JPH02297534A - 情報記録カメラ - Google Patents

情報記録カメラ

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JPH02297534A
JPH02297534A JP11936289A JP11936289A JPH02297534A JP H02297534 A JPH02297534 A JP H02297534A JP 11936289 A JP11936289 A JP 11936289A JP 11936289 A JP11936289 A JP 11936289A JP H02297534 A JPH02297534 A JP H02297534A
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JP
Japan
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audio
recording
signal
data
card
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Application number
JP11936289A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Inoue
学 井上
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Hiroshi Ueda
浩 上田
Yujiro Mima
美間 雄二郎
Masakazu Yagi
雅和 八木
Masayasu Hirano
平野 雅康
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被写体像を駒毎に撮影すると共に、この撮影
に対応した音声データを記録可能な情報記録カメラに関
する。
[従来の技術1 光学像を通常の銀塩フィルムを用いて撮影するカメラに
おいて、撮影駒に関する音声などの関連情報をも併せて
記録し得るよ・)にしたものがある(例えば、特開昭6
2−116932号公報)。
この公報に示されたカメラでは関連情報を記憶させるた
めに半導体メモリを用いている。
また、記録媒体としてのICカードを備え、これに撮影
情報を記録するカメラがある(例えば、特開昭62−2
08031号公報)、このカメラでは、ラボ用情報をI
C力・−ドに記録するようになっており、同情報を記録
したとき、記録済みであることを示すマークをフィルム
に写し込むようにしているか、音声が記録されるもので
はない。
[発明が解決しようとする課題] ところで、音声を記録しようとすると、記録手段として
かなりの記録容量が必要になるため、フィルム上あるい
はフィルムカー1ヘリツジに装填されたメモリでは容量
が十分でない。そこで、音声用のメモリが必要になる。
この場合、音声用メモリとフィルムとは別のものである
ため、撮影駒と録音した音声との対応が判りにくくなる
ことがある。このため、音声を再生する場合や、この音
声を池の媒体にコピーする場合などに、撮影された写真
との対応がとれず間違いを生じることがある。
上述した公報に示されたものでは、撮影駒と音声との対
応を取るための情報を記録することについては同等開示
されていない。
本発明は、撮影駒と録音した音声との対応関係を明確に
し、上記のような再生時やコピ一時の間違いが生じない
ようにした情報記録カメラを提供することを目的とする
V課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明は、被写体像を駒部に
撮影すると共に、この撮影に対応した音声データを記録
可能なカメラにおいて、音声が入力され電気信号に変換
する音声回路と、この音声回路からの信号を第1のメモ
リ手段へ伝達し記憶させる信号伝達手段と、上記音声信
号が記憶される第1のメモリ手段の記憶領域を指定する
信号を出力する出力手段と、撮影駒との対応づけがなさ
れた第2のメモリ手段の所定の領域に上記指定信号との
対応情報を記録する記録手段を備えたものである。
そして、上記第2のメモリ手段としてフィルムを用いた
場さ、記録手段としてはフィルムに光学的に指定信号を
記録するものを用いればよい。
また、上記第2のメモリ手段としてフィルムカートリッ
ジに装填されたメモリ手段を用いてもよく、この場合、
記録手段としては電子的または磁気的手段を用いればよ
い。
なお、本実施例では、上記のfs号伝達は、カメラ本体
側のマイコンと音声カードとの間で接点、端子を介して
シリアル通信により行なっている。
また、上記指定信号は音声メモリの空エリアを指定する
ものである。
1作用] この構成によれば、第1のメモリ手段の記憶飴域を指定
する信号が第2のメモリ手段の所定の領域に記録される
ので、音声データの記憶領域と撮影駒との対応が明確に
付くことになる。
[・発明の効果] 本発明によれば、I!塩フィルムを用いたカメラで音声
を記録することができ、しかも音声データの記憶@域と
撮影駒とが確実に対応づけられているので、第1のメモ
リ手段である音声メモリと第2のメモリ手段である撮影
されたフィルムとが別れなとしても、音声を再生すると
きや他の媒体にコピーするとき等に対応関係を間違える
といったことがなくなる。
(以下、余白) [実施例] 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明する。
まず、本実施例によるカメラの外観構成について第1図
〜第3図を用いて説明する。カメラ本体側J−には、そ
の正面に撮影レンズ部2、音声入力用マイク3、フラッ
シュ4およびファインダー5が配設され、背面に音声再
生用スビ・−力6.録音/再生モード切換スイッチ7が
配設され、側部に音声カード8が挿入される開閉自在な
カードホルダー9および同ホルダー9を開くためのイジ
ェクトレバー10が設けられ、」−面にシャ二lターレ
リーズボタン11、録音タイミング設定ボタン12゜録
音時間設定ボタン13および音声レリーズボタン14お
よび各種情報を表示するLCD15などか配設されてい
る。
録音タイミング設定ボタン12は、1回押す毎に、マニ
ュアル録音モード、シャッターレリーズ(撮影)直前ま
での音を自動録音するレリーズ前録音モード(これをを
録音タイミング1とする)、シャッターレリースをはさ
んで前後の音を自動録音するレリーズ前後録音モード(
これを録音タイミング2とする)−およびシャッターレ
リーズ直後から自動録音するレリーズ後録音モード(こ
れを録音タイミング3とする)を)頃に切換え設定する
。なお、上記マニュアル録音は、音声レリーズボタン1
4を押してから設定時間が経過するまで、あるいは再度
、同ボタン14が押されるまで録合す−るモードとして
いる。
録音時間設定ボタン13は、1回押す毎に録音時間を0
