JPH02280191A

JPH02280191A - 表示装置

Info

Publication number: JPH02280191A
Application number: JP10190889A
Authority: JP
Inventors: Shigeji Imamura; 茂治今村
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-04-21
Filing date: 1989-04-21
Publication date: 1990-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は表示装置に関し、特に反転表示機能を有する
表示装置に関する。

（従来の技術）一般に、液晶デイスプレィ等の表示装置には、画面上の
文字の表示状態を反転する反転表示機能が設けられてい
る。通常の表示モードにおいては、例えば白地に黒で文
字が表示されるが、反転表示モードに設定された場合に
は黒字画面に白抜きで文字が表示される。これら表示モ
ードは、オペレータによって容易に切換えることができ
る。

ところが、非反転表示モードと反転表示モードとでは、
第２図に示すようにその最適コントラストの条件が一致
しない場合が多い。第２図においては、非反転表示モー
ドのコントラスト特性が実線で示され、反転表示モード
のコントラスト特性が破線で示されている。この特性図
において、コントラスト比がピークになる時がそれぞれ
の最適コントラスト条件である。このように、非反転表
示モードでは制御電圧Ｖｌによって最適コントラスト条
件が満たされるのに対し、反転表示モードにおいてはＶ
ｌよりも低い制御電圧ｖ２の時にその最適コントラスト
条件が満たされる。

このため、最適なコントラスト条件の下で画面表示する
ためには、非反転表示モードと反転表示モードとでコン
トラスト制御電圧の値を異ならせる必要がある。このコ
ントラスト制御電圧の調整は、通常はオペレータによっ
て手動で行なわれている。したがって、従来の表示装置
では、表示モードを切替える毎にオペレータがコントラ
ストを再調整しなければないと云う欠点があった。

（発明が解決しようとする課図）この発明は前述の事情に鑑みなされたもので、従来では
表示モードを切替える毎にコントラストの再調整が必要
であった点を改善し、表示モードが切替えられても常に
最適なコントラストを自動的に得ることができる表示装
置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明の表示装置は、表示器と、この表示器の画面表
示状態を反転させるための表示反転手段と、この表示反
転手段に連動して動作制御され、非反転表示時には第１
のコントラスト制御電圧を発生し、反転表示時には第２
のコントラスト制御電圧を発生するコントラスト制御手
段とを具備することを特徴とする。

（作用）この表示装置にあっては、コントラスト制御手段が表示
モードの切替えに連動して動作されて、非反転表示モー
ドと反転表示モードとでそれぞれ異なったコントラスト
制御電圧が発生される。したがって、オペレータがコン
トラストの調整をしなくても、各表示モードに適したコ
ントラストを自動的に得ることができる。

（実施例）以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図にこの発明の一実施例に係る表示装置を示す。こ
の表示装置は、液晶表示（ＬＣＤ）モジュール１１、コ
ントラスト調整回路Ｉ２、および表示反転回路１３によ
って構成されている。

ＬＣＤモジュール１１は液晶表示器を備えており、この
液晶表示器の画面にはデータバスを介して供給される表
示データが表示される。このＬＣＤモジュール１１は、
電源電圧を受取るための電源ＶＤＤおよび接地ＧＮＤ端
子の他に、液晶表示器のコントラスト調整を行なうため
のｖＯおよびＶＥＥ端子を備えている。ＶＤＤ端子、Ｇ
ＮＤ端子、およびＶＥＥ端子には、それぞれ外部から５
Ｖ、ＯＶ、および−２２，５Ｖが供給されている。また
、ＶＯ端子には、コントラスト調整回路１２から発生さ
れたコントラスト調整電圧が供給される。

コントラスト調整回路１２は、抵抗Ｒ１，Ｒ２゜Ｒ３、
およびスイッチＳ１を備えている。抵抗Ｒ１およびＲ３
は、それぞれ抵抗値を微調整できる可変抵抗である。抵
抗Ｒ１およびＲ２はＧＮＤ端子とＶＥＥ端子間に直列接
続されている。抵抗Ｒ３およびスイッチＳｔは、抵抗Ｒ
２の両端間に直列接続されている。スイッチＳ１は、後
述する表示反転回路１３のスイッチＳ２と連動してオン
・オフ制御される。

