JPH02297180A - 文書編集方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文書編集方式に関する。

［従来の技術］ 従来の文書編集方式では、１つの文書は１つのファイル
に、文書上の文の並びの順に格納していた。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の文書編集方式では、文書が大きい場合は
文書ファイル容量が大きくなり、編集処理のオーバーヘ
ッドも大きくなるばかりでなく、内容の大半が等しい文
書を保管する場合でも、それぞれ別ファイルに保存する
ことが必要となり、文書ファイル格納媒体が多数必要と
なると云う欠点があった。

［課題を解決するための手段］ 本発明による文書編集方式は、１つの文書を、少なくと
も１つの文のまとまりでありがっ文を収容する少なくと
も１つのテキストレコードがら構成されるパラグラフに
分割した上で、該パラグラフを文書上での並び順とは独
立にかつ複数のファイルに格納することを可能とする文
書編集方式であって、テキストレコードを格納するテキ
スト部と、１つのパラグラフの先頭と終端のテキストレ
コードを示す情報を有する索引レコードを格納するパラ
グラフ索引部とを有する拡張文書ファイルと、前記パラ
グラフの並びを管理するための文書構成情報レコードを
格納する文書構成情報ファイルと、オペレータからの文
書編集操作を受付け、拡張文書編集要求及び基本文書編
集要求を出力する拡張編集手段と、前記基本文書編集要
求に応答して、基本文書編集を行ない、テキストレコー
ド入出力要求を出力する基本編集手段と、前記拡張文書
編集要求及び前記テキストレコード入出力要求を受け、
前記文書構成情報ファイルに格納された前記文書構成情
報レコードを参照して、前記拡張文書ファイルを前記基
本編集手段に対して、あたかも１文書が１ファイルに文
の並び順に格納されているようにみせる文書ファイル統
合手段とを有する。

［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例による文書編集方式が適用さ
れる情報処理装置の構成を示すブロック図である。第２
図は拡張文書ファイルの構造を示す図である。第３図は
文書構成情報ファイルの構造を示す図である。

第１図を参照すると、本実施例の文書編集方式が適用さ
れる情報処理装置は、拡張編集手段１゜文書ファイル統
合手段２．複数の拡張ファイル３゜文書構成情報ファイ
ル４１文書バッファ５．及び基本編集手段６を有する。

第２図を参照して、拡張文書ファイル３は、テキスト部
２２とパラグラフ索引部２１とから構成される。テキス
ト部２２は、文を格納する１つまたは複数のテキストレ
コード２４から構成される。

パラグラフ索引部２１は、１つまたは複数のテキストレ
コードから構成されるパラグラフの情報を格納する索引
レコード２３から構成される。索引レコード２３は、パ
ラグラフ名、パラグラフの先頭のテキストレコード２４
及び終端のテキストレコード２４の相対レコードを示す
先頭レコード番号と終端レコード番号の３つの情報を持
つ。

第３図を参照して、文書構成情報ファイル４は、文書上
のパラグラフの並び順にパラグラフの格納ファイルの情
報を格納する文書構成情報レコード２５から構成される
。文書構成情報レコード２５は、パラグラフ名、パラグ
ラフのテキストレコード２４を格納する拡張文書ファイ
ル３のファイル名、及び拡張文書ファイル収容媒体のＶ
ＳＮの３つの情報を持つ。

次に文書編集操作の実現方法について説明する。

オペレータ７は、まず編集対象となる文書の指示を文書
構成情報ファイル４のファイル名を指定した編集開始の
文書編集操作８を拡張編集手段１に対して行う。拡張編
集手段１は、この操作を文書ファイル統合手段２に拡張
文書編集要求つとして引継ぐ。

