JPH0228423A

JPH0228423A - 自動車積載用ラックおよびコンテナ内へ自動車を積載する方法

Info

Publication number: JPH0228423A
Application number: JP1128009A
Authority: JP
Inventors: Charles T Green; チャールズ　ティ　グリーン
Original assignee: American President Lines Ltd
Current assignee: American President Lines Ltd
Priority date: 1988-05-25
Filing date: 1989-05-23
Publication date: 1990-01-30
Also published as: US4911590A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、船、鉄道、またはトラックなど異なる形態に
よって輸送することかできる汎用輸送コンテナ内に最大
数の自動車を積載するラックおよび方法に関する。

乾燥貨物をトレーラ−１鉄道およびコンテナ船によって
輸送するために定形の汎用コンテナが使用されるか、こ
の定形コンテナて運ばれる自動車の数を最大にすること
か色々と試みられてきた。

ごく最近の例では、ボーリソン（Ｐａｕｌｙｓｏｎ）特
許第４，３４３，４０１号において、４０フイート（約
１２．２ｍ）のコンテナの中に、コンテナの床に積載さ
れた２台の自動車の上方に設けられた仮テッキに２台の
自動車を載せている。ハンイベレン（Ｖａｎ　Ｉｐｅｒ
ｅｎ）特許第４，３７１，２９８号およびカネリス（Ｃ
ａｎｅｌｌｉｓ）特許第４，３１０゜２７１号には標準
コンテナの中に３台の自動車を傾けて部分的に重ねるシ
ステムか開示されている。

しかしながら、これらのシステムはコンテナ中に積載で
きる自動車の数か限られ、しかもその構造および積みお
ろしの方法か複雑である。

（発明の目的および構成）近年、４５フイート（約１３．７３ｍ）の汎用コンテナ
はより標準的なものになってきた。本発明はこのような
コンテナの中で簡単に組み立てることかてき、コンテナ
の一端で１台の自動車の上にもう１台積み重ねて、２台
の乗車を積載するための自動車ラックを提供するもので
ある。４０フイートから４５フイートまての長さのコン
テナでは、通常、自動車の３番目の積み重ねは収容でき
ないか、本発明のラックおよび積載方法は、コンテナの
全容積をフルに利用して、６台の自動車すなわち２台ず
つの自動車の積み重ねを３つ積載するものである。

本発明のラックは、比較的経験のない訓練されていない
人でも、自動車の積みおろしの際簡単に組み立てられて
利用できるように構成されている。目的地で自動車が荷
おろしされた後は、同じような未経験者がラックを分解
して帰りの荷物としてコンパクトな形にしまうことかで
きる。

したかって本発明の目的は１最大数の自動車を請みおろ
しし、コンテナ内に収容するため、比較的単純なラック
を提供することにある。

本発明の別の目的は、従来の汎用の乾燥貨物用コンテナ
に最大数の自動車を積みおろしする簡単な方法を提供す
ることにある。

本発明のさらに別の目的は、汎用コンテナ内において、
簡単に組み立てることかでき、荷おろし後も簡単に分解
できるラックを提供することにある。

他の目的および利点は、添付図面と関連させた以下の説
明から明らかになろう。

（実施例）第１図ないし第３図の１は従来の乾燥貨物用の汎用コン
テナを示し、このコンテナ１は、直立した相対する側壁
２と、床３と、天井４と、一端に設けられた閉じられた
端壁５と、他端に設けられたドア６とを有している。本
実施例の長さ４５フイート（約１３．７３ｍ）、幅８フ
ィート（約２．４４ｍ）、高さ９−１／２フイート（約
２．９ｍ）の標準的な外形寸法である。このような標準
的なコンテナではドア６から貨物の積みおろしか行なわ
れ、コンテナはトレーラ−のシャーシ上に乗せられトレ
ーラ−でけん引されて道路上を運搬される。またコンテ
ナは平台型貨物に乗せられ鉄道て連ばれたり、コンテナ
船て海上輸送される。

本発明の目的のために、コンテナｌは、長さか約１７０
インチ（約４．３２ｍ）、タイヤから屋根までの高さか
約５３−１／２インチ（約１．３６ｍ）の寸法を有する
自動車を６台積載できるようにしている。フロトンの“
サガ”　（マレーシア製）、フォートの“マスタング″
および“コルシ”などがコンテナ１に積載される車種の
例であり、コンテナｌには第３図に示すように、２台重
ねの自動車か３列に積載される。