スイッチＳｔがオフ状態の時は、端子ｖＯに供給される
コントラスト調整電圧は抵抗Ｒ３には関係なく、抵抗Ｒ
１およびＲ２の値のみによって決定される第１電圧にな
る。一方、スイッチＳ１がオン状態の時は、抵抗Ｒ２に
対して抵抗Ｒ３が並列接続されるため、コントラスト調
整電圧は抵抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３の値によって決定される
第２電圧になる。この第２電圧の値は、スイッチＳＬが
オン状態の時の第１電圧よりも低くなる。

ＬＣＤモジュール１１の液晶表示器においては、コント
ラスト制御電圧の値によってその液晶分子の配向状態が
変化されるので、コントラスト調整電圧が第１電圧の場
合と第２電圧の場合とでは異なったコントラストが得ら
れる。

表示反転回路１３は、Ｎ個の２人力ＥＸＮＯＲゲートＧ
ｌ〜Ｇｎ１負荷抵抗ＲＩＯ１およびスイッチＳ２によっ
て構成されている。ＥＸＮＯＲゲートＧ１＝Ｇｎの第１
人力にはそれぞれデータバス上のＮビットの表示データ
が供給され、またそれらの第２人力はスイッチＳ２の一
端に共通接続されている。このスイッチＳ２の他端は接
地されている。さらに、ＥＸＮＯＲゲートＧ１〜Ｇｎの
第２人力の共通接続点は、負荷抵抗ＲＩＯを介して５Ｖ
端子にも接続されている。

スイッチＳ２がオフ状態の場合は、負荷抵抗ＲＩＧを介
してＥＸＮＯＲゲートＧｌ−Ｇｎの各第２人力に５ｖが
供給される。このため、データバス上の各データは、Ｅ
ＸＮＯＲゲートＧｌ　−Ｇｎを介してそのままＬＣＤモ
ジュール１１に供給される。

スイッチＳ２がオン状態の場合には、ＥＸＮＯＲゲート
Ｇｌ−Ｇｎの各第２人力はスイッチＳ２を介して接地端
子に接続される。このため、ＥＸＮＯＲゲートＧｌ−Ｇ
ｎの各第２人力はＯｖになる。したがって、データバス
上の各データは、ＥＸＮＯＲゲートＧｌ−Ｇｎによって
論理レベルが反転される。そして、その反転されたデー
タがＬＣＤモジュール１１に供給される。この結果、Ｌ
ＣＤモジュールの液晶表示器には、文字等のデータが反
転表示される。

前述したように、表示反転回路１３のスイッチＳ２とコ
ントラスト調整回路１２のスイッチＳｔは連動してオン
・オフ制御されるので、スイッチＳ２がオフの場合には
スイッチＳ１もオフとなる。

この結果、非反転表示モードの場合には第１のコントラ
スト調整電圧がＬＣＤモジュール１１のｖＯ端子に供給
される。また、スイッチＳ２がオンの場合にはスイッチ
Ｓｌもオンとなるので、反転表示モードの場合は第２の
コントラスト調整電圧がＬＣＤモジュール１１のｖＯ端
子に供給される。

したがって、オペレータがスイッチＳ２を操作して表示
モードを切替えると、それに連動してコントラスト調整
電圧の値も自動的に変化される。

このため、第１のコントラスト調整電圧を非反転表示モ
ードで最適なコントラストが得られる値に設定すると共
に、第２のコントラスト調整電圧を反転表示モードで最
適なコントラストが得られる値に設定することによって
、常に最適なコントラスト条件を自動的に得ることが可
能になる。

尚、コントラスト調整回路１２内の抵抗Ｒ１およびＲ３
をそれぞれボリュームとして使用することもできる。こ
の場合には、第１および第２のコントラスト調整電圧を
オペレータのボリューム操作によって微調整することが
可能になり、各表示モードにおいてオペレータの好みに
あったコントラストが得られる。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、表示モードが切替え
られても常に最適なコントラストを自動的に得ることが
可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る表示装置を示す図、
第２図は表示装置のコントラスト特性を　Ｃ示す図であ
る。１１・・・ＬＣＤモジュール、１２・・・コントラスト
調整回路、１３・・・表示反転回路、Ｓｌ、Ｓ２・・・
スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

表示器と、この表示器の画面表示状態を反転させるため
の表示反転手段と、この表示反転手段に連動して動作制
御され、非反転表示時には第１のコントラスト制御電圧
を発生し、反転表示時には第２のコントラスト制御電圧
を発生するコントラスト制御手段とを具備することを特
徴とする表示装置。