JPH02307481A - 植込み強心器のリードアセンブリのための積極的固定機構 - Google Patents

植込み強心器のリードアセンブリのための積極的固定機構

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JPH02307481A
JPH02307481A JP11487989A JP11487989A JPH02307481A JP H02307481 A JPH02307481 A JP H02307481A JP 11487989 A JP11487989 A JP 11487989A JP 11487989 A JP11487989 A JP 11487989A JP H02307481 A JPH02307481 A JP H02307481A
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tissue
hook
electrode
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JP11487989A
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I Bradshaw James
ジェームズ アイ ブラッドショー
Jr Ross G Baker
ロス ジー ベイカー ジュニア
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Intermedics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、心ペースメーカー、電気除細動器および細動
除去器のような、植え込み型強心器に関し、更に詳細に
は植え込み型強心器のリード/電極アセンブリのための
取付機構に関する。
(従来技術) 人間の心臓の洞房(S−A)結節は自然のペースメーカ
ーとして機能し、それによって律動的電気刺激が発生し
、心房へ伝播される。それに反応して、心房が収縮し、
血液を心室に送り出す。この律動的電気刺激は、更に房
室(A −V)結節を通って伝播され、それによって遅
れを発生させ、次いでヒス束およびプルキンエ繊維(P
urklngerlbers)から成る伝導系を通って
心室心筋に伝播され、心室の収縮を起こさせる。その結
果、酸素の消耗された、右心室の血液が肺動脈を通って
肺に送られ、酸素の豊富な、左心室の血液が動脈を通っ
て全身に送られる。右心房は、酸素の消耗された血液を
、静脈を経由して全身から受は取り、左心房が、酸素の
豊富な血液を肺から受は取る。
これらの活動を心房、心室が収縮、送り出し、弛緩、充
満を交互に行う律動心周期でくり返す。
心臓の右側(三尖弁)と左側(僧帽弁)の室の間におけ
る静脈に沿った一方向弁および右心室(肺動脈弁)と左
心室(大動脈弁)の出口における一方向弁は、血液が心
臓および循環系を通って移動する際に、血液の逆流を防
止する。S−A結節は自発的に律動的であり、正常の刺
激および伝播系の基では、洞調律と言われる、一定の速
度で、定められた様式により、心臓は拍動する。老化ま
たは病気によって、自然の拍動および伝播系がこわれる
と、心ペースメーカーを植え込んで望ましい心臓の拍動
を維持する人工心ベーシングによって治療される。
植え込み人工心ペースメーカー、またはもっと簡単に“
ペースメーカー“は、いくつかの異った反応モードのう
ちの1つによって作動するよう設計されている。これら
には、非同期または固定レート刺激;抑制刺激または特
定の正常心活動がない予め定められた間隔後のみの刺激
;および誘発された刺激または特定の心活動に反応した
場合のみの刺激を含む。これら3つの型のペースメーカ
ー全てが、最も簡単な形で、ケースに収容され、内蔵さ
れたバッテリーによって作動する刺激発生器(パルス発
生器)と、ケースに設けられたコネクターを通して発生
器の回路構成に電気的接続を行うため、導体に結合した
1つ以上の電極を有するリードアセンブリ(通常、単に
リードと言う)を使用する。ベーシング電極は、刺激カ
ソード電極、刺激電極、あるいは単にカソードなど種々
の呼び方をされ、不関電極は、基準電極、アノード電極
、または単にアノードと呼ばれる。事実、ベーシング中
にそれぞれの電極において電気的活動が起こり、それぞ
れの電極が異った瞬間にカソードまたはアノードとして
機能するように結合する。
