JPH0229168B2 - Denjiryuryokeinoseizohoho - Google Patents

Denjiryuryokeinoseizohoho

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JPH0229168B2
JPH0229168B2 JP16911382A JP16911382A JPH0229168B2 JP H0229168 B2 JPH0229168 B2 JP H0229168B2 JP 16911382 A JP16911382 A JP 16911382A JP 16911382 A JP16911382 A JP 16911382A JP H0229168 B2 JPH0229168 B2 JP H0229168B2
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JP
Japan
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outer casing
measuring tube
welding
nickel
joint
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16911382A
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JPS5958318A (ja
Inventor
Kazuo Nakayama
Yosuke Kubota
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電磁流量計の製造方法に係り、特に
測定管と外筐との接合方法の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
第1図は従来の電磁流量計の構造を示した断面
図である。流体を通す非磁性体の測定管1はこれ
を収納する外筐5の内壁面で接合され、接合部7
を有する。
また1対の電極2が測定管1に対し管軸に直交
配設されている。また1対の電極2を結ぶ線と測
定管1の管軸とにそれぞれ直交する直径軸線上に
配設され外筐の一部を兼ねる磁極3および3′が
設けられる。この磁極3,3′にはコイル4,
4′が巻回されている。
外筐5,5′はコイル4,4′をも兼ねている。
また測定管1を流体から絶縁、および腐食防止す
るためにテフロン等で形成した絶縁ライナ6がが
設けられている。
また上述したように測定管1と外筐5とは接合
部7において外筐5の内壁面で接合されている。
流体を通す測定管1は非磁性体すなわちオーステ
ナイト系ステンレス鋼からなつており、外筐5は
電極2、磁極3、コイル4等を収納し、かつ電極
2から出てくる流量に比例した信号を取り出すた
めに図示していない端子箱を必要としている。
このように従来の電磁流量計は複雑な構成を有
しており、この複雑な構成を有する電磁流量計を
安価に製作する方法の一つとして外筐5を鋳造品
として製作することが多い。
このさい鋳造材料としては強度上ダクタイル鋳
鉄を用いるのが一般的で、測定筐1と外筐5との
接合部7はアーク溶接によつて形成される。しか
し一般にオーステナイトステンレス鋼とダクタイ
ル鋳鉄とを直接アーク溶接により接合すると、溶
接金属やダクタイル鋳鉄側の溶接熱影響部に溶接
割れが生ずるという欠点があつた。このため従来
のアーク溶接による接合方法を用いる場合には第
2図に示したように外筐5のダクタイル鋳鉄を所
要寸法より小さく試作し、その部分にニツケル合
金8をガス溶接等により肉盛溶接するのが一般的
であつた。その後測定管1を挿入するために肉盛
溶接部を所望寸法に機械加工で施削する。
ダクタイル鋳鉄製の外筐5とニツケル合金8と
オーステナイトステンレス鋼製の測定管1とを第
3図に示すようにアーク溶接により接合すると、
ニツケル合金8の効果により溶接割れの発生を減
少させた接合部7,7′を得ることができる。接
合部表面は絶縁ライナ6と面接触させるので機械
加工にて施削し仕上げた状態で使用する。
しかしこのような従来の方法ではニツケル合金
8をダクタイル鋳鉄製の外筐5に肉盛溶接する作
業は狭隘部で円周方向の溶接となるため熟錬した
作業者によつても難かしく長時間を要していた。
また肉盛溶接部を本溶接するために所要寸法に
施削しなければならないという欠点を有してい
た。
〔発明の目的〕
この発明の目的は電磁流量計の測定管と外筐と
の気密接合を形成するに当り溶接割れの発生がな
く、しかも信頼性の向上した電磁流量計の製造方
法を提供するにある。
〔発明の概要〕
この発明では上記目的を達成するために、オー
ステナイト系ステンレス鋼よりなる非磁性体の測
定管と、この測定管を収納するダクタイル鋳鉄よ
りなる円筒状の外筐とを前記外筐の内壁面上で接
合するに際し、前記外筐の接合箇所に環状溝を設
け、この環状溝内へ線状または粉末状のニツケル
を挿入し、高エネルギ密度熱源を照射して前記ニ
ツケルを溶融させて前記測定管と前記外筐とを接
合することを特徴としている。
以下この発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
〔発明の実施例〕
第4図はこの発明の一実施例に係る電磁流量計
の製造方法を説明するための図である。
なお第1図に示したと同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
この発明では測定管1と外筐5との接合に際し
てニツケルを用いる。このニツケルを溶融するに
あたりレーザ発振器20により発生したレーザー
ビーム21を反射鏡22および集光レンズ23を
用いて接合部10および10′に導き、測定管1
と外筐5の内壁面とを接合させる。
なおレーザ溶接時に溶接部を保護するために保
