JPH02295522A - 飲料抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は原料粉末に湯を注ぎフィルターにより濾過して
抽出された飲料を得る飲料抽出装置に関する． （口）従来の技術 一般にフーヒー粉末等の粉末原料に湯を注いで、粉末原
料と湯との混合液が紙等で形成されたフィルターを自重
により通過して濾過され抽出された飲料を得る方式の飲
料抽出装置は構成が簡単であり安価であるが、カップ一
杯分の飲料を抽出するために約３分間を要し、飲料抽出
に時間が掛り過ぎてしまう． また自動販売機に用いられる様な短時間で抽出を完了き
せる飲料抽出装置は、実開昭６０−５７８８５号公報に
開示されるフレッシュプリューコーヒー抽出装置の様に
フィルタブロックの上にピストン付シリンダを当てがい
、このシリンダ内へシギュラーコーヒーの粉末と湯を供
給した状態でピストンを加圧操作してコーヒーを濾過す
る時間を短縮するものであり、更に抽出完了後にフィル
タ上面に残留した抽出カスを取除く装置も必要とするた
め、構成が複雑且つ高価なものとなる。

このため容易な構成で且つ飲料の抽出に要する時間を自
重を利用して抽出飲料を濾過する方式の飲料抽出装置に
比べて短縮する飲料供給装置として、フィルターを備え
るとともに粉末原料を収容したカートリッジ状の粉受容
器にポンプを用いて湯を圧送し、更に抽出完了時のかか
る粉受容器を交換する方式の飲料抽出装置も考えられて
いる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述のカートリッジ状の粉受容器に湯を圧送して飲料の
抽出に要する時間を短縮する方式の飲料抽出装置では、
粉受容器に湯が圧送されるため粉受容器を支持する支持
部には負荷が加わることになる。

例えば湯の圧力を受ける粉受容器上面の直径を６ｃＩＴ
＋であるとすれば表面積は２Ｂ．２６ｅｆｆｌ”であり
、湯の圧力は常用は０．５気圧であり最大では１気圧と
なるため、粉受容器を支える力は最大２８ｋｇも必要と
なる． また粉受容器を支持する支持部は上記の負荷に耐えられ
ても、粉受容器の交換に手間が掛かり交換動作に要する
時間が長くなれば、かかる飲料供給装置で飲料の販売を
行う場合、販売能率の低下を招くという課題が存在する
。

本発明は前記課題を解決するため上部レバーに設けられ
た上蓋部と下部レバーに設けられた支持部との間に粉受
容器を保持した状態にてクランブ手段により該上蓋部と
該支持部とを圧着させて粉受容器に湯を圧送するととも
に上部レバーの上方への回動に基づき支持部に載置され
た粉受容器は突き上げ部材により突き上げられることに
より、湯の圧送時の負荷に耐えることが可能であるとと
もに粉受容器の交換が容易に行える飲料抽出装置を提供
するものである。

（二）課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであり
、フィルターを備えるとともに内部に原料粉末を収容し
た粉受容器に湯を圧送して飲料の抽出を行い、抽出完了
時には該粉受容器を交換する飲料抽出装置であって、湯
取入口を上部に開口した上蓋部を設けた上部レバーと、
抽出液送出口を下部に開口するとともに前記粉受容器を
載置可能な支持部を設けた下部レバーと、前記上蓋部と
前記支持部との間に前記粉受容器を保持した状態にて前
記上蓋部と前記支持部とを圧着させるクランブ手段と、
前記上部レバーの上方への回動力を前記下部レバーに伝
達し、前記下部レバーを下方に回動させる伝達手段と、
前記下部レバーの下方への回動時に前記抽出液送出口に
嵌大して前記粉受容器を突き上げる突き上げ部材とを具
備した飲料抽出装置により前記課題を解決する。