秒(録音しない)、10秒、20秒、40秒くいずれも
撮影の1駒当りの時間)の順に切換えるものである。
音声カード8のメモリ容量と録音時間および音質の関係
について説明すると、録音はメモリ容量との関係で標本
化(サンプリング)して行なうが、一般に、楽器の音等
を遜色なく再現するには、16KHzのサンプリングで
、ADPCM (Adaptive  Differe
ntial  Pa1se  Code  Modul
ation)方式において4ビット程度のコード化が必
要とされている。この場合、撮影の1駒当り10秒間で
、16KHzx4xlO秒=640にビット=80にバ
イトのメモリ容量を要する。このとき、サンプリング周
波数をF3 K 1−1 zにすることで、同じメモリ
容量で20秒の録音時間、さらに4KHzにすることで
40秒の録音時間を取ることができる。なお、8 K 
Hzサンプリングでは人間の声の中でも高音が再現しに
くくなるが、音質が特に要求されない場合は使用するこ
とができる。4KHzサンプリングでは音質は劣るが、
会議、講演などの音声記録には使用し得る。
音声レリーズボタン14は録音をスタートさせるボタン
で、マニュアル録音時には、再度の押しで録音をストツ
プし、また、再生モード時には、再生をスタートさせる
ボタンとなる。なお、第1図〜第3図では図示されてい
ないが、ボディ内部には撮影レンズ部2を通して入射さ
れる被写体の光学像を撮影する銀塩フィルムが装填され
、またカメラボディ1には、カメラ自体でもって録音し
た音声を再生する場合に駒を選択・設定するためのボタ
ンが設けられている。
次に、LCD15の表示態様について第4図を用いて説
明する。
同図(a)において、LCD15上の、rON Jは後
述するメインスイッチのON状態を表示し、” s o
 u n d Jは音声記録有りのモードが設定されて
いることを表示し、この表示が消えていれば音声記録無
しのモードが設定されていることを意味する。r 10
S 20340S Jは音声記録時間を表示し、「−1
は音声記録タイミングを表示し、「口」は撮影タイミン
グを表示し、数字および模式図はフィルムカウンタおよ
びフィルム給送状態を表示する。また、r 10S 2
0340S Jの表示は、録音中および再生中は点滅す
るようにしている。
そして、第4図(b)はレリーズをはさんで前後合せて
20秒の録a−が可能なモードか設定されていることを
、同図(C)はマニュアル録音で40秒の録音が可能な
モードが設定されていること、同図(d、 )はレリー
ズ前の10秒間の録音が可能なモードが設定されでいる
ことを、同図(e)は音声記録ができないモードが設定
されていることをそれぞれ示している。
次に、カメラの回路ブロック構成について第5図を用い
て説明する。
マイクロコンピュータ(マイコン)μCは?&Wするフ
ローチャートに示される動作手順にてカメラ全体を制御
する。測光部LMは被写体輝度を測光する。オートフォ
ーカス部APは、被写体距離を測距する。露出制御部E
CはマイコンμCにて算出されたTv値、Av値に基い
て収りとシャッタスピードを制御する。レンズ制御部L
 Cは測距データに基いてレンズの駆動制御を行なう、
フラ・ソシュ制御部FCは測光データに基きフラッシュ
の発光を制御する。フィルム給送制御部FLはフィルム
の輸送を制御する。これらの各部はマイコンμCとの間
でデータの入出力を行なう、露出情報入力部Elはフィ
ルムのDxコード等で示された情報(たとえばフィルム
感度情報など)をマイコンμCに入力する。
表示部DSはマイコンμCの出力により駆動され上述L
CD15などに各種情報を表示する。電源制御部PCは
マイコンμCの出力を受けて各部の電源を制御する。写
し込み回路部IPはマイコンμCの出力を受けて後述す
るようにフィルムに音声データとの対応情報を記録する
、すなわち写し込むためのものである。遮光板駆動用プ
ランジャーMGは、フィルムの上記写し込みがなされる
部分の前面に、撮影レンズ系を通した光を遮蔽するため
に撮影時に挿入される遮光板を駆動するもので、マイコ
ンμCの出力がバッファBを通して与えられる。音声回
路部SDはマイコンμCにより制御され、入力された音
声を電気信号に変換し、一時的に音声データを記憶し、
また、再生する機能をも有する。音声カードCHDはマ
イコンμCとのデータ交信により音声データを記憶(録
音)するためのものである。
マイコンμCへ信号を入力するスイッチ類としては、メ
インスイッチSO1測光開始スイ・yチS1、撮影を行
なうレリーズスイッチ32、録音/再生切換スイッチ3
3(第2図のスイッチ7)、uN音タイミング切換スイ
ッチS4(第3図のボタン12)、録音時間切換えスイ
ッチS5(第3図のボタン13>、を声レリーズスイッ
チS6(第3図のボタン14)、音声カード装着スイッ
チS7、音声再生駒選択スイ・Yチ88などを備えてい
る。
次に、マイコンμCの動作について第6図(a)(b)
を用いて説明する。待機状態(#1)でメインスイッチ
SOがONされると(#2)、a光開始スイッチS1の
状態を調べ(#3)、同スイッチS1がOFFであれば
、音声カード装着スイッチS7の状態を調べる(#4)
、R声カードが装着されると87はOFFとなりカード
の空エリア情報等を読取る(#5)、次に、録音/再生
切換スイッチS3の状態を調べて設定モードを判断しく
#6)、同スイッチS3がOFFであれば#7以下の録
音モードに進み、ONであれば#24以下の再生モード
に進む。
録音モードでは、再生中であれば再生を停止しく#7>
、録音タイミング切換スイッチS4が切換えられたかを
調べる(#8)、これがYESであれば上述した順番で
音声記録タイミングの設定を変更した後(#9)、NO
であれば変更することなく、録音時間切換スイッチS5
が切換えられたかを調べる(#10)。これがYESで
あれば上述した順番で音声記録時間の設定を変更した後
(4111)、Noであれば変更することなく、録音タ
イミングモードが自動録音モードかどうかを調べる(#
12)。
この判定の結果、自動録音モードが設定されていれば、
マイコンμCは音声回路部SDから録音開始信号が出力
されているかどうかを調べ(#13)、これがYESで
あれば#17へ進み、データ記録エリアがあるかどうか
、すなわち、先の#5で読み取ったカード情報に基いて
、カードのメモリに空領域があるかどうかを判定する。
空領域があれば録音を開始すると共に(#18)、その
旨を表示部DSに表示しく#19)、空領域がなければ
その旨を表示部SDに表示する(# 19 )。
#18以下での録音は音声を音声回路部SDの半導体メ
モリ(これについては後述)に記憶することにより行な
われる。録音スタートと同時に、マイコンμCは音声回
路部SDへクロック等の信号出力を開始し、またマイコ
ンμC内の録音時間タイマをスタートさせる。#19の
