JPH02278005A - 高強度ボルト - Google Patents

高強度ボルト

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JPH02278005A
JPH02278005A JP9817589A JP9817589A JPH02278005A JP H02278005 A JPH02278005 A JP H02278005A JP 9817589 A JP9817589 A JP 9817589A JP 9817589 A JP9817589 A JP 9817589A JP H02278005 A JPH02278005 A JP H02278005A
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JP
Japan
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bolt
serration
neck
hardness
hub
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JP9817589A
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Takashi Kumamoto
熊本 隆
Yoshio Jinbo
嘉雄 神保
Shinji Fushimi
伏見 慎二
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) この発明は、ねじ頭部と、首下アール部と1首下セレー
ション部と、不完全ねじ部と、完全ねじ部とを少なくと
も有し、前記首下セレーション部を被締結体の一部に圧
入し固定して被締結体を締結するのに利用される高強度
ボルトに関し、とくにボルト各部の浸炭表面硬さを制御
することにより、ボルトのひずみや曲り、耐遅れ破壊性
、ねじ部の疲労強度および耐かじり性を保ちつつ、被締
結体への固定力を向上させた高強度ボルトに関するもの
である。 (従来の技術) 従来の高強度ボルトとしては、例えば、第1図に示すよ
うなものがある。第1図に示す高強度ボルト1は、車両
のハブボルトの例であって、車両のホイールハブとホイ
ールとを締結するのに用いられるものである。一般に、
ハブボルトとして使用される高強度ボルト1は、ねじ頭
部1aと、首下アール部1bと、首下セレーション部(
軸部)ICと、不完全ねじ部1dと、完全ねじ部1eと
からなり、炭素鋼、Cr鋼、またはCr−MO鋼等を浸
炭焼入れ焼戻し処理して製造される。 通常、ハブボルト(高強度ボルト1)は、その首下セレ
ーション部ICをホイールハブに圧入して、ホイールハ
ブとハブボルトとの間で回転が生じてハブボルトのゆる
みが生じないように固定し、ホイールを締結する構造を
採っている。 したがって2従来のハブボルト(高強度ボルト1)では
、圧入時における首下セレーション部のりぶれを防止す
るため、焼入れ時において熱処理炉内のカーボンポテン
シャルを0.45〜0.50に調整することにより最表
面のみの浸炭を行い1表面硬さを内部硬さよりも上げる
ようにしている。また、最表面のみの浸炭は、完全ねじ
部1eの疲労強度を向上させ、ナツト締結時の完全ねじ
部1eにおけるかじりを防止する効果があるため、完全
ねじ部1eを含めて全体に行っている。なお、この種の
車両のホイールハブとホイールとの締結に関しては、r
新編 自動車工学便覧く第5 @>J  社団法人 自
動車技術会 昭 和58年6月20日2刷発行の第3−
26頁〜第3−33頁の「8.ホイール」に記載がある
。 (発明が解決しようとする課題) 近年、車両の高性能化に伴い、ホイールハブは疲労強度
向上のために高強度化の要望が強い、ところが、ホイー
ルハブを高硬度化した場合、従来のハブボルトの言下セ
