JPH0229558A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0229558A
JPH0229558A JP17960588A JP17960588A JPH0229558A JP H0229558 A JPH0229558 A JP H0229558A JP 17960588 A JP17960588 A JP 17960588A JP 17960588 A JP17960588 A JP 17960588A JP H0229558 A JPH0229558 A JP H0229558A
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Kunimori Sekigami
邦衛 関上
Koji Nagae
公二 永江
Yoji Sasaki
洋二 佐々木
Junichi Saito
順一 斉藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室外ユニットに複数台の室内ユニットを分岐接
続した多室型の空気調和装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 室外ユニットに複数台の室内ユニットを分岐接続すると
共にこの分岐した液管に熱電形膨張弁や電気式膨張弁等
の電気式膨張弁を設け、この膨張弁の開度を室内ユニッ
トの空調負荷に応じて制御する多室型の空気調和装置が
特公昭60−11788号公報で提示きれている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 室外ユニットと複数台の室内ユニットとを接続するユニ
ット間配管の配管長が長くなると、冷房運転時に各室内
熱交換器の温度に応じて各電気式膨張弁の開度を制御す
ることにより各室内熱交換器の冷媒過熱度を適正にして
もユニット間配管を流れる際にフラッシュガスが発生し
て圧縮機の冷媒吸込温度が上昇してしまい、圧縮機が破
損する虞れがあった。
本発明はかかる課題を解決した空気調和装置を提供する
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、圧縮機と室外熱交換器とを有する室外ユニッ
トに室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットを分岐
接続すると共に、この分岐した液管に電気式膨張弁を設
けた空気調和装置において、圧縮機の吐出冷媒の一部を
圧縮機の吸込管路へ導くバイパス管路に補助熱交換器を
設け、前記吸込管路に第1センサを、バイパス管路の出
口側に第2センサを夫々設けると共に、各室内熱交換器
に第3センサを設け、第1センサと第2センサとの検出
温度差が設定値を超えた時に第3センサからの検出信号
よりも優先して各電気式膨張弁の開度を制御する制御手
段を設けるようにしたものである。
併せて、室外ユニットと複数台の室内ユニットとを接続
するユニット間配管を、圧縮機の吐出管路と分岐接続さ
れた高圧ガス管と、圧縮機の吸込管路と分岐接続された
低圧ガス管と、室外熱交換器と接続された液管とで構成
すると好ましい。
又、補助熱交換器を圧縮機の吸込管路、もしくは室外熱
交換器と熱交換関係に設けると好ましい。
(*)作用 冷房時、第1センサと第2センサとの検出温度差が設定
値15°Cを超えない時は第3センサの検出温度に応じ
制御手段で各電気式膨張弁の開度が制御されるが、第1
センサと第2センサとの検出温度差が設定値15°Cを
超えると、制御手段が第3センサからの検出信号よりも
優先して第1センサと第2センサとからの検出信号を入
力して電気式膨張弁を開き気味とすることにより室内熱
交換器から圧縮機へ戻る冷媒量が増えて圧縮機の冷媒吸
込温度が低下するようになる。
(へ)実施例 本発明の第1実施例を第1図に基づいて説明すると、(
