JPH0228143A - アミド化合物,その製造法ならびにグルタミン酸レセプター阻害剤 - Google Patents

アミド化合物,その製造法ならびにグルタミン酸レセプター阻害剤

Info

Publication number
JPH0228143A
JPH0228143A JP1108593A JP10859389A JPH0228143A JP H0228143 A JPH0228143 A JP H0228143A JP 1108593 A JP1108593 A JP 1108593A JP 10859389 A JP10859389 A JP 10859389A JP H0228143 A JPH0228143 A JP H0228143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
acid
formula
salt
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1108593A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Nakajima
暉躬 中嶋
Giichi Goto
義一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Publication of JPH0228143A publication Critical patent/JPH0228143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C237/00Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups
    • C07C237/02Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atoms of the carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton
    • C07C237/22Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by amino groups having the carbon atoms of the carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms of the carbon skeleton having nitrogen atoms of amino groups bound to the carbon skeleton of the acid part, further acylated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1)グルタミン酸レセプター阻害作用を有する
新規なアミド化合物またはその塩、11)該アミド化合
物またはその塩の製造法、および111)該アミド化合
物またはその塩を含有するグルタミン酸レセプター阻害
剤 に関する。
従来の技術 クモ類から昆虫などの節足動物の神経を麻痺させる化学
物質が単離され、その神経麻痺作用がグルタミン酸レセ
プター阻害作用に基づくものであることが確認された[
用合、三輪、阿部、プレインリサーチ(Brain  
Res、)、247 169−171(1982);側
合、三輪、斉藤、吉岡、マイクロエレクトロフォレティ
ソク インベスティゲ−7ヨンズ オブ マンマリアン
 セントラル トランスミッターズ(Microele
ctrophoretic  Investiga −
Lions  of  Mammalian  Cen
tral  TransIlitters)。
講演要旨集、4頁(1983年8月25日、キャンベラ
、オーストラリア);相合、三輪、斉藤、吉岡、第29
回国際生理科学大会(29th  Congress 
 orthe  International  Un
ion  or  PhysiologicalSci
ences)、講演要旨集、89頁(1983年8月2
9日):第8回神経生物学会(8th  Confer
enceen  Neurobiologie)、講演
要旨集、IO頁(1983年11月25日、シフ、フラ
ンス);用合、三輪、阿部、アドヴアンス イン バイ
オロジカル サイフッアーマコロノー(Advance
s  inBiological  Psycopha
rmacology)、 37 221227(198
3);回部、用合、三輪、ジャーナル オブ フィジオ
ロジー(J、 Physiol、)、 339242−
252(1983);用合、三輪、阿部、バイオメディ
カル リサーチ(BioIled、 Res、 )、 
3353−5(1982):用合、山岸、斉藤、古屋、
バイオメディカル リサーチ(Biomed、 Res
、)。
278 346−349(1983):公開特許公報、
昭和60年第184021号(公開81985年6月1
9日)]。またそれらの化学物質の構造についても報告
されており、プロシーディングズオブ ザ ンヤバン 
アカデミイ(P roceedingsof  the
  J apan  A cadeIIy、旦’:l 
 Ser、  B。
359(1986))にはN’−(2,4−ジヒドロキ
/フェニルアセチルアスパラギニル) −N 5− (
アルギニルカフベリノーβ−アラニル)カダベリンなど
が、また、ケミカル アプストラクッ(Chemica
l  Abstracts、  105:186106
d(1986))には(2,4−ジヒドロキ/フェニル
アセチルアスパラギニル)−ポリアミン−(アルギニル
)[ただしポリアミンは−NH(CH*)、NH(C1
ly)*NH(C++*)SNH]が記載されている。
発明が解決しようとする問題点 上記の化学物質をはじめとするグルタミン酸レセプター
阻害物質の作用の本体がどこにあり、また、どのような
化学修飾が可能であるかが問題点となってきた。
問題点を解決するための手段 本発明者らは上記の化学物質の構造の一部分を有する化
合物や上記の化学物質を化学修飾した化合物を合成して
そのグルタミン酸レセプター阻害作用を調べたところ、
上記の化学物質の部分構造にある種の基を結合すること
によってもグルタミン酸レセプター阻害作用が発現する
ことが分かり、さらに検討を行って本発明を完成した。
すなわち本発明の化合物は、−性成 [式中、Rは水素原子またはアシル基を、mは1ないし
3の整数を、nは1ないし4の整数を、pは1または2
を、qは1ないし6の整数を、Xは2ないし6の整数を
、yは1ないし3の整数をそれぞれ示す]で表される化
合物またはその塩(以下、化合物lと略称する)である
。但し。
(uII)ffi 水素原子である時は。
[(Cllt)X−N)l] yは(C1lt) JH
(CHt) JH(CHt)tNt+または(CHt)
 2NII(CH,)、NH(C1+りJHを示さない
n■ 整数またはpは2または[(CIり 、−NH〕Y−R
は(CH,)JHtを示す。
化合物1においてRは水素原子またはアシル基を示す。
アシル基としてはアルカノイル基(たとえばホルミル、
アセチル、プロピオニル、ブチリルイソブチリルなどの
CI−@アルカノイル基)、アルケノイル基(たとえば
アクリロイル、クロトノイルなどのCt−sアルケノイ
ル基)、芳香族カルボニル基(たとえばベンゾイルなど
の08−3゜芳香族カルボニル基)、複素環カルボニル
基(たとえばニコチノイル、フランカルボニルなどの5
−6JJ&窒素または含酸素複素環カルボニル基)など
があげられる。これらのアシル基はさらにハロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、水酸基、チオー
ル基。
カルボキシル基、カルバモイル基などで1ないし2カ所
置換されていてもよい。Rとしては水素原子がより好ま
しい。
化合物11こおいてmは1ないし3の整数を示す。
ずれかに水酸基が1ないし3個結合していることを示し
、具体的には2−ヒドロキシフェニル、3ヒドロキシフ
エニル、4−ヒドロキンフェニル。
2.4−ジヒドロキシフェニル、2.5−ジヒドロキシ
フェニル、3.4−ジヒドロキ/フェニル、24.5−
トリヒドロキノフェニルなどがあげられる。mとり、て
は1ないし2がより好ましく、従っ化合物Iにおいてn
は1ないし4の整数を示す。すなわち−(CHりn−が
 −〇H,−(cHz)t−、−(CH,)3−または
−(CHり4であることを示す。nとしては1ないし2
が好ましい。
化合物Iにおいてpは1または2を示す。すな本明細書
においてそれぞれ−Asn −、−Gll−と略記する
ことがある。
化合物Iにおいてqは1ないし6の整数を示す。すなわ
ち−(CHt)q−が−CH。
(CH,)、−、−(CH,)、−、−(CH,)、−
(CHt)sまたは=(CHt)s−であることを示す
。qとしては5がより好ましい。
がより好ましい。
化合物Iにおいて−[(C)(、)x−NH]、−のX
は2ないし6の整数を、yは 1ないし3の整数を示す
。すなわち−[(CH,)x−NH]y−はYが1の場
合は−(CI(、)−NH−を、Yが2の場合は−(C
H,)、、−NH−(CH2)x3−NH−を、yが3
の場合は−(CH,)、JNH−(CH,入、−NH−
(CH,)x。
−NH−を示す。ただし、ここでもx1〜X6はXと同
じく2ないし6の整数を示す。[(C++、)ニーN旧
としては(cl 、NH,(CHl) 、NH(C11
,)4Nll(C1l、) ff1l)Iがより好まし
い。
化合物Iは無機酸または有機酸との塩であってもよい。
無機酸塩としては塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩。
硝酸塩などがあげられる。塩酸塩がより好ましい。
有機酸塩としてはギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩。
シュウ酸塩、コハク酸塩、安息香酸塩、パラトルエンス
ルホン酸塩などがあげられる。塩酸塩、酢酸塩がより好
ましい。また、化合物■は金属との錯塩であってもよく
、そのような金属としてカルンウム、亜鉛、マグネシウ
ム、コバルト、銅、鉄などがあげられる。化合物Iを構
成するアミノ酸はL体。
D体またはDL体のいずれでもよいが、L体がより好ま
しい。
本発明は化合物Iの製造法をも提供するものであり、化
合物1はたとえば以下の方法により製造することができ
る。
一般式 [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされるカル
ボン酸[II]またはその塩もしくは反応性誘導体と、 一般式 %式%] [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
物[I[1]またはその塩とを反応させ、要すれば、保
護基を脱離させることにより化合物Iを製造することが
できる(式I)。
式1 式lにおいて原料化合物[n]は塩もしくは反応性誘導
体であってもよいし、原料化合物fl[I]は塩であっ
てもよい。原料化合物[■]の塩としては無機塩基塩、
有機塩基塩があげられる。[I[]の無機塩基塩として
はアルカリ金属Jl(たとえばナトリウム塩、カリウム
塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩
など)などが例示される。[n]の有機塩基塩としては
たとえばトリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、 
tert−ブチルジメチルアミン塩、/クロヘキシルア
ミン塩、ジベンジルメチルアミン塩、ベンジルジメチル
アミン塩、N、Nジメチルアニリン塩、ピリジン塩、キ
ノリン塩などが例示される。原料化合物[11]の反応
性誘導体はそのカルボキシル基における反応性誘導体を
意味する。原料化合物[II]の反応性誘導体としては
酸ハライド、酸アジド、酸無水物、混合酸無水物、活性
アミド、活性エステル、活性チオエステルなどがあげら
れる。[[I]の酸ハライドとしてはたとえば酸クロラ
イド、酸ブロマイドなどが、混合酸無水物としてはモノ
アルキル炭酸混合酸無水物(たとえば[11]とモノメ
チル炭酸、モノエチル炭酸、モノイソプロピル炭酸、モ
ノイソブチル炭酸、モノtert −ブチル炭酸、モノ
ベンジル炭酸、モノ<p−ニトロベンジル)炭酸、モノ
アリル炭酸などとの混合酸無水物)、脂肪族カルボン酸
混合酸無水物(たとえば[II]と酢酸、トリクロロ酢
酸、シアノ酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草
酸、イソ吉草酸、ピバル酸、トリフルオロ酢酸、トリク
ロa酢酸、アセト酢酸などとの混合酸無水物)、芳香族
カルボン酸混合酸無水物(たとえば[[I]と安息香酸
、p−トルイル酸、p−クロロ安息香酸などとの混合酸
無水物)、有機スルホン酸混合酸無水物(たとえば[[
[]とメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸などとの混合酸無
水物)などが、活性アミドとしては含窒素複素環化合物
とのアミド(たとえば[11]とピラゾール。
イミダゾール、ベンゾトリアゾールなどとの酸アミドで
、これらの含窒素複素環化合物はアルキル基(たとえば
メチル、などのC1−4アル牛ル基)、アルコキシ基(
たとえばメトキンなどのC1−、アルコキン基)、ハロ
ゲン原子〈たとえばフッ素、塩基、臭素など)、オキソ
基、チオキソ基、アルキルチオ基(たとえばメチルチオ
などのC1−4アルキルチオ基)などの置換基を有して
いてもよい)などが例示される。[1]の活性エステル
としてはペプチド合成の分野でこの目的に用いられるも
のはすべて利用でき、有機リン酸エステル(たとえばジ
ェトキシリン酸エステル、ジフェノキシリン酸エステル
ナト)のはカル−ニトロフェニルエステル、2.4−ジ
ニトロフェニルエステル、シアノメチルエステル、ペン
タクロロフェニルエステル、N−ヒドロキシサク/ンイ
ミドエステル、N−ヒドロ牛シフタルイミドエステル、
l−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、6−クロ
ロ−■−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、1−
ヒドロキ/−II2−ピリドンエステルなどが例示され
る。l−ヒドロキンベンゾトリアゾールエステルが最も
好ましい。[Ir]の活性チオエステルとしては芳香族
複素環チオール化合物とのエステル(たとえば2ピリジ
ルチオールエステル、2−ベンゾチアゾリルチオールエ
ステルなどで、これらの複素環はアルキル基、アルコキ
シ基、ハロゲンR子、アルキルチオ基などの置換基を有
していてもよい)が例示される。
原料化合物[I[]のベンゼン環上の1ないし3個の水
酸基は容易に脱離しうる保護基で保護されていてもよい
。保護基としては置換もしくは無置換のアルカノイル基
(たとえばアセチル、プロピオニル、トリフルオロアセ
チルなど)、置換オキシカルボニル基(たとえばメトキ
ンカルボニル、エトキシカルボニル、インプロポキシカ
ルボニル、 tert −フトキシ力ルボニル、フェノ
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、p−メチ
ルベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオキ7カ
ルボニルなど)、tert−ブチル基、アラルキル基(
たとえばベンジル。
p−メチルベンジル、p−メトキンベンジル、p−クロ
ロベンジル、ベンズヒドリル、トリチルなト)、置換シ
リル基(たとえばトリメチルシリルtertブチルジメ
チルシリルなど)などが例示される。
なかでもベンジル、p−メチルベンジルなどのC,、、
アラルキル基が最も好ましい。
一方、原料化合物[[[]の塩としては無機酸または有
機酸との塩などがあげられる。無機酸塩としてはたとえ
ば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩な
どが、有機酸塩としてはギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、メタンスルホン酸塩。
p−)ルエンスルホン酸塩などが例示される。
原料化合物[I[1]のイミノ基(Rが水素原子の場合
のアミ7基も含む)は容易に脱離しうる保護基で保護さ
れていてもよい。イミノ基の保護基としては、置換もし
くは無置換のアルカノイル基(たとえばホルミル、アセ
チル、モノクロロアセチル。
トリクロロアセチル、モノヨードアセチル、3−オキソ
ブチリル、p−クロロフェニルアセチル、p−クロロフ
ェノキシアセチル−など)、芳香族カルボニル基(たと
えばベンゾイル、 p −tert−ブチルベンゾイル
など)、置換オキシカルボニル基(エトキシカルボニル
、エトキシカルボニル、 tert−ブトキシカルボニ
ル、ベンジルオキシカルボニル、p−クロロベンジルオ
キシカルボニル、p−メチルベンジルオキシカルボニル
、ベンズヒドリルオキ7カルボニルなど)などがあげら
れる。Lert−ブトキ7カルボニル、ペンジルオキン
力ルボニル、p−クロロベンジルオキシカルボニルなど
の置換オキシカルボニル基がより好ましい。
原料化合物[■]からその塩や反応性誘導体を製造した
り、原料化合物[II[]からその塩を製造したり、[
ff]や[I[[]に保護基を導入したりする場合、公
知の方法またはそれに準する方法を用いれば容易に行な
いうる。原料化合物[■](塩・反応性誘導体を含む)
と化合物[■](塩を含む)との反応においては、たと
えば原料化合物[11]の反応性誘導体を反応混合物か
ら単離された物質として化合物[1]と反応させてもよ
いし、または単離前の原料化合物[I[]の反応性誘導
体を含有する反応混合物をそのまま化合物[I[1]と
反応させてもよい。[[[]を遊離酸または塩の状態で
化合物[II[]と反応させる場合は適当な縮合剤を用
いる。縮合剤としてはたとえばN、N’−ジシクロヘキ
シルカルボジイミドなどのN、N’−ジ置換カルボジイ
ミド類、たとえばN、N’−カルボニルジイミダゾール
、N、N’−チオカルボニルジイミダゾールなどのアゾ
ライド類、たとえばN−エトキシカルボニル−2−エト
キシ−1,2−ジヒドロキノリン、オキン塩化リン、ア
ルコキシアセチレンなどの脱水剤、たとえば2−クロロ
ピリジニウムメチルアイオダイド。
2−フルオロピリジニウムメチルアイオダイドなどの2
−ハロゲノピリジニウム塩類などが用いられる。これら
の縮合剤を用いた場合、反応は[■]の反応性誘導体を
経て進行すると考えられる。縮合剤としてはN、N’−
ジシクロへキシルカルボンイミドが最も好ましい。化合
物[■]と化合物[[1]との反応は一般に溶媒中で行
なわれ、反応を阻害しない溶媒が適宜に選択される。こ
のような溶媒としてはたとえばジオキサン、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテル+ tert−ブチルメチ
ルエーテル、ンイソブ口ビルエーテル、エチレングライ
コール−ジメチルエーテルなどのエーテル類、たとえば
ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類
、たとえばジクロロメタン、クロロホルム四塩化炭素、
トリクレン、■、2−ジクロロエタンなどのハロゲン化
炭化水素類、たとえばn−へ牛サン、ベンゼン、トルエ
ンなどの炭化水素類、たとえばホルムアミド、N、N−
ジメチルホルムアミド、NN−ジメチルアセトアミドな
どのアミド類、たとえばアセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、たとえばア
セトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類など
のほか、ジメチルスルホキサイド、スルホラン。
ヘキサメチルホスホルアミド、水などが単独またハ混合
溶媒として用いられる。ジエチルエーテル。
トルエン、N、N−ジメチルホルムアミド、アセトニト
リルやこれらの混合溶媒が特に好ましい。化合物[I[
[]の使用量は化合物[ff31モルに対して通常1〜
5モル、好ましくは1〜3モルである。最も好ましくは
1〜2モルである。反応は一80〜80℃、好ましくは
一40〜50℃、最も好ましくは一3D〜30℃の温度
範囲で行われる。最も簡便には室温(20〜25℃)で
行なわれる。反応時間は化合物[I[]および化合物[
111]の種類、溶媒の種類(混合溶媒の場合はその混
合比も)1反応温度などに依存し、通常1分〜72時間
、好ましくは15分〜36時間である。
最も好ましくは2〜24時間である。化合物[11]と
して[IIJの酸ハライドを用いた場合は放出されるハ
ロゲン化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤の存在
下に反応を行うことができる。このような脱酸剤として
はたとえば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム5炭酸力ルン
ウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基、たとえばト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、シクロへキシルジメ