護カバ24が設けられており、レーザ溶接時に溶
接部をシールドするためのシールドガス25が保
護カバ24内に導びかれるようになつている。
次に測定管1と外筐5との接合についてさらに
詳しく説明する。
第5図および第6図は測定管1と外筐5との接
合部分を示した拡大断面図である。外筐5の測定
管1との接合個所には環状溝11が設けられ、こ
の環状溝11内にはニツケル線または粉末状のニ
ツケル10が挿入されている。測定管1と外筐5
との接合にさいしてはこのニツケル線またニツケ
ル粉末10をレーザ光により溶融して接合部12
を形成する。
ここで用いられるレーザ溶接は周知のように電
子ビーム溶接と同じようにエネルギー密度が高く
高速溶接ができるという特徴を有している。
第4図に示すレーザ発振器20により発振させ
たレーザービーム21は反射鏡22により角度を
変えられ、集光レンズ23により集光されて接合
個所へ照射される。この時レーザービーム21の
照射位置はニツケル線またはニツケル粉末10上
にくるように調節される。レーザ溶接中には接合
部12が酸化したり接合部に欠陥が発生すること
を防止するためと、溶接時のスパツタによる集光
レンズ23の損傷を防止するために、ヘリウムガ
スまたはアルゴンガス等の不活性ガスをシールド
ガス25として保護カバ24内に供給し、接合部
を保護する。測定管1と外筐5とは図示していな
い回転装置に取り付けられ、溶接時には連続回転
させられる。
レーザービーム21はその出力を第7図に示す
ように制御して照射する。すなわち所望の溶けこ
み深さが得られ出力P0に上昇するまでの時間T1
と出力P0が0になるまでの時間T3をとり、出力
の増減をゆるやかにして良好な溶接部を得るよう
にしている。
なお第7図に示されるT2は溶接時間を示し、
被溶接物が一回転する時間に対応する。このよう
な構成にすれば出力が急変することにより発生す
る溶接欠陥を除去することができる。
このようなレーザー溶接を用いることにより接
合部12の金属組織はニツケルを含有した組織と
なり、溶接金属やダクタイル鋳鉄製の外筐5側の
熱影響部にも溶接割れの発生のない健全な溶接部
を得ることができる。
本発明者らの実験によれば接合部の直径が53
mm、第6図に示す接合部12の必要溶け込み深さ
Hを3.5mmとした場合、レーザ出力2.5KW、レー
ザ溶接速度1000mm/m′n、集光レンズ23の焦点
距離190mm、Heガスのシールド、被溶接物の連続
回転速度を6rpmとして溶接をおこない良好な結
果を得た。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、測定管
と外筐との接合に環状溝を設けニツケル線または
ニツケル粉末を挿入してレーザ溶接により電磁流
量計を製造するようにしたので、ダクタイル鋳鉄
製の外筐へニツケル合金を肉盛溶接する困難な作
業を省略することができる。
またダクタイル鋳鉄製の外筐へニツケル合金を
肉盛溶接したあとで機械加工工程を省略すること
ができる。しかもレーザ溶接の場合には電子ビー
ム溶接の場合と異り真空引きを実現するための時
間が不要となるため高能率な溶接が得られる。
さらにまたレーザ溶接の場合には大気中溶接で
あるため電磁流量計のように形状が複雑で小口径
から大口径を有する製品いずれの場合にも使用で
きる。
このようにレーザ溶接によつて電磁流量計の測
定管と外筐とを接合するので高能率で信頼性の高
い電磁流量計を得ることができるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計の構造を示す断面
図、第2図および第3図は従来の接合法を示した
断面図、第4図はこの発明の一実施例を説明する
ための図、第5図、第6図はこの発明による接合
部の状態を示した断面図、第7図は溶接時のレー
ザビームの出力変化を示した特性図である。 1……測定管、5……外筐、10……ニツケル
線またはニツケル粉末、11……環状溝、12…
…接合部、21……レーザービーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オーステナイト系ステンレス鋼よりなる非磁
    性体の測定管と、この測定管を収納するダクタイ
    ル鋳鉄よりなる円筒状の外筐と前記外筐の内壁面
    上で接合するに際し、前記外筐の接合箇所に環状
    溝をもうけ、この環状溝内へ線状または粉末状の
    ニツケルを挿入し、高エネルギ密度熱源を照射し
    て前記ニツケルを溶融させて前記測定管と前記外
    筐とを接合することを特徴とする電磁流量計の製
    造方法。
JP16911382A 1982-09-28 1982-09-28 Denjiryuryokeinoseizohoho Expired - Lifetime JPH0229168B2 (ja)

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JPH0718722B2 (ja) * 1987-05-22 1995-03-06 株式会社東芝 電磁流量計検出器およびその製造方法
JPH0629687Y2 (ja) * 1988-01-06 1994-08-10 株式会社東芝 電磁流量計検出器
US6308882B1 (en) * 1999-09-13 2001-10-30 Dana Corporation Method for joining ductile iron and steel
DE102008057755B4 (de) * 2008-11-17 2015-12-17 Krohne Ag Magnetisch-induktives Durchflußmeßgerät

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