1)は圧縮機(2)と、四方弁(3)と、室外熱交換器
(4)と、補助熱交換器(5)及び毛細管(6)を有し
圧縮機(2)の吐出冷媒の一部を圧縮機(4)の吸込管
路(7)に設けた気液分離器(8)へ導くバイパス管路
(9)とを有する室外ユニット、(10a)(10b)
(10C)は熱交換容量が異なる室内熱交換器(lla
)(llb)(lie)と電気式膨張弁(12a)(1
2b)(12c)とを有する室内ユニットで、これら機
器はユニット間配管(13a)(13b)を介して図示
の如く接続されている。
そして、吸込管路(7)には第1センサ(T8)が、且
つバイパス管路(9)の出口側には第2センサ(Tりが
設けられ、各室内熱交換器(11a011b)(lie
)の中間及び両端には第3センサ(丁m、−r )(T
mm−*)(rm、−s> −(Tab−+>(Tab
−t)(Tab−s) 、 (Tm、−+)(Ts−*
)(T□−1)が設けられている。
(14a)(14b)(14c)は第1センサ(TI)
と検出温度(t、)と第2センサ(Tりとの検出温度(
t、)との温度差が設定値15°Cを超えると第3セン
サ(ram−+)(Ts−−tバTm−m) 、 (T
rTh−+)(Tub−t)(Tab−m) 、 (1
’s−+)(Tm、−*)(’r□−1)からの検出信
号よりも優先して各電気式膨張弁(12a)(12b)
(12c)の開度を制御する制御手段である。尚、各電
気式膨張弁(12a)(12b ) (12c )はス
テッピングモータによって駆動される電動式の膨張弁で
あり、ステップ数に比例して弁開度の大きさが変わるも
のである。
次に冷房運転を第2図のフローチャートに従って説明す
る。冷房運転時は四方弁(3)を実線状態に設定すると
共に運転開始時には各電気式膨張弁(12a)(12b
)(12c)が100ステップ開かれており、圧縮機(
2)から吐出された冷媒が四方弁(3)−室外熱交換器
(4)−ユニット間配管(13a)−電気式%式%)(
11 液分離器(8)を経て圧縮機(2)に帰還すると共に、
圧縮機(2)の吐出冷媒の一部がバイパス管路(9〉の
補助熱交換器(5)と毛細管(6)を経て気液分離器(
8〉へ流れ、蒸発器として作用する室内熱交換器(ll
a)(llb)(llc)で各室が冷房開始される。
かかる運転開始から3分経過した後、吸込管路(7〉を
流れる低圧冷媒温度(t、)を第1センサ(T、)で、
且つ補助熱交換器(5)で凝縮して毛細管〈6〉で減圧
された低圧液冷媒の飽和温度(t、)を第2センサ(T
ハで夫々検出してこの温度差(tl  ts)が設定値
15℃を超えた場合は制御手段(14a>(14b)(
14C)の出力信号により各電気式膨張弁(12a)(
12b)(12c)を更に10ステツプ開いて室内熱交
換器(lla)(11b011c)を流れる冷媒量を増
やすことにより低圧冷媒温度(t、)を下げて温度差(
tl  ts)が設定値15℃以下に下がるように制御
する。次に温度差(1111)が下限の設定値3°C以
下に下がってしまうと制御手段(14a)(14b)(
14c)(7)出力信号により逆に各電気式膨張弁(1
2g)(12b)(12c)を5ステツプ閉じて低圧冷
媒温度(七りを上げて下限の設定値3℃以上に上がるよ
うに制御する。このようにして温度差(tx  ts>
が15℃以下で且つ3°C以上ある適正な過熱度状態に
落ち着くと、一方の第3センサ(T8.−〇(Tub−
ハ(rm。−2)により室内熱交換器(lla)(11
b011c)の出口冷媒温度(t、)を検出してこのう
ち最も高い検出温度(1,)との温度差(1,−1、)
が設定値3°Cを超えている場合は、超えていない他の
例えば室内熱交換器mb)mc)の電気式膨張弁(12
b)(12c)を制御手段(14b)(14c)の出力
信号により5ステツプ閉じて室内熱交換器(11b01
1c)を流れる冷媒量を減少させることにより、超えて
いる室内熱交換器(lla)の冷媒流量を増やして温度
