JPH02309961A - 気泡発生浴槽におけるパイプ連結方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 この発明は、気泡発生浴槽における連結方法に関する。

（ロ）　従来の技術 従来、たとえば気泡発生浴槽においては、循環ポンプと
噴出ノズルとの間に水配管を介設し、ポンプの作動によ
って浴湯の噴流を行って、空気の吸気により気泡の噴出
を行うように構成している。

そして、かかる水配管は、パイプ継手管或は各種パイプ
とを連結することにより、浴槽本体の外周側に配設して
いるものである。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 ところが、かかる浴湯吸込パイプや浴湯強送バイブや送
気パイプは、現場のスペースの関係を考慮した上で継手
管或は各種パイプの連結を介して循環ポンプ又は空気取
入部と噴出ノズルとの間に配管されるものである。従っ
て、その連結作業を現場で行う際には、連結器具が充分
にそろっていない状態で連結固定作業を行わねばならず
、作業に困難性をともなっていた。

また、予め工場で継手管とパイプとを連結しておき、そ
のまま現場に持込むと、現場のスペースの関係上修復作
業が必要となり、その切断、再連結等の作業が簡単に行
い難い欠点を有していた。

（ニ）　課題を解決するための手段 この発明では、浴槽本体と同浴槽本体の外部に設置した
循環ポンプとの間に、浴湯吸込パイプと浴湯強送バイブ
とからなる浴湯循環流路を介設し、浴湯強送バイブの終
端を複数個浴槽本体内へ開口して噴出ノズルとすると共
に、同浴湯強送パイプに空気取入部と、吸気パイプを介
し連通連結して、上記噴出ノズルより気泡混じりの浴湯
を浴槽本体内へ噴出可能に（■成した気泡発生浴槽にお
いて、ニクロム線に熱可塑性樹脂を被覆して構成した溶
着材を間に介設した状態で、継手管或は各種パイプの一
方を他方に挿入重複せしめ、次いてニクロム線に通電す
ることにより、ニクロム線の発熱にて熱可塑性樹脂を溶
融せしめて継手管と或は各種パイプとの固着を行うこと
を特徴としてなる気泡発生浴槽におけるパイプ連結方法
を提供せんとするものである。

（ホ）　作用・効果 この発明では、現場において浴槽本体を設置し、例えば
継手管とパイプとを連結するに際しては、まず、一方の
管たる継手管中にパイプの端部を挿入し、同時にその間
にニクロム線に熱可塑性樹脂を？１１覆した溶着材を介
設しておく。

次いで、ニクロム線に溶着機より通電することによりニ
クロム線を発熱せしめて、熱可塑性樹脂を溶融させると
、同溶融樹脂を介して継手管とパイプ端部とが一体に連
結固定されることになるものである。

従って、工場内でのパイプの組立て及び現場でのパイプ
の組立ては勿論のこと、パイプの修復作業等も手軽に行
え、気泡発生浴槽の設置施工が極めて簡単になり、狭い
空間に有効に浴槽や気泡発生の為の付帯設備を配設する
ことができる効果を有する。

〔以下余白〕

（へ）実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説する。

まず、本発明に係る気泡発生浴槽の全体の構造について
詳説する。

第１図に示すＡは本発明に係る気泡発生浴槽であり、同
気泡発生浴槽Ａは、上面開口の箱型に形成した浴槽本体
１の前後壁及び左右側壁に、それぞれ噴出四自動可変の
足側・背側・腹側噴出ノズル２．２．３，３，４．４を
６個設けている。

そして、かかる浴槽本体１は、周縁に一定幅の縁部１ａ
を形成し、同縁部１ａに空気取入部５を設け、また、左
右内側壁の略中央部には、内方に向がって***状の突出
部を形成し、同突出端面１ｂ、　ｌｂに、後壁（背側）
に向かって１復側噴出ノズル４．４を取付けている。

しかも、腹側噴出ノズル４は、他の足側・背側噴出ノズ
ル２．３よりも高位置に設けて、腹側及び向側、その他
の人体の各所への浴湯を確実に当てることができるよう
に構成している。

また、かかる気泡発生浴槽Ａの外部には、ボンプ保護ケ
ース６を設けており、同ケース６内に、浴湯を循環させ
る循環ポンプＰと、浴湯を濾過する’ａｌｊＪＡ機Ｆと
、ポンプ駆動用モータＭと、ノズル用弁体開閉用モータ
及び電動三方弁の駆動を制御する制御部Ｃとを設けてい
る。

また、上記循環ポンプＰと、気泡発生浴槽Ａとの間には
、浴湯Ｗｉ環流路を介設しており、浴湯循環流路は、気
泡発生浴槽ＡからＶ＆環ポンプＰへの浴湯を送る為の浴
湯吸込パイプ７と、同循環ポンプＰから同浴槽Ａへ浴湯
を送る為の浴湯強送バイブ８とより構成している。

