝気と電磁波の照射を同時に行な
うようにしたが、これに限らず流入口３付近に設けて電
磁波の照射を曝気より先に行なうようにしてもよいし、
逆に流出口４近くのに設けて曝気の後に行なうようにし
てもよい。

１３は前記絞り部８より流出口４側に設けたチャンバで
、流水路５内を流れる水の勢いを止めるとともに、この
中で水と空気が混ざり合って曝気作用が十分に行なえる
ようにしたものである。

１４は水の流量調整つまみ、１５は流出口４に取付けた
網目状フィルタである。

向上記実施例では、流入口３と水道の蛇口の吐出管６と
接続した例を示したが、これに限らず水泳用プールや溜
池の給配水管、ポンプ等に接続することも出来る。また
災害時に本発明の浄化装置を用いて河川、湖沼の水を飲
料水に変えることも可能である。

第２図は電磁波照射手段１２ａの他の実施例を示す一部
縦断断面図で、前記流水路５の周壁面自体をセラミック
スで構成し、その周壁面中に電熱ヒータ１６、冷却器等
の温度調節器を設けた例である。

この温度調節器１６により電磁波照射手段自体１２ａの
温度を暖めたり、冷やしたりできるので電磁波量を増減
することができ、例えば水の汚れのひどいとき等に有効
である。

また本実施例では、流水路５にガラス等の透明体からな
る内側通路１７を設け、その透明体の通路１７を介して
その通路内を流れる水に間接的に電磁波を照射するよう
にしている。

第３図は電磁波照射手段の更に他の実施例を示す一部縦
断断面図で、遠赤外線放射体ではな（磁気発生体１８を
設けた例である。

磁気発生体１８としては永久磁石等を用い、図のように
透明体通路１９内を流れる水に通路１９を介して間接的
に磁力を与える、或は第１図例のように直接磁気発生体
１８と水を接触させるために、磁気発生体１８を流水路
５の周面に貼着してもよい。

この磁気発生体１８により水は磁化水となり、前記実施
例と同様、曝気作用と併せて水が浄化され、そのまま飲
料水としても普通の水より美味しいことは勿論、日本茶
やコーヒー、紅茶等に用いても、更に氷結させてライス
キやブラツグに入れて飲んでも美味しいものである。

［発明の効果］ 本発明は曝気作用と電磁波による照射効果を組合わせて
水を浄化するので、より一部の浄化効果の高い装置が得
られ、このため本装置を用いて浄化した水は従来にも増
して美味しくなることは勿論、手洗い用や風呂に用いれ
ば湿疹や水虫等の皮膚病にも効用があるとともに、例え
ば災害時等に緊急時に河川、湖沼、プール等の水を簡単
且つ瞬時に飲料水に変えることもできる。

遠赤外線発生体や永久磁石の長期間に渡って効果が有る
物質により構成されているので、腐食したり効用が薄れ
ることが少なく、前記緊急時の水浄化装置として最適で
ある。

蛇口の吐出口にネジ等により装着するだけで利用でき、
しかも薬品を一切用いていないので、本装置を用いて浄
化した水は、特に老人、病人、乳幼児にも安心して利用
できる。また活性炭等の細菌吸着材や濾過材等の消耗品
を使っていないので、部材の交換の手間を必要としない
。細菌やカビ等が繁殖することが全（ない等の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の水浄化装置の一実施例を示す縦断断面
図、第２図、第３図は電磁波照射手段の他の実施例を示
す一部縦断断面図である。 ■・・・水浄化装置、　２・・・ハウジング、３・・・
流入口、　　　４・・・流出口、５・・・流水路、　　
　８・・・絞り部、９・・・空気流入手段、 １２・１２ａ・１８・・・電磁波照射手段。 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）流入口と流出口を備えたハウジング内に流水路を
   設け、該流水路に通路を狭くした絞り部を形成しその絞
   り部に流れる水の流速により空気を強制的に送り込む空
   気流入手段と、前記流水路の内壁面に電磁波を照射する
   電磁波照射手段を設けたことを特徴とする水浄化装置。