差(ty  ts)を設定値3℃以下に抑える分流制御
が行なわれる。そして他方の第3センサ(Tm、−t)
D’mb−+)(r□−1)により検出した室内熱交換
器(11a)(llb>(llc)の中間温度(T4)
と、一方の第3センサ(Tl−1)(rl&−〇(T□
−3)に検出した室内熱交換器(lla)(llb)(
lie)の出口冷媒温度(t、)との温度差が設定値2
℃を超えるとこの超えた例えば室内熱交換器(ila)
の電気制御弁(12a)を制御手段(14a)の出力信
号により2ステツプ開いてこの室内熱交換器(lla)
の冷媒流量を増やして冷媒過熱度を一定番で保つように
する。
一方、暖房運転時は四方弁(3)を破線状態に切り換え
ることにより、圧縮機(2)−四方弁(3)−ユニット
間配管(13b)−室内熱交換器(lla)(llb)
(11C)−電気式膨張弁(12a)(12b)(12
c) −:L −1−ブト間配管(13a)−室外熱交
換器(4)−四方弁(3)−気液分離器(8)を経て圧
縮機(2)に帰還すると共に、圧縮機(2)の吐出冷媒
の一部がバイパス管路(9)の補助熱交換器(5)と毛
細管(6)を経て気液分離器(8)へ流れ、凝縮器とし
て作用する室内熱交換器(11a)(11b011c)
で各室が暖房される。
かかる暖房運転時、一方の第3センサ(r、、−m)(
Tub−i)(Ts、−s)で室内熱交換器(lla)
(1lb(1ie)の冷媒出口温度を検出し制御手段(
14a)(14b)(14c)の出力信号により電気式
膨張弁(12g)(12b)(12c)の開度を調整し
て冷房時と同様に分流制御すると共に、この一方の第3
センサ(1’m5−s)(Tab−s)(Isa−8)
で検出した室内熱交換器(lla)(llb)(lie
)の冷媒出口温度と他方の第3センサ(T1.−1 >
(Tab−t )(T1@−1)で検出した室内熱交換
器(lla)(llb)(lie)の中間温度との温度
差が一定になるように過冷却制御される。
第3図は本発明の第2実施例を示すもので、第1実施例
と異なるのは補助熱交換器(5)を吸込管路(7)と熱
交換させることにより吸込管路(7)を流れる低圧冷媒
を高温吐出冷媒で加熱して吸込管路(7)から気液分離
器(8)に戻る液冷媒量を減らして液圧縮を防止すると
共に、この熱交換前の吸込管路(7)の箇所に第1セン
サ(T1)を設けるようにした点であり、冷暖房時の冷
媒流れと電気式膨張弁(12a)(12b)(12c)
の開度制御は第1実施例と同様につき同一符号を付して
説明は省略する。
第4図は本発明の第3実施例を示すもので、第1実施例
と異なるのは補助熱交換器(5〉を室外熱交換器(4)
の下部に一体もしくは別体に設けることにより、高温吐
出冷媒で室外熱交換器(4)の下部を加熱して暖房時に
室外熱交換器(4)の下部に結氷しないようにした点で
あり、冷暖房時の冷媒流れと電気式膨張弁(12a>(
12bX 12c)(F)開度制御は第1実施例と同様
につき同一符号を付して説明は省略する。
第5図は本発明の第4実施例を示すもので、圧縮機(2
)と室外熱交換器(4)と補助電気式膨張弁(15)と
気液分離器(8)とを有する室外ユニット(1)と、熱
交換容量が同じかもしくは異なる室内熱交換器(lla
)(11b011c)と電気式膨張弁(12a)(12
b)(12c )とを有する室内ユニット(10a)(
10b)(10c)とを接続するユニット間配管(13
)を、圧縮機(2)の吐出管路(16)と分岐接続され
た高圧ガス管(17)と、圧縮機(2)の吸込管路(7
)と分岐接続された低圧ガス管(18)と、室外熱交換
器(4)に補助電気式膨張弁(15)を介して接続され
た液管(19)とで構成すると共に室外熱交換器(4)
及び室内熱交換器(11a)(llb)(llc)に切
換弁(20a)(20b) 、 (21a)(22a)
 。
(21b)(22b) 、 (21c)(22c)を設