チルアミン。
ピリジン、ルチジン、γ−コリジン、N、N−ジメチル
アニリン、N−メチルビベジリン、N−メチルピロリジ
ン、N−メチルモルホリンなどの第3級アミン、たとえ
ばプロピレンオキサイド、エピクロルヒドリンなどのア
ルキレンオキサイドなどがあげられる。
化合物[11]と化合物[f[[]とを上記のように反
応させたのち、要すれば保護基の脱離および精製を行う
ことにより本発明の目的化合物Iを得ることができる。
保護基の脱離法はたとえばペプチド合成の分野で通常使
用される方法をそのまま利用できる。たとえばメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、 terk−ブトキ
ンカルボニル、フェノキシカルボニルなどは酸(たとえ
ば塩酸やトリフルオロ酢酸)により、ベンジルオキシカ
ルボニル、pメチルベンジルオキシカルボニルベンズヒ
ドリルオキシカルボニルなどは接触還元により、ベンジ
ル、p−メチルベンジル、p−メトキシベンジルp−ク
ロロベンジル、ベンズヒドリル、トリチルなどは酸(た
とえばトリフルオロ酢酸)または接触還元により、トリ
メチルシリル、 tert−ブチルジメチルシリルなど
は水のみによりまたは酢酸存在下に脱離することができ
る。
上記の保護基の脱離を行う場合、化合物[■]と化合物
[111]の反応から得られた反応混合物から水酸基や
イミノ基を保護した化合物Iを単離したのちに保護基の
脱離操作を行なってもよいし、また、反応混合物のまま
で行なってもよい。水酸基やアミ7基・イミノ基を保護
した化合物Iおよび本発明の目的化合物Iの精製は、抽
出法、ゲルろ過、イオン交換樹脂カラムクロマトグラフ
ィー、シリカゲル分取薄層クロマトグラフィー、高速液
体クロマトグラフィー、再結晶法などの公知の精製手段
を用いて行うことができる。化合物LII]、その塩、
その反応性誘導体および化合物[111]は公知の方法
またはそれに準する方法により人手することができる。
水酸基、アミノ基、イミノ基保護のための保護基の種類
、導入方法および除去方法は従来よく知られており、本
発明方法においてもそれに従ってよい。
また、化合物■は以下の方法によっても製造することが
できる。
一般式 [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされるカル
ボン酸[■]またはその塩もしくは反応性誘導体と一般
式 [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
物[V]またはその塩とを反応させ、要すれば、保護基
を脱離させることにより化合物Iを製造することができ
る(式2)。
式2 式2において原料化合物[■]は塩もしくは反応性誘導
体であってもよい。化合物[IV]の塩としては化合物
[11]の塩としてあげた無機塩基塩、有機塩基塩がこ
こでもそのままあてはめられる。化合物[■]の反応性
誘導体としては化合物[■]の反応性誘導体としてあげ
た酸ハライド、酸アジド、酸無水物、混合酸無水物、活
性アミド、活性エステル、活性チオエステルなどがここ
でもそのままあてはめられる。一方、原料化合物[V]
の塩としては有機酸との塩などがここでもそのままあて
はめられる。
原料化合物[■]のベンゼン環上の水酸基は保護されて
いてもよく、そのような保護基としては化合物[11]
の保護基がここでもそのままあてはめられる。一方、原
料化合物[[V]のイミノ基(Rが水素原子の場合のア
ミ7基も含む)も保護されていてよく、そのような保護
基としては化合物[I[[]の保護基がここでもそのま
まあてはめられる。
[IV]からその塩や反応性誘導体を製造したり、[V
]からその塩を製造したり、[■]や[V]に保護基を
導入したりする場合、公知の方法またはそれに準する方
法を用いれば容易に行ないうる。化合物[IV]と化合
物[V]との反応は化合物[11]と化合物[11との
反応において記載した反応条件(たとえば縮合剤の使用
の有無やその種類、溶媒の種類。
反応温度1反応時間、原料のモル比など)や反応後の処
理条件(たとえば保護基の脱離、精製法など)をそのま
まあてはめることにより行なうことができる。化合物[
IV]と化合物[V]は公知の方法またはそれに準する
方法により入手することができる。
作用・効果 本発明者らは化合物Iがグルタミン酸レセプター阻害作
用を有することを見い出した。すなわち化合mlはグル
タミン酸レセプターの単離、構造解析9局所分析などの
研究に重要な化合物である。
また、化合物■はグルタミン酸が関与する記憶のメカニ
ズムや脳神経疾患の解明に役立つ。化合物Iは哺乳動物
(たとえば、人、マウス、ラット、猫。
犬、ウサギなど)の脳卒中後遺症の予防と治療に有効で
ある。特に人の脳卒中後遺症の予防と治療に有効である
。予防・治療のためには本発明の化合物Iまたは医薬と
して許容される塩類を適当な剤型にして投与する。医薬
として許容される塩としては前記した無機酸塩(塩酸塩
、硫酸塩、硝酸塩など)、有機酸塩(酢酸塩、シュウ酸
塩など)があげられる。化合物1は安定性の点から1本
発明の予防・治療剤としてはこのような塩を使用するの
がより好ましい。塩酸塩が最も好ましい。投与経路は経
口、非経口、外用のいずれでもよく、有機または無機固
体状もしくは液状賦形剤のような医薬として許容される
担体と混合して慣用の医薬製剤の形で使用することがで
きる。医薬製剤としてはカプセル、錠剤、糖衣錠、顆粒
、溶液、@濁液、エマルジョン等があげられる。所望に
応じてこれらの製剤中に助剤、安定剤、湿潤剤または乳
化剤、緩衝液および通常使用される添加物が含まれてい
てもよい。化合物Iの投与量は患者の年令および条件に
よって変化するが、化合物Iを平均1回投与量約0.0
01mg〜50 mg、好ましくはIB〜5II1gで
1日1〜3回投与すれば脳卒中後遺症の予防・治療に有
効である。
上記の製剤は公知の方法またはそれに準する方法により
製造することができる。経口剤(たとえば錠剤)はたと
えば、結合剤(たとえばヒドロ牛ジプロピルセルロース
 ヒドロキンプロピルメチルセルロースなど)、崩壊剤
(たとえばでん粉、カル/ウムカルポキンメチルセルロ
ースなど)、?[剤(たとえば、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルクなど)などと混合することにより製造する
ことができる。
非経口剤(たとえば注射剤)はたとえば、助剤(たとえ
ハ、グルコース、D−ソルビトール、D−マンニトール
、食塩など)、防腐剤(たとえば、ベンジルアルコール
、クロロブタノール、パラヒドロキシ安息香酸メチル、
パラヒドロキシ安息香酸プロピルなど)、緩衝液(たと
えば、リン酸緩衝液、酢酸ソーダ緩衝液など)などと混
合することにより製造することができる。
本発明をさらに詳細に説明するため、以下に実施例を示
す。
実施例1 18−[N−(N−3,4−ジヒドロキシフェニルアセ
チル)アスパラギニルコアミノ−4,9,13トリアザ
−I2−オ牛ソーl−アミノオクタデカン・3酢酸塩 1.4−ジアミノブタン(84,6g)を水冷し、これ
にアクリロニトリル(50,9g)を滴下する。
滴下後、20分間反応液を水冷下、攪拌する。ついで4
0°Cで1時間、100℃で3時間攪拌する。
生成物は減圧下に蒸留精製すると無色油状物として1−
(N−2−シアノエチル)アミノ−4−アミノブタン(
66g)を得る。B、p、120−121”C/ 1 
、7 smHg 元素分析値 C?H15NSとして 計算値 C:59.53; H:10.71; N:2
9.76実験値 C:59.61; H:Io、66;
 N:29.621−(N−2−シアノエチル)アミ7
−4−アミノブタン(62,8g)のエタノール溶液(
200d)に、アクリル酸エチルエステル(48,2g
)のエタノール溶液(200d)を少量ずつ加える。反
応液は2時間、加熱還流したのち、溶媒を減圧下に留去
すると、無色油状物として1−(N−2−7アメエチル
)アミ/−4−(N−2−エトキシ力ルボニルエチル)
アミノブタン(108g)を得る。
I Rν(cg+−’): 1730(C=O)、22
60(CN)eat 元素分析値 C,tHt、N30.として 計算値 C:59.72; Il:9.61; N:1
7.41実験値 C:59.64; H:9.70; 
N:l7J61−(N−2−シアノエチル)アミノ−4
−(Nエトキシカルボニルエチル)アミツブクン(60
g)のエタノールM液(600に)にラネーニッケル(
30g)を加え、オートクレーブ中、水素圧100 k
g/ cm’、反応温度25°Cで3時間還元する。反
応終了後、触媒をろ別し、ろ液を減圧下に濃縮すると、
無色の油状物として1−(N−3アミノプロピル)アミ
ノ−4−(N−2−二トキ/カルボニルエチル)アミツ
ブクン(60g)を得る。
I Rν(cm  ’):  1725(C=O)ea
t NMRδppm  (CDC+3)+  1.26(t
、3H)、1.2−1.8(i、 all)、 2.3
−3.0(m、 12tl)、 4.14(q、 21
1)元素分析値 CI!I]、7N、C2として 計算値 C:5g、74: lI:11.09; N:
17.13実験値 C:58.80; H:10.83
; N:16.88■−4) +1.!1(C11,)@NH(C11,)、N)l(
CI(、)、C00Et」載量→NH(CHy)J(C
Hz)−N(CHJzCOOEtoCbz   Cbz
  Cbz CbZ=Cel’1sCHtOC 1−(N−3−アミノプロピル)アミノ−4−(N2−
エトキシカルボニルエチル)アミノブタン(12,2g
)のジクロロメタン溶液(200d)にトリエチルアミ
ン(28d)を加え、水冷下、攪拌しながらベンジルオ
キシカルボニルクロライド(Cbz −CI)(29m
)を少量ずつ滴下する。反応液は室温で12時間攪拌す
る。ついで、反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
IN塩酸水溶液で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥する。
溶媒を留去すると無色油状物が得られる。これをソリ力
ゲル力ラムクロマトで精製する。ジクロロメタン−メタ
ノール(20:1)で溶出される画分から1−(N−2
−エトキシカルボニルエチルN−ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−4−[N5−(N−ベンジルオキシカル
ボニル)アミノプロピル−N−ベンジルオキ7カルポニ
ル」アミノブタンを無色油状物として16.0gを得る
NMRδppm  (CD C+3) : 1.20(
t、3H)、1.1−1.8(m、 611)、 2.
