JPH02307604A - ミルスケールの回収方法 - Google Patents
ミルスケールの回収方法Info
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- JPH02307604A JPH02307604A JP12787789A JP12787789A JPH02307604A JP H02307604 A JPH02307604 A JP H02307604A JP 12787789 A JP12787789 A JP 12787789A JP 12787789 A JP12787789 A JP 12787789A JP H02307604 A JPH02307604 A JP H02307604A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、圧延工程で発生するミルスケールを圧延鋼種
に合わセて効果的に選別回収する方法に関するものであ
る。
に合わセて効果的に選別回収する方法に関するものであ
る。
〈従来の技術〉
本来圧延工程で発生するミルスケールは、主に焼結鉱原
料あるいは特開昭６３−１２１６０８号公報にみられる
ように粉末冶金用原料として用いられ、圧延鋼種が特定
できれば成分的に同じものが安定して回収できる。しか
じ鋼種を特定することは需要構造から不可能であり、従
来技術では異鋼種の混じり合ったものしか回収できず、
また鋼種構成も増加の傾向にあるので、そのまま粉末冶
金用鉄源として採用すると鉄粉特性（圧縮性、純度、切
削性等）を著しく悪化させ、不具合品を多量に発生させ
ることになり、また製造コストも著しく上昇し採算面で
も行き詰まることになる。
料あるいは特開昭６３−１２１６０８号公報にみられる
ように粉末冶金用原料として用いられ、圧延鋼種が特定
できれば成分的に同じものが安定して回収できる。しか
じ鋼種を特定することは需要構造から不可能であり、従
来技術では異鋼種の混じり合ったものしか回収できず、
また鋼種構成も増加の傾向にあるので、そのまま粉末冶
金用鉄源として採用すると鉄粉特性（圧縮性、純度、切
削性等）を著しく悪化させ、不具合品を多量に発生させ
ることになり、また製造コストも著しく上昇し採算面で
も行き詰まることになる。
従来技術の範囲内での運用上の改善策としては、回収し
たミルスケールを使用する前に細やかに成分分析して、
使用可能なものを選別して使用するという方法もあるが
、スケールビット内での異鋼種による汚染が多く、回収
歩留りが極めて低く実用的でない。
たミルスケールを使用する前に細やかに成分分析して、
使用可能なものを選別して使用するという方法もあるが
、スケールビット内での異鋼種による汚染が多く、回収
歩留りが極めて低く実用的でない。
回収したミルスケールを粒度毎に分析して調査した結果
、微粉側はど粉末冶金用鉄源として好ましくないＳｉ、
Ａ１等の成分が多いことが判っている。
、微粉側はど粉末冶金用鉄源として好ましくないＳｉ、
Ａ１等の成分が多いことが判っている。
すなわち第５図にミルスケールのＳｉ（％）と粒子径と
の関係、第６図にミルスケールのＳｉ（％）とスケール
ピットの回収位置との関係を示したが、この２つの関係
からミルスケールピットの回収位置を特定するだけでも
、成分的に同じものを回収できる可能性があることが解
るが、硅素鋼、ステンレス鋼等を圧延した時は、この関
係を利用できず問題の解決とはならないのが実状である
。
の関係、第６図にミルスケールのＳｉ（％）とスケール
ピットの回収位置との関係を示したが、この２つの関係
からミルスケールピットの回収位置を特定するだけでも
、成分的に同じものを回収できる可能性があることが解
るが、硅素鋼、ステンレス鋼等を圧延した時は、この関
係を利用できず問題の解決とはならないのが実状である
。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、前述のような問題に鑑み、発生ずるミルスケ
ールを圧延鋼種別に選別して回収する方法を提供するた
めになされたものである。
ールを圧延鋼種別に選別して回収する方法を提供するた
めになされたものである。
く課題を解決するだめの手段〉
本発明は、ｍ＋ａの熱間圧延時に発生するミルスケール
をスケールピットに回収ずそにあたり、スケールピント
内を流れ方向に２区画以上に仕切るとともに、該スケー
ルピットへの流入口部に、所定の区画にミルスケールの
流入ができるような切換装置を配設し、圧延鋼種に合わ
せてミルスケールをスケールピットの所定の区画に流入
さ−Ｕることを特徴とするミルスケールの回収方法であ
る。
をスケールピットに回収ずそにあたり、スケールピント
内を流れ方向に２区画以上に仕切るとともに、該スケー