パルス発生器とリードは、別々の品目として製造され、
配置される。リードは種々の型のパルス発生器と互換性
がある。
通常、リードは、上大静脈(身体の上部がら右心房へ酸
素の消耗された血液を運ぶ大静脈)を通して、リードの
遠心端において、刺激電極が、患者の右側にある心臓の
所望の室内における適切な位置に到達するまで、挿入さ
れる。リードは静脈内挿入に適合されているため、′カ
テーテルリード″と呼ばれることもある。また、電極は
心臓内に配置されるように設計されているため、しばし
ば“心内膜電極“と呼ばれる。リードの近位端は、パル
ス発生器ケースの一部コネクターに挿入され、固着され
て、ケース内において刺激電極をペースメーカー回路要
素に電気的に結合させる。パルス発生器が収容されたケ
ースは、患者の胸部を切開することによって形成される
皮下袋に植え込まれる。二基ペースメーカーを用いるこ
とにより、心臓の両室が2つの別々に設けられたリード
を使用して刺激および/または感知される。このリード
のうちの1つは右心房に導かれ、他の1つは右心室に導
かれる。
このリードを正しく操作することにより、植え込む医師
が刺激電極を配置し、更に必要ならば再配置して、心臓
の一致した刺激捕捉、つまり、患者の心臓がペースメー
カーにより発せられるそれぞれの刺激に反応するように
する。パルス発生器による放電により、刺激電極は、そ
の電極付近の興奮性心筋組織上に電界を作るよう作用す
る。これはパルス発生器、導電リード、刺激電極、不関
電極、および患者の体組織と体液から成る体積伝導体と
から構成される電気回路を通してなされる。
ペースメーカーは、不関電極の形状および配置に従って
、単極刺激または双極刺激に適合できる。
単極刺激では、アノードが心臓から少し隔れて配され、
通常、このアノードがパルス発生器を収容する金属ケー
スの一部を構成している。心臓がペース取りされると胸
部の刺激を感じる患者もいるが、これは、胸部の筋肉と
接触する広い範囲の電極・・・ケース・・・が存在する
ことに帰因する。この状態を緩和するために、バラレン
(Paralene)のような生物学的適合性のある電
気絶縁物でケースのほとんどの部分をコートすることに
よって、アノードのサイズをケースの小部分に縮小させ
、体組織および体液に導電接触する限られた未コート部
のみを残すようにするのが通例である。このアノードの
サイズ縮小は、回路接地(基準電位)の盲動性を低減す
る。そのため、心臓病専門医または外科医は、特定の感
じやすい患者に対して、単極ベーシングの簡易性を見合
わせ、替わりに双極ベーシングを選択することを好む。
後者によるペースメーカーの作動のため、植え込まれる
リードは、そのリードの遠心端においてカソードとアノ
ードを、互いに絶縁分離するが近接している形状、にす
る。通常、カソードはリードの先端か、先端近くに配さ
れ、アノードは、カソードから0.5インチ(IJcm
)程度後方に離れてリング電極として配される。それぞ
れの電極は、リード内の個有の導電コイルに結合される
ペースメーカーによってカソードの付近に作られる刺激
電界は、心臓刺激を生じさせ、それを伝播させるために
、興奮性組織内の細胞のいわゆる“活動電位°および脱
分極を促進するのに十分なインパルス強度を有していな
ければならない。このような刺激を促進するのに必要な
最小電気インパルスを“刺激閾値”または単に“閾値”
という。
実際には、心臓病専門医または外科医は、特定の患者お
よびベーシング系には閾値を楽々と越える刺激レベルを
設定する。事実、ペースメーカーを植え込んで約1〜4
週間の間に亘って、閾値が一定に急激に、しかし漸次に
上昇するので、植え込み時にy#I定された閾値の約4
倍で最初に刺激を設定するのが通例である。急激な閾値
の上昇は、心筋と接触している電極の先端の周囲にある
不均一な厚さの非興奮性組織の繊維形成層(f’1br
otlclayer)の成長に一部帰因する。この繊維
形成層の成長は、電極の表面積を効果的に増加させ、電
流密度を低下させる。もう1つの要因は、電極の先端に
おける炎症反応である。慢性閾値は、通常、植え込み後
約4〜8週間で見られる。
植え込み時に、刺激カソード電極を、最小閾値および最
大機械安定性を与えるような、ペースを取られる心臓の
室内の位置に配置しようとするのが通例である。繊維形
成層の成長の結果として刺激電極が正しい位置に固定さ
れるまで(その期間は電極の構造および組成に大いに依
存するが)、心臓の律動的収縮および弛緩、あるいは単