53(t、 2H)、 2.9−3.6(m、 tOH
)、 4.27(Q。
2H)、 5.10(s、 6H)、 7.33(m、
 15H)元素分析値 CsaH−sN so−として 計算値 C:66.75; )Iニア、00; N:6
.49実験値 C:66.79; Hニア、12; N
:6.32NH(CH,)、N(CH,)、N(C)l
、) 、C00EtCbz    Cbz    Cb
z KO)I NH(Cut)J(CHt)J(CHt)tcOO[I
Cbz    Cbz   Cbz l−(N−2−エトキシカルボニルエチル−Nベンジル
オキシカルボニル)アミノ−4−[N5−(N−ベンジ
ルオキシカルボニル)アミノプロピル−N−ベンジルオ
キ7カルボニル]アミノブタン(21g)のIN水酸化
カリウムのエタ/−ル溶液(68〆)を室温で2時間攪
拌する。反応液に水lOO〆を加え、ジエチルエーテル
100〆で2回洗浄する。水層はIN塩酸水溶液で酸性
にし、生成物は酢酸エチルで抽出する。酢酸エチルは水
洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。酢酸エチルを
減圧下、留去すると、N’、N”、N13−トリベンジ
ルオキ7カルボニルー4.9.13−)リアザトリデカ
ン酸を無色粉末として得る(16.3g)。
元素分析値 C34H−1N 30 gとして 計算値 C:65.l19. H:6.67; N:6
.78実験値 C:65.77; H:6J9; N:
6.60NH(CH,)J(CH,)、11(C1,)
 、C00HBoc−(CIls)sC−OC−Boa
−NH(CHJsNI(Co(CI山N(CH,)、N
(CIり、NHCbz   Cbz   Cbz N −(tert−ブトキシカルボニル)カダベリン(
2,2g)とN’、N’、N”−)ジベンジルオキ7カ
ルボニル−4,9,13−)リアザトリデカン酸(6,
7g)のアセトニトリル溶液(100d)に1.水冷下
、攪拌しながら1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1
,46g)とジシクロへキシルカルボジイミド(2,4
3g)を加える。反応液は12時間室温で攪拌した後、
析出した不溶物をろ別する。ろ液を減圧下に濃縮すると
油状物が得られる。これをジクロロメタン200dに溶
解し、10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、および水で順次洗浄する。ジクロロメタン層は
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去す
ると油状物が得られる。本島はンリ力ゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製する。ジクロロメタンメタノール(
30:I)で溶出される両分から無色油状物として1−
(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−18−(N
−tert−ブトキシカルボニル)アミノ−N ’、 
N ’−ジベンジルオ牛シカルホニルー4.9.13−
)ジアザ−12−オキソオクタデカン(2,8g)を得
る。
NMRδppm(CD CIs): 1.1−1.9(
+、 12H11,43(s。
9H)、 2.37(t、 2tl)、 2.9−3.
7(m、 14H)、 5.10(s、 6H)。
7、35(m、 15H) 元素分析値 C44H□N50.とじて 計算値 C:65.73; Hニア、65; N:8.
71実験値 C:65.54; Hニア、70: N:
8.50■−7) Cbz    Cbz    Cbz C)1.OCH,C0NH。
Boa−Asn=CHs−C−0−C−NHCH−CI C)+3     0 l−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ18−(
N−tert−ブトキンカルボニル)アミ7N’ N”
−ジベンジルオキ7カルボニルー4.9゜13−トリア
ザ−12−オキソオクタデカン(2,75g)をトリフ
ルオロ酢酸(10〆)に溶解する。室温で10分間攪拌
したのち、ジクロロメタン100dを加える。これに飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、pH9,0にする
。有機層を分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を留去すると、油状物2.67gを得る。本島をアセ
トニトリル(503!12)に溶解し、これにN−te
rt−ブトキシカルボニル−L−アスパラギン(1,1
9g)。
l−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0,92g)およ
びジシクロへキシルカルボジイミド(1,06g)を順
次加える。反応液は室温で5時間攪拌する。
反応終了後、析出した不溶物をろ別し、ろ液を1縮する
。得られた油状物を酢酸エチルlOO〆に溶解し、0.
5N塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、つい
で水で順次洗浄する。酢酸エチル層は無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去し、残留物を酢酸エチル−ジ
エチルエーテル(1・2)で再沈殿することにより精製
し、無色粉末の18−[N−(N−tert−ブトキン
カルボニル)アスパラギニルコアミノ−1−(N−ベン
ジルオキ7カルボニル)アミノ−N4.N9−ジベンジ
ルオキ7カルボニルー4.9.13−1リアザー12−
オキソオクタデカン(1,78g)を得る。
元素分析値 C45H117N?O1,とじて 計算値 C:61.58; Hニア、43. N・10
.48実験値 C:61.43; Hニア、44; N
:lO,I9】 Boc−Asn−NH(Ctlt)sNl−1co(C
H山N(CHt)J(CHtt)3NHC11tCO−
ASn−N11(CHt)sjlllco(CI+1)
 ! tl (Cut) 4 N(CH2) 3 NH
Cbz    Cbz   Cbz Bzl =Cell、Ctlt a)、3.4−ジベンジルオキンフェニル酢酸(930
I+1g)のアセトニトリル溶液(50d)に1ヒドロ
キンベンゾトリアゾール(478mg)とシンクロへ牛
/ルカルボジイミド(551mg)を加え、室温下、2
時間、攪拌する。生成した沈殿物をろ別し、ろ液は減圧
下に濃縮する。残留物にアセトニトリル20〆を加え、
不溶物は再度ろ別する。
ろ液は下記の反応b)で使用する。
b)、1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−
l 3−[N−(N−tert−ブチルオキ/カルボニ
ル)アスパラギニルコアミノ−N’、N”−ジベンジル
オキジカルボニル−=4.9. l 3−1− IJア
ザ12−オキソオクタデカン(2,04g)をトリフル
オロ酢酸(5d)に溶解し、室温で30分間攪拌する。
反応液にトルエン(50d)を加え、減圧下に留去する
。残留物にエーテルを加え、攪拌すると白色沈殿物とな
る。これをろ取する。本島は乾燥したのち、アセトニト
リル(30〆)に溶解し、水冷下、攪拌しながらトリエ
チルアミン(0,31d)を加える。さらにN、N−ジ
メチルホルムアルデヒド(2〆)を加えたのち、上記a
)で得られたアセトニトリル溶液を加える。反応液は室
温で2時間攪拌する。生成した結晶性粉末をろ取、乾燥
すると1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ1
8−[N−(N−3,4−ジベンジルオキシフェニルア
セチル)アスパラキニルコアミノーN4.N9ジベンジ
ルオキシカルボニル−4,9,13−トリアザ−12−
オキソオクタデカンを無色結晶性粉末(1,1g)とし
て得る。
融点 150−151℃ 元素分析値 C、!H?7N TO、! ・1/2H,0として計算
値 C・67.45; l(:6.79; N:11.
47実験値 C:67.24; fl:6.72; N
:8.45Bzl 保XJ体 1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ−18−[N−(N−3,4−ジベンジルオキ/フェ
ニルアセチル)アスパラギニル]アミ7N ’、 N 
9−ジベンジルオキンカルボニル−4,9゜N3−トリ
アザ−12−オキソオクタデカン(970mg)のメタ
ノール溶液(68d)に酢酸(0,17d)と10%パ
ラジウム−炭素(68Ilg)を加え、水素気流下、室
温で22時間、接触還元する。触媒をろ別し、ろ液を減
圧下に濃縮するとガラス状の生成物を得る。本島はセフ
ァデックスLH−20を用いたカラムクロマトグラフィ
ーで精製する。0.IN酢酸の蒸留水で溶出される画分
を集めて、凍結乾燥すると、無色ガラス状の18−[N
−(N−3,4−ジヒドロキンフェニルアセチル)アス
パラギニルコアミノ−4,9,13トリアザ−12−オ
キソーl−アミノオクタデカン・3酢酸塩290+!1
gを得る。
S  IMS:m/z=566[M”  +H”  ]
(C、、H、□N 70 s・M=565)実施例2 H 18−[N−(N−2,4−ジヒドロキンフェニルアセ
チル)グルタミニル]アミ/−4,9,13トリアザ=
12−オキソ−1−アミノオクタデカ/・3酢酸塩 Boa −G In−NH(CHt) 、 NHCO(
CH,九N (C1l 、)、 N(CI 、 L N
1(Cbz   Cbz   Cbz 実施例1−6)で得た1−(N−ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−18−(N−tert−ブトキシカルボ
ニル)アミ/−N’、N”−ジベンジルオキシカルボニ
ル−4,9,13−トリアザ−12−オキソオクタデカ
ン(2,0g)をトリフルオロ酢酸(3d)に溶解する
。室温で30分間攪拌したのち、反応液に酢酸エチル(
50d)を加え、ついで飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
でpH9,3とする。酢酸エチル層は分離し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去し、得られたガラ