レーション部ICの表面硬度では圧入時にセレーション
山のつぶれによりホイールハブとハブボルトとの間での
固定力が失われ、ハブボルトが回転することによりハブ
ボルトの緩みが生じることがないとはいえないという課
題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たものであって2ねじ頭部と、首下アール部と、首下セ
レーション部と、不完全ねじ部と、完全ねじ部とを少な
くとも有し、前記首下セレーシ富ン部を被締結体の一部
に圧入し固定して使用する構造のボルトにおいて、首下
セレーション部を被締結体に圧入するときにセレーショ
ン山のりぶれが生じがたく、シたがって被締結体とボル
トとの間で固定力が失われることがなく、ボルトが回転
することによりボルトの緩みを生ずることがない高強度
ボルトを提供することを目的としている。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) この発明は、ねじ頭部と、首下アール部と1首下セレー
ション部と、不完全ねじ部と、完全ねじ部とを少なくと
も有し、前記首下セレーション部を被締結体の一部に圧
入し固定して使用する構造のボルトにおいて、前記ねじ
頭部9首下アール部9首下セレーション部、不完全ねじ
部および完全ねじ部のうち少なくとも一部分に浸炭抑制
剤を塗布した浸炭焼入れが施してあり、ボルト全表面の
カーボンポテンシャルが0.35〜1.0Oの範囲にあ
ると共に完全ねじ部のカーボンポテンシャルが0.40
−0.55の範囲にあって、浸炭部位の表面硬さが 首下セレーション部〉完全ねじ部〉不完全ねじ部≧首下
アール部 となっている構成としたことを特徴としており、このよ
うな高強度ボルトの構成を従来の課題を解決するための
手段としている。 この発明に係る高強度ボルトは、上記の構成を有してお
り、その素材はとくに限定されないが、例えば、JIS
で制定する炭素鋼(SC)や、クロム鋼(SCr)や、
クロムモリブデン鋼(SCM)や、ニッケルクロムモリ
ブデン鋼(SNCM)などが使用される。 そして、この発明に係る高強度ボルトは、ねじ頭部と1
首下アール部と、首下セレーション部と、不完全ねじ部
と、完全ねじ部と、を少なくとも有するものであり、例
えば、素材を線引きしたのちへラダー加工を行い、転造
によりねじ部および首下セレーション部の切削を行う0
次い1、ボルトの形状に成形したのち、例えば、首下ア
ール部、不完全ねじ部、完全ねじ部に浸炭抑制剤を塗布
する。この浸炭抑制剤においても特に限定はされないも
のであり、首下アール部と、不完全ねじ部と、完全ねじ
部とにおいて異なる成分ないしは組成としたものを必要
に応じて塗布することができる。その後、カーボンポテ
ンシャルを調整した浸炭炉に入れて浸炭焼入れを行うこ
とにより、ボルト全表面のカーボンポテンシャルが0.
35〜1.00の範囲にあると共に完全ねじ部のカーボ
ンポテンシャルが0.40〜0.55の範囲にあって、
浸炭部位の表面硬さが 首下セレーション部〉完全ねじ部〉不完全ねじ部≧首下
アール部 となるボルトとなっている。 この場合、ボルト全表面のカーボンポテンシャルが0.
35よりも低いと、必要な表面硬さを得ることができず
、1.00よりも高いとひずみや曲がりの発生を伴った
り遅れ破壊の危険性を生じたりするので好ましくない、
また、完全ねじ部のカーボンポテンシャルが0.40よ
りも低いとねじ部の疲労強度が低下したりナツトとの間
でかじりを生じやすくなったりするので好ましくなく。 0.55よりも高いと遅れ破壊の原因となったりするの
で好ましくない、そして、表面硬さを首下セレーション
部〉完全ねじ部〉不完全ねじ部≧首下アール部とするに
あたり、例えば首下セレーシ璽ン部はHRC45以上、
完全ねじ部はHRC30〜40.不完全ねじ部および首
下アール部は)IRc30〜40の範囲とすることがと