け、且つ吐出管路(16)より気液分離器(8)に至る
バイパス管路(9)に第2実施例と同様に吸込管路(7
)と熱交換する補助熱交換器(5)と毛細管(6)とを
設ける一方、吸込管路(9)に第1センサ(TI)を、
バイパス管路(9)に第2センサ(I’意)を、室内熱
交換器(lla)(11b01ic)の中間及び両端に
第3センサ(Tmm−t)(rsa、t)(Tea−m
) 、 (Tab−t)(Tab−*)(’fsb−m
) 、 (Ta、−+>(Ts、−*)(TAg−1)
を設け、こられセンサからの出力信号を入力して電気式
膨張弁(12a)(12b)(12c>と補助電気式膨
張弁(15)の開度を制御する制御手段(14a)(1
4b)(14c)と補助制御手段(23)とを設けるよ
うにしたものである。尚、(23)は高圧ガス管(17
)から低圧ガス管(18)へ冷媒を導いて高圧ガス管(
17)に冷媒が溜まり込むのを防止するバイパス用毛細
管である。
次に冷房運転動作を説明すると、全室を同時に冷房する
場合は室外熱交換器(4)の一方の切換弁(20a)を
開くと共に他方の切換弁(20b)を閉じ、且つ室内熱
交換器(lla)(llb)(llc)の一方の切換弁
(21a)(21b)(21c)を開くと共に他方の切
換弁(22a)(22b)(22c)を閉じることによ
り、圧縮機(2)から吐出された冷媒は吐出管路(16
)−切換弁(20a) −室外熱交換器(4)−補助電
気式膨張弁(15)−液管(18)−電気式膨張弁(1
2a)(12b)(12c)−室内熱交換器(lla)
(1lb) (lie)−切換弁(fla)(21b)
(21c)−低圧ガス管(19)−吸込管路(7)−気
液分離器(8)を経て圧縮機(2)番こ帰還すると共に
、圧縮機(2)の吐出冷媒の一部がバイパス管路(9)
の補助熱交換器(5)と毛細管(6)を経て気液分離器
(8)へ流れ、蒸発器として作用する室内熱交換器ma
)(llb)(11C)で各室が冷房される。
かかる冷房運転時、補助電気式膨張弁(15)は全開し
ており、電気式膨張弁(12a)(12b)(12c)
(7)開度制御は第1実施例で説明した第2図のフロー
チャートに基づいて行なわれるため、制御動作の説明は
省略する。
一方、全室を同時に暖房する場合は室外熱交換器(4)
の一方の切換弁(20a)を閉じると共に他方の切換弁
(20b)を開き、且つ室内熱交換器(lla)(11
b)(lie)の一方の切換弁(21a) (21b>
(21c)を閉じると共に他方の切換弁(22a)(2
2b)(22c)を開くことにより、圧縮機(2)から
吐出された冷媒は吐出管路(16)−高圧ガス管(17
)−切換弁(22a)(22b)(22C)−室内熱交
換器(lla)(11b011c)−電気式膨張弁(1
2a)(12b)(12c)−液管(18)−補助電気
式膨張弁(15)−室外熱交換器(4)−切換弁(20
b)−吸込管路(7)−気液分離器(8)を経て圧縮機
(2)に帰還されると共に、圧縮機(2)の吐出冷媒の
一部がバイパス管路(9)の補助熱交換器(5)と毛細
管(6)を経て気液分離器(8)へ流れ、凝縮器として
作用する室内熱交換器(lla)(llb)(llc)
で各室が暖房される。
かかる暖房運転時、第1実施例と同様に第3センサ(工
sa−t)(Tma−意)(Tsa−m) 、 (τa
h−t)(Tab−t)(Tab−s) 、 (Ia−
−+)(Tm−一〇(ts、−m)からの検出温度に応
じて制御手段(14a)(14b)(14c)が電気式
膨張弁(12a)(12bバ12c)の開度を調整して
分流制御と過冷却制御とが行なわれると共に、第1セン
サ(T、)で検出した低圧冷媒温度(tl)と第2セン
サ(T、)で検出した飽和温度(tl)との温度差(t
l−tm)に応じて補助制御手段(23)が補助電気式
膨張弁(15)の開度を調整して、温度差(tl−tl
)が設定値15℃と3℃との間の許容範囲内におさまる
ように過熱度制御される。