ス状物質はアセトニトリル(50d)に溶解する。この
溶液にN  tert−ブトキ/カルボニル−し−グル
タミン(827mg)、 1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール(602mg)およびジノクロヘキシルカルボジ
イミド(693mg)を順次加える。反応液は室温で1
2時間攪拌したのち、析出した不溶物をろ利する。
ろ液は減圧下に濃縮し、残留物を100dの酢酸エチル
に溶解する。酢酸エチル層を0.5N塩酸水溶液、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、ついで水で順次洗浄する。
酢酸エチル層は無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
留去すると、ガラス状の18−[N−(N−tert−
ブトキンカルボニル)グルタミニル]アミノ−1−(N
−ベンジルオキ7カルボニル)アミノ−N ’、 N 
11−ジベンジルオキシカルボニル−4,9,13−ト
リアザ−12−オキソオクタデカン(1,20g)を得
た。
元素分析値 C、、H、、N 、O、、として 計算値 C:63.14; Hニア、46; N:10
.52実験値 C:62.87; Hニア、41; N
:lQ、24a)  2.4−ジベンジルオキシフェニ
ル酢酸(495mg)のアセトニトリル溶液<30tl
)に1〜ヒドロキ/ベンゾトリアゾール(254@g)
とジンクロヘキンル力ルポジイミド(293+g)を加
え、室温下、5時間、攪拌する。生成した沈rj物をろ
別し、ろ液は減圧下に濃縮する。残留物にアセトニトリ
ル20dを加え、不溶物は再度ろ別する。
ろ液は下記の反応b)で使用する。
b)I−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−1
8−[N−(N−tert−ブトキシカルボニル)グル
タミニル]アミノ−N’、N’−ジベンジルオキシカル
ボニル−4,9,13−1リアザー12−オキソオクタ
デカン(1,25g)をトリフルオロ酢酸(5111’
)に溶解し、室温で30分間攪拌する。反応液にトルエ
ン(50d)を加え、減圧下に留去する。
残留物にジエチルエーテルを加え、攪拌すると白色粉末
となる。これをろ取し、乾燥する。本島をアセトニトリ
ル(16d)に溶解し、水冷下、攪拌しながらトリエチ
ルアミン(019〆)を加える。
さらにN、N−ジメチルホルムアミド(1,5d)を加
えたのち、上記a)で得られたアセトニトリル溶液を加
える。反応液は室温で12時間攪拌する。
生成した結晶性粉末をろ取、乾燥すると1−(Nベンジ
ルオキ7カルポニル)アミノ−18−[N(N−2,4
−ジベンジルオキ7フエニルアセチル)グルタミニノ四
アミノ−N ’、 N ”−ジベンジルオキ7カルボニ
ルー4.9.13−トリアザ−12オキソオクタデカン
(378mg)を無色結晶性粉末として得る。
融点 141147°C 元素分析値 C66H711N 70.、−H,Oとして計算値 C
:67.15; H:6.92: N・8.31実験値
 C:67.21; Il:6.78; N:8.16
CH−CO−G I n−N1((CHt) 5NHc
O(CIIJ t N (Clb) 4N (CHt)
3NI(Cbz    Cbz   Cbz +8−[N−(N−2,4−ンヒドロキ7フェニルアセ
チル)グルタミニル]アミノ−4,9,13−トリアザ
−12−オキソ−1−アミノオクタデカン・3酢酸塩を
無色粉末として144mgを得る。
S IMS:  m/z=580[M”+H”](C2
sH,,N、0.:M=579)実施例3 H 保護体1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ〜
18−[N−(N−3,4−ジベンジルオキシフェニル
アセチル)グルタミニル]アミ7N ’、 N ”−ジ
ベンジルオキシカルボニル−4,9゜13−トリアザ−
12−オキソオクタデカン(350mg)のメタノール
溶i&(24d)に酢酸(0,06d)と10%パラジ
ウム−炭素(30dg)を加え、水素気流下、室温で2
3時間、接触還元する。以下実施例1−9)と同様の処
理を行い、18−IN−[N−3−(2,4−ジヒドロ
キシフェニル)プロピオニル]アスパラギニル)アミノ
−4゜9.13−トリアザ−12−オキソー1−アミノ
オクタデカン・3酢酸塩 Boc−Asn−NH(CH,)sNHco(CH−)
−N(CH−)4N(CHJ−NHa)3−(2,4−
ジベンジルオキンフェニル)フロピオン酸(370mg
)のアセトニトリル溶液(20d)に1−ヒドロキンベ
ンゾトリアゾール(201mg)とジシクロへキシルカ
ルボジイミド(231mg)を加え、室温下、3時間、
攪拌する。
生成した不溶物をろ別し、ろ液は減圧下に濃縮する。残
留物にアセトニトリル(20d)を加え、不溶物は再度
ろ利する。ろ液は下記の反応b)で使用する。
b)実施例1−7)で得た!−(N−ベンジルオキシカ
ルボニル)アミノ−18−[N−(N−tertブトキ
シカルボニル)アスパラギニルコアミノN’、N’−ジ
ベンジルオキシカルボニル−4,9゜13−トリアザ−
12−オキソオクタデカン(850鋤g)をトリフルオ
ロ酢酸(5d)に溶解し、室温で30分間攪拌する。反
応液にトルエン(50d)を加え、減圧下に留去する。
残留物にジエチルエーテルを加え、攪拌すると無色結晶
性粉末となる。これをろ取し、乾燥する。本島をアセト
ニトリル(30〆)に溶解し、水冷下、攪拌しながらト
リエチルアミン(0,14d)を加える。さらにN、N
−ジメチルホルムアミド(1,5d)を加えたのち、上
記a)で得られたアセトニトリル溶液を加える。反応液
は室温で22時間攪拌し、生成した結晶性粉末をろ取、
乾燥すると1(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ
−18−iN−4N−3−(2,4−ジベンジルオキン
フェニル)フロピオニル]アスパラギニル)アミノ−N
’、N’−ジベンジルオキシカルボニル−4,913−
1−IJアザ−12−オキソオクタデカン(340mg
)を得る。
融点 138°−140’c 0Bz1 9.13−トリアザ−12−オキソ−1−アミノオクタ
デカン・3酢酸塩を無色粉末として93+ng得る。
S IMS :m/z=580[M” +H” ](C
!BH4gN 70 e:M = 579 )実施例4 (a5体 1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ−181N−[N−3−(2,4−ジベンジルオキシ
フェニル)プロピオニル]アスパラギニル)アミノ−N
 ’、 N ’−ジベンジルオキシー4,913−トリ
アザ−12−オキソオクタデカン(328mg)のメタ
ノール溶液(50〆)に酢酸(0,05d)と10%パ
ラジウム−炭素(50mg)を加え、水素気流下、室温
で24時間、接触還元する。以下実施例1−9)と同様
に後処理を行い、+ 8iN−[N−3−(2,4−ジ
ヒドロキ7フヱニル)プロピオニル]アスパラギニル)
アミノ−4゜CHtCO−Asn−NH(Ctiy) 
JHCO(CIlt) JH(CHt)4NH(CHt
) 3 NHt ’Ac0t1 18−EN−(N−2,5−ジヒドロ牛/フェニルアセ
チル)アスパラギニルコアミノ−4,9,I 3−トリ
アザ−12−オキソ−1−アミ/オクタデカン・3酢酸
塩 a)  2.5−ジベンジルオキシフェニル酢酸(11
6+g)のアセトニトリル溶液(7d)に1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(60mg)とジシクロへキンル
カルボジイミド(69mg)を加え、室温下、4時間、
攪拌する。生成した沈殿物をろ別し、ろ液は減圧下に濃
縮する。残留物にアセトニトリル10dを加え、不溶物
は再度ろ別する。ろ液は下記の反応b)で使用する。
b)実施例1−7)で得られた1−(N−ベンジルオキ
/カルボニル)アミノ−18−[N−(Ntert−ブ
トキシカルボニル)アスパラギニルコアミノ−N ’、
 N 9−ジベンジルオキ/カルボニル−49,13−
トリアザ−12−オキソオクタデカン(313mg)を
トリフルオロ酢酸(1d)に溶解し、室温で30分間攪
拌する。反応液にトルエン(30tf2)を加え、減圧
下に留去し、残留物にジエチルエーテルを加える。攪拌
して生成した粉末をろ取、乾燥する。本島をアセトニト
リル(5ml)に溶解し、水冷下、攪拌しながら、トリ
エチルアミ/(0,05〆)を加える。さらにN、N−
ジメチルホルムアミド(1,!IMりを加えたのち、上
記a)で得られたアセトニトリル溶液を加える。反応液
は室温で12時間攪拌する。生成した結晶性粉末を口取
、乾燥すると1−(N−ベンジルオキ/カルボニル)ア
ミ7−18−CN−(N −2,5−ンベンジルオキジ
フェニルアセチル)アスパラ半ニルjアミノ−N ’、
 N ”−ジベンジルオキ7カルボニル4.9.11−
トリアザ−12−オキソオクタデカン(143mg)を
無色結晶性粉末として得る。
融点 150−152°C 元素分析値 Cad(77N 701x・H,Oとして計算値 C:
66.93: H:6,83; N:8.41実験値 
C:66.76: +16.g2; N:8.07bz bz bz 例1−9ンと同様に後処理を行い、+8−4N−(N2
.5−ジヒドロキ/フェニルアセチル)アスパラキー1
ル]アミノ−4,9,13−1−リアイー12オキソー
1−アミノオクタテカン・3酢酸塩(30mg)を得る
S  IMS  :   m/z= 56 6[M”+
H”](C、,8,7N 70 、・M=565)実施
例5 B 1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ18−[
N−(N−2,5〜ジベンジルオキンフエニルアセチル
)アスパラギニルコアミノ−N ’、 N 9−ジベン
ジルオキ7カルポニルー4.9.13−トリアザ−12
−オキソオクタデカン(130mg)のメタノール溶液
(10m)に酢酸(0,02d)と10%パラノウムー
ニー(20mg)を加え、水素気流下、室温で23時間
、接触還元する。以下実施9−[N−(N−2,4−ジ
ヒドロキンフェニルアセチル)アスパラギニル]アミノ