そして、浴湯吸込パイプ７は、浴槽本体ｌの下部に開口
した吸入口９に、その一端を連通連結すると共に、循環
ポンプＰの吸入口９に、その他端を連通して、同ポンプ
Ｐに浴湯を吸い込むようにしている。

一方、浴湯強送バイブ８は、ｕＢＮポンプＰの吐水口に
、その一端を連通し、前記噴出ノズル２゜３．４にそれ
ぞれ他端を連結している。

また、上記した吸入口９は、足側・背側噴出ノズル２，
３よりも低位置に設けている。

また、循環ポンプＰを駆動させるポンプ駆動用モータＭ
と、制御部Ｃとの間には、インバータを介設し、同イン
バータの出力周波数を変化させて、循環ポンプＰの回転
数を制御することにより、循環ポンプＰの回転数の変更
を円滑にかつ確実に行えるようにしている。

また、浴湯強送バイブ８の中途部には、同パイプ８内に
圧送される浴湯の水圧を検出する圧力検出センサを取付
け、同センサからの検出結果を、制御部Ｃに送り、同制
御部Ｃにより各噴出ノズル２．３．４から噴出される浴
湯の噴出圧をポンプ駆動用モータＭの回転数及び各噴出
ノズル２，３゜４の開閉量を変えることによって、その
制御を行うように構成している。

また、浴湯強送バイブ８の中途部には、同パイプ８内に
圧送される浴湯の温度を検出する浴湯温度検出センサを
取付け、同センサからの検出結果を制御部Ｃに送り、同
制御部Ｃによってポンプ駆動用モータＭ及び各噴出ノズ
ル２，３．４の制御２１１を行っている。

また、前記した空気取入部５と、各噴出ノズル２．３．
４との間には、第１図に示すように、複数の吸気パイプ
１０が介設されており、各吸気パイプｌＯは、空気取入
部５より各噴出ノズル２，３゜４に向けて連通連結され
ている。

そして、各噴出ノズル２，３．４の浴湯噴出時に生じる
負圧を利用して、空気取入部５より取り入れた空気を、
各吸気バイブｌＯ中を通して、各噴出ノズル２，３．４
へ吸入させ、各ノズル２，３゜４より浴槽本体ｌ内に気
泡混じりの浴湯を噴出させるように構成している。

また、浴槽本体ｌの縁部１ａには、第１図に示すように
、制御部Ｃと接続した操作パネル部１２が配設されてお
り、同パネル部１２により気泡発生浴槽Ａの運転操作を
行うように構成している。

本実施例では、かかる操作パネル部１２を、浴槽本体ｌ
の縁部１ａに設けた空気取入部５の上部に取付けて、一
体に構成している。

なお、かかる空気取入部５と一体に構成した操作パネル
部１２について説明すると、かかる操作パネル部１２は
、第２図及び第３図に示すように、略長方形状に形成さ
れ、その上面を浴槽本体１の内方へ向かって下り勾配状
に形成しており、しかも、操作パネル部１２の最上面に
は、操作表示部１２−１を覆う状態で開閉蓋１４が外側
方に向けて開閉自在に設けられている。

１５は開閉１１４の枢軸を示す。

１６はスイッチ機構１６．１６°　はモールド部、１６
−１はコネクタ、１６−２は保護ケース、１７はスイッ
チケース、１８はリード線、１９は外側ケース、Ｓは間
隔、２０は空気取入部５の吸気ケースであり、外側ケー
ス１９の周縁部と嵌着自在であり、４０は吸気孔、Ｌは
空気流通路、２１は鍔部である。

さらに、吸気ケース２０の内部の空気流通路りを縦隔壁
２２によって３つの独立した部屋に仕切り、各部屋を第
１．２．３吸気室２３．２４．２５としている。

かかる空気流通路りとしての各吸気室２３，２４．２５
は、筒状の空気吸込部きして機能するものであり、その
上端開口周縁部は、略テーパー状に形成されているが、
本実施例では、この空気吸込部を消音パイプとして構成
し、この消音パイプを筒状の空気吸込部２８．２９とし
ている。

すなわち、各吸気室２３，２４．２５の上部には、上代
切板２６と、上仕切板２７とが一定間隔を保持して水平
状に設けられており、同仕切板２６．２７には、それぞ
れ筒状の上部の空気吸込部２８と、下部の空気吸込部２
９が垂設され、同吸込部２８，２９を介して上下方が連
通されている。

また、各吸気室２３．２４．２５は、上代切板２６と、
上仕切板２７とにより、上室２３°、２４’、２５’　
　と下室２３°゛。

２４°＋、２５＋＋　　とに区画されている。

さらに、上部の空気吸込部２８により、吸気ケース２０
の上室２３’、２４°、２５゛　　とが連通され、下部
の空気吸込部２９により、上室２３°、２４“、２５”
　と下室２３１゜２４”、２５”　とが連通されている
。