に患者の一般的な身体移動の結果としてさえ電極は移動
させられる。
人工ペースメーカーの使用開始以来、心臓病専門医また
は外科医による設置の後にリード(更に詳細には電極)
を正しい位置に固定するため、種々の電極固定機構が工
夫されて来た。これらの機構は、2つのカテゴリーに分
類できる。1つの機構は、心臓の室内の内柱と接合させ
るため、リードの先端または先端付近に取り付けられた
柔軟なバーブ(いわゆる“タイン(tlnes)”)な
どの非侵襲性装置を用いた受動的固定を提供し、もう1
つの機構は、もっと能動的な固定、つまり電極の“積極
的固定”を提供する。既知の積極的固定機構は、コーク
スクリユー、フック、ピアーシングバーブ(pierc
ing barbs) 、またはカソードの正しい配置
に続くリードおよび/またはリードを横切るスタイレッ
トの操作時に心内膜に貫入させるため、リードの先端ま
たは先端付近に配された他のアンカー部材を含む。
これまでに提案された積極的固定機構には次のようなも
のがある。米国特許第3,943,938号は、らせん
形ワイヤーおよびワイヤーバーブを含む、心筋へ刺激電
極を取り付けるための種々の部材を開示している。米国
特許第4,142.530号、第4.217.913号
および第4.357,948号は、カテーテル電極の−
ためのフックおよびコークスクリユーを含む、スタイレ
ットを準備したアンカー部材を記載している。米国特許
第4.378.023号は、組織と接合し、電極を係止
するためにスタイレットを配置した、垂直にへこんだピ
ンとフックによるアンカー機構を開示している。同様に
、米国特許第4.233.992号は、静脈を通して電
極を所望の位置に挿入しやすいように電極ヘッドの外形
内で垂直にへこみ、そしてリードをねじるとフックが心
臓の組織に接合するように、電極ヘッドを越えて突出す
るためにスタイレットと揺動可能に設計された種々の形
態の固定フックを開示している。この特許は更に、固定
フックまたは電極ヘッドが、フックとの係合不良を防止
するためのバーブを備えることを示唆しており、また、
固定フックのスタイレット操作に代わるものを開示して
いる。
リード/電極の積極的固定に関するいままでの多くの試
みにおける重大な問題は、アンカー部材が永久的に配置
されるか、あるいは配置後に元の位置まで引込めること
が容易ではないことである。
従って、静脈を通してリードを挿入し、刺激電極を心臓
の室の正しい位置に配置することは比較的容易でも、心
臓の周囲組織および/または入口の静脈に重大な損傷を
与えずにリードを取り出したり再配置することは非常に
困難になる。時々あることだが、もし取り付けられた電
極による閾値が、永久固定の前に観察されたものよりず
っと大きい場合に外科医が試みようとする時のように、
一度固定された電極のちょっとした再配置においてさえ
、前記の問題は大きな障害となる。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は、心臓刺激電極のための新規で
改良された積極的固定機構を提供することである。
そして、本発明のもう1つの目的は、付近の組織または
その下にある組織を傷付けることなく、1つの固定場所
からもう1つの固定場所へ移動できる、カテーテルリー
ドのための積極的固定機構を提供することである。
(発明の構成) 要約すると、本発明の積極的固定機構は、リードを挿入
し、心臓による刺激の捕捉状況および閾値の、II定を
基にして刺激を与えるのに最適だと思われる場所に電極
を配置した後、外科医によって選択された配置のため、
リード本体の一般的範囲内に配される。本発明の主たる
特色に従って、電極は、一度固定された後、組織から元
の位置に、リード本体の範囲内で単に固定機構を移動さ
せることにより、または、必要ならば、組織から取り出
して妨げとならない新しい場所へ再配置することにより
、電極を容易に再配置できる。このようにして、電極は
、選択された心臓の室内の興奮性心筋組織に隣接して再
配置でき、または心臓組織あるいは脈管系をひどく傷つ
けることなく、一部または完全に引きぬくことができる
本発明の好ましい実施態様によれば、積極的固定機構は
、電極から絶縁され、電極付近の組織と接合すべく作動
するように設計された剛性フックを含む。この機構は、
リードの周囲内またはほぼ周囲内で最初の位置にフック
を偏向させるばね手段、およびフックを組織と接合させ
る位置に移動させるために前記偏向を選択的に克服する