尚、かかる冷暖房運転時、補助熱交換器(5)で吸込管
路(7)の低圧冷媒が加熱きれるため第2実施例と同様
に液圧縮するのが防止されるが、この第4実施例の場合
も補助熱交換器(5)を第1実施例及び第3実施例と同
様に設けても良い。
又、第4実施例においては任意の二基を冷房し、他の一
室を暖房する同時冷暖房運転が可能であり、例えば室内
ユニット(10a)(10b)で冷房し室内ユニット(
10c)で暖房する場合は一方の切換弁(20a)(2
1g)(21b>(22c)を開き、他方の切換弁(2
0b)(22a)(22b)(21c)を閉じることに
より圧縮機(2)から吐出された冷媒が分流きれて一方
の冷媒が切換弁(20a)−室外熱交換器(4)−補助
電気式膨張弁(15)を経て液管(18)へ流れると同
時に他方の冷媒が高圧ガス管(17)−切換弁(22c
)−室内熱交換器(lie)−電気式膨張弁(12c)
を経て液管(18)へ流れてこの両方の冷媒が液管(1
8)で合流した後、電気式膨張弁(12a)(12b)
−室内熱交換器−(lla)(llb) −切換弁(2
1a)(21b)−低圧ガス管(19)−吸込管路(7
)−気液分離器(8)を経て圧縮機(2)に帰還され、
且つ、圧縮機(2)の吐出冷媒の一部がバイパス管路(
9)を流れ、室外熱交換器(4)と室内熱交換器(li
e)とが凝縮器として作用して一室が暖房きれると共に
、蒸発器として作用する室内熱交換器(lla)(ll
b)で二基が冷房され、且つ室内熱交換器(lie)と
室内熱交換器(11a011b)とで互いに熱回収され
て冷凍効率が向上する。
かかる冷暖房同時運転時、冷房している室内ユニット(
10a>(10b)の電気式膨張弁(12a)(12b
)の開度制御は第2図のフローチャートに基づいて行な
われ、暖房している室内ユニット(10c)の電気式膨
張弁(12c)及び補助電気式膨張弁(15)の開度制
御は上述した暖房運転と同様に行なわれる。
又、任意の例えば室内ユニット(lla)で−室を冷房
し、室内ユニット(11b011c)で二基を暖房する
場合は一方の切換弁(20b)(21a)(22b)(
22c)を開き、他方の切換弁(20a)(22a)(
21b)(21c)を閉じることにより圧縮機(2)か
ら吐出された冷媒が高圧ガス管(17)−切換弁(22
b)(22c)−室内熱交換器(11b>(1lc)−
電気式膨張弁(12b)(12c)−液管(18)と流
れた後、この液管・(18)で分配されて一方の冷媒は
電気式膨張弁(12a)−室内熱交換器(lla)−低
圧ガス管(19)へ、他方の冷媒は補助電気式膨張弁(
15)−室外熱交換器(4〉−切換弁(20b)−低圧
ガス管(19)へと流れた後、吸込管路(7)、気液分
離器(8)を経て圧縮機(2〉に帰還され、且つ圧縮機
(2)の吐出冷媒の一部がバイパス管路(9〉を流れ、
室外熱交換器(4)と室内熱交換器(lla)が蒸発器
として作用して一室が冷房きれると共に凝縮器として作
用する室内熱交換器(llb)(lie)で二基が暖房
され、且つ熱回収運転により冷凍効率が向上する。
かかる冷暖房同時運転時においても、冷房している室内
ユニット(10a)の電気式膨張弁(12a)の開度制
御は第2図のフローチャートに基づいて行なわれ、暖房
している室内ユニット(10b)(10c)の電気式膨
張弁(12bX12c)の開度制御は上述した暖房運転
と同様に行なわれる。
尚、上記各実施例において、第3センサ(’r、、−+
)(L、−zバTa、−s) 、 (Tab−t)(T
sb−t)(T、b−m) 、 (Ts、−+)(’r
m、−t)(Tm、−m)を各室内ユニット(10a)
(10b)(10c)ごとに夫々3個設けて冷暖房時の
分流制御、過熱度もしくは過冷却制御を行なうようにし
たが、これら制御全てを行なわないものであれば、第3
センサの何れか1個を各室内ユニット(10a)(10
b)(10c)に夫々設けても良い。
