JPH02278530A - 光学ディスク記録・再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば映像信号の記録または再生を行うもの
に適用して好適な光デイスク記録・再生装置に関する。

〔発明の概要］ 本発明は、レーザビームにより信号の記録又は再生を行
う光学ディスク記録・再生装置において、フォーカス調
整を行うとき、レーザビームの光学ディスク表面での反
射光のレベルを検出して、対物レンズの汚れ、レーザ源
の劣化等の光学系の異常を検出するようにしたものであ
る。

［従来の技術］ 従来、レーザビームにより映像信号等の信号の記録又は
再生を行う光学ディスクの記録・再生装置が開発されて
いる。この種の装置は、光学ブロック内のレーザ源より
のレーザビームが、光学ディスク上に一定のパワーで到
達するようにしないと、信号の記録又は再生が良好には
できない不都合があった。

このため、従来はレーザダイオード等のレーザ源より出
射し対物レンズ等を介して光学ディスクに照射したレー
ザビームの、この光学ディスクよりの反射ビームのレベ
ルを、レーザ源の近傍に配置したセンサにより検出して
いた。そして、この検出レベルが一定状態になるように
、レーザ源よりのレーザビームのパワーを？１ＡＪｌ卸
していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、レーザ源よりのレーザ出力が上述した制御に
より正常であっても、このレーザ源と光学ディスクとの
間の光路に配された対物レンズが汚れているときには、
この汚れを除去しない限り、正常な記録や再生ができな
い場合があった。特に、信号の記録時にレンズが汚れて
いると、ＳＮ比の悪化した劣化信号が記録され、レンズ
の汚れを除去した後にこの記録信号を再生しようとして
も良好に再生できなく、再生時にレンズが汚れている場
合よりもダメージが大きかった。

従来の記録・再生装置では、この対物レンズの汚れを検
出することはできなかった。

本発明は斯かる点に鑑み、レンズの汚れ等の光学系の異
常が簡単に検出できる光学ディスク記録再生装置を提供
することを目的とする。

本発明の光学ディスク記録・再生装置は、例えば第１図
及び第２図に示す如く、レーザ源（３ａ）よりのレーザ
ビームｌＩを対物レンズ（３ｃ）を介して光学ディスク
（１）に照射し、この照射ビームにより信号の記録又は
再生を行う光学ディスク記録・再生装置において、対物
レンズ（３ｃ）を駆動してフォーカス調整を行うとき、
レーザビームｌ、の光学ディスク（１）の表面（１ａ）
での反射ビームｉ２のレベル検出器、この検出レベルの
所定レベル以下の低下により光学系の異常を検出するよ
うにしたものである。

〔作用〕

斯る構成によると、光学ディスク（１）の表面（１ａ）
での反射光Ｉ！、ｚは対物レンズ（３ｃ）の汚れ等の光
学系の異常に直接相関してレベルが変化するので、フォ
ーカス調整時に検出するこの表面（１ａ）での反射光の
レベルにより、異常状態の検出が行える。

〔課題を解決するための手段〕

〔実施例〕 以下、本発明の光学ディスク記録・再生装置の一実施例
を、添付図面を参照して説明しよう。

第１図において、（］）は信号が記録される光学ディス
クを示し、本例においてはこの光学ディスク（１）に映
像信号を記録するものとし、この光学ディスク（１）は
スピンドルモータ（２）により所定速度で回転駆動され
る。そして、この光学ディスク（＋）の片面に近接して
、光学系部品が収納された光学ブロック（３）を配置す
る。この光学ブロック（３）は、第２図に示す如く、信
号の記録或いは再生を行うためのレーザビーム！、を出
射するレーザ源（３ａ）と、光学ディスク（１）の信号
記録面（１ｂ）より反射した戻り光を検出するディテク
タ（図示せず）とが配置しである。そして、レーザ源（
３ａ）と光学ディスク（１）との間に、対物レンズ（３
Ｃ）等の光路部品（他は図示せず）を配置することで、
レーザ源（３ａ）よりのレーザビーム１１が光学ディス
ク（１）の表面（１ａ）から入射して信号記録面（１ｂ
）に達し、記録時にはこのレーザビーム１１により信号
記録面（１ｂ）に記録信号に応した所定のピットを形成
させ、再生時にはこのレーザビームＩ！、１の信号記録
面（１ｂ）での反射光をディテクタで検出し、記録信号
を読取る。

