JPH02280587A - 液晶画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶パネルを使用した液晶テレビ等と称され
る液晶画像表示装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、液晶パネルを使用した液晶画像表示装置にお
いて、人力映像信号の同期信号を検出し、この同期信号
が検出されないときにバックライトを自動的にオフにす
るようにし、バックライトの長寿命化や無駄な電力消費
を減らすようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、航空機等の客室の各乗客用座席の近傍に小型のテ
レビジョン受像機を取付け、各乗客が夫々希望する任意
のチャンネルの映像プログラムを視聴できるようにする
ことが提案されている（特開昭６２−１６８７９４号公
報等）。

この場合、テレビジョン受像機としては、液晶パネルを
使用した液晶画像表示装置がブラウン管を使用したもの
に比べ薄型であるので好適である。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、液晶画像表示装置は、液晶パネル自体は発光
しないので、液晶パネルの背面にバックライトと称され
る発光装置を取付ける必要があった。このバックライト
は、通常蛍光灯が使用されるが、蛍光灯は寿命が比較的
短かく、蛍光灯の交換を頻繁に行う必要があった。この
場合、蛍光灯がどの程度使用されたのかを検出するのは
困難であるので、数カ月毎のように一定期間毎に交換す
るのが一般的である。

一方、上述した如く航空機等の各乗客用座席に液晶画像
表示装置を取付けた場合には、定期的に各表示装置のバ
ックライトを一斉交換することが考えられるが、−度に
多数（例えば数百）の表示装置を分解して蛍光灯の交換
作業を行うのは非常に手間がかかる不都合があった。

本発明は斯かる点に鑑み、バンクライトの寿命を実質的
に長くできる液晶画像表示装置を提供することを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の液晶画像表示装置は、例えば第１図に示す如く
、入力映像信号の同期信号を点灯制御回路（２０）で検
出し、この同期信号が検出されないときにバックライト
（３２）を自動的にオフにするようにしたものである。

〔作用〕

斯かる構成によると、映像プログラムが終了したときに
は自動的にバックライト（３２）がオフになり、無駄な
バックライト（３２）の点灯がなくなり、バックライト
（３２）の長寿命化が行える。

〔実施例〕

以下、本発明の液晶画像表示装置の一実施例を、添付図
面を参照して説明しよう。

本例においては、第３図に示す如く、航空機（１）の客
室（１ａ）に配された座席（２ａ）　、　（２ｂ）　、
　（２ｃ）　”　”の前方に、液晶画像表示装置（３ａ
）　、　（３ｂ）　、　（３ｃ）・・・・を配置する。

この場合、この航空機（１）のギャレー（１ｂ）に、複
数のビデオテープ再生装置、テレビ放送チューナ等が収
納された映像信号源（４）を設置し、この映像信号源（
４）と各液晶画像表示装置（３ａ）　、　（３ｂ）　。

（３ｃ）・・・・とを同軸ケーブル（５）により接続し
、映像信号源（４）より複数の映像プログラムを夫々異
なる周波数帯に変調して同軸ケーブル（５）に送出する
。

また、この映像信号源（４）から、複数チャンネルのオ
ーディオ信号及びデータ信号を所定の周波数帯に変調し
て同軸ケーブル（５）に送出する。

次に、各座席に設置された液晶画像表示装置（３ａ）　
、　（３ｂ）　、　（３ｃ）　”　＝の構成を第１図に
示すと、同軸ケーブル（５）と接続された入力端子（１
１）に得られる信号を、チューナ（１２）及びデータデ
コーダ（１３）に供給し、チューナ（１２）で映像信号
が得られるチャンネルの信号の復調を行い中間周波数信
号に変換すると共に、データデコーダ（１３）で制御デ
ータ。

オーディオデータ等の各種データが得られるチャンネル
の信号の復調を行う。そして、データデコーダ（１３）
で復調されたデータ信号をシステムコントローラ（１４
）に供給し、このシステムコントローラ（１４）がデー
タ信号により示される各種制御を行う。或いは、オーデ
ィオデータの再生制御を行う（但し、オーディオ信号の
再生回路は省略する）。

この場合、システムコントローラ（１４）はチューナ（
１２）にチャンネル選択データを供給し、受信チャンネ
ルの制御ができる如くしである。

そして、チューナ（１２）が出力する中間周波数信号を
、中間周波数回路（１５）に供給し、受像用の所定の信
号処理を行う。そして、中間周波数回路（１５）が出力
する映像信号を、輝度・クロマ分離回路（１６）に供給
し、輝度信号Ｙと色差信号Ｂ−Ｙ、Ｒ−Ｙとに分離し、
分離した輝度信号Ｙと色差信号Ｂ−Ｙ、Ｒ−Ｙとを液晶
パネル駆動回路（１７）に供給する。また、輝度・クロ
マ分離回路（１６）で、映像信号より水平同期信号Ｈ及
び垂直同期信号■を抽出し、抽出した水平同期信号Ｈ及
び垂直同期信号■をフェーズロックドループ回路（以下
ＰＬＬ回路と称する）　（１８）に供給すると共に、垂
直同期信号Ｖを後述する点灯制御回路（２０）に供給す
る。

