JPH0231331B2 - Nijukakuteiontankunogasuroeikenchisochi - Google Patents
NijukakuteiontankunogasuroeikenchisochiInfo
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- JPH0231331B2 JPH0231331B2 JP7507884A JP7507884A JPH0231331B2 JP H0231331 B2 JPH0231331 B2 JP H0231331B2 JP 7507884 A JP7507884 A JP 7507884A JP 7507884 A JP7507884 A JP 7507884A JP H0231331 B2 JPH0231331 B2 JP H0231331B2
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- JP
- Japan
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- gas
- cold insulation
- tank
- roof
- inner tank
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 46
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/04—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
- G01M3/20—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material
- G01M3/22—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves; for welds; for containers, e.g. radiators
- G01M3/226—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves; for welds; for containers, e.g. radiators for containers, e.g. radiators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、二重殻低温タンクの内外槽間よりガ
スをサンプリングし、ガス検知を行なつて、内槽
からの貯蔵低温液化ガスの漏洩を検知する装置に
関する。
スをサンプリングし、ガス検知を行なつて、内槽
からの貯蔵低温液化ガスの漏洩を検知する装置に
関する。
従来技術
LPGやLNG等の低温液化ガスを貯蔵する二重
殻低温タンクは、大型のものでは数万トンの貯蔵
能力を有し、非常に大きなエネルギーを内蔵して
おり、安全管理は極めて重要である。したがつ
て、タンクの破壊による災害を防ぐため、早期に
内槽壁の亀裂の発生を検知することが肝要であ
る。亀裂の発生の検知は、一般に保冷層となつて
いる内外槽間のシールガスをサンプリングし、ガ
ス検知することにより行なわれている。
殻低温タンクは、大型のものでは数万トンの貯蔵
能力を有し、非常に大きなエネルギーを内蔵して
おり、安全管理は極めて重要である。したがつ
て、タンクの破壊による災害を防ぐため、早期に
内槽壁の亀裂の発生を検知することが肝要であ
る。亀裂の発生の検知は、一般に保冷層となつて
いる内外槽間のシールガスをサンプリングし、ガ
ス検知することにより行なわれている。
ところで、タンクの運転上漏洩箇所がタンクの
どの部分であるかは重要な事項である。例えば、
漏洩箇所が内槽屋根である場合と、側板である場
合とでは潜在する危険性の度合が大きく異なる。
又、漏洩箇所が内槽側板の比較的上方の部分であ
る場合と、下方の部分である場合とではやはり危
険性の度合いが異なる。このため、漏洩箇所がど
の部分であるかによつて、対策方法、緊急度が異
なることになる。
どの部分であるかは重要な事項である。例えば、
漏洩箇所が内槽屋根である場合と、側板である場
合とでは潜在する危険性の度合が大きく異なる。
又、漏洩箇所が内槽側板の比較的上方の部分であ
る場合と、下方の部分である場合とではやはり危
険性の度合いが異なる。このため、漏洩箇所がど
の部分であるかによつて、対策方法、緊急度が異
なることになる。
したがつて、内槽の側板及び屋根の高さ方向に
関してどの部分で漏洩が発生したかを検知するこ
とは非常に重要である。
関してどの部分で漏洩が発生したかを検知するこ
とは非常に重要である。
さて、その二重殻低温タンクに貯蔵される低温
液化ガスが内槽より保冷層内に漏洩し気化した場
合は、その比重が保冷層内のシールガスとして使
用されている窒素ガスの比重よりも小さいメタン
等を成分とする場合は、漏洩ガスは内槽外面に沿
つて保冷層の保冷材の通気間隙を上昇することに
なる。
液化ガスが内槽より保冷層内に漏洩し気化した場
合は、その比重が保冷層内のシールガスとして使
用されている窒素ガスの比重よりも小さいメタン
等を成分とする場合は、漏洩ガスは内槽外面に沿
つて保冷層の保冷材の通気間隙を上昇することに
なる。
目 的
本発明は、二重殻低温タンクの漏洩検知に対す
る上述の要請にかんがみ、気化した場合の比重が
保冷層のシールガスの比重より小さい低温液化ガ
スを貯蔵する二重殻低温タンクの内槽側板及び屋
根を適当にセクシヨニングしてガス漏洩を早期に
検知することのできるガス漏洩検知装置を提供す
ることを目的とする。
る上述の要請にかんがみ、気化した場合の比重が
保冷層のシールガスの比重より小さい低温液化ガ
スを貯蔵する二重殻低温タンクの内槽側板及び屋
根を適当にセクシヨニングしてガス漏洩を早期に