（＊）作用 本発明の飲料供給装置によれば、飲料抽出時には上部レ
バーに設けられた上蓋部と下部レバーに設けられた支持
部との間に粉受容器を保持した状態にてクランブ手段に
より該上蓋部と該支持部を圧着させて粉受容器への湯の
圧送時に生じる負荷に対抗し、この状態に該上蓋部の上
部に開口した湯取入口を介して粉受容器に湯を圧送すれ
ば支障なく前記支持部の下部に開口した抽出液送出口か
ら抽出液が抽出される．また粉受容器の交換時にはクラ
ンブ手段による上蓋部と支持部の圧着状態を解除し、更
に上部レバーを上方に回動させれば伝達手段はかかる回
動力を下部レバーに伝達し、下部レバーを下方に回転さ
せて突き上げ部材を抽出液送出口に嵌入させて使用済み
の粉受容器を突き上げ支持部から離間させ、かかる粉受
容器の取りはすしを容易にする。

（へ）実施例 図面に従って本発明の実施例を説明すると、第１図は実
施例としての飲料抽出装置の構成配置図、第２図は同飲
料抽出装置の要部斜視図、第３図，第４図及び第５図は
同飲料抽出装置の要部動作を説明するための要部縦断面
図である．まず実施例の飲料供給装置は第１図に示す様
に、フィルター（１）を下面に備えるとともに内部に原
料粉末としての粉末状のコーヒー豆を収納したカートリ
ッジ状の粉受容器（２）をカップ（３）上方に設置する
とともに空気吸入管路（４−）に設けられた電磁弁（５
）を閉弁し、空気吸入口〈６）を外気と遮蔽した状態に
て回転体（７）の回転により可撓性のチューブ（８）を
圧延して該チューブ（８）内の流体を圧送するペリスタ
ポンブ（９》を駆勤させ、該ペリスタボンブ《９》は湯
タンク（１０）の湯をサイフォンチューブ（１１〉及び
吸引管路（１２）を介して吸引し、更に前記ペリスタボ
ンブ（９〉は前記湯タンク（１０）から吸引した湯を吐
出管路（１３）へと吐出して前記粉受容器（２〉へ圧送
する。

これにより前記粉受容器（２）内に圧送された湯は粉末
状のコーヒー豆と混合され、更に速やかに前記フィルタ
ー（１）を通過して抽出されたコーヒーとして前記カッ
プ（３）へと注がれる。

更に前記ペリスタボンブ（９）が前記カツプ（３）一杯
分のコーヒーの抽出に必要な湯を圧送可能となる時点で
前記ペリスタボンブ（９》を駆動させたまま前記電磁弁
（５）を開弁゛すれば、前記空気吸入口（６）は大気に
開放され、前記ペリスタボンブ《９》は前記空気吸入管
路（４）を介して空気を吸引する．これにより前記サイ
フォンチューブ（１１）内の湯は前記湯タンク（１０）
に戻り、前記ペリスタポンプ（９）は前記吐出管路（１
３）及び前記吸引管路（１２）に残った湯を前記粉受容
器（２）に圧送した後、前記粉受容器《２》に前記空気
吸入口（６）から吸引した空気を圧送する。

一方前記粉受容器（２）の下部に備えられた前記フィル
ター《１》上面には水分を含んだ抽出カスが残留してい
るが、上記の様に圧送された空気によりかかる抽出カス
は乾かされ、前記フィルター（１》からコーヒーの雫が
滴下することを防ぐ。