後、Sk音/再生時間のタイマがオーバフローしたかど
うかを調べ(#20)、オーバーフローしていなければ
そのまま上述の#2に戻り、一方、オーバーフローした
ときは録音再生を終了し、録音/再生を停止し、音声カ
ードに記録してから(#21>、上述の#2に戻り、以
下同様の動作を繰返す。
#12での判定の結果、自動録音モードが設定されてい
ないときと、自動録音モードであってら#13で録音開
始信号が出力されていないときは、#14へ進み、音声
レリーズスイッチS6の状態を調べる(#14)、ここ
で、音声レリーズボタン14が押されて音声レリーズス
イッチS6が閉じると、マニュアル録音モードかどうか
を調べ(#15)、マニュアル録音モードでなければ、
つまり自動録音モードであれば上述のS17へ移り、一
方、マニュアル録音モードであれは録音中かどうかを調
べる(S16)。録音中でなけれはS17へ移り、一方
、録音中であれば録音を停止する(S22>、したかっ
て、マニュアル録音モードで一度、音声レリーズボタン
14が押されたときに録音を開始し、二度目に押された
ときは録音を停止することになる。S22の録音停止後
は、音声カードへ音声を記録しな後(S23>、S19
へ進む。
上記#6で録音/再生切換スイッチS3がONで再生モ
ードを実行するときは、録音中であれば録音を停止しく
S24)、音声レリーズスイッチS6の状態を調べる(
S25)。同スイッチS6がONされれば再生中である
かどうかを調べ(S26)、再生中でなければ再生を開
始しくS27)、S19へ進む、再生開始時には音声回
路部SDへの信号出力で再生タイマをスタートさせる。
一方、再生中であれば、二度目の音声レリーズスイッチ
S6のONであるので、再生を停止しくS28)、S1
9へ進む。
なお、#4でカード装着スイッチS7の状態がカード未
装着を示せば(S7かON>、録音/再生を停止した後
(S29)、S19へ進む、また、S14あるいはS2
5で音声レリーズスイッチS6がONされたのでなけれ
ば(すなわち、スイッチS6がOFFあるいはONの状
態で保たれているとき)、直ちにS19へ進む。
上記#3で測光開始スイッチS1がONとなれば、測光
(S30)、測距(S31)、フィルムのDXコード等
の撮影情報入力(S32)、露出演算(S33)、フラ
ッシュチャージ(S34)、表示(S35)の各ステッ
プを実行し、レリーズスイッチS2がONされるまで(
S36でYESとなるまで)、#2へ戻り同様のステッ
プを繰り返す。
レリーズスイッチS2がONされると、録音中であれば
録音を停止しく第6図(b)のS37)、上記測光、測
距などにより得なデータに基いて合焦のためのレンズ駆
動を行い(S38)、次いで、音声OFF、すなわち、
録音しないモードであるか、音声カードが入っていない
か、音声カードに空エリアがない場合であるかどうかを
調べ(S39)、音声OFFでないときは、フィルム上
に音声データの記憶領域との対応情報(コードなど)を
写し込むのに先立ち、マグネツトMGをONして前述し
た遮光板を駆動する(S40)、その後、対応情報を写
し込む(#41 ) 、続いて適正な絞り、シャッター
スピードでの露出を行った後(S42)、フィルムの巻
上げを行う(S43)、一方、音声OFFであれば上記
#41.42を処理することなく、143に進む。
次いで、レリーズ前録音の録音タイミング1であるかど
うかを調べ(S44)、YESであれば上述により半導
体メモリに記憶したデータを音声カード8に記録しくS
45)、#2へ戻る。一方、S44で録音タイミング1
でなければ、レリーズ前後録音の録音タイミング2であ
るかどうかを調べ(S46)、YESであれば前駆録音
中であるか、もしくは録音済みであるかを調べ(S47
)、前駆録音中であれば、前駆録音中にレリーズスイッ
チS2がONされたのであって、このときは前駒の録音
を停止して、半導体メモリに記憶した音声データを音声
カード8に記録する(S48)。
S47で録音済みと判定されたときもレリーズ前の録音
がなされているのでS48を処理する6次いで、レリー
ズ後の録音を開始する(S49)。
また、前駆録音中でなく、あるいは録音済みでないとき
もレリーズ後の録音を開始する(S49’)。
S46で録音タイミング2でなければ、レリーズ後録音
の録音タイミング3であるかどうかを調べ(S50)、
YESであれば上述のS47以降のステップを実行する
。S49の後およびS50でf#音タイミング3でない
とき、#2へ戻り、同様の動作を繰り返す。
次に、音声回路部SDの具体構成について第7図を用い
て説明する。
回路の各ブロックにおいて、PWRlは音声入力のアナ
ログ部分への電源供給回路で、マイコンμCからの録音
準備信号RDY″′C″0N10FFされる。PWR2
はサングルホールド回路S HとAD変喚回路ADと他
のデジタル部分への電源供給回路である。MICは音声
入力マイクロホン、AMPI、2は増幅回路、LPFl
、2はフィルタ回路、Sl(はサンプルホールド回路、
ADはAD変換回路、CDはAD変換された音声信号を
記憶するために圧縮コード化する回路、MCはコード化
された信号をメモリに記憶するための制御回路、PMは
音声コード記憶用の半導体メモリである。
IOはメモリPMと、マイコンμCとのデータ交信用イ
ンターフェイスである。CNTはメモ92M用のアドレ
スカウンタ、ENはコード化された信号を伸張する回路
、DAはDA変換回路、SPはスピーカ、TCはクロッ
クおよびタイミングの制御回路である。CMPはコンパ
レータで、自動録音モードが設定されているとき音声入
力レベルがリファレンスレベルより高くなると信号を出
力し自!lI録音に移行せしめる。Llは信号ラッチ回
路である。
DATAはマイコンとメモリとのデータ交信パスライン
(D A T Aバスという>、RECは自動録音スタ
ート時の録音開始信号、RESETは各回路のリセット
信号、S T A RTは録音または再生のマニュアル
スタート信号、RDYは録音準備信号、R/PBは録音
/再生モード切換信号、φ1はクロック、MODEl、
2は録音時間モード選択信号(10秒/駒、20秒/駒
、40秒/駒の選択)、R/WはメモリPMとマイコン
μCとのデータ交信方向切換信号、5TOPは録音の一
時停止信号、SELはマイコンμCのデータ交信先とし
てメモリPMを指定するセレクト信号である。
以下に、上記音声回路部SDの録音動作を説明する。
(1)電源供給回路PWRIかR,DY傷信号よりON
され、音声入力回路部が動作を開始する。
(2)自動録音時、音声レベル(フィルタ回路LPFI
の出力)が所定レベル以上になるとコンパレータCMP
が信号を出力する。この信号はORゲートを介して信号
ラッチ回路L1に送られ、うyチされる。
(3)信号ラッチ回路L1の出力は、REC信号として
マイコンμCに送られ、マイコンμC4;録音がスター
トしなことを知らせる。それと共に、電源供給図RPW