ー4−アザ−3オキソ−1−アミ/ノナン Hoe Ntl(C)It)5NHCO(Ctls)t
NI+−Cbzl−アミノ−5−(N −tert−ブ
トキンカルボニル)アミノペンタン(4、0g)のN、
N−ジメチルホルムアミド溶液(20d)にN−ペンン
ルオキン力ルホニルーβ−アラニン(4,42g)、I
−ヒドロ牛/ベンゾトリアゾール(2、68g)および
ジンクロヘキンルカルボジイミド(4,09g)を順次
加える。以下実施例1−7)に記載した方法で後処理を
行い、無色粉末状の9−(N −tert−ブトキノカ
ルボニル)アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−4−アザ−3−オキソノナン(3,50g
)を得る。
元素分析値 Ct、H、、N 、O、として 計算値 C:61.89; tl:8.+6; N:I
o、3+実験値 C:61.76; H:8.30: 
N:10.049  (N  terl−ブトキノカル
ボニル)アミ/1−(N−ベンジルオキシカルボニル)
アミ/−4アザ−3−オキソノナン(3,50g)のト
リフルオロ酢酸溶液(2(M)を室温で10分間攪拌す
る。
減圧下にトリフルオロ酢酸を留去し、残留物にIN塩酸
−ジオキサン溶液(10〆)を加える。ジオキサンを留
去し、残留物にジエチルエーテルを加え攪拌すると粉末
が得られる。これをろ取、乾燥すると9−アミノ−1−
(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−4−アザ−
3−オキソノナン・1塩酸塩(2,7Lg)を得る。
元素分析値 C+88 !5N 303・f(CIとして計算値 C
:55.88; l(ニア、62; N:I2.22実
験値 C:55.80: Hニア、7?: N:il、
96Boc−NH(CH,ンJ)IcO(C)It)−
NlトCbz、レゾF3COOFl Cl 11cl ・NH,(C)If)5NIICO(CIり
 JH−Cbzl7 Boc Asn−Ni1(CHt)sNl(Co(CH
t)JH−Cbz9−アミ/−1−(N−ベンジルオキ
シカルボニル)アミノ−4−アザ−3−オキソノナン・
l塩酸塩(3,43g)のN、N−ジメチルホルムアミ
ドMiffl(30d)にN  tert−ブトキシカ
ルボニルアスパラギン(2,32g)、)リエチルアミ
ン(1,54d)、1〜ヒドロキシベンゾトリアゾール
(1,35g)、シンクロへキシルカルボジイミド(2
゜17g)を攪拌下、順次加える。反応液は12時間攪
拌し、以下実施例1−7)に記載した方法で後処理を行
い、無色粉末状の9− [N −(N −tertブト
キ/カルボニル)アスパラギニルコアミノ−1(N−ベ
ンジルオキシカルボニル)アミノ−4アザ−3−オキソ
ノナン(5,0g)を得る。
元素分析値 C、、H3,N 、07として 計算値 C・57.56; Hニア、54; N:13
.43実験値 C:57.49; Hニア、70; N
:13.14Boc−Asn−Nil(CIlz) J
HCO(CI−1t) JH−Cbz9−[N−(N−
tert−ブト牛/カルボニル)アスパラギニルコアミ
ノ−1−(N−ベンジルオキ7カルボニル)アミ7−4
−アザ−3−オキソノナン(4,18g)のトリフルオ
ロ酢酸溶液(20d)を室温で30分間攪拌する。以下
実施例5−2)と同様に後処理を行い、無色粉末状の9
−(N−アスパラギニル)アミ/−1−(N−ベンジル
オキシカルボニル)アミノ−4−アザ−3−オキソノナ
ン・l塩酸塩(3,51g)を得る。
元素分析値 C7゜H,、N、O,・HCIとして 計算値 C・52.45; H・7.04: N:15
.29実験値 C:52.39; H:6.88; N
:15.03HCI ・H−Asn−NH(CL)sN
HcO(CL)JR−Cbz9−(N−アスパラギニル
)アミノ−1−(Nベンジルオキ7カルボニル)アミノ
−4−アザ3−オキソノナン・l塩酸塩(386mg)
のN、N−ツメチルホルムアミド溶液(10d)に、2
,4ジベンジルオキンフエニル酢酸(510mg)、 
トリエチルアミン(0,16d)、1−ヒドロキンベン
ゾトリアゾール(150mg)、ジシクロへキシルカル
ボジイミド(250+ag)を、攪拌下、順次加える。
反応液は室温で12時間攪拌したのち、実施例53)と
同様に後処理を行い、無色の結晶として9−[1l−(
N−2,4−ジベンジルオキシフェニルアセチル)アス
パラギニルコアミノ−1−(Nベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−43−オキソノナン(364mg)を得る
融点 181184℃ 元素分析値 C,、H4,N、○、として 計算値 C:67.09; H:6.57; N・9,
32実験値 C:66.80; H:6.43; N:
9.08アザ 9−[N−(N−2,4−ジベンジルオキシフェニルア
セチル)アスパラギニル」アミノ−]−(NペNベンジ
ルオキシカルボニルミ/−4−アザ3−オキソノナン(
320+g)のメタノール溶液(20d)に10%パラ
ジウム−炭素(50mg)を加え、水素気流下、室温で
20時間、接触還元する。
以下実施例1−9)と同様に後処理を行い、無色粉末状
の9−[N−(N−2,4−ジヒドロキシフェニルアセ
チル)アスパラギニルコアミノ−4−アザ3−オキソ−
1−アミ7ノナン(160mg)を得る。
元素分析値 C,、H31N50@・I/2H2oとして計算値 C
:53.80: H・7.22; N:I5.89実験
値 C:53.90; lIニア、50; N:15.
46実権例6 9−[N−(N−3,4−ジヒドロキシフェニルアセチ
ル)アスパラギニルコアミノ−4−アザ−3オキソ〜1
−アミ/ノナン 11CI ・H−Asn−N11(C112)5NII
co(Clip)Jll−Cbz実施例5−4)で得た
9−(N−アスパラギニル)アミノ−1−(N−ベンジ
ルオキ/カルボニル)アミノ−4−アザ−3−オキソ/
す/(642mg)のN 、 N−ジメチルホルムアミ
ド溶液(]Od)に34−ジベンジルオキシフェニル酢
酸(435mg)。
トリエチルアミン(0,22d)、I−ヒドロキンベン
ゾトリアゾール(189mg)およびシンクロへ半ジル
カルボジイミド(383mg)を、攪拌下、順次加える
。反応液は室温で、12時間、攪拌したのち、実施例5
−3)と同様に後処理を行い、無色粉末状の1−[N−
(N−3,4−ジベンジルオキ/フェニルアセチル)ア
スパラギニルコアミノ−1(N−ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ−4アザ−3−オキソノナン(600I!
+g)を得る。
元素分析値 C、、H,。N、08として 計算値 C:67.09; H:6.57; N:9,
32実験値 C:66.79; H:6.41; N:
9.12として9−[N−(N−3,4−ジヒドロキシ
フェニルアセチル)アスパラギニルコアミノ−4−アザ
3−オキソ−1−アミノノナン(176mg)を得る。
融点 88−91’C 元素分析値 C1゜H,、N、O,として 計算値 C:54.91; tlニア、14; N:1
6.O1実験値 C:55.I2; I(ニア、23;
 N:I5.83実施例7 H !−[N−(N−3,4−ジベンジルオキシフェニルア
セチル)アスパラギニル]アミ7〜]−(Nベンジルオ
キ/カルボニル)アミ/−4−アザ3−オキソノナン(
4201mg)のメタノール溶液(20t12)に10
%パラジウム−炭素(56mg)を加え、水素気流下、
20時間、接触還元する。以下実施例1−9)と同様に
後処理を行い、無色結晶9−[N−(N−2,4−ジヒ
ドロキシフェニルアセチル)グルグミニルコアミノ−4
−アザ−3−オキソ−1−アミ7ノナン・l酢酸塩 :IC1’ tlyN(CHz)、Nl1co(CHt
)tNIt−Cbzl 十Boc−Gin−O1l Boc−Gin−Nil(C1l、) aNHco(C
ILy) JHCbz実施例5−2)で得た9−アミノ
−1−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−4−
アザ−3オキソノナン・1塩酸塩(1,1,Og)のN
、N/メチルホルムアミド溶液(20d)にN−ter
tブトキ/カルボニルグルタミン(1,18g)、トリ
エチルアミン(0,52d)、I−ヒドロキンベンゾト
リアゾール(650mg)、ジンクロヘキンル力ルホジ
イミド(990mg)を攪拌下、順次加える。反応液は
室温で12時間攪拌したのち、実施例17)に記載した
方法で後処理を行い、無色粉末状の9−[N−(N−t
ert−ブトキシカルボニル)グルタミニル]アミノ−
1−(N−ベンジルオキ/カルボニル)アミ/−4−ア
ザ−3−オキソノナン(700mg)を得る。
元素分析値 C+eH−+N so 7’ H+Oとして計算値 C
:56.40+ 11ガ、g3; li:12.65実
験値 C:56.33; Hニア、70; N:I2.
41Boa−Gin−Nll(Ctlt)−NHCO(
CHy) −NH−Cbz9  [N −(N  te
rt−ブトキシカルボニル)グルタミニル]アミノ−1
−(N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−4−アザ
−3−オキソノナン(6701mg)のトリフルオロ酢
酸溶液(1d)を10分間、室温で攪拌する。以下実施
例5−2)と同様に後処理を行い、無色粉末状の9−(
N−グルタミニル]アミノ−1−(N−ベンジルオキ/
カルボニル)アミノ−4−アザ−3−オキソノナン・l
塩酸塩(460+g)を得る。
水晶をN、N−ジメチルホルムアミド(20d)に溶解
し、これに2,4−ジベンジルオキシフェニル酢酸(4
70mg)、 トリエチルアミン(0,19m’)、 
1−ヒドロキンベンゾトリアゾール(182mg)、ジ
ンクロヘキンル力ルポジイミド(257a+g)を、攪
拌下、順次加える。反応液は12時間、攪拌したのち、
実施例5−3)と同様に後処理を行い、無色結晶として
9−[N−(N−2,4−ペンジルオキシフェニルアセ
チル)グルタミニル]アミノ−1−(N−ベンジルオキ
/カルボニル)アミノ4−アザ−3=オキソ/ナン(6
20+g)を得る。
融点 217−219°C 元素分析値 C,3H6,N、O,として 計算値 C:67.43; H:6.71; N:9.