このコーヒーの雫の滴下が完了する時点を見計らって前
記電磁弁（５）を閉弁させるとともに前記ベリスタボン
ブ（９）を停止させれば飲料抽出動作は完了する。

また実施例の飲料供給装置ではカートリッジ状の粉受容
器（２）をカップ（３》上方に設置して飲料抽出動作を
連続して行うためには、飲料抽出動作完了時には使用済
みの粉受容器〈２〉を取りはずして新しい粉受容器を充
填する必要がある．そして第２図には粉受容器（２）を
着脱可能に保持する容器保持機構の斜視図を示し、以下
この容器保持機構（こついて説明する． まず第３図には粉受容器《２》を充填可能な状態を示し
、前記吐出管路（１３）に連通した湯取入口（１４）を
上部に開口した上蓋部（１５）を設け、第１の支軸（１
６〉に軸支された上部レバー（１７）は図示しない第１
のスプリングにより該第１の支軸（１６）を中心にＡ矢
印方向に回動する様に付勢されており更にダンパ一部（
１８ａ）を備えた第１のストッパー（１８〉によりかか
るＡ矢印方向の回動を規制されている。尚該第１のスト
ッパー（１８）のダンバ一部《１８ａ》は上部レバー（
１７》の回動力を上回わるバネカを有し、変位しないも
のとする． また前記粉受容器（２）の被載置部（２ａ）を載置する
截置面（１９ａ）を備えるとともに下部に抽出液送出口
（１９ｂ）を開口した支持部（１９）の側部に立設した
ピン（１９ｃ）（１９ｄ）を各々貫通した状態で軸支し
た下部レバー（２０）は第２の支軸（２１）に軸支され
ている。更に、該下部レバー（２０）は図示しない第２
のスプリングにより該第２の支軸（２１》を中心にＢ矢
印方向に回動する様に付勢されており、第２のストッパ
ー（２２）によりかかるＢ矢印方向の回動を規制され、
前記下部レバー（２０）は水平状態に保持されている． 一方前記上部レバー《１７》にはクランプ手段としての
操作アーム（２３》を備えたローラークランバー（２４
）が支軸（２５）に軸支され、該ローラークランパ＝（
２４）は図示しない第３のスプリングにより該支軸（２
５）を中心にＣ矢印方向に回動するように付勢されてお
り、更に第３のストッパー（２６）よりかかるＣ矢印方
向への回動を規制されている。

上記の状態にて離間した上蓋部（１５）と支持部（１９
）との間に粉受容器（２）を挿入し、更に該粉受容器（
２）の被載置部（２ａ）を前記載置面（１９ａ）に載置
する。

続いて操作アーム（２３》を下方に操作すれば、上部レ
バー（１７〉は図示しない第１のスプリングの付勢力に
抗してＡ矢印方向とは逆方向に第１の支軸《１６》を中
心に回動し、該上部レバー（１７）の下面と下部レバー
（２０）の上面は当接し、これにより粉受容器（２）は
上蓋部（１５）と支持部（１９）との間に保持される． 更に操作アーム（２３》を下方に操作すれば、ローラー
クランバー（２４）（２４）は図示しない第３のスブＪ
ングの付勢力に抗してＣ矢印方向とは逆方向に回動し、
ローラー（２７）（２７）ビン（１９ｃ）（　１９ｄ）
を乗り越えた位置まで回動すれば、該ローラークランバ
ー（２４）（２４）はロックきれ、上部レバー（１７〉
の下面と下部レバー（２０）の上面は圧着し、第４図に
示す状態に至る。

第４図に示す状態は飲料抽出動作を行う状態であり、前
述の様にペリスタボンブ（９〉を駆動させ、該ペリスタ
ボンブ（９》が湯タンク（１０）の湯を湯取入口（１４
）を介して粉受容器《２》へと圧送し、該粉受容器（２
》に圧力が掛っても、前記粉受容器（２）はローラーク
ランバー（２４）（２４）により圧着した上蓋部《１５
》と支持部《１９》との間に保持されているため支障な
く飲料抽出動作が行われ、粉受容器《２》からフレーム
部《２８》に設けられた注ぎ口（２９）を介してカップ
（３）へとコーヒーが注がれる．そして飲料抽出動作が
完了すれば、使用済みの粉受容器（２〉を交換する必要
がある． そのためには操作アーム（２３）を上方に移動させれば
、ローラークランパー（２４）（２４）は支軸（２５）
（２５）を中心に第３図におけるＣ矢印方向に回動し、
ローラー（２７）（２７）がピン（１９ｃ）（１９ｄ）
を乗り越えた時点で、該ローラークランバ−（２４＞（
２４）はロックを解除し、上部レバー（１７》の下面と
下部レバー（２０）の圧接を解除する． これによりローラークランバー（２４）（２４）は図示
しない第３のスプリングの付勢力により支軸（２５）（
２５）を中心に第３図におけるＣ矢印方向に回動し、第
３のストッパー（２６）（２６）に圧接して回動を停止
し、一方上部レバー（１７）も図示しない第１のスプリ
ングの付勢力により第３図におけるＡ矢印方向に回動し
、第１のストッパー（１８）に圧接して回動を停止し、
第３図に示す状態に戻る．更に操作アーム（２３）を上
方に操作すれば、上部レバー（１７》の上面に第１のス
トッパー《１８》は押ＥＥきれ、クラバ一部（１８ａ）
を変位させ、該上部レバー（１７》の第１の支軸（１６
）を中心としたＡ矢印方向への回動即ち前記上部レバー
《１７》の上方への回勤を許容する． 一方上部レバー（１７）及び下部レバー（２０）には伝
達手段を構成する押圧部《３０》及び被押圧部（３１）
が各々設けられている．このため上部レバー《１７》が
第３図に示す状態より更に上方に回動すれば、該押圧部
（３０）は該被押圧部（３１》を押圧し、下部レバー（
２０）を図示しない第２のスプリングの付勢力に抗して
第２の支軸《２１）を中心に下方へと回動させる。