このようにするために、第４図に詳細に示すラックｌＯ
か３台用意される。ラックｌＯは各々積載される自動車
とほぼ同じ長さである。う・ンク１０は、対向する一対
の側壁フレーム１１を有し、このフレーム１１は水平に
延びたベースチャネル１２の上方に離れて位置し両端を
ボスト１３に固定された中間水平レール１４、中間垂直
支え１５、およびボスト１３の上端とレール１４との間
で固定された方しよう１６で構成されている。

フレーム１１は好ましくは対称的であり、一対のフレー
ム１１はコンテナｌの離れて対向する側壁２に取り付け
られるようになっている。そのように取り付けたとき、
フレーム１１間の間隔はコンテナの内幅とほぼ同じであ
り、代表的な自動車１１の幅より長い。

各ラックｌＯは自動車の車輪を支持する傾斜板２０（第
４図参照）を有している。傾斜板２０は、はぼ自動車７
のトラック幅たけ離れて対向する細長い車輪保持用の一
対のランプトラック２１を有している。１〜ラツク２１
は各々支持すべき種々の車両のタイヤを収容するのに十
分な幅を有し、その両縁には直立した側ガイド２２か設
けられている。

各ランプトラック２１は、細長い対向するエンドレール
２３と中間レール２４とに固定されて離間した状態を維
持している。レール２３の両端は傾斜板２０のトラック
２１の外側の縁から外へ突出し、エンドレール２３の全
長は側壁フレーム１１がコンテナ内に取付けられたとき
側壁フレーム１１の間隔と実質的に同じになっている。

傾斜板２０もまた好ましくは両水平軸について対称てあ
り、エンドレール２３の両端の４つのコーナーには回動
可能なロック手段２７（第４図および第５図参照）が設
けられている。

ロック手段２７は２つの機能を有している。その１つは
、傾斜板２０の両端をフレーム１１の上端１７に回動可
能に連結することてあり、一端のロックか解除されてい
るとき傾斜板２０は傾斜位置（第１１図、第４図の鎖線
位置）に揺動または傾斜し、そのとき自動車７をコンテ
ナｌの床３から傾斜板２０上に載せることかできる（第
１図参照）。ロック手段２７のもう１つの機能はラック
ｌＯ上に自動車をほぼ水平位置に支持することである。

（第２図参照）。

第５図に示すように、各ロック手段２７は、傾斜板２０
のエンドレール２３の外側の端でハウジング２９内で整
列および摺動可能に支持された細長いボルト２８を宥し
ている。各ボルト２８は、ハウシング２９内の引っ込ん
だ位置から、エンドレール２３の端をこえて保持器３０
へ動くように支持されている。保持器３０は側壁フレー
ム１１の各エンドボスト１３の上端に固定されている。

ボルト２８に取り付けられたハンドル３１を動かしてハ
ウジング２９内の横断スロット３２に入れるとボルト２
８は突出位置で保持され、ハンドル３１を上げて連絡ス
ロット３３を経由して横断スロット３４へ入れるとボル
ト２８は引っ込んて、その引込み位置て保持される。４
本のボルト２８かすべて保持管３０内の突出位置にある
とき、傾斜板２０はラックｌＯの上方て水平位置に保持
される（第３図および第４図参照）。

本発明の方法を実施するとき、一対の側壁フレーム１１
は、その前端を端壁５に向けてコンテナｌの側壁２に対
向して取付けられる。フレーム１１を側壁２に対してし
っかり固定するためにベースチャネル１２をフロア３に
くぎ付けしてもよい。

次にラックｌＯはその前端をコンテナの前端５において
側壁フレーム１１の前端に近接させて配置され、傾斜板
２０の前端を側壁フレーム１１の前端に固定するように
、ボルト２８か保持管３０に挿通される。次に１番目の
傾斜板２０の後端はコンテナｌの床３の近傍位置まて下
げられる。圧縮フオームまたはそれと同様に構成された
くさび形の補助傾斜板３６を傾斜板２０のトラック２１
の後端にδいて（第１図および第４図参照）、コンテナ
の床３からトラック２１の上方前端まて実質的に連続し
た傾斜にすることかできる。この傾斜はトラック２１の
後端を床３に置くときの傾斜より険しくない。