R2を作動せしめて音声回路の残りの部分に電源を入れ
る。
(4)マニュアル録音時にはRE、SET信号信号上り
ラッチ回路L1をリセットしているので、コンパレータ
CMPから信号が出力されても録音をスタートしない、
カメラの音声レリーズスイ・yチがONされると、マイ
コンμCからS T A RT信号が出力されると共に
RESET信号を止めることで録音状態に入る。
(5)録音状態に入ったことを知るとマイコンμCはク
ロックφ1を出力する。
(6)サンプルホールド時間はMODEL、2信号の組
合せにより変わる。したがってMODEl 。
2信号により例えば、16KHz、8 K Hz、4K
 Hzというようにサンプル時間を変えることで、音質
、録音時間を変えることが可能である。
(7)サンプルホールドされた信号は制御口′r#tT
Cからの信号に応答して8ビツトのデジタル信号に変換
される。
(8)さらに、8ビット信号は、制御回路TCからのタ
イミング信号に応答して圧縮回路CDにて圧縮される。
一般にはADPCM方式にて4ビット程度のデジタル信
号に圧縮される。
(9)圧縮された信号は制御回路MCによるタイミング
制御の下でメモリPMに記録されていく。
なお、記録されるアドレスは、アドレスカウンタCNT
によって指定される。
(10)アドレスカウンタCNTは制御回路TCからの
信号でカウントアツプしていき、オーバーフローすると
再び初期値に戻り、カウントアツプする。このため、メ
モリPMがオーバーフローした場合には古いデータから
順に更新されるようになっている。
(11)レリーズ等により録音を一度中断したい場合に
は、5TOP信号を制御回路′rCに送る。
すると、各部へ送られているタイミング信号、りロック
が中断され、録音が中断される。5TOP信号の出力を
停止すれば、録音が中断直前の状態から再開される。
(12)ある一つの駒の録音が完了した場合には、メモ
リPMのデータはインターフェイスIOおよびマイコン
μCを介して、音声カードに保存される。
(13)メモリPMからマイコンμCへのデータ送信は
、まずマイコンμCよりSEL信号を出力し、R、/ 
W信号によりマイコンμCへのデータ送信を指示する。
(14)マイコンμCがらクロックφ1を送ると、アド
レスカウンタCNTの内容に従ったアドレスのデータが
DATAバスへ送り出される。アドレスカウンタCNT
は録音停止時点で止まっているので、そのまま、カウン
トアツプしていけば古いデータからl1fjに送り出す
ことができる。
(15)所定量のデータが送出されたとき、マイコンμ
Cはクロック等の出力を停止しRESET信号を出力し
、音声回路全体をリセッ)へする。
次に、再生動作を説明する。
(1)マイコンμCからのSF、L信号、R/W信号出
力によりマイコンμCからデータを受は収ることを指示
する。
(2)マイコンμCでは音声カード等から受は取ってお
いた音声データをDATAバス上へ出力し、合せてクロ
ックφ1を出力することでメモリPMに記録していく。
(3)アドレスカウンタCNTは予めリセットされてい
るなめ、音声データはメモリPMの所定の番地から順に
入る。
(4)データ送信が完了すると、マイコンμCより送出
したデータに相応しなMODEl、2信号とR/PB信
号を再生側に切換える。SEL信号とR/W信号はリセ
ットする。
(5)クロックφ1を出力するとメモリPMから制御回
路MCを介して順にデータが伸張回路ENへ送られる。
(6)伸張回路ENでは圧縮されていたデータを元に戻
した後、DA回路でアナログ信号に変換する。アナログ
変換タイミングはMODEI、2によって決められる。
(7)フィルタLPF2、増幅回路AMP2を介して、
スピーカSPより音声として出力される。
次に、上記#41(第6図(b))を処理するコード写
し込み装置について、第8図、第9図を用いて説明する
この写し込み装置20は、録音するモードで、かつレリ
ーズボタン11が押されたとき(レリーズスイッチS2
がONされたとき)に、撮影が行なわれると同時に、フ
ィルムの裏側から音声データとの対応情報(音声データ
の音声カード上のメモリアドレスなど)をバーコードな
どにて写し込むものである0本写し込み装置20は、カ
メラボディの裏蓋1′内のフィルム21の裏側に配設し
た基板22上に備えた光源23aと拡散板23bと、写
し込み光路P中に設けた液晶などを用いた写し込み表示
部24、レンズ25および反射ミラー26と、フィルム
21の前側に設けた可動遮光板27からなる。
この可動遮光板27は、第9図に示されるように、画枠
28に対してガイド29により出没自在に設けられ、か
つ、スプリング31にて付勢された作動レバー30の一
端に係合されて、通常時は遮光板27が一点鎖線で示す
ように画枠28から外れている。また、同作動レバー3
0の曲端にはプランジャー32のプランジャー軸33が
係合されて、プランジャー32のONによりスプリング
31の付勢力に抗して1ランジヤー軸33が図示左方へ
移動し、作動レバー30は反時計方向に回転し、遮光板
27は実線で示すように画枠27内に入る。
上記写し込み装置20の動作については、レリーズボタ
ン11が押されると、光源23aが点灯し、その光によ
って、後述(第10図、第11図)するような写し込み
表示部24によるバーコードの液晶表示がレンズ25、
反射ミラー26を通してフィルム27にl5IPlから
写し込まれる。このバーコードは、後で読み収れるよう
に明瞭に写し込まれる必要があるので、フィルム21の
写し込み位置の前方に撮影時のシャッタの開動作開始に
先立って、可動遮光板27が挿入されて、撮影レンズ系
を通した光を遮蔽する。撮影終了と同時に、可動遮光板
27は所定位置へ退避する。なお、写し込み表示部24
、光源23aなどは第5図の写し込み回路部IPにより
制御される。また、写し込み表示部24はLCD(液晶
)の外、LED等のデバイスを用いてもよい。
写し込み表示部24の写し込み用セグメントパターンを
、第10図(a)(b)を用いて、また、コードが写し
込まれたフィルムを第11図を用いて説明する。
写し込み表示部24が、いまLCD″′C′構成されて
いる場合を説明すると、LCDは電気信号を与えないと
きは光を透過せず(ネガタイプ)、電気信号を与えると
第10図(a)(b)に示す斜線部が透明になり、光を
透過させる。セグメントパターンは、本が1で!よりロ
ック列とコード列とからなり、コード列の各セグメント
はクロック列のそれよりも並び方向の長さが長くなって
いる。同図<b>に示した表示例でのコード列は「10
1010100Jのときであり、先頭2ビツトがカード
番号、次の2ビツトが音声カードのクリア回数、後方5
ビツトが音声カード上の音声データの記録されたアドレ
スを示す、セグメントパターンは上記例では均等に並ん
でいるものを示しているが、読み取りの誤りを低減する