くに望ましい番 このような高強度ボルトにおいて、首下セレーション部
は被締結体の一部、例えばホイールハブに設けたハブ孔
に圧入する際のセレーション山のつぶれ防止のため最も
高い硬さが必要である0次に、硬さの必要な部位は完全
ねじ部であり、この理由は疲労強度の確保と相手材ナツ
トとの間でのねじ山のかじり防止のためである。また、
首下アール部と不完全ねじ部は完全ねじ部に要求される
ほどの疲労強度は必要がなく、最も遅れ破壊の起点とな
り易い部位であるため、硬さは低いほど好ましい、した
がって、各部の表面硬さは首下セレーション部〉完全ね
じ部〉不完全ねじ部≧〜下アール部 となっていることが必要である。 この場合、ボルトの表面硬さは、少なくとも被締結体の
硬さ以上の硬さを有する必要があり、ボルトの高強度化
が望まれるが、従来のボルトに対する表面硬化の手段で
ある浸炭焼入れ炉の炉内のカーボンポテンシャルをあげ
ることにより表面硬さを高める手法では、とくに硬さを
必要とする首下セレーション部だけでなく1表面硬さが
不必要なねじ部や首下アール部まで硬化してしまい、ボ
ルトのひずみや曲りの発生を伴ったり、ねじ部や首下ア
ール部の表面硬さおよび浸炭深さの上昇によって遅れ破
壊の危険が生じるという不具合がある。 また、必要部分のみ浸炭により表面硬さを上昇させるた
めには、浸炭が不要の部分に防炭剤を塗布したり、防炭
メツキを施したりする等の手法(部分浸炭防止法:特開
昭52−78721号、特開昭54−2230号、特開
昭58−43465号など)があるが、これらの手法で
は防炭部は完全に防炭されてしまうため、例えば、ねじ
部表面の硬さ上昇を抑えるために防炭処理すると、上述
のようにねじ部に必要な最表面の浸炭が行われなくなる
ことにより疲労強度が低Fしたり、ナツトとの間でかじ
りが生じ易くなったりするという問題がある。 そこで、この発明に係る高強度ボルトにおいては、従来
の浸炭焼入れ工程において、ボルトの各部における要求
硬さに応じた浸炭抑制剤を塗布し、カーボンポテンシャ
ルをコントロールして表面硬さをボルト各部の機能にみ
合ったものとすることにより、ボルトのひずみや曲りの
発生、遅れ破壊の危険性、疲労強度の低下、ナツトとの
かじりの発生、などといった不具合が解消されるように
している。 (発明の作用) この発明に係る高強度ボルトは、ボルト全表面のカーボ
ンポテンシャルが0.35〜1.00の範囲にあると共
に完全ねじ部のカーボンポテンシャルが0.40〜0.
55の範囲にあって、浸炭部位の表面硬さが。 首下セレーション部〉完全ねじ部〉不完全ねじ部≧首下
アール部 となっているものであるから、表面硬さはボルトの各部
の機能にみ合ったものになっており、ボルト全体におけ
る表面硬さの過大によるボルトのひずみや曲りの発生、
ねじ部や首下アール部の表面硬さおよび浸炭深さの上昇
による遅れ破壊の危険性、ねじ部表面での浸炭不足によ
る疲労強度の低下やナツトとの間でのかじり、などとい
った不具合が解消されるという作用がもたらされる。 (実施例) 以下、この発明の実施例を車両のホイールハブとホイー
ルとの締結に用いられるハブボルトを例にとって説明す
る。 第1図はこの発明の実施例における高強度ボルト(ハブ
ボルト)1を示しており、このハブボルト1は、ねじ頭
部1aと、首下アール部1bと。 ハブに圧入する首下セレーション部ICと、不完全ねじ
部1dと、完全ねじ部1eとからなるものである。 この実施例におけるハブボルト1は、Cr−Mo鋼(J
IS  50M435)からなる素材を線引きしたのち
へラダー加工を行い0次いで転造によりねじ部1d、l
eおよび首下セレーション部ICの切削を行う0次いで
、ボルトの形状に成形したのち、首下アール部1bと不
完全ねじ部1dと、完全ねじ部1eに浸炭抑制剤を塗布
する。この実施例に用いた浸炭抑制剤は、防炭側原液、
キシレン、グリセリンからなり、首下アール部1bおよ
び不完全ねじ部1dには容量比で1:l:1に混合した