ルピットへの流入口部に、所定の区画にミルスケールの
流入ができるような切換装置を配設し、圧延鋼種に合わ
せてミルスケールをスケールピットの所定の区画に流入
さ−Ｕることを特徴とするミルスケールの回収方法であ
る。
く作 用〉
本発明は、スケールピットを流れ方向に２区画以上に仕
切り、かつそのスケールピットへの流入口に脱着自在な
切換装置を配設し、粉末冶金用鉄源として好ましくない
鋼種を圧延するときは、スケールスルース出口側に切換
装置をセットして、 ゛発生するミルスケー
ルを下流側の所定の区画内に回収する。一方、粉末冶金
用鉄源として良質の鋼種を圧延するときは、スケールス
ルース出口側から切換装置をセットオフして、ミルスケ
ールを上流側の所定の区画内に回収する。
切り、かつそのスケールピットへの流入口に脱着自在な
切換装置を配設し、粉末冶金用鉄源として好ましくない
鋼種を圧延するときは、スケールスルース出口側に切換
装置をセットして、 ゛発生するミルスケー
ルを下流側の所定の区画内に回収する。一方、粉末冶金
用鉄源として良質の鋼種を圧延するときは、スケールス
ルース出口側から切換装置をセットオフして、ミルスケ
ールを上流側の所定の区画内に回収する。
以上の方法によって、圧延鋼種に合わせて鋼材の熱間圧
延時に発生ずるミルスケールをスケールピットの所定の
区画に選別、回収することができる。
延時に発生ずるミルスケールをスケールピットの所定の
区画に選別、回収することができる。
なお、切換装置の長さを変え、区画数を増加することに
よって、発生ずるミルスケールをさらに２種類以上に選
別、回収することができる。
よって、発生ずるミルスケールをさらに２種類以上に選
別、回収することができる。
〈実施例〉
第１図は本発明の一実施例を示す全体平面図、第２図は
全体側面図、第３図は第１図のＡ−Ａ視図で、旋回樋の
セットおよびセットオフ状態を示す断面図であり、これ
らの図面に従って実施例を説明する。
全体側面図、第３図は第１図のＡ−Ａ視図で、旋回樋の
セットおよびセットオフ状態を示す断面図であり、これ
らの図面に従って実施例を説明する。
１はスケールピット、２は切換装置、３は旋回樋、４は
ホイストであり、良質鋼種圧延時は旋回樋３をホイスト
４で吊り上げ、良質スケールをスケールスルース出口８
より上流側ピット（又は区画）９に流入せしめ、非対象
鋼種圧延時は旋回樋３をホイスト４で吊り下げセットし
切換装置２を介して下流側ピット（又は区画）１０に流
し非対象スケール６扱いとする。
ホイストであり、良質鋼種圧延時は旋回樋３をホイスト
４で吊り上げ、良質スケールをスケールスルース出口８
より上流側ピット（又は区画）９に流入せしめ、非対象
鋼種圧延時は旋回樋３をホイスト４で吊り下げセットし
切換装置２を介して下流側ピット（又は区画）１０に流
し非対象スケール６扱いとする。
以上を圧延鋼種に合わせて切り換えることの繰り返しに
より効果的に良質ミルスケールを選別、回収することが
できる。
より効果的に良質ミルスケールを選別、回収することが
できる。
′本発明の実施にあたっては、まず圧延鋼種を確認し、
非対象鋼種の場合には圧延開始と同時に旋回樋を遠隔操
作にてセットし、セットは非対象鋼種圧延完了後３０分
経過迄行い、その後セットオフする。ここで３０分経過
後迄と特定したのは汚染を避けるための洗浄に必要な時
間を確保するためであり、スケールスルースからスケー
ルピット迄の道程の長さにより決定している。第４図に
セットオフ時間決定のための調査結果（ミルスケールの
Ｓｉ成分推移）を示す。
非対象鋼種の場合には圧延開始と同時に旋回樋を遠隔操
作にてセットし、セットは非対象鋼種圧延完了後３０分
経過迄行い、その後セットオフする。ここで３０分経過
後迄と特定したのは汚染を避けるための洗浄に必要な時
間を確保するためであり、スケールスルースからスケー
ルピット迄の道程の長さにより決定している。第４図に
セットオフ時間決定のための調査結果（ミルスケールの
Ｓｉ成分推移）を示す。
セットオフ後は良質ミルスケールが上流側スケールピッ
トに回収される。
トに回収される。
〈発明の効果〉
本発明によると、圧延鋼種に合わせて切換装置を使い分
けることによって対象、非対象ミルスケールを確実に選
別仕分けできるため、スケールピットの所定の区画（本
実施例では上流側ピット）のミルスケールを回収使用す
ることにより、成分に係る鉄粉特性の不具合発生は回避
できる。
けることによって対象、非対象ミルスケールを確実に選
別仕分けできるため、スケールピットの所定の区画（本
実施例では上流側ピット）のミルスケールを回収使用す
ることにより、成分に係る鉄粉特性の不具合発生は回避
できる。
また、品質的にもバラツキが減少し、圧縮性等粉体特性
も改善された。
も改善された。
第１図は、本発明に係る装置（例）の平面概略図、第２