しかも、各筒状の空気吸込部２８．２９は、下方に向け
て伸延し、その下端が各上下室の中途に位置している。

従って、各空気吸込部２８，２９から出る騒音は、大容
量の各吸気室２３，２４．２５中に流入拡散して音♂エ
ネルギを滅殺して、消音機能を果すことになるものであ
る。

このように、各空気吸込部２８，２９は、上下部消音パ
イプとして機能するように↑ｊ４成されており、従って
、空気吸込部２８，２９に流入する空気が上端開口部の
テーパー状部分によって円滑に流入し、その分騒音も少
なくなり、かつ、空気取入部５の吸気孔４０より吸気す
る隙の騒音を、この消音パイプとして機能する空気吸込
部２８，２９により消すようにしている。

さらに、吸気ケース２０の両側方の第１吸気室２３と、
第３吸気室２５の下端には、外側方に向けて、第１、第
３空気排出孔３０．３１が設けられている。

また、吸気ケース２０の中間下方には、第２吸気室２４
が第１、第３空気排出孔２３，２５より下方位置まで伸
延されており、その下端の両性側面に左右空気排出孔３
２．３３が設けられている。

従９て、第１、第３空気排出孔３０．３１と左右空気排
出孔３２．３３との上下位置関係は、後者が前音よりも
下方に位置している。

これは、各空気排出孔に連通ずる吸気パイプ１０が同一
平面に位置せず、上下に位置して、重複しないように構
成しているものである。

また、左右空気排出孔３２．３３には、浴槽本体１の両
側に配管された腹部吸気パイプ１０−３が連通されてお
り、同吸気パイプ１０−３は、腹部噴出ノズル４．４に
連通し、同ノズル４．４からの浴湯噴出によるエイ９２
１フ機能により空気を吸入、送気するようにしている。

なお、２０゛　はモールド部１６°を収納するモールド
部ケース、３４はシールを示す。

上記のような気泡発生浴槽Ａにおいて、本発明の要旨は
、各パイプを接続するに際して、例えば、その間の継手
管Ｈとパイプとを一方を他方に挿入重複せしめ、しかも
その重複間隙に、ニクロム線Ｎに熱可塑性樹脂Ｎ−１を
被覆して構成した溶着材Ｋを介在させ、ニクロム線Ｎに
通電することによりニクロム線Ｎの発熱によって熱可塑
性樹脂Ｎ−１を溶融させて、例えば、継手管Ｈとパイプ
との固着を行うことを特徴とするものである。

即ち、例えば、浴湯吸込パイプ７、浴湯強送パイプ８、
吸気パイプ１０等を浴槽本体１の外周に配管或いは囲繞
するに際して、各パイプにはそれぞれ中途に継手管Ｉ（
を介設して短寸の所要パイプを連結してい（ものであり
、その際、かかる連結がワンタッチで固着できるように
したのが本発明の方法である。

各パイプは、例えば、浴湯強送パイプ８においては、噴
流圧や高温に耐えうるようにポリオレフィンに属する熱
可塑性樹脂や、ポリアミド樹脂やボリブデン樹脂を使用
して、低コストで耐熱、耐震性に耐えうる素材を用いて
構成しており、また浴湯吸込パイプ７は、熱可塑性樹脂
のボリブデン樹脂を素材として構成しており、また吸気
パイプｌＯにおいては、ポリブデン樹脂を用いているも
のであり、かかる合成樹脂素材のパイプを同一素材の継
手管Ｈとワンタッチ溶着ができるようにしている。

まず、溶着材には、ニクロム線Ｎに熱可塑性樹脂Ｎ−１
を被覆して構成しており、かかる溶着材Ｋを、例えば、
浴湯強送パイプ８の端部外周面にまいてその上から継手
管Ｈを被せた状態として、次いで、ニクロム線Ｎに溶着
機本体Ｎ−２より通電することにより熱可塑性樹脂をニ
クロム線の発熱により溶融させて継手管Ｈと浴湯強送パ
イプ８とを一体溶着状態で連結せしめるものである（第
１２図参照）。

なお、浴湯強送パイプ８の端部外周面と、継手管Ｈの内
周面とは、それぞれ嵌着しうるようなテーパーを形成し
ておき、その間に溶着材Ｋを介設すると更に連結固着が
確実となる。

これは、他のパイプ同志の連結に際しても同様である。

このように、かかる溶着材Ｋを介したワンタッチ溶着が
なされるため、浴槽本体設置の現場において、同浴槽本
体の設置方向、或いはｖｌｉ環ポンプＰ１濾過機Ｆの設
置場所の選択を自由に行っても、パイプ配管の複雑な連
結がワンタンチで行えるため、作業効率を良好にしても
′α実なる溶着作業が行えるものである。