ための手段を含む。フックは、リードを引きぬくのを妨
害しない別のオーバーライド位置にも移動できる。
本発明の後者の側面によると、例えば、電極の植え込み
後に起る組織成長により、フックがその最初の位置に引
込むのを阻害される場合、フックが前記のオーバーライ
ド位置に移動できるよう設計されている。その際、リー
ド上のわずかなタグにより、フックがその揺動点の周囲
を、先端を越える位置まで回転し、それによってリード
が引込むことが可能となる。
(実 施 例) 本発明を、図面を参照しながら以下の実施例に基づいて
更に詳細に説明する。
心ペースメーカーと共に使用するためのり−ド10の遠
心端に電極アセンブリを有する、本発明の積極的固定機
構の好ましい実施態様が第1および2図に示されている
。特にことわりがない限り、リード10は従来の構造か
ら成る。ここに添付された図面に示されているリードは
、心臓の単極刺激用に構成されているが、本発明の積極
的固定機構の構造および作動は、刺激のモードが単極で
あっても双極であっても使用可能である。更に、本発明
の好ましい実施態様は心ペースメーカーへの使用の条件
下で述べられているが、本発明は、リードまたは電極が
、脈管系を通して接近できる組織に固定されるような全
ての環境下で使用できる。
その遠心端において、リード1oは、リードの周囲で先
端の少し後ろに配された、くびれだ管状の刺激カソード
電極12を有する。本発明によれば、カソード12は、
ここで詳細に記載している積極的固定機構15と協働す
るような形状を有し、協働するように配置される。カソ
ード12は、チタンまたは白金−イリジウム合金など、
心臓刺激電極として従来から使用されているどんな材料
からでも作れるが、同時係属米国出願節838,607
号に記載されるように、チタン基材の露出表面17を酸
化イリジウムの薄層でコートしたものが好ましい。
カソード12には、リード10の長さ全体に亘って延び
、パルス発生器を収容するケースに取り付けられた雌型
コネクターと係合するための雄型コネクター(図示せず
)に終端している導電コイル20に電気的接続をしてい
る。カソード12とコイル20の間の電気的接続は、以
下のようにして促進される。カソード管の内面が、軸方
向に延びる316型ステンレススチール取付スリーブ2
2の外面に対してしっかりと着座されている。コイル2
0の非絶縁部が、取付スリーブ22の小さい直径部の周
囲にきつく巻かれており、スリーブと316型ステンレ
ススチール管25の内面との間にはさまれている。
31B型ステンレススチール管は、位置28でタリンブ
され、コイル20と取付スリーブ22の間の強固な電気
的接続を与え、よってカソード12との電気的接続を与
える。
コイル20.およびカソード12との接続を与える他の
エレメントは、ポリウレタンなどの生物学的適合性を有
し、カソードの一端と接触する従来の材料から成る絶縁
性スリーブ29でコートされる。
取付スリーブ22上へのカソード12の強固な着座は、
この両者間の締り嵌めによって確実なものにされ、それ
によって両者間の電気的接続と共に強固な機械的接続を
も与える。更に、絶縁性スリーブは、ダウメディカル接
着シリコンA型などの生物学的適合性を有する従来の医
薬用グレード接着剤を用いて、接触シームにおいて、カ
ソードに強固に固着されても良い。これによって、体液
がシームにおいてリード10の内部に入ることが防止さ
れる。
他端では、カソード12が、リードlOをその先端81
で終端させる、剛性のある電気絶縁性円筒状部材30に
取り付けられ、そこに保持される。部材30は、本発明
の積極的固定機構のハウジングであり、今後、固定アセ
ンブリヘッドと呼ぶことにする。
この固定アセンブリヘッドは、ポリウレタンまたはデル
リン(Delrin)などの、カテーテルリードに適し
た、生物学的適合性を有する従来の電気絶縁材料から作
ることができる。しかし、この固定アセンブリヘッド3
0は、セルコン(Celcorl ;セラニーズ社のア
セタールポリマーの商標)から作られることが好ましい
。と言うのは、この材料が前記の他の材料より流動しや
すく、更に成形しやすいためである。
固定アセンブリヘッド30は2つの別々な部分33およ
び34として成形される。これらの2つの部分は、目違
い嵌め32に沿って接合される。接合されたアセンブリ
ヘッドは、カソード12と取付スリーブ22の間の空間
にスナップし、前記2つの部分の接合を維持すると共に
空間内にアセンブリヘッドを保持する。2つの部分33
