JPH0228017Y2 - - Google Patents

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JPH0228017Y2
JPH0228017Y2 JP4952885U JP4952885U JPH0228017Y2 JP H0228017 Y2 JPH0228017 Y2 JP H0228017Y2 JP 4952885 U JP4952885 U JP 4952885U JP 4952885 U JP4952885 U JP 4952885U JP H0228017 Y2 JPH0228017 Y2 JP H0228017Y2
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JP
Japan
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blade
center cap
safety cover
workpiece
case
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JP4952885U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は木材等を切断するための電動丸鋸に
おける安全用のカバー装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては例えば実公昭47−31737号
公報や実公昭58−2568号公報がある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の丸鋸の場合には切断作業時にブレードの
前側付近を覆蓋するためにブレードケースに対し
回動可能に並着される安全用のカバーによつてブ
レードの交換時の着脱操作が阻害され、ブレード
の交換作業が煩雑となる問題点があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消してブレード
の交換時の着脱操作を簡易化しうる丸鋸における
カバー装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はブレードの上部付近を覆蓋した状態で
このブレードと共同移動して上下方向へ傾動する
ようにターンテーブルの上方に設置されたブレー
ドケースには、このブレードケースに回動可能に
連結されたセンターキヤツプを前記ブレードに回
転軸に対向して解離可能に締着するとともに、前
記センターキヤツプには前記ブレードの前側下部
付近を覆蓋するセフテイカバーをワークの切断時
にこのセフテイカバーがワークの上面に当接して
前記ブレードの下降に伴つて上方へ逃避回動する
ように回動可能に支持し、前記センターキヤツプ
の締着状態を解離したときには前記センターキヤ
ツプが同センターキヤツプの回動支点を中心とし
て回動してブレードの回転軸に対向する位置から
退避しかつ前記セフテイカバーがブレードの前側
下部付近を覆蓋する位置から上方へ回動退避する
ように構成した丸鋸におけるカバー装置を要旨と
するものである。
(作用) ワークの切断加工時には、ブレードと共同移動
して上下方向へ傾動するブレードケースに連結さ
れたセンターキヤツプをブレードに回転軸心に対
向して締着した状態で、このセンターキヤツプに
支持されてワークの前側下部付近を覆蓋するセフ
テイカバーを、ブレードの下降に伴つてワークの
上面に当接させて上方へ逃避回動させ、常にブレ
ードの前側下部付近を前記セフテイカバーによつ
て覆蓋しながらワークをブレードで切断する。
また、ブレードの交換時には前記センターキヤ
ツプの締着状態を解離し、センターキヤツプをそ
の回動支点を中心として回動させてブレードの回
転軸に対向する位置から退避させるとともに、前
記セフテイカバーの回動中心を前記センターキヤ
ツプの回動支点を中心として回動させて前記セフ
テイカバーを上方へ退避させ、ブレードの前側下
部付近を開放してブレードをブレードケースから
取外し易くする。
(実施例) 続いて、本考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
図中、1は丸鋸Mの下端に横設されたベースで
あつて、その中心部付近には支持孔1aが縦状に
貫設されている。
2はワークWを乗置するためにベース1上の中
央部付近に水平回動可能に並置されたターンテー
ブルであつて、その中央部付近下側に突出されて
ベース1の支持孔1aに嵌合された支軸2aを介
してベース1に対し水平摺転可能に支持され、そ
の中央付近上側には刃口2bがスリツト状に開設
されるとともに、刃口板2cが取着されている。
3はベース1の片側の上端縁に対しビス4Aを
介して上下移動調節可能に締着された側面逆L型
状のアジヤストプレートであつて、その上面の高
さと、ターンテーブル2の上面の高さとが整合さ
れるようにビス4Bで上下動調節され、長尺のワ
ークをターンテーブル2上およびアジヤストプレ
ート3上に対し水平状に保持することができる。
5はワークの側面に対接してワークの切断姿勢
を規定するためにベース1上に対し全長にわたつ
て並着されかつターンテーブル2の上面に沿つて
横架されたガイド定規であつて、その後端付近下