これにより前記注ぎ口（２９）より上方に延在した突き
上げ部材（３２》は前記抽出液送出口（１９ｂ）に嵌大
して前記粉受容器（２》の下面を突き上げ、前記粉受容
器（２）の被載置部（２ａ）を前記支持部《１９》の載
置面（１９ａ）から離間させ、更に支持部（１９》はフ
レーム（２８》の傾斜によりピン（１９ｃ）（１９ｄ）
を中心に第５図における反時計方向に回動すれば、第５
図に示す状態に至り、使用済みの粉受容器（２》は一点
鎖線で示す落下送出され、更に図示しない排出部へと導
かれる． 以上が本発明の飲料抽出装置の実施例の説明である． （ト〉発明の効果 本発明の飲料抽出装置によれば、上部レバーに設けられ
た上蓋部と下部レバーに設けられた支持部との間に粉受
容器を保持した状態にてクランプ手段により上蓋部と支
持部とを圧着させて湯の圧送時の負荷に対抗し、更に粉
受容器の取替え時にはかかるクランブ手段による圧着を
解除した後、上部レバーを上方に回動させれば支持部よ
り容易に粉受容器を取りはずすことができるため、粉受
容器の取替えが容易となり、特に飲料抽出動作を連続し
て行う場合に有用である．

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例としての飲料抽出装置の構成配置図、第
２図は同装置の要部斜視図、第３図，第４図及び第５図
は同装置の要部動作を説明するための要部縦断面図であ
る． （１）・・・フィルター　　（２）・・・粉受容器、（
１４）・・・湯取入口、　（１５）・・・上蓋部、　（
１７）・・・上部レバー　　《１９》・・・支持部、　
（１９ｂ）・・・抽出液送出口、（２０）・・・下部レ
バー　　（２４）・・・ローラークランパー、　（３０
）・・・押圧部、　《３１》・・・被押圧部、（３２）
・・・突き上げ部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、フィルターを備えるとともに内部に原料粉末を収容
   した粉受容器に湯を圧送して飲料の抽出を行い、抽出完
   了時には該粉受容器を交換する飲料抽出装置であって、
   湯取入口を上部に開口した上蓋部を設けた上部レバーと
   、抽出液送出口を下部に開口するとともに前記粉受容器
   を載置可能な支持部を設けた下部レバーと、前記上蓋部
   と前記支持部との間に前記粉受容器を保持した状態にて
   前記上蓋部と前記支持部とを圧着させるクランプ手段と
   、前記上部レバーの上方への回動力を前記下部レバーに
   伝達し、前記下部レバーを下方に回動させる伝達手段と
   、前記下部レバーの下方への回動時に前記抽出液送出口
   に嵌入して前記粉受容器を突き上げる突き上げ部材とを
   具備した飲料抽出装置。