そして、ＰＬＬ回路（１８）は、供給される入力映像信
号の水平及び垂直同期信号Ｈ及びＶより受像用の同期信
号を作成し、この作成した同期信号を液晶パネル駆動回
路（１７）に供給する。また、ＰＬＬ回路（１８）が垂
直同期信号■に基づいて作成した垂直周期の同期信号を
、システムコントローラ（１４）及び点灯制御回路（２
０）に供給する。

そして、液晶パネル駆動回路（１７）は、ＰＬＬ回路（
１８）から供給される同期信号に同期して、輝度信号Ｙ
及び色差信号Ｂ−Ｙ、Ｒ，，−Ｙにより液晶パネル（１
９）を駆動し、液晶パネル（１９）に画像を表示させる
。

そして本例においては、この液晶パネル（１９）で画像
を表示させるとき、システムコントローラ（１４）によ
りバックライト（３２）を点灯させるように制御する。

即ち、システムコントローラ（１４）が液晶パネル（１
９）で画像を表示させるように制御しているとき、この
システムコントローラ（１４）から点灯制御回路（２０
）にバックライトを点灯させる点灯制御信号を供給する
。この点灯制御信号は、バックライトを点灯させるとき
ローレベル信号゛０”になり、点灯させないときハイレ
ベル信号“ｌ　ＩＩになる信号で、点灯制御回路（２０
）内のＯＲゲート回路（２９）の一方の入力端子に供給
する。

また、輝度・クロマ分離回路（１６）から点灯制御回路
（２０）に供給される入力映像信号の垂直同期信号Ｖを
、ダイオード（２１）のアノードに供給し、このダイオ
ード−（２１）のカソードをコンデンサ（２２）の一端
に接続し、コンデンサ（２２）の他端を接地する。

このように構成したことで、ダイオード（２１）で逆流
が阻止され、コンデンサ（２２）で垂直同期信号Ｖによ
る充電が行われ、積分回路として機能する。

そして、コンデンサ（２２）の一端を、抵抗器（２３）
とコンデンサ（２４）との並列回路を介して、ｎｐｎ型
のトランジスタ（２５）のベースに接続し、このトラン
ジスタ（２５）のエミッタを接地する。この場合、コン
デンサ（２４）はスピードアップ用コンデンサとして機
能する。また、電源端子（２６）を抵抗器（２７）を介
してトランジスタ（２５）のコレクタに接続し、このコ
レクタをＤフリップフロップ（２８）のＤ入力端子に接
続する。そして、ＰＬＬ回路（１８）が出力する垂直周
期の同期信号を、このＤフリップフロップ（２８）のク
ロック信号入力端子に供給する。そして、このＤフリッ
プフロップ（２８）のＱ出力端子に得られる信号を、Ｏ
Ｒゲート回路（２９）の他方の入力端子に供給する。

そして、このＯＲゲート回路（２９）の出力端子に得ら
れる信号を、この点灯制御回路（２０）の出力信号とし
て、高圧駆動回路（３１）に供給する。

この高圧駆動回路（３１）は、点灯制御回路（２０）か
らローレベル信号“θ″が供給されるとき、高圧信号を
発生させ、蛍光灯よりなるバックライト（３２）にこの
高圧信号を供給し、このバックライト（３２）を点灯さ
せる。また、点灯制御回路（２０）から高圧駆動回路（
３１）にハイレベル信号“１”が供給されるときには、
バックライト（３２）に高圧信号を供給せず、バックラ
イ）　（３２）を点灯させない。

次に、本例の液晶画像表示装置により、同軸ケーブル（
５）を介して映像信号源（４）から端子（５）に供給さ
れる映像信号を受像させるときの動作について説明する
と、まずチューナ（１２）はシステムコントローラ（１
４）により指示されたチャンネルの映像信号を復調する
。このとき、この受信チャンネルに映像信号が得られる
とき、即ち映像信号源（４）よりこのチャンネルの映像
プログラムが送出されているときには、輝度・クロマ分
離回路（１６）で映像信号より水平同期信号Ｈ及び垂直
同期信号Ｖを抽出し、この同期信号Ｈ，Ｖに基づいたタ
イミングで液晶パネル（１９）に画像が表示される。こ
のとき、輝度・クロマ分離回路（１６）で抽出した垂直
同期信号■は、点灯制御回路（２０）内の積分回路を構
成するコンデンサ（２２）に充電される。即ち、第２図
Ａに示す如く垂直同期信号が得られるとき、コンデイサ
（２２）の一端の電位は第２図Ｃに示す如く所定のハイ
レベルを維持する。このため、トランジスタ（２５）が
オンになり、このトランジスタ（２５）のコレクタ電位
が第２図りに示す如く低レベルになる。