面にはターンテーブル2に対し同ターンテーブル
2の上面の上下方への弾性出没可能に嵌装された
ターンテーブルストツパ6と弾性的に係合してタ
ーンテーブル2をガイド定規5の定規面5aを基
準としてそれぞれ45゜,90゜水平回動した状態でロ
ツクするための係合部5bが凹設され、さらに、
ガイド定規5に縦貫されたねじ孔5cにはこのね
じ孔5cに螺嵌された止めねじ8の螺進動作でタ
ーンテーブル2の上面に圧接してターンテーブル
2の回動を規制し、止めねじ8の螺退動作でター
ンテーブル2の回動規制を解除するために合成樹
脂製のロツクピン9が嵌挿され、止めねじ8でロ
ツクピン9を押圧してターンテーブル2を任意角
度回動した状態でロツクすることができる。
10はターンテーブル2の後端部上面に立設さ
れたアーム、11はアーム10の上端部に対しビ
ン12を介して傾動動作可能に支持されたブレー
ドケースであつて、その基端部と、アーム10の
下端部との間に掛装されたスプリング13で常に
は上傾する方向(図示P方向)へ付勢され、その
基端部に貫挿されたピン14の両端に嵌着された
クツシヨン15,15がアーム10の上端面に形
成された係止面10aに係合してブレードケース
11が上傾姿勢で保持される一方、ブレードケー
ス11の基端部付近に突出形成された下側突片1
1aがアーム10に螺嵌されたブレードケースス
トツパ16に当接してブレードケース11の下傾
端が規定される。
17はブレードケース11の一側方に対しギヤ
ケース18を介して横状に取着されたモータハウ
ジング、19はブレードケース11およびギヤケ
ース18内に可転横架されたブレード軸、20は
ブレード軸19に対しモータ軸の先端に形成され
たピニオン21との噛合可能に嵌着されたギヤ、
22,23はブレード軸19の先端に締着された
内外1対のフランジ、24は両フランジ22,2
3間に挟着されてブレード軸19の先端に対し共
転可能に装着された円板状のブレードであつて、
その上部付近がブレードケース11で定常的に覆
蓋され、ターンテーブル2の水平回動によつてワ
ークWに対するブレード24の切断角度を変更す
ることができる。
25はブレードケース11の外側面の中心部付
近に回動可能でかつ回動端での締着可能に連結さ
れたセンターキヤツプであつて、その中央部付近
には有蓋円筒状の突出部25aが突出形成される
とともに、その基端部がブレードケース11に対
し連結ピン26を介して垂直回動可能に支持され
る一方、その外端部にはブレードケース11に螺
嵌された蝶頭ボルト27を挿脱可能に掛合するた
めの掛合部25bが凹設されていて、この掛合部
25bを蝶頭ボルト27で締着したときには突出
部25aがブレード軸19に対し同心状に対置さ
れた状態でセンターキヤツプ25がブレードケー
ス11に対し両持状に固定される一方、掛合部2
5bの締着状態を解除したときにはセンターキヤ
ツプ25の片側が解放されてセンターキヤツプ2
5を、連結ピン26を回動支点としてP方向へ回
動することができる。
28はブレード24の切断動作の進行に追従し
てブレード24の前下側付近を覆蓋するためにセ
ンターキヤツプ25の突出部25aに対し遊転可
能に嵌装されてビス29を介して締着されかつブ
レードケース11に対し外嵌状に並装された透明
のセフテイカバーであつて、一端がセンターキヤ
ツプ25に掛止されて他端がセフテイカバー28
に掛止されたせんまいばね状の戻しばね30で常
には下傾する方向(反P方向)へ付勢されてい
て、センターキヤツプ25の掛合部25bを蝶頭
ボルト27で締着した状態ではセフテイカバー2
8はブレードケース11に対しセンターキヤツプ
25を介してブレード24の回転軸を中心とする
回動動作可能に支持され、かつ、その下側端縁が
ブレードケース11に止着されたセフテイカバー
ストツパ31に当接した回動端で保持され、ワー
クを切断するためにブレード24をブレードケー
ス11とともに下動したときにはセフテイカバー
28は切断の進行に追従してワークに押上げら
れ、ブレード24の回転軸を中心として戻しばね
30に抗してP方向へ徐々に逃避回動される。一
方、センターキヤツプ25の掛合部25bの締着
状態を解除したときにはセンターキヤツプ25が
戻しばね30の弾撥力でセンターキヤツプ25の
回動支点となる連結ピン26を中心としてP方向
へ回動してブレード24の回転軸に対向する位置
から退避し、ブレード24の回転軸の側方付近が
開放されるとともに、セフテイカバー28がブレ
ードケース11の上側突片11bに当接するまで
セフテイカバー28がセンターキヤツプ25の回
動動作に伴つてP方向へ回動して上方へ退避する
ため、ブレード24の前側下部付近が開放され
る。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効
果を説明する。
本例ではブレード24の上部付近を覆蓋した状
態でこのブレード24と共同移動して上下方向へ
傾動するようにターンテーブル2の上方に設置さ
れたブレードケース11には、このブレードケー
ス11に回動可能に連結されたセンターキヤツプ
25をブレード24の回転軸に対向して解離可能
に締着するとともに、センターキヤツプ25には
ブレード24の前側下部付近を覆蓋するセフテイ
カバー28をワークの切断時にこのセフテイカバ