15実験値 C:67.6[1; tl:6.49; 
N:8.839−[N−(N−2,4−ジベンジルオキ
シフェニルアセチル)グルタミニル]アミノ−1−(N
ベンジルオキ/カルボニル)アミノ−4−アザ3−オキ
ソノナン(0,57g)のメタノール溶液(I Od)
に酢酸(0,1dり、 10%バラノウムニー素(50
r@g)を加え、室温で、水素気流下、20時間接触還
元する。以下実施例1−9)と同様に後処理を行い、無
色粉末状の9−[N−(N−2,4ジヒドロキシフエニ
ルアセチル)グルタミニル]アミノー4−アザ−3−オ
キソ−1−アミ/ノナン・1酢酸塩(380mg)を得
る。
元素分析値 C2,[(tsNsos・CH,C0OH−H,Oとし
て 計算値 C:52.16; 実験値 C:52.40; 実施例8 Hニア、42: Hニア、29; N:13.23 N:I2.98 CHt、Co−^5n−Nil(CHt)sNHcO(
C)it)tNHy9−[N−(N−3−ヒドロキノフ
ェニルアセチル)アスパラギニルコアミノ−4−アザ−
3−オキソ−1−アミノノナン HCI −H−^5n−NH(CHt)JIICO(C
IりyNHCbzミ/−4−アザ−3−オキソノナン(
642mg)のN、N−ツメチルポルムアミド溶液(1
0,d)に、3〜ヒドロキシフエニル酢酸(213mg
)、 トリエチルアミン(0,22d)、1−ヒドロキ
7ペンゾトリアゾール(189mg)、ジシクaへ半ジ
ルカルボジイミド(383mg)を攪拌下、順次加える
。反応液は12時間、攪拌したのち、実施例5−3)と
同様に処理して、無色粉末状の9−[N−(N−3ヒド
ロキンフエニルアセチル)アスパラギニルコアミノ−1
−(N−ベンジルオキ7カルボニル)アミノ−4−アザ
−3−オキソノナン(530mg)を得る。
元素分析値 C、、H3,N 、○、として 計算値 C:60.52: H:8.71: N:12
.61実験値 C:60.33; H:6.89; N
:12.48実施例5−4)で得た9−(N−アスパラ
ギニル)アミノ−1−(N−ベンジルオキシカルボニル
)ア計算値 C:58.99; Hニア、I4; N:
16.62実験値 C:56.74; Hニア、03;
 N:16J1実施例9 実施例8と同様にして、表−1の化合物を得た。
9−[N−(N−3−ヒドロキシフェニルアセチル)ア
スパラギニルコアミノ−1−(N−ベンジルオキシカル
ボニル)アミノ−4−アザ−3−オキソノナン(470
mg)のメタノール溶i(ffi(10m)に10%パ
ラジウム−炭素(50mg)を加え、室温で、水素気流
下、接触還元する。反応液は実施例1−9)と同様に処
理して、無色結晶として9−[N(N−3−ヒドロキシ
フェニルアセチル)アスパラギニルコアミノ−4−アザ
−3−オキソノナン(310mg)を得る。
融点 114−115°C 元素分析値 C,、H3,N、○、として 表=1 参考例I 2,4−ジベンジルオキシフェニル酢酸)  2.4−
ジヒドロ牛ジベンズアルデヒド(14,5g)をエタノ
ール(60d)に溶解したのち、塩化ベンジル(30d
)および炭酸ナトリウム(1,7g)を加えて加熱下に
5時間還流する。不溶物をろ去し、ろ液を放冷したのち
に生ずる固形物をろ取する。エタ/−ルより再結晶して
2,4ジベンジルオキシベンズアルデヒド(20g、収
率60%)を得る。融点 89−90’C0’)  2
.4−ジベンジルオキンベンズアルデヒド(20g)を
メタノール(700d)に溶解したのち、水素化ホウ素
ナトリウム(3,6g)を加えて室温(20°C)で1
.5時間放置する。反応液に水(、1、5(1’lを加
え、生ずる沈殿をろ取する。エタノールより再結晶して
2,4−ジベンジルオキシベンジルアルコール(19,
8g、収率98%)を得る。
融点 84−85℃。
iii )  2 、4−ジベンジルオキシベンジルア
ルコール(19,8g)を無水ベンゼン(150d)に
溶解したのち、塩化チオニル(40g)を加えて加熱下
に1時間還流する。減圧下に濃縮して乾固すると粗2.
4−ジベンジルオキシベンジルクロライドを得る。これ
を精製することなくっぎの反応に用いる。
iv)  上記の粗2,4−ジベンジルオキシベンジル
クロライドをジメチルスルホキサイド(150〆)に溶
解したのち、シアン化ナトリウム(4g)を加えて室温
(20°C)で2時間攪拌する。反応液を水(1g)に
あけ、ジクロロメタン(IQ)で抽出する。
ジクロロメタン抽出液を減圧下に濃縮したのち、残渣を
シリカゲルカラム(内径10cm、&さ50cs。
ジクロロメタン−〇−へ牛サンの1 : 1 (v/ 
v) a 合液で展開)で分離精製し、さらにジエチル
エーテル−n−へ牛サンの2:1(v/v)1合液より
再結晶して2.4−ジベンジルオキシフェニルアセトニ
トリル(14,3g、[V[]からの収率70%)を得
る。
融点 99−100’C。
v) 24−ジベンジルオキ/フェニルアセトニトリル
(14,3g)をエタノール(250d)に溶解したの
ち、水酸化カリウム水溶液(水酸化カリウム32gを水
80dに溶解したもの)を加え、加熱下に15時間還流
する。反応液を減圧下に濃縮したのち水(100d)に
溶解する。濃塩酸にて酸性としたのち、ジクロロメタン
で抽出する。ジクロロメタン抽出液を無水硫酸マグネン
ウムで乾燥し、減圧下に濃縮したのち、残渣をシリカゲ
ルカラム(内径10cm、長さ50 am、ジクロロメ
タン−酢酸エチルの4 : 1 (v/ v)混合液で
展開)で分離精製する。ベンゼンより再結晶して2,4
−ジベンジルオキシフェニル酢酸(14,4g、収率 
95%)を得る。融点 139°C0 参考例2 3−(2,4−ジベンジルオキシフェニル)フロピオン
酸 )  2.4−ジベンジルオキシベンズアルデヒド(7
02mg)のトルエン溶液(3(M)にエトキンカルボ
ニルメチレントリフェニルホスホラン(1,0g)を加
え、25時間、加熱還流する。放冷後、溶媒を留去し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトで精製する。ジクロ
ロメタンから溶出される画分より1(2,4−ジベンジ
ルオキシフェニル)2−プロペン酸エチル(794mg
)を油状物として得た。
元素分析値 C、、H、、O,とじて 計算値 Cニア7JO; H:6.23実験値 Cニア
7.28; H:6.3ONMRδppm(CD CI
s): 1.27(t、 3H)、 4.20(q。
21+)、 5.00(s、 2H)、 5.08(s
、 21)、 6.46−6、63(s、 3H)。
7、10−7.50(a、 5)1)、 7.67−7
、1110(d、 IH)、 7.86−8.05(d
、 IH) 11)塩化ニッケル(100+++g)のエタノール溶
液(100d)に水素化ホウ素ナトリウム(10mg)
を加え、5分間、攪拌する。これに3−(2,4−ジヒ
ドロ牛ジフェニル)−2−プロペン酸エチル(780m
g)を加え、水冷下、攪拌しながら水素化ホウ素ナトリ
ウム(100mg)を少量ずつ加える。
反応終了後、5N塩酸水0.2dを加え、生成した不溶
物をろ別する。エタノールを留去し、残留物をジクロロ
メタンに溶解する。ジクロロメタンは水洗し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。ジクロロメタンを留去すると3
−(2,4−ジベンジルオキシフェニル)プロピオン酸
エチル(75011+g)を無色油状物として得る。
元素分析値 C、、H、,0,とじて 計算値 Cニア6.90; H:6.71実験値 Cニ
ア6.78; H:6.84HMRδppm(CD C
13): 1.18(t、 3H)、 2.45−3.
05(m、 4H)、4.07(q、 2)り、 4.
97(s、 2H)、 5.01(s、 2H)。
6、38−7.50(m、 13H) iii)  3  (2,4−ジベンジルオキシフェニ
ル)プロピオン酸エチル(12,0g)のエタノール溶
液(300イ)に水酸化ナトリウム(10,3g)を加
え、室温で6時間攪拌する。5N塩酸水を加尤、pH4
0とした後、エタノールを留去する。残留物に水を加え
、析出した結晶をろ取、水洗、乾燥すると、無色の結晶
として3−(2,4−ジベンジルオキシフェニル)プロ
ピオン酸(9,4g)を得る。
融点 125−127.5℃ 元素分析値 C−sHtto 4として 計算値 Cニア6.22; H:6.12実験値 Cニ
ア6J7; H:6.3ON M Rδppm(CD 
Cl11) : 2.47−3.03(@、 4H)、
 4.97(s、 21+)、 5.02(s、 2H
)、 6.40−7.53(m、 13H)参考例3 Boc−NH(CFlt)sNHt 5− (N −tert−ブトキシカルボニル)アミノ
l−アミノペンタン (N −tert−ブトキシカル
ボニルカダベリン) NH,CCH,’)sOH−〉Boc−NHCCH,’
)50H↓ Boc−Nil(CHt)sNHt i)  5−アミノ−1−ペンタノール(log)のジ
オキサン溶液(50d)にtert−ブチル 4,6ジ
メチルピリミジンー2−イルチオールカーボネート(B
oc−3D P)(23,31g)を加え、室温で、1
2時間攪拌する。溶媒を留去し、残留物を酢酸エチル(
300d)に溶解する。酢酸エチル溶液はIN塩酸水で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去す
ると、無色油状物として5(N −tert−ブトキシ
カルボニル)アミノ−1−ペンタノール(14,3g)
を得る。
元素分析値 C、oH、、N O、として 計算値 C:66,90; H:8.42; N:5.