および34は、ステンレススチールまたはチタンなどか
ら成るバンド35によって、更に両部分の接合がなされ
る。この2つの部分間のシームは、両部分を医薬グレー
ド接着剤でかためることにより、体液に対して不透過性
を存するようにしてもよい。
2つの部分33および34は、両部分が互いに接合した
際に、これら両部分が、本発明による積極的固定機構1
5の周囲部を保持し、その作動を許すような形状を有す
る内部キャビティ37を形成するように、別々に成形さ
れる。特に、この積極的固定機構は、脚部38および4
0から成るほぼU型セグメントを形成するために、い(
つかの角度で曲げられた剛性フック36を含む。ここで
、この脚部38は、フック3Bの弓形部へと延び、鋭い
先端51で終端している。フック3Bは、脚部38の軸
のまわりに揺動するよう配されている。この脚部38は
、キャビティ37の曲った角に直接配され、脚部38の
セグメントをとり囲んでいるコイルばね39によって、
前記臼った角に隣接して保持されている。フックの脚部
40は、キャビティ37の弓形チャネル41に取り付け
られ、動きやすくするためにローラースリーブ43を有
していてもよい。
コイルばね39は、一対の脚部42および44を有して
いる。脚部42はキャビティ37の角度を持った壁に対
して付勢されており、脚部44は、フックの脚部40に
向って延び、一部それを取り囲んでいる。
それによって、脚部40はチャネル41の一端に向って
付勢されている。コイルばね39の偏向を克服するため
に、リードの先端31に向う軸方向に十分な力が脚部4
0に対して加えられると、フックの脚部40は弓形チャ
ネル41を通って、脚部38の軸のまわりに回転できる
。固定アセンブリヘッド30は、その他の円筒状形状か
らはずれている曲った外壁57を有し、フックの脚部3
8が隣接して拘束されている内部キャビティ37の曲っ
た角の領域の望ましい付加的壁厚を与える。フック36
とコイルばね39は、メリーランドスペシャルティワイ
ヤー社のMP35N合金にッケル、コバルト、クロムお
よびモリブデン、から成る合金)から作られるのが好ま
しい。
フック3Bの鋭い先端51は、フックの脚部40と共に
、フックの脚部38の軸のまわりを同じ角度で回転する
(弓形チャネル41によって制限されている)。コイル
ばね39による付勢により、フックの脚部40が、カソ
ードI2に最も近い、弓形チャネル41の端に対する通
常の位置に付勢されると、第1図の脚部40およびフッ
ク36の位置X−Xおよび第2図のフックと先端51の
疑似模型表示によって示されるように、フック3Gの先
端51が、カソード12のくびれた部分によって形成さ
れるくぼみ53へ(同じばねの力で)偏向される。従っ
て、フックは通常、先端、またはリードの遠心端の側か
ら見ると、リードの境界または周囲内にほぼおさまる。
その位置において、フックの脚部38と40の間のU形
セグメントの底部は、フックのどの部分もり−ド10の
周囲を越えてかなり突出することがないように、キャビ
ティ37内で、切欠き部52の壁に対して滑りもどる。
リード10は、リードの軸方向の開口に沿って長さ方向
に前後する従来の様式で動くことができる従来のスタイ
レット55を備えている。本実施例では、このリードの
軸方向開口は、リードの露出端から外科医が植え込むこ
とにより発揮される誘導と制御下で、導電コイル20、
および取付スリーブ22と固定アセンブリヘッド30の
整合中央孔によって形成される。スタイレットは、随意
に、固定アセンブリヘッドの内部キャビティ37に入れ
たり取り出したりできる。
作動の際は、リードを上大静脈を通して挿入し、刺激電
極12の露出表面を、心臓の選択された室における興奮
性心筋組織に近接して近い閾値を示す場所に配置する。
植え込む医者が、刺激電極にとって最適な場所だと判断
したら、スタイレット55をフックの脚部40と接触さ
せる。この脚部40は、中央孔を渡って配され、従って
スタイレットのキャビティ37内への連続した動きを妨
害する。スタイレットへ軸方向の力を連続して加えると
、ばね39が加えられた偏向が克服されるように曲がる
それによって、脚部40、およびそれと共にフック36
を脚部38の軸のまわりに回動させる。フックの先端5
1が、最初のくぼんだ位置X−Xから、第1図の脚部4
0およびフック36の位置A−A、および第2図による
位置A−Aの断面図によって示された組織と接触する位
置まで移動する。