なお、上記したように、浴湯吸込パイプ７、浴湯強送パ
イプ８、各吸気パイプ１０−１．２．３等の各パイプは
耐熱性、耐薬品性、成型性等に優れた熱可塑性樹脂にて
構成し、しかもその使用個所に応じて材質を異ならしめ
て、強度を有する経済的な配管が行われるようにしたも
のである。

即ち、浴湯強送パイプ８には、例えばポリオレフィンに
属する熱可塑性樹脂又はポリアミド樹脂又はポリブデン
樹脂等の耐熱性、耐薬品性、成型性に優れた熱可塑性樹
脂を使用している。

これは従来の銅管材質のパイプに較べ重量を軽くし、コ
ストも安く、更には循環ポンプＰからの弾送浴湯の高流
速にともなう内周面磨耗に耐えうるちのであり、また、
追焚機能を付加した場合には、高ＡｉＪ）を送らねばな
らず、充分なる耐熱性を有した熱可塑性樹脂が使用され
ることになる。

また、吸気パイプにおいて背側吸気パイプ１０−１、足
側吸気パイプｌ０−２、腹側吸気パイプ１０−３はポリ
オレフィンに属する熱可塑性樹脂又はボリブデン樹脂を
使用しており、重量を軽くして製造または現地での配管
修復が容易にできるようにしているものであり、特に、
吸気パイプはエア送り機能のみを有するものであるため
、材質自体の強度よりは重量が軽く、配管、修復作業の
容易な熱可塑性樹脂が使用されるものである。

浴湯吸込パイプ７は、熱可塑性のポリアミド樹脂でガラ
ス入り部分（ナイロン６）とガラス無し部分（ナイロン
１１）との異種一体成型で製作するものであり、従来、
浴湯給湯パイプは材質を青銅鋳物と鋼管で構成している
ものであったので、浴槽本体の浴室搬入時に浴湯給湯パ
イプに衝撃を与えると、同パイプ先端が取付けである浴
槽側壁の人造大理石等がパイプにかかった負荷をまとも
に受けて損傷するおそれがあった０本発明の実施例では
熱可塑性樹脂のポリアミド樹脂（ナイロン１１）の柔軟
素材で構成したものであり、１ｉ窄を与えても吸収し、
現場での対処も行いやすく成型も容易である。

このように、各パイプを使用個所に応じて異なる材質と
し、しかも熱可塑性樹脂をベースとするもであるために
、使用個所の特殊性に応じた最適な樹脂を使用すること
ができ、コストを安く、且つ強度を有した配管構造とす
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る気泡発生浴槽構造を示す斜視図、
第２図は空気取入部と一体の操作パネル部の正面断面図
、第３図は同操作パネル部の側面断面図、第４図は第２
図の１−１線断面図、第５図は空気取入部の平面図、第
６図は気泡発生浴槽の配管を示す平面図、第７図は第６
図■−■線の配管透視図、第８図は同左側面図、第９図
は同右側面図、第１θ図は本発明の連結方法を示す説明
図、第１１図は第９図における一部拡大断面図、第１２
図は溶着による連結固定完了状態の断面図。 図中、 Ａ：気泡発生浴槽 ｐ：Ｗ１環ポンプ Ｃ：制御部 １：浴槽本体 １２：操作パネル部 ７：浴湯吸込パイプ ８：浴湯強送バイブ １０：吸気パイプ Ｈ：継手管 に：溶着材 Ｎ：ニクロム線 Ｎ−１：熱可塑性樹脂 Ｎ−２：溶着機本体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）浴槽本体（１）と同浴槽本体（１）の外部に設置し
   た循環ポンプ（Ｐ）との間に、浴湯吸込パイプ（７）と
   浴湯強送パイプ（８）とからなる浴湯循環流路を介設し
   、浴湯強送パイプ（８）の終端を複数個浴槽本体内へ開
   口して噴出ノズル（２）（３）（４）とすると共に、同
   浴湯強送パイプ（８）に空気取入部（５）と、吸気パイ
   プを介し連通連結して、上記噴出ノズルより気泡混じり
   の浴湯を浴槽本体（１）内へ噴出可能に構成した気泡発
   生浴槽（Ａ）において、 ニクロム線に熱可塑性樹脂を被覆して構成した溶着材を
   間に介設した状態で、継手管或は各種パイプの一方を他
   方に挿入重複せしめ、次いでニクロム線に通電すること
   により、ニクロム線の発熱にて熱可塑性樹脂を溶融せし
   めて継手管と或は各種パイプとの固着を行うことを特徴
   としてなる気泡発生浴槽におけるパイプ連結方法。