ためにスタートビットと終了ビットを設けてもよい、第
11図に示すように、コードは撮影コマの一隅〈第11
図の例では左上隅)に写し込まれる。なお、第11図に
おけるフィルムに写し込まれたコードはr O1010
1000Jおよびrololool 11Jの場合を示
している。
次に、音声カード8およびカメラ側の音声カード8装着
部について第12図、第13図、第14図(a)(b)
を用いて説明する。
第12図に示すように、音声カード8の表面には8個の
カード端子41が配置され、第13図に示すように、装
着部は、カード端子41に対応した位1にフレキシブル
な8個の接点42と、カード装着スイッチ43と、これ
らが設けられたフレキシブルな基板44とからなる。音
声カード8をカメラに装着すると、第14図(a)に示
すように、カード端子41と接点42が導通し、同時に
それまでON状態にあったカード装着スイッチ43を、
同図(b)に示すようにカード端部で押し動かし、OF
Fさせる。これにより、カメラ側には、音声カード8が
装着されたことを示す信号が入力される。
次に、音声カード8の電気的構成について第15図を用
いて説明する。
音声カード8はマイコン51を内蔵し、かつ、このマイ
コン51はデータの一時記憶用のRAM52およびE2
PROM53を内蔵している。RAM52は撮影1駒分
に対応するデータを一時記憶し、E2PROM53には
、RAM52に記憶されたデータをまとめて記録する。
なお、vDD、GNDは音声カードの電源端子、SCK
はシリアルクロック端子、SWはシリアルデータ入力端
子、SRはシリアルデータ出力端子、R8Tはマイコン
51のリセット信号入力端子、C3は音声カードのシリ
アル通信を有効にするセレクト信号入力端子、φ2はタ
ロツク端子である。
音声カードメモリ(E2PROM)のメモリマツプを第
16図に示している。同メモリにはデータ領域とカード
情報領域を有し、カード情報領域にはカード番号、クリ
ア回数、空エリアコード、各駒のアドレス、各駒の特性
データが記録される。
この特性データは記録されているデータを再生するため
に必要な情報、たとえば録音サンプル周波数などである
。ところで、フィルムに写し込まれたバーコード情報(
指定信号)は、第10図に示したように、カード番号、
クリア回数およびアドレスからなり、プリント(写真)
に記録される。
音声カード内の音声データが記憶されているアドレスと
、プリントされたコードとが対応していれば、プリント
コードを読み取れば誤りなく、その音声を取り出すこと
ができる。ところが、音声カードに記録できるのは、そ
の容量の制限から通常、フィルム1本分のデータである
。この理由は次の通りである。1駒当りの音声データの
ビット数は、16KHzのサンプリングでADPCM方
式で4ビツトのコード化、10秒間の録音で、16KX
4X10=640にビット となり、24駒分で、640Kx24=15Mビットが
必要となる。フィルム同本分もの音声データが記録でき
るカードは高価となり、実用的でないし、また、ユーザ
が何枚ものカードを用意しておくのも負担が大きい。し
たがって、1枚のカードを何回も繰り返し使用するよう
にしている。
このような事情から、音声カードにカード番号とクリア
回数が記憶されていないと、フィルム毎に同じバーコー
ドが付加されたプリントが存在することになり混乱を生
じる。また、後述するように、音声カードの複数秋分の
データを磁気ディスクなどのメモリにまとめて記録した
場合などでは、再生時に池のフィルムの同じコードの音
声が誤って再生されたり、他のカードに記録された音声
が再生されたりする可能性がある。そこで、上述のよう
に音声カード毎に異なったカード番号と、フィルム1本
分の撮影毎に更新されるクリア回数を記録し、フィルム
に写し込み、さらにプリントに付与するようにしている
次に、音声カード内マイコン51の動作を第17図のフ
ローチャートに従って説明する。
待機状態にて(#51)、カメラ側マイコンμCからセ
レクト信号C8が入力されると(#52でYES)、待
機状態より抜は出し、マイコンμCからシリアル通信で
最初にカードの機能を指定するためのコマンドデータが
送られてくる(#53)、このコマンドは、カード情報
読出し、データ記録、データ読出、クリアの各コマンド
のいずれかである。続いてコマンドデータの判定を順次
行い(#54.58.68.73)、コマンドがカード
情報コマンドであれば(#54でYES)、音声カード
のメモリE2PROM53 (メモリ)内のカード情報
が記憶されている領域を指定しく#55)、E2PRO
M53から一時記憶RAM52ヘデータを移しく#56
)、シリアル通信でRAM52のデータをマイコンμC
へ送信し、待機状態にリターンする。
コマンドがデータ記録コマンドであれば(#58でYE
S)、E2PROM53のカード情報領域を指定しく#
59 ) 、E2PROM53からRA M 52ヘデ
ータを移しく#60)、空エリアコードより音声データ
の空領域を調べ、記録する領域を指定する(#61 )
 0次いで、マイコンμCからシリアルでデータをRA
M52へ入力しく#62)、このRAMデータをE2P
ROM53へ記録する(#63)、さらに、マイコンμ
Cよりデータ特性を入力しRAM52に記憶する(#6
4)。続いて、空エリアコードのアドレスに対応するア
ドレスを新空エリアコードとしてRAM 52に記憶す
る(#65)、さらに、カード情報領域を措定し、上記
RAM52のデータをE2PROM53のカード情報領
域へ記録しく#67)、リターンする。
コマンドがデータ続出コマンドであれば(#68でYE
S)、マイコンμCからシリアルでデータ領域コードを
入力しく#69)、このコードに基いてE2PROM5
3のデータ領域を指定しく#70) 、E2PROM5
3のデータをRAM52へ移しく#71 ’) 、RA
MデータをシリアルでマイコンμCへ送信しく#72)
、リターンする。
コマンドがクリアコマンドであれば(#73でYES)
、音声カード情報をリセットあるいは更新するために、
E2PROM53のカード情報領域を指定しく#74)
、E2PROM53のデータをRAM52に移しく#7
5)、音声データ記録エリアを全て使用可能にするため
空エリアコードをプリセットしく#76)、続いてカー
ドクリア回数に“1”加えてRAM52に入力しく#7
7)、このRAMデータをE2PROM53へ記録しく
#78)、リターンする。
次に、音声カードと交信することにより、カード情報を
入力するカメラあるいは再生器(後述)などの機器の情
報入力動作を、第18図に従い説明する。マイコンμC
はクロツクφ2、セレクト信号CSを出力しく#101
.102)、さらにカード情報入力コマンドを送信しく
# 103 )、カード側でのコマンド判定とデータ準
備のための時間待ちの後(#1.04mシリアル通信に
てカード情報を入力しく読み取り)(#105)、その