検知することのできるガス漏洩検知装置を提供す
ることを目的とする。
構 成
この目的を達成する本発明によるガス漏洩検知
装置は、内槽側板の外面に高さ方向に関して複数
の位置に下方からの流れに対するリング状の堰、
例えばフランジが下を向いたＬ字形断面のリング
を設け、外槽屋根の下面に同心円状に異る半径の
複数のリング状堰を設け、これらの堰によりせき
止められる側の上隅部及び屋根保冷層の最上部に
ガスサンプリング手段を設け、各堰に対応するサ
ンプルガスを夫々別個にガス検知を行なうガス検
知計装を設けて構成される。
装置は、内槽側板の外面に高さ方向に関して複数
の位置に下方からの流れに対するリング状の堰、
例えばフランジが下を向いたＬ字形断面のリング
を設け、外槽屋根の下面に同心円状に異る半径の
複数のリング状堰を設け、これらの堰によりせき
止められる側の上隅部及び屋根保冷層の最上部に
ガスサンプリング手段を設け、各堰に対応するサ
ンプルガスを夫々別個にガス検知を行なうガス検
知計装を設けて構成される。
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
添付図は、本発明を二重殻平底構造のLNGタ
ンクに適用した実施例を示す図であつて、内槽側
板１と外槽側板２との空間３及び内槽屋根４と外
槽屋根５との間の空間６とは共に保冷層となつて
おり、内槽内部はLNG貯蔵スペース７となつて
いる。保冷層３，６内には保冷材８とシールガス
としての窒素ガスとが充填されている。なお、内
槽底板９と外槽底板１０との間には比較的硬質の
保冷材により底部保冷１１が形成されている。
ンクに適用した実施例を示す図であつて、内槽側
板１と外槽側板２との空間３及び内槽屋根４と外
槽屋根５との間の空間６とは共に保冷層となつて
おり、内槽内部はLNG貯蔵スペース７となつて
いる。保冷層３，６内には保冷材８とシールガス
としての窒素ガスとが充填されている。なお、内
槽底板９と外槽底板１０との間には比較的硬質の
保冷材により底部保冷１１が形成されている。
内槽側板１には、高さ方向に関して複数の位置
に、フランジが下を向いたＬ字形断面のリング状
部材１２がフランジと反対側の爪先を内槽１の外
面に突き当てゝ溶接により取付けられて堰を形成
している。又、外槽屋根の下面には、同心円状に
異る半径の複数のリング状堰１３が設けられてい
る。堰１２は、内槽スチフナーを利用することも
でき、堰１３は外槽屋根の屋根骨を利用すること
もできる。
に、フランジが下を向いたＬ字形断面のリング状
部材１２がフランジと反対側の爪先を内槽１の外
面に突き当てゝ溶接により取付けられて堰を形成
している。又、外槽屋根の下面には、同心円状に
異る半径の複数のリング状堰１３が設けられてい
る。堰１２は、内槽スチフナーを利用することも
でき、堰１３は外槽屋根の屋根骨を利用すること
もできる。
これらの堰１２，１３によりシールガスよりも
比重の小さい気体が堰止められる側の上隅部及び
屋根保冷層の最上位にはガス検知用ガスサンプリ
ング装置１４が設けられている。ガスサンプリン
グ装置が点状の吸引口である場合はリング状の堰
に沿つて一つの堰に複数個設ける必要がある。ガ
スサンプリング装置１４として、管壁に多数の小
孔を設けたリング状の管を堰に沿つて設けてもよ
い。各堰及び保冷層の最上位に対応するサンプリ
ング装置でサンプルされたガスは個別にガス検知
ができるガス検知計装が設けられている。このよ
うにするには、例えば各堰に設けられたガスサン
プリング装置からの計装配管を個別のガス検知計
装に接続するか、所定のタイミングで切換弁によ
り切換えて１つのガス検知計装に接続することに
より達成される。
比重の小さい気体が堰止められる側の上隅部及び
屋根保冷層の最上位にはガス検知用ガスサンプリ
ング装置１４が設けられている。ガスサンプリン
グ装置が点状の吸引口である場合はリング状の堰
に沿つて一つの堰に複数個設ける必要がある。ガ
スサンプリング装置１４として、管壁に多数の小
孔を設けたリング状の管を堰に沿つて設けてもよ
い。各堰及び保冷層の最上位に対応するサンプリ
ング装置でサンプルされたガスは個別にガス検知
ができるガス検知計装が設けられている。このよ
うにするには、例えば各堰に設けられたガスサン
プリング装置からの計装配管を個別のガス検知計
装に接続するか、所定のタイミングで切換弁によ
り切換えて１つのガス検知計装に接続することに
より達成される。
この装置は以上の如く構成されているので、例
えば内槽屋根のどこかに亀裂が発生し、内槽内の
ガスが保冷層６内に漏洩した場合は、漏洩ガスは
シールガスとの比重差により、屋根保冷層６の通
気間隔を通つて外槽屋根の下面に達し、外槽屋根
の下面に沿つて中心方向に移動し、最初の堰１３
に堰止められ堰の外側上方に滞溜するか、ドーム
状屋根の頂点の下部に滞溜する。又、側板１のど
こかで発生した亀裂より漏洩した貯蔵ガスは保冷
層３内で気化し、シールガスである窒素ガスとの
比重差により、内槽側板１の外面に沿つて上昇
し、最初に出会う堰１２により堰止められ、堰１
２のフランジと水平部と内槽側板１とで囲まれた
空間の底部に滞溜する。
えば内槽屋根のどこかに亀裂が発生し、内槽内の
ガスが保冷層６内に漏洩した場合は、漏洩ガスは
シールガスとの比重差により、屋根保冷層６の通
気間隔を通つて外槽屋根の下面に達し、外槽屋根
の下面に沿つて中心方向に移動し、最初の堰１３
に堰止められ堰の外側上方に滞溜するか、ドーム
状屋根の頂点の下部に滞溜する。又、側板１のど
こかで発生した亀裂より漏洩した貯蔵ガスは保冷
層３内で気化し、シールガスである窒素ガスとの
比重差により、内槽側板１の外面に沿つて上昇
し、最初に出会う堰１２により堰止められ、堰１
２のフランジと水平部と内槽側板１とで囲まれた
空間の底部に滞溜する。
したがつて、各堰１２，１３及び屋根保冷層最