57実験値 C:66.77; H:8.I9: N:
5.36)  5−(N−tert−ブトキンカルボニ
ル)アミン−1−ペンタノール(21,3g)の無水テ
トラヒドロフラン溶液(300m)に水冷下、攪拌しな
かう1゛リフエニルホスフイン(54,、9g)、フタ
ルイミド(30,8g)、ジメチルアゾジホルメート(
30,6g)を加える。反応液は室温で3時間攪拌した
のち、溶媒を減圧下に留去(7、残留物をn −へ牛サ
ンー酢酸エチル(2;l)で抽出する。有機層を減圧下
に濃縮すると無色油状物が1写られる。
これをシリカゲルカラムクロマトで精製する。n−ヘキ
サン−酢酸エチル(2・1)で溶出される両分からN 
−[5(N −tert−ブトキシカルボニル)アミノ
コペンチルフタルイミド(22,5g)を得る。
融点 8183℃ 元素分析値 C、、H、、N 、0.とじて 計算値 C:65.04; Hニア、28; N:8.
43実験値 C:64.87: Hニア、02; N:
8.70iii)  N  [5(N−tert−ブト
キシカルボニル)アミノコペンチルフタルイミド(21
,5g)のエタメール溶液(500d)にヒドラジノ・
水和物(20〆)を加え、80°Cで4時間、加熱攪拌
する。
析出した結晶をろ取し、ろ液を減圧下に濃縮すると、無
色油状物として5−(N −tart−ブトキシカルボ
ニル)アミノ−1−アミ/ペンタン(119g)を得る
元素分析値 C+oHttN to 、として 計算値 C:59.37; H:10.96・N:13
.85実験値 C・59.10; lI:10.71;
 N:13.79参考例4 3.4−ジベンジルオキシフェニル酢酸)  3.4−
ジヒドロ牛ジフェニル酢酸(10g)のN、N−ジメチ
ルホルムアミド溶液(50d)に、炭酸カリウム(74
g)とベンジルブロマイド(37g)を加え、40℃で
6時間、攪拌する。溶媒を留去し、残留物をジクロロメ
タンで抽出する。ジクooメタン層は水洗し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去すると無色結晶とし
て3,4ジベンジルオキシフエニル酢酸 ベンジルエス
テル(16,0g)を得る。
歳点 71.5−72.5°C 元素分析値 C、、H、,0、とじて 計算値 Cニア9.43; H:5.98実験値 Cニ
ア9.42; H:5.86)  3.4−ジベンジル
オキ/フェニル酢酸ベンジルエステル(16,0g)の
メタノール溶液(200d)に水酸化カリウム(6,2
g)を加え、室温で6時間、攪拌する。5N塩酸水を加
え、pH4,0にする。溶媒を留去し、残留物に水を加
えて析出した結晶をろ取、水洗、乾燥すると、無色結晶
として3,4−ジベンジルオキ7フエニル酢酸(10,
0g)を得る。
融点 112’−1+3°C 元素分析値 C□H7゜o4として 計算値 Cニア5.84・H:5.79実験値 Cニア
5.79; [l:5.80参考例5 2.5−ジベンジルオキシフェニル酢酸i)参考例4−
1)と同様にして、2,5−ジヒドロキ/フェニル酢酸
から2.5−/ベンジルオキジフェニル酢酸 ベンジル
エステルを得る。
融点 73−74.5°C 元素分析値 CveHt−04として 計算値 Cニア9.43: H:5.9g実験値 Cニ
ア9.50; H:5.77)参考例4− ii )と
同様に2,5−ジベンジルオキ/フェニル酢酸 ベンジ
ルエステルを加水分解して2,5−ジベンジルオキ/フ
ェニル酢酸を得る。
融点 95.5−100’C 元素分析値 C、、H、。04として

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子またはアシル基を、mは1ないし
    3の整数を、nは1ないし4の整数を、pは1または2
    を、qは1ないし6の整数を、xは2ないし6の整数を
    、yは1ないし3の整数をそれぞれ示す。但し、▲数式
    、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、表等が
    あります▼、nが1、pが1、qが5およびRが水素原
    子である時、 [(CH_2)_x−NH]_yは(CH_2)_2N
    H(CH_2)_3NH(CH_2)_3NHまたは(
    CH_2)_2NH(CH_2)_4NH(CH_2)
    _3NHを示さない。]で表わされる化合物またはその
    塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素原子またはアシル基を、mは1ないし
    3の整数を、nは1ないし4の整数を、pは1または2
    を、qは1ないし6の整数を、xは2ないし6の整数を
    、yは1ないし3の整数をそれぞれ示す。但し、▲数式
    、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、表等が
    あります▼である時、nは2ないし4の整数またはpは
    2または [(CH_2)_x−NH]_y−Rは(CH_2)_
    2NH_2を示す。]で表わされる化合物またはその塩
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるカルボン酸またはその塩もしくは反応性誘
    導体と一般式 H_2N−(CH_2)_q−NHCO−[(CH_2
    )_x−NH]_y−Rで表わされる化合物またはその
    塩[上記式中の記号は請求項1記載と同意義を示し、水
    酸基、イミノ基、アミノ基は保護されていてもよい。]
    とを反応させ、要すれば保護基を脱離させることを特徴
    とする請求項1記載の化合物またはその塩の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるカルボン酸またはその塩もしくは反応性誘
    導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物またはその塩[上記式中の記号は請
    求項1記載と同意義を示し、水酸基、イミノ基、アミノ
    基は保護されていてもよい。]とを反応させ、要すれば
    保護基を脱離させることを特徴とする請求項1記載の化
    合物またはその塩の製造法。
  5. (5)請求項1記載の化合物またはその塩を含有するグ
    ルタミン酸レセプター阻害剤。
JP1108593A 1988-04-26 1989-04-26 アミド化合物,その製造法ならびにグルタミン酸レセプター阻害剤 Pending JPH0228143A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10508088 1988-04-26
JP63-105080 1988-04-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0228143A true JPH0228143A (ja) 1990-01-30

Family

ID=14397951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1108593A Pending JPH0228143A (ja) 1988-04-26 1989-04-26 アミド化合物,その製造法ならびにグルタミン酸レセプター阻害剤

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5047430A (ja)
EP (1) EP0339927A3 (ja)
JP (1) JPH0228143A (ja)
CA (1) CA1316941C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460912A (en) * 1992-07-14 1995-10-24 Iwatsu Electric Co., Ltd. Electrophotography type lithographic form plate for laser beam
US5932381A (en) * 1997-10-03 1999-08-03 Iwatsu Electric Company, Ltd. Electrophotographic lithographic printing plate

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8820442D0 (en) * 1988-08-30 1988-09-28 Usherwood P N R Therapeutic polyamine amides
NZ260302A (en) * 1994-04-13 1996-05-28 New Zealand Meat Ind Res Inst Treating bait aversion by including substances which disrupt the associative learning process into bait compositions
FR3068353B1 (fr) * 2017-06-30 2020-05-08 L'oreal Derives de resorcinol pour leur utilisation cosmetique
CN115872898A (zh) * 2021-09-29 2023-03-31 尚科生物医药(上海)有限公司 一种制备亚精胺的工艺

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2718027B2 (ja) * 1987-02-02 1998-02-25 井関農機株式会社 移動農機の変速操作方式
JPS63218603A (ja) * 1987-03-06 1988-09-12 Takeda Chem Ind Ltd 殺虫剤組成物
JPH0788343B2 (ja) * 1987-06-10 1995-09-27 武田薬品工業株式会社 アミド化合物の製造法
JPH082856B2 (ja) * 1987-06-10 1996-01-17 暉躬 中嶋 グルタミン酸レセプター阻害物質,その製造法ならびに殺虫剤組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460912A (en) * 1992-07-14 1995-10-24 Iwatsu Electric Co., Ltd. Electrophotography type lithographic form plate for laser beam
US5932381A (en) * 1997-10-03 1999-08-03 Iwatsu Electric Company, Ltd. Electrophotographic lithographic printing plate

Also Published As

Publication number Publication date
EP0339927A2 (en) 1989-11-02
EP0339927A3 (en) 1990-12-05
CA1316941C (en) 1993-04-27
US5047430A (en) 1991-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0184550B1 (de) 5-Amino-4-hydroxyvalerylamid-Derivate
US4990511A (en) Amide compounds, their production and use
AU2885292A (en) Peptides inhibiting il-1 beta release
US4330559A (en) Method of treating benign prostatic hypertrophy
NZ199310A (en) Peptides and peptide derivatives containing 3-5 amino acid residues;compositions
US5886046A (en) Dicarbonyl-containing compounds
CA1251000A (fr) Dipeptides, leur preparation et les medicaments qui les contiennent
JPH0228143A (ja) アミド化合物,その製造法ならびにグルタミン酸レセプター阻害剤
DE2840636A1 (de) Peptide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre therapeutische verwendung
US4430346A (en) Novel carcinostatic substance and process for synthesis thereof
JPH0742308B2 (ja) グルタチオン モノアルキルエステル硫酸塩およびその製造法
JPH0231707B2 (ja)
JPS6312063B2 (ja)
SU1346046A3 (ru) Способ получени н-бутиловых эфиров производных N-ацетилмурамилпептидов
CA1310443C (fr) Derives de l'acide glutamique, leurs sels, procede de preparation, application a titre de medicaments et compositions les renfermant
US4198509A (en) Mercaptoacylpiperazine carboxylic acid compounds
US3903077A (en) Direct synthesis of dopamine amino acid amides
KR850001880B1 (ko) 트란스-4-[n-(3', 4'-메틸렌디옥시벤질리덴)아미노메틸] 사이클로헥산-1-카복실산 및 이의 유도체의 제조방법
JPH078855B2 (ja) スルホニウム化合物
CA1217200A (en) 1-acylamino-1-cyclopentanecarboxylic acids and a process for preparing them
EP0057419B1 (en) New peptide, process for preparation thereof and use thereof
JPH0363560B2 (ja)
JP3145533B2 (ja) 新規メトトレキセート誘導体
EP0004059B1 (en) Synthesis of 1-(thiocarbamoyl)-2-imidazolidinone and immunosuppressive compositions containing it
JPH0118916B2 (ja)