後クロックφ2、セレクト信号C8をリセットする(#
106)、また、交信する機器がカメラである場合、読
み取ったカード情報(空エリア、カード番号、クリア回
数)から写し込みコードを設定する(#107)。
音声データを記録するルーチンについて第19図に従い
説明する。上述と同様に、クロックφ2、セレクト信号
CSの出力の後(#111.112)、音声データ記録
コマンドを送信しく#113)、時間待ちの後(#11
4)、音声データを出力しく#115)、E2PROM
53への書き込み時間待ちの後(#116)、同様に特
性データを出力して(#117)、E2PROM53へ
の書き込み時間待ちをした後(#118)、クロックφ
2、セレクト信号C8をリセットする(#119)次に
、音声データを読出すルーチンについて第20図に従い
説明する。上述と同様に、タロツクφ2、セレクト信号
CSを出力しく#121,122)、音声データ読出コ
マンドを送信しく#123)、時間待ちの後<#124
)、データ領域コードを送信しく#125)、時間待ち
の後(#126)、音声データを機器側に入力しく#1
27)、クロックφ2、セレクト信号C5をリセットす
る(#128)。
次に、音声再生器について第21図を参照して説明する
。この音声再生器61は、記録済みの音声カード8ある
いは音声カードのデータを記録した磁気ディスク63と
、フィルムのプリント(コードが付与されたもの)62
とを装着してプリントの撮影駒の画像に対応した音声を
再生するためのものである。音声再生器61には音声カ
ード装着部64、プリント装着部65、磁気ディスク装
着部66、スピーカ67、マイクロ8、再生スイッチ6
9、再生繰り返しスイッチ70、コピースイッチ71お
よび録音スイッチ72が備えられている。音声カード装
着部64には、上述した第13図、第14図(a)(b
)に示した装着部と同様の接点構成を有し、プリント装
着部65にはプリントコード読取部73が設けられてい
る。また、コピースイッチ71は音声カード8から磁気
ディスク63へ音声データを移す機能を作動させるため
のものであり、録音スイッチ72はアフターレコーディ
ング(アフレコ)でマイクロ8より直接磁気ディスク6
3へ録音するためのものである。
上記の音声再生器61は、プリント62を装着すると、
そのバーコードがプリントコード読取部73にて読取ら
れ、再生スイッチ69を押すことで、対応する音声を記
録済みの磁気ディスク63から読取り再生する。音声カ
ード8から直接再生することもできる。また、再生の都
度、磁気ディスク63を駆動する必要がないように、プ
リント1枚分の音声はディスク63から半導体メモリ(
音声再生器61に内蔵されている)へ一旦記憶させてお
き、繰り返しスイッチ70を押すと半導体メモリから再
生することができるようになっている。
磁気ディスク63のメモリ格納構成を第22図に示す、
外周部にインデックス情報エリア、その内周部に外方か
ら内方に向って音声データエリア1.2・・・nが設け
られている。インデックス情報エリアには、第16図に
示した音声カードメモリのカード情報領域に対応するデ
ータが記録され、音声データエリア1.2・・・nには
データ領域のデータが記録され、それぞれ音声カードの
複数枚分のデータを記録し得る。
音声再生器61におけるプリントコード読取部73とコ
ード付プリントの具体例を第23図、第24図に示す。
プリントコード読取部73は、音声再生器のマイコン7
4とフォトカプラ(LEDとフォ)・トランジスタでな
る)Pct、PO2と、コンパレータ75.76などか
らなる。フォトカプラPCI。
PO2のLEDからの光をプリント62のコード部77
に当て、その反射光をフォトトランジスタが受けると、
同トランジスタがONE、、エミッタ側のレベルが上り
、コンパレータ75.76が反転し、ラインJl、j2
に検出出力が得られる。
この出力をマイコン74により読取ることによりコード
を知ることができる。第24図に示すようにコード部7
7のクロック読み取り用にフォトカプラPC1が、コー
ド読み収り用にフォトカプラPC2が配設され、プリン
ト62を矢印方向に動かすことにより、ラインj1.j
!2には第25図に示すごとき出力が得られる。マイコ
ン74は11出力の立ち下がりでj2出力を入力する。
コード読取部73の構成は上記実施例に限られず、フォ
トカプラ側を移動させるものであってもよく、フォトカ
ブラは上記のように2対だけでなく、バーコードの各ビ
ットに対応した数だけ設けて、一度に読み込むようにし
てもよく、また、フォトカプラに代えてCODを用いて
もよい。
音声再生器61の回路ブロックを第26図に示す、音声
再生器61は、装着された音声カード8と交信するマイ
コン74と、マイコン74に信号を入力するプリントコ
ード読取部73、各種スイッチ69〜72、磁気ヘッド
駆動部78、装着された磁気ディスク63とマイコン7
4との間で信号処理する信号処理部80および音声回路
部81からなる。
音声再生器61のマイコン74の動作を第27図のフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。
音声再生器61にプリント62、磁気ディスク63およ
び音声カード8を装着する。プリント62の装着により
プリントコード読取部73にてプリントコードが読み取
られ、マイコン74に入力される(#201)0次いで
再生スイッチ69、録音スイッチ72、コピースイッチ
71からの信号入力を順次調べる(#202、#203
、#204)、いま、録音スイッチ72またはコピース
イッチ71が押された時は、#205以降のステップに
進む、#205では磁気ディスク63からインデックス
情報を入力する。このインデックス情報はカード番号、
クリア回数、駒アドレス、特性データである。いま、こ
こで、磁気ディスク63に未だデータが記録されていな
い状態であれば、ここでの入力はなされない0次に、イ
ンデックス情報の中に先に読み取っていたプリントコー
ドに対応するデータがあるかどうかを判定する(#20
6)、未だインデックス情報が記録されていない磁気デ
ィスク63の場合および、同一コードがない場合は、こ
こでの判定はNOとなり、新しく記録できる空エリアが
あるかどうかの検索を行い(#207.208)、空エ
リアがあれば音声カード8のカード情報領域のデータを
セットしく#209)、これをインデックス情報として
磁気ディスクに記録する(#210)。
その後、フ゛リントコードとインデックス情報より対応
の音声データエリアへ磁気ヘッドを移動させ(#211
)、次いで録音かコピーかの判定を行い(#2i2>、
コピーであれば、音声カード8のデータ領域の音声デー
タを半導体メモリへ入力しく#213)、磁気ディスク
63に記録して(#215)、リターンする。一方、録
音であれば、マイクロ8からの音声を半導体メモリへ入