上位に対応するガスサンプリング装置１４より継
続的にシールガスをサンプリングしてガス検知を
行なうことにより、ある堰に対応するガスサンプ
リング装置より引かれたガス中に貯蔵ガス成分が
検出されれば漏洩の発生箇所はその堰と、その上
流側（すなわち屋根４ではその周辺側、側板１で
はその下方）に隣接する堰との間の範囲内である
ことが判定される。
上位に対応するガスサンプリング装置１４より継
続的にシールガスをサンプリングしてガス検知を
行なうことにより、ある堰に対応するガスサンプ
リング装置より引かれたガス中に貯蔵ガス成分が
検出されれば漏洩の発生箇所はその堰と、その上
流側（すなわち屋根４ではその周辺側、側板１で
はその下方）に隣接する堰との間の範囲内である
ことが判定される。
なお、漏洩したガスの保冷層内の移動を容易に
するために、側部保冷の内槽側板に接する側の適
当な厚さの範囲を通気性のよいグラスウールとす
ることは効果的である。その場合、さらにグラス
ウール層の外面をポリエチレンフイルム、ポリエ
ステルフイルム、塩化ビニールフイルム等の適当
な膜で掩うことにより、漏洩ガスの移動範囲を制
限するようにすればなお効果的である。
するために、側部保冷の内槽側板に接する側の適
当な厚さの範囲を通気性のよいグラスウールとす
ることは効果的である。その場合、さらにグラス
ウール層の外面をポリエチレンフイルム、ポリエ
ステルフイルム、塩化ビニールフイルム等の適当
な膜で掩うことにより、漏洩ガスの移動範囲を制
限するようにすればなお効果的である。
効 果
以上の如く、本発明によれば、二重殻低温タン
クの内槽からの漏洩を、漏洩箇所の範囲と共に早
期に検知することができるので、適切な対策を実
施することができ、安全管理上顕著な効果を得る
ことができる。
クの内槽からの漏洩を、漏洩箇所の範囲と共に早
期に検知することができるので、適切な対策を実
施することができ、安全管理上顕著な効果を得る
ことができる。
添付図は本発明の実施例を示す断面図である。
１……内槽側板、２……外槽側板、３……側部
保冷層、４……内槽屋根、５……外槽屋根、６…
…屋根保冷層、７……貯蔵低温液化ガス、８……
保冷材、１２，１３……堰、１４……ガスサンプ
リング装置。
保冷層、４……内槽屋根、５……外槽屋根、６…
…屋根保冷層、７……貯蔵低温液化ガス、８……
保冷材、１２，１３……堰、１４……ガスサンプ
リング装置。
Claims (1)
- １ 内槽内に低温液化ガスを貯蔵し、内外槽間に
保冷材とシールガスとを充填して保冷層を形成し
た二重殻平底低温タンクの内外槽間よりガスをサ
ンプリングしガス検知を行なつて内槽からのガス
漏洩を検知する装置であつて、上記の低温液化ガ
スの気化した場合の比重が上記のシールガスの比
重よりも小さいものにおいて、内槽側板の外面に
高さ方向に関して複数の位置に下方からの流れに
対するリング状の堰を設け、外槽屋根の下面に同
心円状に異る半径の複数のリング状堰を設け、こ
れらの堰によりせき止められる側の上隅部及び屋
根保冷層の最上部にガスサンプリング手段を設
け、各堰に対応するサンプルガスを夫々別個にガ
ス検知を行なうガス検知計装を設けたことを特徴
とするガス漏洩検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7507884A JPH0231331B2 (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | Nijukakuteiontankunogasuroeikenchisochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7507884A JPH0231331B2 (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | Nijukakuteiontankunogasuroeikenchisochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60219532A JPS60219532A (ja) | 1985-11-02 |
| JPH0231331B2 true JPH0231331B2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=13565785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7507884A Expired - Lifetime JPH0231331B2 (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | Nijukakuteiontankunogasuroeikenchisochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0231331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5174150A (en) * | 1991-10-29 | 1992-12-29 | In-Situ, Inc. | Device and method for reducing false indications of leakage in a double-wall tank |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP7507884A patent/JPH0231331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60219532A (ja) | 1985-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |