JPH02284005A - 探針保持機構 - Google Patents
探針保持機構Info
- Publication number
- JPH02284005A JPH02284005A JP10345189A JP10345189A JPH02284005A JP H02284005 A JPH02284005 A JP H02284005A JP 10345189 A JP10345189 A JP 10345189A JP 10345189 A JP10345189 A JP 10345189A JP H02284005 A JPH02284005 A JP H02284005A
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- Japan
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- probe
- spring
- fitting hole
- insertion opening
- holding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、走査型トンネル顕微鏡のトンネル電流検出用
その他の電気特性検出用電極プローブを構成する探針に
関し、特に探針を容易に確実に装着して保持す・る探針
保持機構に関するものである。
その他の電気特性検出用電極プローブを構成する探針に
関し、特に探針を容易に確実に装着して保持す・る探針
保持機構に関するものである。
[従来の技術]
近年、原子、分子オーダーの分解能を有する走査型トン
ネル顕微鏡が開発され、表面構造解析、表面粗さ計測な
どに応用されている。
ネル顕微鏡が開発され、表面構造解析、表面粗さ計測な
どに応用されている。
この走査トンネル顕微鏡は、導電性試料と導電性探針の
間に電圧を印加し、lnm程度の距離まで接近させると
トンネル電流が流れ、その距離によりトンネル電流が指
数関数的に変化することを利用したものである。その探
針として、先端を電解研磨等で非常に先鋭に仕上げたも
のを用いて導電性物質からなる試料表面との距離を一定
に保ち2次元的に走査すると表面の原子配列または、凹
凸の形状によりトンネル電流が変化し、表面像を得るこ
とができる(r固体物理J Vo122、No。3
1987 PP176−186)。
間に電圧を印加し、lnm程度の距離まで接近させると
トンネル電流が流れ、その距離によりトンネル電流が指
数関数的に変化することを利用したものである。その探
針として、先端を電解研磨等で非常に先鋭に仕上げたも
のを用いて導電性物質からなる試料表面との距離を一定
に保ち2次元的に走査すると表面の原子配列または、凹
凸の形状によりトンネル電流が変化し、表面像を得るこ
とができる(r固体物理J Vo122、No。3
1987 PP176−186)。
このような装置では、探針を駆動機構に堅固に保持し、
かつ容易に交換できるような探針保持機構が必要である
。従来の探針保持機構は、第4図に示すように、ばね4
で探針1を押える機構か用いられていた(特開昭63−
236992号公報参照)。2は探針1の先端をx、y
、z方向に動作させる円筒型圧電素子で、その内周面に
は共通電極が設けられ、外周面は、各々の方向に駆動さ
せるように図のように分割されたM、 Rfiが設けら
れている。例えば、Z電極と共通電極に電圧を印加する
と円筒はZ方向へ伸縮する。また、対向して設けられた
y電極に逆極性の電圧を印加すると一方が伸び他方が縮
み、円筒には曲げる力が作用し、探針1の先端はy方向
に動く。円筒型圧電素子2には探針1と嵌合する穴を設
けた保持部材3が固定される。この保持部材3の半分は
切欠部となっており、ばね4で探針1を押圧して保持す
る機構となっている。
かつ容易に交換できるような探針保持機構が必要である
。従来の探針保持機構は、第4図に示すように、ばね4
で探針1を押える機構か用いられていた(特開昭63−
236992号公報参照)。2は探針1の先端をx、y
、z方向に動作させる円筒型圧電素子で、その内周面に
は共通電極が設けられ、外周面は、各々の方向に駆動さ
せるように図のように分割されたM、 Rfiが設けら
れている。例えば、Z電極と共通電極に電圧を印加する
と円筒はZ方向へ伸縮する。また、対向して設けられた
y電極に逆極性の電圧を印加すると一方が伸び他方が縮
み、円筒には曲げる力が作用し、探針1の先端はy方向
に動く。円筒型圧電素子2には探針1と嵌合する穴を設
けた保持部材3が固定される。この保持部材3の半分は
切欠部となっており、ばね4で探針1を押圧して保持す
る機構となっている。
[発明が解決しようとする課a]
しかしながら、上記従来例では、第5図の断面図のよう
に探針1を保持部材3の切欠部にばね4で押しつけてい
るため、探針1の直線性が悪く曲がっている場合には、
ばね4で押しつけている部分でのみ探針1が保持部材3
に対し固定され、探針1の後端は固定されないで、堅固
な固定が不可能となる欠点があった。また探針1を交換
する場合、ばね4を一旦はね上げてから探針1を嵌合穴
に挿入するため、交換の手間がかかった。
に探針1を保持部材3の切欠部にばね4で押しつけてい
るため、探針1の直線性が悪く曲がっている場合には、
ばね4で押しつけている部分でのみ探針1が保持部材3
に対し固定され、探針1の後端は固定されないで、堅固
な固定が不可能となる欠点があった。また探針1を交換
する場合、ばね4を一旦はね上げてから探針1を嵌合穴
に挿入するため、交換の手間がかかった。
[課題を解決するための手段および作用]本発明は、探
針を保持する嵌合穴の入口の外側近傍に探針を側面から
探針軸と直角に押圧し嵌合穴の人口部分を支点としてモ
ーメントを与える弾性部材を設けることにより、探針を
堅固に固定保持し、かつ、探針の交換を容易にしたもの
である。
針を保持する嵌合穴の入口の外側近傍に探針を側面から
探針軸と直角に押圧し嵌合穴の人口部分を支点としてモ
ーメントを与える弾性部材を設けることにより、探針を
堅固に固定保持し、かつ、探針の交換を容易にしたもの
である。
[実施例]
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図はその動作を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
第1図において、1は、タングステン、ptからなり電
解研磨または機械研磨により先端を尖鋭に加工した探針
、2は探針1をx、y、z方向に駆動する円筒型圧電素
子である。円筒型圧電素子2には保持部材6が接着など
により固定され、その保持部材6の中央には探針1が滑
らかに挿入でとる径の嵌合穴8(第2図)が設けられて
いる。
解研磨または機械研磨により先端を尖鋭に加工した探針
、2は探針1をx、y、z方向に駆動する円筒型圧電素
子である。円筒型圧電素子2には保持部材6が接着など
により固定され、その保持部材6の中央には探針1が滑
らかに挿入でとる径の嵌合穴8(第2図)が設けられて
いる。
また、その探針の挿入口の外側近傍に探針1を側面から
押圧するように棒状のばね5が探針1と直交して設けら
れている。
押圧するように棒状のばね5が探針1と直交して設けら
れている。
ばね5の両端は、保持部材6の探針人口周辺に設けた環
状突起部6aに着脱可能に支持されている。
状突起部6aに着脱可能に支持されている。
次に第2図を用いて本発明の詳細な説明する。
第2図(A)は探針1を保持した状態の断面図である。
探針1の先端部はばね5により上の方へ押圧され、モー
メントが作用し保持部材6の挿入口の上側の点すを支点
として、探針1の後端は嵌合穴8の下側の点Cに押し付
けられる。
メントが作用し保持部材6の挿入口の上側の点すを支点
として、探針1の後端は嵌合穴8の下側の点Cに押し付
けられる。
そのため、探針1の形状が多少面がっていても、必ず点
すおよびCの2点で押えられることになり、堅固な固定
が可能になる。
すおよびCの2点で押えられることになり、堅固な固定
が可能になる。
また、第2図(B)に示すように、探針1の嵌合穴8へ
の挿入時も、探針1を少し傾け、探針1の後端を嵌合穴
8の入口にひっかけ、ばね5を押しのけることで容易に
挿入し、保持することが可能である。
の挿入時も、探針1を少し傾け、探針1の後端を嵌合穴
8の入口にひっかけ、ばね5を押しのけることで容易に
挿入し、保持することが可能である。
さらに、ばね5が探針1とすれて摩耗しても、ばね5の
みを容易に新しいものと取り替えることができる。
みを容易に新しいものと取り替えることができる。
次に他の実施例を第3図を用いて説明する。この実施例
は前記実施例の探針を押圧する弾性ばねの替わりに、ゴ
ムまたは可撓性のある樹脂で、第3図(B)の正面図に
示すような、探針の通る偏芯した穴の開いた弾性部材7
を保持部材6に固定したものである。探針1は、第3図
(A)のように、弾性部材フによりその側面が上方に押
圧される。探針の嵌合穴の挿入口は、探針が入り易いよ
うにテーバ状に加工しである。このような構成によれば
、前記実施例と同様な効果が得られる。
は前記実施例の探針を押圧する弾性ばねの替わりに、ゴ
ムまたは可撓性のある樹脂で、第3図(B)の正面図に
示すような、探針の通る偏芯した穴の開いた弾性部材7
を保持部材6に固定したものである。探針1は、第3図
(A)のように、弾性部材フによりその側面が上方に押
圧される。探針の嵌合穴の挿入口は、探針が入り易いよ
うにテーバ状に加工しである。このような構成によれば
、前記実施例と同様な効果が得られる。
前記実施例では円筒型圧電素子に探針を保持する場合を
説明したが、探針の駆動素子は他の形のもの例えば、ト
ライボッド型の圧電素子でも通用可能である。
説明したが、探針の駆動素子は他の形のもの例えば、ト
ライボッド型の圧電素子でも通用可能である。
[発明の効果コ
以上説明したように、探針を保持するのに、嵌合穴の挿
入口の外側近傍に探針の側面を探針軸と直角方向に押圧
し、挿入口部分を支点としてモーメントを与えるように
弾性部材を配置することにより、堅固な固定が可能とな
り、探針の交換も容易となる。
入口の外側近傍に探針の側面を探針軸と直角方向に押圧
し、挿入口部分を支点としてモーメントを与えるように
弾性部材を配置することにより、堅固な固定が可能とな
り、探針の交換も容易となる。
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図(A)、(B
)は本発明に係る探針保持機構の作用を説明するための
各別の探計装着状態を示す断面図、第3図(A)、(B
)は各々本発明の別の実施例の断面図および正面図、第
4図は従来の探針保持機構の斜視図、第5図は従来の探
針保持機構の断面図である。 1・・・探針、 2・・・円筒型圧電素子、 5・・・ばね、 6・・・保持部材、 7・・・弾性部材、 8・・・嵌合穴。
)は本発明に係る探針保持機構の作用を説明するための
各別の探計装着状態を示す断面図、第3図(A)、(B
)は各々本発明の別の実施例の断面図および正面図、第
4図は従来の探針保持機構の斜視図、第5図は従来の探
針保持機構の断面図である。 1・・・探針、 2・・・円筒型圧電素子、 5・・・ばね、 6・・・保持部材、 7・・・弾性部材、 8・・・嵌合穴。
Claims (4)
- (1)探針を挿入して保持する嵌合穴を有し、該嵌合穴
の挿入口の外側近傍に探針側面を探針軸と直角方向に押
圧する弾性部材を設けたことを特徴とする探針保持機構
。 - (2)前記弾性部材は、前記挿入口の一部を横切る線状
のバネからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の探針保持機構。 - (3)前記弾性部材は、前記挿入口に対し偏心した開口
を有する弾性材料からなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の探針保持機構。 - (4)前記探針は、走査型トンネル顕微鏡のトンネル電
流検出用探針であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の探針保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10345189A JPH02284005A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 探針保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10345189A JPH02284005A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 探針保持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284005A true JPH02284005A (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=14354390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10345189A Pending JPH02284005A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 探針保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02284005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847270A (en) * | 1994-10-20 | 1998-12-08 | Taylor Hobson Limited | Stylus attachment for a metrological instrument |
CN109253715A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-01-22 | 株式会社三丰 | 测量设备管理***和计算机可读介质 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP10345189A patent/JPH02284005A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847270A (en) * | 1994-10-20 | 1998-12-08 | Taylor Hobson Limited | Stylus attachment for a metrological instrument |
CN109253715A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-01-22 | 株式会社三丰 | 测量设备管理***和计算机可读介质 |
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