そして、Ｄフリップフロップ（２８）のクロック信号入
力端子には、ＰＬＬ回路（１８）から垂直周期の同期信
号（第２図Ｂ）が供給され、この同期信号が立上がるタ
イミングでＤ入力端子に得られる信号がラッチされる。

この場合、映像信号が受信されているときには上述した
如くトランジスタ（２５）がオンであるため、コレクタ
電位に準じたローレベル信号がラッチされ、Ｄフリップ
フロップ（２８）のＱ出力端子から第２図已に示す如く
ローレベル信号“０”が出力され、ＯＲゲート回路（２
９）の他方の入力端子にこのローレベル信号″０”が供
給される。そして、この受像時にはシステムコントロー
ラ（１４）かうＯＲゲート回路（２９）の一方の入力端
子に点灯制御信号としてローレベル信号“０′”が供給
されるので、このＯＲゲート回路（２９）からローレベ
ル信号“′０“が出力され、高圧駆動回路（３１）にこ
のローレベル信号“０パが供給される。このローレベル
信号ＩＩ　ＯＩＩの高圧駆動回路（３１）への供給で、
高圧駆動回路（３１）が高圧信号を発生し、バッタライ
）　（３２）を点灯させる。

そして、例えば映像信号源（４）に装着されたビデオテ
ープがテープエンドになって、この受信チャンネルに映
像信号が得られなくなったときには、輝度・クロマ分離
回路（１６）で同期信号の抽出ができなくなり、第２図
Ａに示す如く垂直同期信号■が点灯制御回路（２０）に
供給されなくなる。従って、コンデンサ（２２）の充電
電位が第２図Ｃに示す如く低下し、トランジスタ（２５
）がオフになる。このトランジスタ（２５）のオフで、
第２図りに示す如く、このトランジスタ（２５）のコレ
クタ電位がハイレベルになり、ＰＬＬ回路（１８）が出
力する同期信号がハイレベルになるタイミングで、この
ハイレベル信号がＤフリップフロップ（２８）によりラ
ッチされ、Ｄフリップフロップ（２８）のＱ出力端子か
ら第２図已に示す如くハイレベル信号″１”が出力され
るよ、うになる。このハイレベル信号“Ｉ　ＩＩがＯＲ
’ｙ’−ト回路（２９）に供給されると、システムコン
トローラ（１４）からローレベル信号“０”が点灯制御
信号として供給されても、ハイレベル信号“１゛°を点
灯制御回路（２０）が出力するようになり、高圧駆動回
路（３１）が高圧信号の発生を停止し、バックライト（
３２）がオフになる。

このように本例の液晶画像表示装置によると、チューナ
（１２）が受信したチャンネルに映像信号が得られない
ときには、点灯制御回路（２０）から高圧駆動回路（３
１）に点灯させるためのローレベル信号“０”が供給さ
れなく、バックライｌ−（３２）が点灯しない、従って
、映像プログラムが終了したときや、映像チャンネルか
らオーディオチャンネルに切換、ったとき等のように受
像させる必要がなくなったとき、バックライト（３２）
が無駄な点灯をせず、バックライトを構成する蛍光灯が
実質的に長寿命になったことになり、蛍光灯の交換周期
が長くなる。この場合、本例においては航空機（１）の
各乗客用座席（２ａ）　、　（２ｂ）　、　（２ｃ）・
・・・に多数の液晶画像表示装置（３ａ）　、　（３ｂ
）　、　（３ｃ）・・・・を設置しているので、蛍光灯
の交換周期が長くなることで、メンテナンスにかかる手
間が大幅に減る。また、バックライト（３２）の無駄な
点灯が防止できることで、表示装置の無駄な電力消費が
防止でき、消費電力の低減につながる。

なお、本例のように同軸ケーブル（５）により映像信号
源（４）と接続した場合には、チューナ（１２）での映
像信号の受信強度が略一定であるので、ｙＪ、像プログ
ラムが送出中には確実に同期信号が検出される。従って
、点灯制御回路（２０）が誤動作する可能性は少なく、
このような乗物内の映像伝送システム或いは一船のケー
ブルテレビジョンシステム（ＣＡＴＶ）に好適である。

なお、上述実施例においては、バックライトを蛍光灯よ
り構成したが、他の発光体を使用したバックライトとし
ても良い。さらに、本発明は上述実施例に限らず、本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り
得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明の液晶画像表示装置によると、バックライトの無
駄な点灯が阻止され、バックライ、トの長寿命化や無駄
な電力消費の削減が行、える利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶画像表示装置の一実施例を示す回
路構成図、第２図は第１図例の説明に供する波形図、第
３図は本例の表示装置の適用例を示す路線図である。 （３ａ）　、　（３ｂ）　、　（３ｃ）　”　”は液晶
画像表示装置、（１４）はシステムコントローラ、（１
９）は液晶パネル、（２０）は点灯制御回路、（３１）
は高圧駆動回路、（３２）はバックライトである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力映像信号の同期信号を検出し、該同期信号が検出さ
   れないときにバックライトを自動的にオフにするように
   したことを特徴とする液晶画像表示装置。