この場合、本例においては対物レンズ（３ｃ）は所定の
駆動手段によりレーザビーム！１の照射方向と同一方向
Ｘに移動可能としであると共に、レーザ源（３ａ）に近
接して、反射光のレベルを検出するフォーカスｌセンサ
（３ｂ）を配置する。このフォーカス検出センサ（３ｂ
）は、実際には４分割してあり、４個のセンサの検出信
号の和信号を異常検出用の出力信号とする。

再び第１図の説明に戻ると、この光学ブロック（３）の
レーザ源（３ａ）よりのレーザビーム１１の照射。

対物レンズ（３ｃ）の位置等は、システムコントローラ
（４）により制御される如くしである。また、光学ブロ
ック（３）のフォーカス検出センサ（３ｂ）が受光量に
応じて出力する信号のレベルを、レベル検出器（５）で
検出し、このレベル検出器（５）の検出信号をシステム
コントローラ（４）に供給する。この場合、本例におい
ては、フォーカス検出センサ（３ｃ）が出力する異常検
出用の和信号が、予め設定された闇値ｖｔｈを越えたか
否かをレベル検出器（５）で検出し、閾値ｖｔｈを越え
たことを検出したとき、システムコントローラ（４）に
パルス信号を供給するようにしである。この閾値ｖｔｈ
としては、この装置の光学系が正常であるとき、レーザ
源（３ａ）よりのレーザビーム！、のフォーカス位置が
光学ディスク（１）の表面（１ａ）の近傍のときに検出
される異常検出用の和信号のレベルの、約７０％のレベ
ルに設定する。

そして、システムコントローラ（４）はこの反射光のレ
ベル検出データに基づいて、対物レンズ（３ｃ）の位置
を制御し、レーザビームのフォーカス調整を行う。

また本例においては、システムコントローラ（４）に表
示装置（６）を接続し、この表示袋Ｗ（６）に文字等を
表示できる如く構成する。この場合、表示装置（６）と
しては、記録する映像を表示するモニタデイスプレィ装
置を使用する。

次に、本例の装置により光学ディスク（１）への映像信
号の記録又は記録された映像信号の再生を行う際の動作
について説明すると、まずこの信号の記録・再生時には
、装着された光学ディスク（１）に対シてフォーカス調
整を行う。このフォーカス調整は、本例においてはシス
テムコントローラ（４）の制御により、対物レンズ（３
ｃ）を光学ディスク（１）から最も遠ざけた位置から徐
々に光学ディスク（１）に近づけさせる。このようにす
ることで、最初に、レーザ源（３ａ）から出射したレー
ザビームｌＩのフォーカス位置が、光学ディスク（１）
の表面（１ａ）の近傍になるときが発生する。このとき
、フォーカス検出センサ（３ｂ）が出力する異常検出用
信号は、第３図Ａに示す如く、この表面（１ａ）での反
射ビーム１２の光量に応じた電圧信号Ｖ、になる。この
電圧信号■１が閾値ｖｔｈを越えたとき、第３図Ｂに示
す如く、レベル検出器（５）がローレベルに変化すルハ
ルス信号Ｐ、をシステムコントローラ（４）に供給する
。