力しく#214)、J−記#215に良む。なお、#2
08で空エリアがなければ警告をして(#216)、リ
ターンする。また、磁気ディスク63に既にデータが記
録されているときは、マイコン74は#205でディス
ク63のインデックス情報を読み取り、#206でこの
情報の中に先に読み取っておいたプリントコードに対応
するデータがあれば、#207〜#210を実行するこ
となく#211へ進む。
再生スイッチ69が押された時は、#217以降のステ
ップに進み、まず、前述と同様にインデックス情報を入
力しく#2I7)、次いで、プリントコードに対応する
コードがあるかどうかを判定する(#218)、同一コ
ードがあれば、磁気ヘッドを磁気ディスク63の対応し
たデータエリアへ移動しく#219)、データを読み収
り、半導体メモリに記録しく#220)、次いで、再生
を行う(#221)、その後、繰り返しスインチア0が
押されれば(#222でYES)、再び再生を行い、再
生終了後、何のスイッチら操作されなければ磁気ヘッド
を初期位置であるインデックス情報エリアへ戻しく#2
23)、リターンする。
また、#218で同一コードがなければ警告して(#2
24にリターンする。また、上記#201の後、いずれ
のスイッチも操作されなければ#204から#222に
進む。
次に、音声再生器61における信号処理部80と音声回
路部81の回路ブロックの構成例を第28図に基いて説
明する。
信号処理部80はプリエンファシスおよびディエンファ
シス回路、FM変調およびFM復調回路。
マルチプレクサ3、磁気ヘッドなどを含み、音声回路部
81はスピーカ67、マイクロ8、メモリ1.2、マル
チプレクサ1.2などを含む、これらは、いずれもマイ
コン74からの制御信号などにより動作する。
この回路ブロックにおいて、インデックス情報の記録は
以下のようにして行なわれる。
■マルチブレフサ1,2.3をそれぞれc、f。
h@に切り換える。
■磁気ヘッドをインデックス情報エリアに持つていく。
■音声メモリからのデータによりインデックス情報をメ
モリ2に書き込む。
■メモリ2のデータをD/A回路などにて処理した後、
磁気ヘッドにて磁気ディスクに記録する。
また、インデックス情報の読み取りは次のようにして行
なわれる。
■マルチプレクサ1.3を接点d、g側に切り換える。
■磁気ヘッドをインデックス情報エリアに持っていく。
■磁気ヘッドにて磁気ディスクのデータを読み取り、A
/D変換し、メモリ2に記憶させる。
■マルチプレクサ1を接点C@に切り換える。
■メモリ2のデータをI10インタフェース■10を介
して読み取る。
また、録音は次のようにして行なわれる。
■マルチプレクサ1.2.3をそれぞれ接点a。
f、h側に切り換える。
■マイクロ8からアンプ2、フィルタ2を通して得られ
る信号をA/DコンバータA/DIにてディジタル化す
る。
■ディジタル化された音声信号をメモリ2に一旦記憶す
る。
■メモリ2の音声ディジタル信号は、D/A2にてアナ
ログ化される。ここで、A/D変換の後、再びD/A変
換するのは、時間圧縮をするためである。A/D変換は
通常の音声サンプリング周期毎に行う、D/A変換では
例えばその10倍の周波数で行えば、D/A変換後のア
ナログ信号はA/D変換前のアナログ信号を時間的に1
0倍に圧縮したことになる。
■D/A変換された信号はプリエンファシス、FM変調
などの回路を通して処理され、磁気ヘッドにより磁気デ
ィスク63上に記録される。
■磁気ヘッドの位1は、磁気ヘッド駆動部78により、
予め読み込まれたインデックス情報とプリントコードに
よって決定されたエリアをアクセスすることができるよ
うに制御されている。
また、再生は次のようにして行なわれる。
■マルチプレクサ1.2.3をそれぞれ接点d。
e、gに切換える。
■プリントコード読取部73からの信号とインデックス
情報を受けて、磁気ディスク63のメモリ上のアドレス
位置を設定する。
■磁気ヘッドにより読み取った信号は、FM復調、デエ
ンファシス回路などを通してA/DコンバータA/D2
へ送られディジタル化される。
■ディジタル化された信号は一旦メモリ2に記憶される
。メモリ2には指定されたプリントコードに対応する音
声データ(たどえば、約10秒間分のデータ)が全て記
録される。
■メモリ2上のデータは再びD/AコンバータD/A1
でアナログ変換される。これにより記録されていた音声
信号は時間伸張される。このときの周波数はインデック
ス情報内の特性データに基いて決められる。
■フィルタ1、アンプ1を通し2てスピーカ67より音
声が再生される。
また、コピーは次のようにして行なわれる。
■マルチプレクサ1.2.3をそれぞれす、f。
h接点側に切り換える。
■音声カード8から読み取られたデータはマイコン74
からメモリ1に送られ、メモリ1に一時記憶される。
■このデータは圧縮された状態にあるので、これをエン
コーダで伸張し、メモリ2に記憶させる。
■予め読み込んでいたプリントコードとインデックス情
報からコピー先の磁気ディスク63のアドレスへ磁気ヘ
ッドを移動させる。
■以降の動作は録音時と同じである。
次に、プリントの他の例について第29図、第30図(
a>(b)を用いて説明する。前述の第24図の例では
、プリントにバーコードが写し込み記録されており、音
声は音声カードあるいは、音声カードのデータを磁気デ
ィスクに記録(コピー)シたものであったが、第29図
、第30図(a)(b)に示すように、プリント91に
音声を録音した磁気データ92を貼り付けたものや、プ
リント93の裏面に音声記録用の磁性材料(磁気メモリ
)94を塗った方式であってもよい、その他、プリント
の画像形成面とプリントベース紙との間に磁性材料を塗
ったものや、プリントの裏面に磁気テープを貼ったもの
でもよい。
これらの方式においても、音声の入出力は磁気ディスク
の場合と同様にして行なえばよい。この方式ではプリン
ト自体に音声情報を持っているので、磁気ディスクなど
の別の媒体は不要となり、プリントを人にプレゼント(
1!!呈)する場合などに便利である。
次に、上記各種方式でのプリントを得るためのルートお
よびプリントの使用態様について第31図を用いて説明
する。
まず、第1のルート(矢印1で示す)として、ユーザ(
コンシューマ)はカメラ1にて撮影したフィルム21だ
けをフォトフィニッシャ(あるいはDP取次店、ラボ)
に持っていく、フォトフィニッシャではフィルム21の
現像、焼き付けを行い、コード付のプリント62を作成
し、これをユーザは受は取る。ユーザは音声カード8と
プリント62を音声再生器61にかけることにより音声
を再生することができる。なお、第31図にはコード読
取部73′が音声再生器61とは別体になったものを示
している。また、音声カード8のデータを磁気ディスク
63などの他の媒体にコピーすればその媒体とプリント
62を音声再生器61にかけて音声を聞くことができる