好ましい実施例において、リードの先端31における固
定アセンブリヘッド30の円筒部の半径は約0.040
インチ(約0.1cm)であり、フックの先端51は、
脚部40とフック36がA−Aの位置にある時に、ヘッ
ドの直近表面から約0.040インチ(約0.1(至)
)離れている。従って、フックの弓形運動には大きなス
ペースを必要としない。その点に関し、90’未満の角
度でリードが時計方向にまわれば、フックの先端51を
、心臓の室内の近くにある組織に接合させるには十分で
あり、それによって電極を望ましい部位に正しく配置す
ることを確実にする。次に、電極の固定に影響を与える
ことなく、スタイレットを引きぬくこともできる。
第1図に示されたフックの位置A−Aは、0.014イ
ンチ(0,036cn+)の直径を有するスタイレット
を使用した時のものである。もし、o、oteインチ(
0,04cm)の直径を有するスタイレットを使用する
と、フックの先端51は、脚部40とフック36の位置
B−Bに示されるように、リード10の先端31に向っ
て更に進んだ位置に配置されることだろう。どちらのサ
イズのスタイレットも、カテーテル型のペースメーカー
リードに従来から使用されており、リードの中央孔は、
どちらのサイズのスタイレットも収容するのに十分な直
径を有することができる。
植え込みの際、あるいは植え込み後に電極を再配置する
か、あるいはリードを引きぬく必要がある場合、外科医
は、ただリードを反時計方向にまわせばよく、それによ
ってフックの先端51が隣接する組織から離れる。次に
、コイルばね39によって加えられる力が、フックの先
端をくぼみ53内の通常の制御された位置X−X (第
1図)にもどす。
次に、電極が所望する位置に再配置され、リードを静脈
から引きぬくことができる。
フックを組織から引きぬくためにリードを回転させた後
にそれがまだじゃまされている場合、フックの先端をオ
ーバーライド位置(第1図のC−〇で示される)に動か
してもよい。そのために、外科医は、コイルばね39に
よる力が完全に無効になるまでフック36をコイルばね
による力に向って更におし進めるため、リードの露出さ
れた近位置を少し引っばることもできる。このようにフ
ックの先端を移動させた状態で、リードを容易に再配置
したり引きぬいたりできる。電極を新しい位置に移動す
る際には、スタイレットを用いて再配置しないのであれ
ば、フックはキャビティ53内の元の拘束された位置に
自由に戻れる。
第3図は、フック36がオーバーライド位置(第1図の
C−C)にあるリード10の端面図である。
ある時間経過後、心臓組織との接合からはずすようにね
じるか、キャビティ内の通常の拘束された位置に戻るの
を防止するように配置した後に、フックの先端が繊維形
成成長によってとらえられるような場合には、オーバー
ライド位置の有効性が発揮される。フックの先端が延長
位置(第1−図のA−AまたはB−Bのような)にある
状態でのリードの長袖方向の動きは、心筋、弁、または
静脈の内面を傷つける可能性がある。フックの先端を、
リードの除去中に組織と接触が起こらない位置であるオ
ーバーライド位置(C−C)に配置できることは、本発
明の重要なポイントである。
【図面の簡単な説明】
第1図、本発明の好ましい実施例に係る植え込み心ペー
スメーカーにおけるリードアセンブリの長軸に沿った一
部断面と共に、そのリードアセンブリの遠心端を示す側
面図、 第2図は、第1図の2−2の線に沿ったリードアセンブ
リの断面図、 第3図は、遠心端に向って見た、リードアセンブリの図
である。 10・・・リード    12・・・カソード電極20
・・・コイル    30・・・固定アセンブリヘッド
31・・・リードの先端 3B・・・フック37・・・
キャビティ  39・・・コイルばね41・・・チャネ
ル   51・・・フックの先端図面の浄書(内容に変
更なし) 1、 事件の表示 平成01年特n M   1114.879 号2、 
発明の名称 植込み強心器のリードアセンブリのための8II的固定
櫨槙3、 補正をする者 事件との関係     特許出願人 名 称 インターメデイクス インコーホレーテッド4
、代理人 5、 補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象  委任状および図面 7、補正の内容  1)委任状を補充する。 2)手書き図面を墨入れ図面に補正するや(内容に変更
なし) 8、添付書類  1)委任状および同訳文     各
