JPH02280917A - クラッド鋼板の反り矯正機 - Google Patents

クラッド鋼板の反り矯正機

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JPH02280917A
JPH02280917A JP9839989A JP9839989A JPH02280917A JP H02280917 A JPH02280917 A JP H02280917A JP 9839989 A JP9839989 A JP 9839989A JP 9839989 A JP9839989 A JP 9839989A JP H02280917 A JPH02280917 A JP H02280917A
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Kazuto Kaneshige
和人 兼重
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クラッド鋼板の反り矯正機に関するもので
ある。
〔従来技術とこの発明が解決しようとする課題〕二種以
上の金属を重ねて接合したクラッド鋼板は、熱間圧延後
、冷却されると、材料の線膨張係数の違いから、長手方
向および幅方向に反りが発生するため、この反りを矯正
する必要がある。
従来、鋼板の矯正方法としては、次に示すものがあるが
、それぞれ問題点がある。
(i)ローラレベラーにより繰り返し曲げを与える矯正
方法 クラッド鋼板の長手方向反りの矯正は簡単にできるが、
クラッド鋼板の幅方向反りの矯正は困難である。また、
繰り返し曲げをクラッド鋼板に与えることにより、異種
金属間の接着強度が低下する。このため、チタンクラッ
ド鋼板においては、冷間でのローラレベラーの使用が不
可となっている。
(ii )プレスにより局部的に曲げを与える作業を繰
り返す矯正方法 一枚のクラッド鋼板を矯正するのに5〜8時間もかかり
、また熟練した作業者が必要となる。さらに、厚さ8■
■程度の薄板は矯正できない。
この発明は、前述のような問題点を解消すべくなされた
もので、その目的は、クラッド鋼板の異種金属間の接着
強度を低下させることなく容易にクラッド鋼板の幅方向
の反りを矯正できるクラッド鋼板の反り矯正機を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、外周に凸状のクラウンを付した圧下
ロール1をクラッド鋼板Wの幅方向に間隔をおいて配設
してなるロール群2を、クラッド鋼板Wの搬送路を挟ん
でクラッド鋼板の幅方向において上下に千鳥状に設け、
各圧下ロール1をクラッド鋼板Wに対して独立して上下
位置調整可能とする。
上下位置調整装置3としては、ナツト・スクリューロン
ド方式、油圧シリンダなどが考えられるが、比較的簡単
な機構で大きな圧下刃を得られるなどから、ウオームジ
ヤツキ方式が好ましい。
クラッド鋼板Wの長手方向に関しては、第2図に示すよ
うに、所定量離間して設置された2つの下部圧下ロール
ILO間に1つの上部圧下ロールIUを対向して設けて
いるが、上下のロールが同じ位置で対向されたもの、あ
るいは2つの上部圧下ロールの間に1つの下部圧下ロー
ルを対向して設けたものでもよい。
クラッド鋼板Wの送りには、ワイヤロープ牽引による引
抜き機構(第4図参照)、回転駆動されるグリップロー
ルによる送り出し機構(第6図参照)などを用いること
ができる。
〔作   用〕
第1図に示すように、クラッド鋼板Wの端部を矯正機に
位置させ、各圧下ロールlを上下位置調整することによ
り各圧下ロール1が鋼板幅方向に矯正前の板形状とは反
対の一定曲率で湾曲して配列されるようにし、クラッド
鋼板幅方向に逆塑性変形曲げを与えつつクラッド鋼板W
を長手方向に引抜き、あるいは送り出す。第1図、第2
図に示すように、鋼板の幅方向と長手方向の両方にロー
ル配列する場合には幅方向反りはもとより長手方向反り
が同時に矯正される各圧下ロール1の上下位置は、第3
図に示すように、矯正前に鋼板形状をマニュアルあるい
は自動で測定し、この形状測定情報と鋼板サイズ情報か
ら必要な逆曲げ曲率を演算し、この曲率、板厚、板幅な
どからウオームジヤツキ3Aの駆動モータ(ACモータ
、油圧モータ)を制御して行う。通板後、鋼板形状を測
定し、適正であれば、各圧下ロールlをオープンさせて
待機させる。鋼板形状が不適正であれば、逆パス等によ
り再度矯正を行う。
なお、逆塑性変形曲げの曲率は、均等に力が加わるよう
に一定曲率とするのが好ましい。また、上下の圧下ロー
ルは、鋼板の幅方向中央で一致させ、外側においては幅
方向に千鳥状に配列する方が曲げを加え易い。
〔実 施 例〕
これは、板厚8〜30鶴、板厚1500〜4000fi
、板長MAX 15,000mのクラッド鋼板に適用し
た例であり、第4図に示すように、前面テーブル4と後
面テーブル5の間に、本発明の反り矯正機を設置する。
反り矯正機は、第1図に示すように、上部フレーム6と
下部フレーム7によりスタンドを形成し、上部フレーム
6に上部ロール群2U、下部フレーム7に下部ロール群
2Lを設ける。
圧下ロール1は、幅が狭く外周に凸状のクラウンを付し
たロールとし、軸受部材8に回転自在に取付ける。ウオ
ームジヤツキ3Aは各フレーむ6.7に固定され、その
スクリューロンド3Bの先端に軸受部材8を取付けるこ
とにより、圧下ロールlを上下位置調整可能とする。
また、上下の圧下ロール1の鋼板幅方向の配列は、中央
で一致させ、外側に向かって千鳥状の配列とし、鋼板長
手方向においては、第2図に示すように、所定量離間し
て設置された2つの下部圧下ロールlLの間に1つの上