次に１番目の自動車７か運転されまったは移動されて、
その車輪か傾斜板３６．２０に乗せられ、前ハンバが傾
斜板２０の前端から６インチ（約１５ｃｍ）のどころま
て移動される（第１図参照）。次に自動車７の駐車用ブ
レーキおよびトランスミッションは“駐車”位置にされ
、傾斜板２０の後端は自動車を載せたまま水平の少し下
まて持ち上げられ、補助傾斜板３６か取り除かれる。次
いて自動車の前および後ハンバの下にあるラッシングリ
ングとエンドレール２３または傾斜板２０のトラック２
１んの間にある中間レール２４に固定されたラッシング
リング３８（第４図参照）との間を従来のラッシングリ
ングストラップ３７（第２図参照）によってしっかりと
結んて自動車を保持する。

次に後エンドレール２３か後エンドボスト１３の上端に
近接する位置まて傾斜板２０が持ち上げられ、ボルト２
８か保持管３０と係合されて傾斜板２０および自動車７
は第１図および第４図の上昇位置で保持される。この位
置で、各エンドボスト１３に固定された止め台（第５図
参照）と傾斜板２０の各エンドレール２３との間を補強
材３９がちょうナツト４１によって連結される。これは
ラック１０をさらに安定させるためである。

次に２番目の自動車（第２図参照）が傾斜板２０上の１
番目の自動車の下のコンテナの床３上に、コンテナの前
の端壁５から６インチ（約１５ｃｍ）のところまで搬込
され、駐車用ブレーキおよびトランスミッションは“駐
車”位置にセラｌ〜される。２番目の自動車は、コンテ
ナｌの床３にくぎ付けされたくさび４２によって車輪を
止められて保持される。

自動車７の全高によっては、４つのタイヤすべての空気
圧を運転回部なレベルまで低下されるようにしてもよい
。もちろんアンテナはすべて最も低い縮めた位置にして
おくべきである。

次いて次のラックアセンブリがｌｆｆ目のラックアセン
ブリから約２０インチ（約５０．８ｃｍ）のところに置
かれ、積載処理かくり返すレル。１番目に積み重ねられ
た自動車のハンバは約６インチ（約１５　ｃ　ｍ　）は
ど離しておくべきである。

ｖ１佐処理は３番目のラック１０および自動車７の積み
重ねのときもくり返され、コンテナは２台の自動車の積
み重ねか３ってきて満載になる（第３図参照）。

荷おろし処理は木質的に荷ａみ処理の逆である。最後の
下の自動車７かコンテナのドア６から後退され、最後の
ラック１０の傾斜板２０か補助傾斜板３６へおろされ、
自動車は傾斜板からコンテナの外へおろされる。最後の
ラック１０か分解され取外された後、コンテナからすべ
ての自動車かおろされるまで荷おろし処理かくり返され
る。

ラックｌＯの構成部品は２人の人間か容易に取扱うこと
ができるものであるが、これらをフォークリフトトラッ
クの助けをかりて持ち上げ、積載した方かよい。フォー
クリフトトラックはまた自動車７を赦せ傾斜した傾斜板
を水平位置へ上げ下げするためにも使用されるべきであ
る。

ラックｌＯの構造は、簡単に組み立てられ、操作され、
また比較的素人にも組み立てられるようなものである。

ラックｌＯはその構成部品、傾斜板２０および側壁フレ
ーム１１に簡単に分解できるので、再使用するために簡
単に積み重ねて保管しておくことかでき、コンテナで簡
単に運搬できる。自動車の荷おろし地からの帰りはスペ
ースをとられることかほとんどない。ラック１０を分解
するときは、組み立てたときと逆の順番で、ボルト２８
およびロック手段２７を抜き、傾斜板２０を取外し、コ
ンテナの対向する壁２から側壁フレーム１１を引き抜け
ばよい。もちろん、補強材３９も外し、補助傾斜板３６
はラックの残りの部品といっしょに簡単に保管すること
ができる。

以上、本発明の好ましい実施例を詳細に説明したか、そ
のような説明は添付した特許請求の範囲に示された技術
思想およびその範囲を越えて木発明を制限するものては
ない。

また本発明は特許請求の範囲の記載の他に次のような特
徴を有している。

（１）請求項１に記載の方法であって、（ｅ）コンテナ
を２台の自動車の積み重ねて満たずようにコンテナの他
端までステップ（ａ）から（ｄ）まで連続的にくり返す
ことを特徴とする方法。

（２）請求項１に記載の方法であって、（ｅ）ステップ
（ｂ）を行なう前に前記傾斜板の下端の下に軽斜面を有
する補助傾斜板を少なくとも１個置き、（ｆ）ステップ（ｄ）を行なう前に前記補助傾斜板を外
すことを特徴とする方法。

（３）請求項１に記載の方法であって、（ｅ）１番目の
自動車を前記ラックに保持することを特徴とする方法。

（４）請求項１に記載の方法てあって、（ｅ）２番目の
自動車をコンテナの床に保持することを特徴とする方法。

（５）請求項２に記載の方法であって、（ｅ）コンテナ
が空になるようにコンテナの他端までステップ（ａ）か
ら（ｄ）まで連続的にくり返すことを特徴とする方法。

（６）請求項３に記載のラックであって、（ｄ）前記傾
斜板上に設けられ、支持すべき自動車のトラック幅だけ
離され、自動車の長よりは長く延びた細長いトラックと
、（ｅ）前記トラックとほぼ連続する状態でコンテナの床
に置かれ、前記傾斜板の前記他端を支持するくさび形の
補助傾斜板とを有することを特徴とするラック。

（７）請求項３に記載のラックであって、（ｄ）前記傾
斜板か両水平軸に対した対称的であり、（ｅ）前記ロック手段か前記傾斜板の両端に設けられて
いることを特徴とするラック。

（８）請求項３に記載のラックであって、（ｅ）ラック
がその主軸に対して対称的であることを特徴とするラック。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成によ
り汎用コンテナに最大数の自動車を積載することかでき
、さらにラックの組み立て、分解も容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は手前側を破断したコンテナの側面図てあって、
本発明による自動車積載方法の好ましい実施例の最初の
ステップを示し、第２図は第１図と同様のコンテナの側
面図であって、自動車積載方法の次のステップを示し、
第３図は第１図と同様のコンテナの側面図であって、実
施例の全てのステップが行なわれた後のコンテナを示し
、このときコンテナには自動車か満載されている。第４
図はコンテナ内に自動車を積みおろし、支持するための
本発明による自動車ラックの透視図であって、傾斜板の
荷積み時の位置、および鎖線で荷おろし時の位置を示し
ている。第５図は傾斜板を上部の水平位置でロックする
ためのロック手段の透視図である。 ■・・・コンテナ、７・・・自動車、ｌＯ・・・ラック
、１１・・・側壁フレーム、２０・・・傾斜板、２７・
・・ロック手段特許出願人　アメリカン　プレジデントラインズ　リミ
テッド

Claims

【特許請求の範囲】

（１）標準的な輸送コンテナに自動車を積載する方法で
あって、（ａ）コンテナの一端に、傾斜板を有する自動車支持用
ラックを取り付け、（ｂ）１番目の自動車を前記傾斜板に載せ、（ｃ）１番目の自動車を載せたまま前記傾斜板の下端を
ほぼ水平位置まで持ち上げてその位置で保持し、（ｄ）１番目の自動車を載せた前記傾斜板の下に２番目
の自動車を載せることを特徴とする方法。
（２）輸送コンテナの床に１台の自動車を支持し、その
上の傾動可能な傾斜板に別の１台の自動車を支持した積
み重ねが複数ある輸送コンテナ内の自動車を荷おろしす
る方法であって、（ａ）コンテナの一端の最後の積み重ねの上側の自動車
の下から下側の自動車をコンテナの外へ移動させ、（ｂ）最後の積み重ねの傾斜板の一端をコンテナの床へ
下げ、（ｃ）上側の自動車を傾斜板からおろしてコンテナの外
へ移動させ、（ｄ）傾斜板をコンテナから外すことを特徴とする方法。
（３）標準的な輸送コンテナに自動車を積載するときに
使用する自動車積載用ラックであって、（ａ）およそコンテナの内側の幅程度かつ自動車の幅以
上に離され、自動車の高さ以上に垂直に延びる、１対の
直立した対向する側壁フレームと、（ｂ）自動車の車輪を支持し、一端を前記フレームの上
部に前記フレームの間で揺動可能に連結し、自動車がコ
ンテナの床から前記傾斜板上を上昇できる傾斜位置と前
記フレームの上部のほぼ水平位置との間を揺動する傾斜
板と、（ｃ）前記傾斜板を前記水平位置において保持するため
前記傾斜板の他端をロックするロック手段とを有することを特徴とする自動車積載用ラック。