。コメントなどをアフターレコーディング(アフレコ)
することもできる。
第2のルート(矢印2で示す)として、ユーザはフィル
ム21および音声カード8をフォトフィ二7シャに持っ
て行く。フォトフィニッシャではフィルム21の現像、
焼き付けを行い、プリントを得ると共に、音声カードか
ら予めコピーしておいた情報を磁気テープに記録する。
そして、プリント91に磁気テープ92を貼り付はユー
ザに返却する。ユーザはこのプリント91を、その音声
を再生するための再生器61′にかけることにより、音
声を聞くことができる。なお、この再生器61′におい
ても、内部に磁気・\・・rドを有し、再生だけでなく
録音もできるようになっている。
この前者のルートのものはアルバムに整理する場合に適
しており、後者のルートのものはプレゼント用のプリン
ト等に適している。なお、上記説明では、磁気ディスク
63にユーザ側でコピーし、あるいは、磁気テープ92
にフォトフィニッシャ側でコピーした例を示したが、こ
れらはどちらで行ってもよい9例えば、フォトフィニッ
シャでは第30図(a)(b)に示したような磁気メモ
リ94付のプリント93を作り、ユーザに返却し、ユー
ザ側で、このメモリ94に音声カード8のデータを録音
するようなシステムも実現できる。
また、撮影駒と音声データの記憶領域との対応情報を記
録するメモリ手段としては、上記実施例のようにフィル
ムに限られず、フィルムカートリッジに記録媒体(メモ
リ)が装填されているものであれば、この記録媒体に対
応情報を書き込むようにしてもよい、このときの記録手
段としては電子的または磁気的手段を用いればよい、さ
らに、この場合には、フィルムを現像しそれから焼き付
けたプリントとカートリッジのメモリ内の音声の記憶領
域との対応を付けるため、現像所でのプリントの際に、
カートリッジのメモリから読み取った情報をプリントに
写し込んだり、あるいはプリントの裏面や表面の隅に印
字するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるカメラの正面図、第2
図は同カメラの背面図、第3図は同カメラの上面図、第
4図(a)〜(e)は同カメラの表示部の構成図、第5
図は同カメラの回路ブロック図、第6図(a)(b)は
同カメラのマイコンの動作を示すフローチャート、第7
図は同カメラの音声回路部のブロック図、第8図はカメ
ラに装填されるフィルムへのコード写し込み装置の構成
図、第9図は同装置の遮光板部の構成図、第10図は同
装置における写し込み表示部のパターン図、第11図は
コードが写し込まれたフィルムを示す図、第12図は音
声カードの正面図、第13図は音声カードが装着される
カメラ本体側の接点の斜視図、第14図(a>(b)は
同接点部の説明図、第15図は音声カードの電気的構成
図、第16図は音声カードのメモリの構成図、第17図
は音声カード内マイコンの動作を示すフローチャート、
第18図、第19図、第20図は音声カードと交信する
各種機器の動作を示すフローチャート、第21図は音声
再生器の斜視図、第22図は磁気メモリの構成図、第2
3図は音声再生器のコード読取部の構成図、第24図は
コード付きプリントとコード読取部との関係を示す図、
第25図はコード読取部の出力を示す図、第26図は音
声再生器の回路ブロック図、第27図は音声再生器のマ
イコンの動作を示すフローチャート、第28図は音声再
生器の回路ブロック図、第29図は磁気メモリ付きプリ
ントの正面図、第30 (a)(b)図は磁気メモリ付
きプリントの池の例を示す正面図と側面図、第31図は
フィルムと音声カードの7オトフイニツシヤを含んだ流
れと使用!B様を示す図である。 8・・・音声カード(第1のメモリ手段)、20・・・
写し込み装W(記録手V1)、21・・・フィルム(第
2のメモリ手段)、41・・・カード端子、42・・・
接点、51・・・カード内マイコン、53・・・E2P
ROM、62・・・プリント、77・・・コード部、μ
C・・・マイクロコンピュータ、SD・・・音声回路部
、IP・・・写し込み回路部。 出願人     ミノルタカメラ株式会社代理人   
  弁理士 板 谷 康 失策1図 )り 第2図 スヒ一力6 第3図 レリーズ)12タンゴ1 第12図 第13図 (a)      (b) 第15図 膏戸カード8 第16図 1ト身刀−ドメモ、り 子゛−タ刈口へ 第18図      第19図 第22図 看【九メモリ イン干□、7クス#右9エリY 第23図 第24図 第25図 第26図 第29図 第30図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体像を駒毎に撮影すると共に、この撮影に対
    応した音声データを記録可能なカメラにおいて、 音声が入力され電気信号に変換する音声回路と、この音
    声回路からの信号を第1のメモリ手段へ伝達し記憶させ
    る信号伝達手段と、上記音声信号が記憶される第1のメ
    モリ手段の記憶領域を指定する信号を出力する出力手段
    と、撮影駒との対応づけがなされた第2のメモリ手段の
    所定の領域に上記指定信号との対応情報を記録する記録
    手段を備えたことを特徴とする情報記録カメラ。
  2. (2)第2のメモリ手段はフィルムであり、記録手段は
    フィルムに光学的に指定信号を記録することを特徴とし
    た請求項1記載の情報記録カメラ。
  3. (3)第2のメモリ手段はフィルムカートリッジに装填
    されたメモリ手段であって、記録手段は電子的または磁
    気的手段であることを特徴とした請求項1記載の情報記
    録カメラ。
JP11936289A 1989-05-12 1989-05-12 情報記録カメラ Pending JPH02297534A (ja)

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US07/843,720 US5313235A (en) 1989-05-12 1992-02-28 Sound playback apparatus capable of playing back sounds relevant to photographs

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50134642A (ja) * 1974-04-10 1975-10-24
JPH0289044A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Canon Inc 音声記録再生機能付カメラ、音声記録機能付カメラ並びにカメラ用音声再生装置及びカメラ用記録媒体

Patent Citations (2)

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