1通2)図面        1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)電極に揺動可能に結合され、電極の付近の心臓組織
    に接合するように設計された剛性フック;リードの境界
    内で最初の位置にフックを偏向させるばね手段; フックを組織と接合する位置に動かし、それ以外のフッ
    クが組織と接合していない時には、前記ばね手段がフッ
    クをほぼその最初の位置に戻すことを許すため、前記ば
    ね手段の偏向を選択的に克服するための手段 から成る、心内膜リードの刺激電極のための積極的固定
    機構。 2)リードの引きぬき中にフックが組織と接触しない、
    リードの先端を越えた位置まで、フックが移動できるよ
    うに、前記ばね手段が、フック上の反対方向への力の行
    使によりフック上のばね手段の偏向が効力を無くすよう
    に配置され、設計されていることを特徴とする請求項1
    記載の積極的固定機構。 3)電極の付近のリードに固定された、組織と接合させ
    る手段; 前記電極に隣接したリードのくぼみ; 前記組織と接合させる手段を前記くぼみに弾性的に付勢
    する手段; 選択的な力により前記付勢手段の効力を無くし、前記電
    極の付近の前記組織と接合させる手段によって組織との
    接合を可能にするために前記組織と接合させる手段を前
    記リードの内側に向って配置するための、そして前記付
    勢手段の効力を無くす力を取り去って、前記組織と接合
    させる手段を解放して前記くぼみに戻すための、前記リ
    ードに結合された手段 から成る、組織刺激電極を有するペースメーカーリード
    のための積極的固定機構。 4)前記組織と接合させる手段に十分な力を加えて、当
    該組織と接合させる手段を、組織と接触しない、前記リ
    ードの遠心端を越える位置につかせることにより、前記
    付勢手段が、更に効力を無くすよう配置され、設計され
    ていることを特徴とする請求項3記載の積極的固定機構
    。 5)前記組織と接合させる手段が、前記電極と揺動関係
    を持って前記リードに固定され、前記くぼみ内に位置す
    るように配された鋭い先端を有する剛性フックであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の積極的固定機構。 6)興奮性心臓組織に対して所望の位置にリードの電極
    を固定するため、前記リードの外側に配されたアンカー
    部材; 前記リードの外側のアンカー部材を、前記リードの周囲
    の内側に向って、あるいは外側に向って随意に動かすた
    めの手段 から成る、強心器の固定組織刺激電極リードであって、 前記所望の位置において前記興奮性心臓組織と組織接合
    関係にアンカー部材を配したり、その関係からはずした
    りするため、前記アンカー部材が少くとも、前記リード
    の外側に向う1つの配置と、前記リードの内側に向う1
    つの配置を有し、これらは前記興奮性心臓組織に対して
    組織接合関係にはなく、前記リードを再配置するか前記
    所望の位置から前記リードを取り去ることができる固定
    組織刺激電極リード。 7)前記アンカー部材を動かすための手段が、前記アン
    カー部材をリードの周囲の内側に向う配置に偏向させる
    ため、前記アンカー部材に力を行使するための弾性部材
    を含むことを特徴とする請求項6記載の固定組織刺激電
    極リード。 8)前記リードが、リードの周囲の内側に向う配置を形
    成するキャビティを有することを特徴とする請求項7記
    載の固定組織刺激電極リード。 9)前記アンカー部材が、電極に対して回転するように
    前記リードに固定されている剛性フックから成ることを
    特徴とする請求項8記載の固定組織刺激電極リード。 10)前記弾性部材が、前記フックを前記キャビティに
    回転可能に付勢するばねから成ることを特徴とする請求
    項9記載の固定組織刺激電極リード。
JP11487989A 1989-05-08 1989-05-08 植込み強心器のリードアセンブリのための積極的固定機構 Pending JPH02307481A (ja)

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