図は、第１図の側面図、第３図は、第１図のＡ、−Ａ視
図、第４図は、圧延鋼種とミルスケールのＳｉ （％）
などの経時変化を示す特性図、第５図は、ミルスケール
のＳｉ （％）と粒子径との関係を示す特性図、第６図
は、ミルスケールのＳｉ （％）とスケールピット回収
位置との関係を示す特性図である。 １・・・スケールピット、 ２・・・切換装置、３・・
・旋回樋、 ４・・・ホイスト、５・・・良
質スケール、 ６・・・非対象スケール、７・・・
仕切壁、 ８・・・スケールスルース出口、 ９・・・上流側ピット（又は区画）、 １０・・・下流側ピット（又は区画）、１１・・・旋回
ビン。
図は、第１図の側面図、第３図は、第１図のＡ、−Ａ視
図、第４図は、圧延鋼種とミルスケールのＳｉ （％）
などの経時変化を示す特性図、第５図は、ミルスケール
のＳｉ （％）と粒子径との関係を示す特性図、第６図
は、ミルスケールのＳｉ （％）とスケールピット回収
位置との関係を示す特性図である。 １・・・スケールピット、 ２・・・切換装置、３・・
・旋回樋、 ４・・・ホイスト、５・・・良
質スケール、 ６・・・非対象スケール、７・・・
仕切壁、 ８・・・スケールスルース出口、 ９・・・上流側ピット（又は区画）、 １０・・・下流側ピット（又は区画）、１１・・・旋回
ビン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 鋼材の熱間圧延時に発生するミルスケールをスケールピ
ットに回収するにあたり、 スケールピット内を流れ方向に少なくとも２区画に仕切
るとともに、該スケールピットへの流入口部に、所定の
区画にミルスケールの流入ができるような切換装置を配
設し、圧延鋼種に合わせてミルスケールをスケールピッ
トの所定の区画に流入させることを特徴とするミルスケ
ールの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12787789A JPH02307604A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | ミルスケールの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12787789A JPH02307604A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | ミルスケールの回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307604A true JPH02307604A (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=14970853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12787789A Pending JPH02307604A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | ミルスケールの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02307604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1042655C (zh) * | 1995-04-12 | 1999-03-24 | 重庆大学 | 高速工具钢氧化皮的再生冶炼工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832808U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-03 | ナショナル住宅産業株式会社 | 外壁パネル |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP12787789A patent/JPH02307604A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832808U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-03 | ナショナル住宅産業株式会社 | 外壁パネル |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1042655C (zh) * | 1995-04-12 | 1999-03-24 | 重庆大学 | 高速工具钢氧化皮的再生冶炼工艺 |
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