(ト)発明の効果 本発明によれば、圧縮機の吐出冷媒の一部を圧縮機の吸
込管路へ導くバイパス管路に補助熱交換器を設けると共
に、吸込管路に第1センサを、バイパス管路の出口側に
第2センサを、複数の各室内熱交換器に第3センサを夫
々設け、第1センサと第2センサとの検出温度差が設定
値を超えた時に第3センサからの検出信号よりも優先し
て各電気式膨張弁の開度を制御するようにしたので、室
内ユニットと複数台の室内ユニットとを接続するユニッ
ト間配管の配管長が長くなっても圧縮機の吸込冷媒の温
度を許容範囲内におさめることができ、圧縮機が破損す
るのを防止することができる。
しかも、室外ユニットと複数台の室内ユニットとを接続
するユニット間配管を、高圧ガス管と低圧ガス管と液管
とで構成することにより、複数台の任意の室内ユニット
を同時冷暖房できると共に熱回収運転により冷凍効率を
向上させることができる。
併せて、補助熱交換器を圧縮機の吸込管路と熱交換関係
に設けることにより液圧縮を防止でき、又、補助熱交換
器を室外熱交換器と熱交換関係に設けることにより暖房
時に室外熱交換器が結氷するのを防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す空気調和装置の冷媒
回路図、第2図は第1実施例における冷房運転動作を−
示すフローチャート、第3図は本発明の第2実施例を示
す空気調和装置の冷媒回路図、第4図は本発明の第3実
施例を示す空気調和装置の冷媒回路図、第5図は本発明
の第4実施例を示す空気調和装置の冷媒回路図である。 (1)・・・室外ユニット、 (2)・・・圧縮機、 
(4)・・・室外熱交換器、 (5)・・・補助熱交換
器、 (7)・・・吸込管路、 (9)−・・バイパス
管路、 (10a)(10b)(10c)−・・室内ユ
ニット、 (lla)(1lb(1ie)−室内熱交換
器、 (12a)(12b(12c)=電気式膨張弁、
 (13)・・・ユニット間配管、 (14a)(14
b(14c)・・・制御手段、 (16)・・・吐出管
路、 (17)・・・高圧ガス管、(18)・・・液管
、 (19)・・・低圧ガス管、 (T、)・・・第1
センサ、 (To・・・第2センサ、 (τm、−t)
(Ts、−t)(Tm、−s) 、 (Tab−+)(
Tm−m)(Tab−m) 、 (Ts−+)(Tm、
−*)(Tm。−1)・・・第3センサ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機と室外熱交換器とを有する室外ユニットに
    室内熱交換器を有する複数台の室内ユニットを分岐接続
    すると共に、この分岐した液管に電気式膨張弁を設けた
    空気調和装置において、圧縮機の吐出冷媒の一部を圧縮
    機の吸込管路へ導くバイパス管路に補助熱交換器を設け
    、前記吸込管路に第1センサを、バイパス管路の出口側
    に第2センサを夫々設けると共に、各室内熱交換器に第
    3センサを設け、第1センサと第2センサとの検出温度
    差が設定値を超えた時に第3センサからの検出信号より
    も優先して各電気式膨張弁の開度を制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. (2)室外ユニットと複数台の室内ユニットとを接続す
    るユニット間配管を、圧縮機の吐出管路と分岐接続され
    た高圧ガス管と、圧縮機の吸込管路と分岐接続された低
    圧ガス管と、室外熱交換器と接続された液管とで構成し
    た請求項(1)記載の空気調和装置。
  3. (3)補助熱交換器を圧縮機の吸込管路と熱交換関係に
    設けた請求項(1)記載の空気調和装置。
  4. (4)補助熱交換器を室外熱交換器と熱交換関係に設け
    た請求項(1)記載の空気調和装置。
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