ー28がワークWの上面に当接してブレード24
の下降に伴つて上方へ逃避回動するようにばね3
0によつて下方へ付勢して回動可能に支持し、セ
ンターキヤツプ25の締着状態を解離したときに
はセンターキヤツプ25が同センターキヤツプ2
5の回動支点となる連結ピン26を中心として回
動してブレード24の回転軸に対向する位置から
退避し、それと同時にセフテイカバー28がブレ
ード24の前側下部付近を覆蓋する位置から上方
へ回動退避するように構成してある。
このため、センターキヤツプ25の締着時には
セフテイカバー28がブレード24の回転軸を中
心として逃避回動して切断作業時の安全性を確保
しうる一方、センターキヤツプ25の締着解除時
にはセフテイカバー28がセンターキヤツプ25
の回動支点のまわりに複合回動してセフテイカバ
ー28がブレード24の前下側付近から上方へ逃
避し、ブレード24の前下側付近やブレード24
の取付部付近を開放することができ、ブレード2
4の交換に際し、ブレード24のブレード軸19
への脱着操作を容易に遂行しうる効果がある。
また、セフテイカバー28がブレードケース1
1の外側に対し外嵌状に重合して回動するように
構成してあるため、セフテイカバー28の形状が
複雑であつてもセフテイカバー28の逃避動作を
円滑化してセフテイカバー28の組付け機構やブ
レードケース11の形状を簡略化することができ
る。
(考案の効果) 本考案は前記したように構成してあるので、ワ
ークの切断時にはブレードの前側下部付近を覆蓋
する機能をセフテイカバーによつて確保し得ると
ともに、ブレードの交換時には前記センターキヤ
ツプをブレードの回転軸に対向する位置から退避
させかつ前記セフテイカバーをブレードの前側下
部を覆蓋する位置から退避させてブレードの脱着
操作を簡易化し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は切断作業時の丸鋸の側面図、第2図はセフテイ
カバーが退避した状態を示す丸鋸の側面図、第3
図は丸鋸の一部破断正面図、第4図はターンテー
ブル付近の拡大縦断面図、第5図は第4図のX−
X線断面図、第6図は第1図のY−Y線拡大断面
図、第7図は第1図のZ−Z線拡大断面図であ
る。 11……ブレードケース、24……ブレード、
25……センターキヤツプ、28……セフテイカ
バー、M……丸鋸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレードの上部付近を覆蓋した状態でこのブレ
    ードと共同移動して上下方向へ傾動するようにタ
    ーンテーブルの上方に設置されたブレードケース
    には、このブレードケースに回動可能に連結され
    たセンターキヤツプを前記ブレードの回転軸に対
    向して解離可能に締着するとともに、前記センタ
    ーキヤツプには前記ブレードの前側下部付近を覆
    蓋するセフテイカバーをワークの切断時にこのセ
    フテイカバーがワークの上面に当接して前記ブレ
    ードの下降に伴つて上方へ逃避回動するように回
    動可能に支持し、前記センターキヤツプの締着状
    態を解離したときには前記センターキヤツプが同
    センターキヤツプの回動支点を中心として回動し
    てブレードの回転軸に対向する位置から退避しか
    つ前記セフテイカバーがブレードの前側下部付近
    を覆蓋する位置から上方へ回動退避するように構
    成したことを特徴とする丸鋸におけるカバー装
    置。
JP4952885U 1985-04-02 1985-04-02 Expired JPH0228017Y2 (ja)

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JP4952885U JPH0228017Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4952885U JPH0228017Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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JPS61164703U JPS61164703U (ja) 1986-10-13
JPH0228017Y2 true JPH0228017Y2 (ja) 1990-07-27

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JP4952885U Expired JPH0228017Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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JP3729624B2 (ja) * 1997-10-31 2005-12-21 小松ゼノア株式会社 ハンドカッタ

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JPS61164703U (ja) 1986-10-13

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