部圧下ロールルIUを対向して設ける。
なお、ロール配列については、上記配列の外、第12図
に示す如く上下の圧下ロール1の鋼板幅方向の配列は、
第1図と同じであるが、鋼板長手方向においては、1つ
の上部圧下ロールIUと1つの下部圧下ロールILを同
じ位置で対向させるものでもよく、また第13図に示す
如く鋼板幅方向および鋼板長手方向における上下の圧下
ロール1を同じ位置で対向するように設け、クラッド鋼
板の幅方向における反り方向(上、下)に対応してロー
ルを選択して使用するものでもよい。
第4図、第5図は、ワイヤロー19を用いた鋼板引抜き
機構の例であり、後面テーブル5の出側に、引抜き用モ
ータ10により回転駆動するロープ車11を設け、巻回
したワイヤローブ9を滑車12を介して後面テーブル5
上に引き出し、その先端をクラッド鋼板Wの連結孔に接
続し、クラッド鋼板Wを牽引して引抜くようにしたもの
である。
第6図ないし第8図に示すのは、反り矯正機と後面テー
ブル5との間に設けられたグリップロール13による送
り出し機構の例であり、上下一対のグリップロール13
により、矯正されたクラ7ド鋼板の幅方向両端部を挟持
し、グリップロール13を回転駆動させることにより鋼
板を送り出すようにしたものである。
上下一対のグリップロール13は、第8図に示すように
、下部ロール13Lをロール回転用モータ14により駆
動される駆動ロールとし、上部ロール13Uは進退用油
圧シリンダ15を介してグリップヘッド16に取付け、
鋼板端部を挟圧可能、種々の板厚に対応可能とする。
グリップヘッド16は、昇降フレーム17に軸18を介
して鉛直方向に揺動可能に取付け、第9図に示すように
、揺動モータ19により揺動、位置決めできるようにし
、矯正後の鋼板端部をグリップできるようにする。
また、昇降フレーム17は、板幅、反りなどに対応でき
るように、スライドフレーム20にリニアベアリング2
1を介して取付け、昇降用モータ22、昇降用ウオーム
ジヤツキ23により昇降可能とする。スライドフレーム
20も下部フレーム24にリニアベアリング25を介し
て鋼板幅方向に移動自在とし、第10図に示すように、
油圧クランプ26により固定できるようにされている。
さらに、下部フレーム24もベース27に対して移動自
在とされ、トラバース用油圧シリンダ28により鋼板幅
方向に移動させることにより、鋼板端部の幅方向変動を
吸収できるようにされている。
〔発明の効果〕
前述のとおり、この発明に係るクラッド鋼板の反り矯正
機は、外周に凸状のクラウンを付した複数の圧下ロール
からなるロール群を上下に配設し、鋼板幅方向に一定曲
率の逆塑性曲げをクラッド鋼板に加えるように構成した
ため、次のような効果を奏する。
(i)ロールレベラーでは困難であった鋼板の幅方向反
りの矯正が容易にできる。
(ii )ローラレベラーにおいて幅方向反りを解消す
るには長手方向の大きな曲げを繰り返し与えなければな
らず、このため異種金属間の接着強度が低下するが、本
発明では、鋼板幅方向に一定曲率の逆曲げを与えるだけ
であるので、接着強度を低下させることなく、幅方向の
反りを矯正することができる。
(iii )プレス矯正に比べて極めて短時間に、また
熟練を要することなく容易に反りを矯正できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る反り矯正機を示す正面図、第
2図は第1図の■線断面図、第3図は反り矯正機の制御
を示すフローチャート、第4図、第5図は鋼板の引抜き
機構を示す平面図。 側面図、第6図、第7図は鋼板の送り出し機構を示す平
面図、側面図、第8図は第7図の■線断面図、第9図、
第1O図、第11図はグリップロール送り出し機構の詳
細を示す正面図、側面図、平面図、第12図、第13図
は他の実施例を示すもので、第12図(イ)は正面図、
第12図(ロ)は第12図(イ)のA線断面図、第13
図(イ)は正面図、第13図(ロ)は第4゜ 13図(イ)のB線断面図である・ l・・・・・・圧下ロール、2・・・・・・ロール群3
・・・・・・上下位置調整装置 3A・・・・・・ウオームジヤツキ 3B・・・・・・スクリューロッド 4・・・・・・前面テーブル、5・・・・・・後面テー
ブル6・・・・・・上部フレーム、7・・・・・・下部
フレーム8・・・・・・軸受部材、9・・・・・・ワイ
ヤロープlO・・・・・・引抜き用モータ、11・・・
・・・ローブ車12・・・・・・滑車、13・・・・・
・グリップロール14・・・・・・ロール回転用モータ 15・・・・・・進退用油圧シリンダ 16・・・グリップヘッド、17・・・昇降フレーム1
8・・・・・・軸、19・・・・・・揺動モータ20・
・・・・・スライドフレーム 21・・・・・・リニアベアリング 22・・・・・・昇降用モータ 23・・・・・・昇降用ウオームジヤツキ24・・・・
・・下部フレーム 25・・・・・・リニアベアリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周に凸状のクラウンを付した圧下ロールをクラ
    ッド鋼板の幅方向に間隔をおいて配設してなるロール群
    を、クラッド鋼板の搬送路を挟んでクラッド鋼板の幅方
    向において上下に千鳥状に設け、前記各圧下ロールをク
    ラッド鋼板に対して独立して上下位置調整可能としたこ
    とを特徴とするクラッド鋼板の反り矯正機。
JP9839989A 1989-04-18 1989-04-18 クラッド鋼板の反り矯正機 Expired - Lifetime JP2669688B2 (ja)

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