そして、更に対物レンズ（３ｃ）を光学ディスク（１）
に近づけさせることで、レーザ源（３ａ）から出射した
レーザビームβ１のフォーカス位置が、光学ディスク（
１）の信号記録面（１ｂ）の近傍になる。このとき、フ
ォーカス検出センサ（３ｂ）が出力する異常検出用信号
は、第３図Ａに示す如く、この位置記録面（１ｂ）での
反射ビーム！３の光量に応じた電圧信号■２になる。こ
のときの電圧信号■２は、上述した電圧信号■１の約３
倍のレベルの信号になり、このときにも閾値ｖｔｈを越
えるので、レベル検出器（５）がローレベルに変化する
パルス信号Ｐ２をシステムコントローラ（４）に供給す
る。

そして、システムコントローラ（４）は、フォーカス検
出センサ（３ｂ）を構成する４個のセンサの所定の差信
号より正確なフォーカス位置が信号記録面（１ｂ）であ
るときを検出し、対物レンズ（３ｃ）の位置を固定し、
フォーカス調整を終了する。

このとき、光学系の状態が正常であれば、レベル検出器
（５）から２回のパルス信号Ｐ、、Ｐｚがシステムコン
トローラ（４）に供給される。ここで、信号記録面（１
ｂ）よりの反射ビーム１３のレベルは、複屈折が多いた
めにレンズの汚れ等があってもあまり変化しないが、光
学ディスク（１）の表面（１ａ）よりの反射ビーム１２
は、光学系の状態に直接影響されて変化し易く、例えば
対物レンズ（３ｃ）に比較的大きな汚れがあるときには
、この反射ビーム！２の検出レベル■、が７０％以下に
低下して閾値ｖｔｈ以下になる。このため、パルス信号
Ｐ１は出力されず、フォーカス調整が終了するまでに１
回のパルス信号Ｐ２Ｌかシステムコントローラ（４）は
検出せず、この１回しか検出しないときにはシステムコ
ントローラ（４）が光学系に異常があると判断し、この
装置の使用者が映像信号等を光学ディスク（１）に記録
（又は再生）しようとしたとき、表示装置（６）の表示
画面上に文字等のスーパーインボーズで異常発生を点滅
表示させる。

使用者はこの表示を確認すると記録を停止させ、対物レ
ンズ（３ｃ）のクリーニング等を行うことで、以後は正
常な記録ができ、ＳＮ比の良い良好な映像信号の記録が
できる。なお、対物レンズ（３ｃ）以外の光路上の汚れ
や、光学ディスク（１）の表面（１ａ）の汚れ或いはレ
ーザ源（３ａ）を構成するレーザダイオード自体の劣化
等の光学系の各種異常も、この検出レベル■１の低下に
より検出できる。

なお上述実施例においては、異常発生を表示するだけで
、対物レンズ（３Ｃ）のクリーニング等は使用者が行う
ようにしたが、実際に発生する光学系の異常は大部分が
対物レンズ（３Ｃ）の汚れであるので、ブラシ等よりな
る対物レンズ（３ｃ）のクリーニング機構を記録・再生
装置に取付けておき、異常をシステムコントローラ（４
）が検出したとき、このクリーニング機構により自動的
に汚れを除去するようにしても良い。

さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要
旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。

きる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図例の要部の構成図、第３図は第１図例の説明に供する
波形図である。 （１）は光学ディスク、（３ａ）はレーザ源、（３ｂ）
はフォーカス検出センサ、（３Ｃ）は対物レンズ、（４
）はシステムコントローラ、（５）はレベル検出器、（
６）は表示装置である。 〔発明の効果〕

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　レーザ源よりのレーザビームを対物レンズを介して光
   学ディスクに照射し、この照射ビームにより信号の記録
   又は再生を行う光学ディスク記録・再生装置において、 上記対物レンズを駆動してフォーカス調整を行うとき、
   上記レーザビームの上記光学ディスク表面での反射光の
   レベルを検出し、この検出レベルの所定レベル以下の低
   下により光学系の異常を検出するようにした光学ディス
   ク記録・再生装置。