文書ファイル統合手段２は、すでにマウント中のファイ
ル媒体上で指定ファイル名と同一の文書構成情報ファイ
ル４をオーブンし、文書構成情報レコード２５を先頭か
ら格納順に一定数のパラグラフを文書バッファ５に読み
出す。この読み出しは、パラグラフを格納する拡張文書
ファイル３のファイル名とＶＳＮを得て、該当媒体がマ
ウントしていなければマウントをオペレータ７に要求し
、マウントされた該当ファイルをオーブンし、パラグラ
フ索引部２１から該当パラグラフの索引レコード２３を
読み出して、テキストレコード２４の格納位置を得て、
その先頭レコード番号によりパラグラフ先頭のテキスト
レコードを位置付けたのちに終端レコード番号のテキス
トレコード２４まで順に文書バッファ５に格納する操作
を、一定数のパラグラフ分だけ繰返すことにより実行す
る。

以上により、編集開始の文書編集操作を完了する。

文や語の追加・修正・削除等の通常の文書編集操作は、
オペレータ７が拡張編集手段１に対して行い、その指示
を基本文書編集要求１０として基本編集手段６に引継ぐ
ことで実現する。この文書編集操作で文書バッファ５上
に読み出されていないテキストレコード２４が操作対象
となった場合、基本編集手段６はカレントレコードポイ
ンタのさすテキストレコード２４からの文書上での前後
の方向種別と相対レコード位置をもってテキストレコー
ド入出力要求１１を文書ファイル統合手段２に対して行
う。

文書ファイル統合手段２は、方向種別が後ならば文書バ
ッファ５上の先頭のパラグラフを、前ならば終端のパラ
グラフを元の拡張文書ファイル３に書き出し、索引レコ
ード２３も新たな格納位置に修正した後、文書バッファ
５に次のパラグラフのテキストレコード２４を読み出す
。これを、読み出し要求のテキストレコード２４を含む
パラグラフを文書バッファ５に格納するまで繰返えすこ
とにより、基本編集手段６からの読出し要求を実現する
。

〔発明の効果Ｊ 以上説明したように本発明は、文書を多数のパラグラフ
に分解し、各パラグラフを文書上の並び順とは独立にそ
れらの１つまたは複数を任意の文書ファイルに分散格納
すること及び文書構成情報ファイルでパラグラフの並び
順を管理することにより、文書内容の大半が等しい複数
の文書は、文書構成情報ファイルを文書ごとに作成すれ
ば共通内容のテキストデータを収容する文書ファイルは
共用化できるめに、ファイル容量の削減となるばかりで
なく、ファイル容量の最大値を越える大きな文書の編集
がその収容文書ファイルを意識することな〈実施できる
。

第２図

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による文書編集方式の適用さ
れる情報処理装置の構成を示すブロック図、第２図は拡
張文書ファイルの構造を示す図、第３図は文書構成情報
ファイルの構造を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１つの文書を、少なくとも１つの文のまとまりであ
   りかつ文を収容する少なくとも１つのテキストレコード
   から構成されるパラグラフに分割した上で、該パラグラ
   フを文書上での並び順とは独立にかつ複数のファイルに
   格納することを可能とする文書編集方式であって、 テキストレコードを格納するテキスト部と、１つのパラ
   グラフの先頭と終端のテキストレコードを示す情報を有
   する索引レコードを格納するパラグラフ索引部とを有す
   る拡張文書ファイルと、前記パラグラフの並びを管理す
   るための文書構成情報レコードを格納する文書構成情報
   ファイルと、 オペレータからの文書編集操作を受付け、拡張文書編集
   要求及び基本文書編集要求を出力する拡張編集手段と、 前記基本文書編集要求に応答して、基本文書編集を行な
   い、テキストレコード入出力要求を出力する基本編集手
   段と、 前記拡張文書編集要求及び前記テキストレコード入出力
   要求を受け、前記文書構成情報ファイルに格納された前
   記文書構成情報レコードを参照して、前記拡張文書ファ
   イルを前記基本編集手段に対して、あたかも１文書が１
   ファイルに文の並び順に格納されているようにみせる文
   書ファイル統合手段と を有する文書編集方式。