ものを使用し、完全ねじ部1eには0.5:1:1に混
合したものを使用してそれぞれの部分に塗布した。その
後、カーボンポテンシャルが0.70に調整された浸炭
炉に装入して浸炭焼入れを行うことにより、ハブボルト
1の表面のカーボンポテンシャルがボルト頭部1aおよ
び首下セレーション部ICで0.70.完全ねじ部1e
で0.50、首下アール部1bおよび不完全ねじ部1d
で0.35となるようにし、部分的に表面硬さを変化さ
せた。そして、この実施例におけるハブボルト1では、
それぞれの表面硬さが、 言下セレーション部IC>完全ねじ部1e>HRC45
以上     HRC30〜40不完全ねじ部1d≧首
下アール部1b HRC30〜40 であるものとなっている。 この場合、首下セレーション部ICはホイールハブに圧
入したときにセレーション山のつぶれを防止するため最
も高い硬さが必要であり、次に硬さの必要な部位は完全
ねじ部1eであって、この理由は疲労強度の確保とナツ
トとの間でのねじ山のかじり防止のためである。他方1
首下アール部1bと不完全ねじ部1dは、完全ねじ部1
eはど疲労強度は必要がなく、最も遅れ破壊の起点とな
り易い部位であるため、硬さは低いものとしている。 第2図は、この発明の実施例において製造したハブボル
ト1の軸方向における表面硬さ(表面より0.1mmの
硬さ)の分布を調べた結果を示すグラフである。 第2図に示すように、首下セレーション部ICは、炭素
鋼(JIS  555C)製のホイールハブの高硬産品
(HRC40)に圧入するため、圧入時にこの首下セレ
ーション部ICのセレーション山につぶれが生じないよ
うに、表面硬さをHRC45以上にしている。また、完
全ねじ部1eの表面硬さは、疲労強度の向上と締結時に
おけるナツトとの間でのねじ山のかじり防止のためにH
RC30以上より望ましくはHRC35以上必要であり
、高いほど有利であるが、HRC40を超えると遅れ破
壊が生じる恐れがでてくるため、この実施例では表面硬
さをHitC35〜40にしている。さらに、首下アー
ル部1bおよび不完全ねじ部1dは遅れ破壊の感受性が
特に高い部位であるため1表面硬さをHRC40以下に
抑える必要があり、この実施例ではHRC35以下に抑
えている。 次に、炭素鋼(JIS  555C)製のホイールハブ
の高硬産品(HRC40)に、従来のハブボルトと本発
明実施例によるハブボルトを圧入し、首下セレーション
部1cの廻りトルクを第3図に示す方法にて確認した。 この第3図において、1はハブボルト(高強度ボルト)
、2はホイールハブ、3は完全ねじ部1eにねじ込まれ
るナツト部3aを有する治具である。 この結果、従来のハブボルト1ではホイールハブ2への
圧入時に首下セレーシ奮ン部1cのっぷれが生じ、18
kgf曇mのトルクTで首下セレーション部1cがなめ
て、ハブボルト1が回転することとなったが、本発明実
施例によるハブボルト1では、23kgf11mのトル
クTでボルト本体がねじ切れ、首下セレーション部1c
での回転は生じず、固定力の十分にすぐれたものである
ことが確認された。 また、酸浸漬による遅れ破壊試験(10%HCu水溶液
に60秒間浸漬後、ハブボルトが降伏するまで締付けを
行い、24時間放置する試験)を行ったところ、従来の
ハブボルト1および本発明実施例のハブボルト1のいず
れにおいても各々10本中破損が生じたものは0本(破
損率O%)であって、耐遅れ破壊性に有意差はなかった
。 なお、上記実施例では車両のホイールハブとホイールと
を締結するハブボルトを例にとって示したが、ハブボル
ト以外のボルトであっても同様の構造を有するものであ
れば適用可能であるのはいうまでもない。 〔発明の効果] この発明に係る高強度ボルトは、ねじ頭部1首下アール
部2首下セレーション部、不完全ねじ部および完全ねじ
部を少なくとも有するボルトにおいてそれらのうちの少
なくとも一部分に浸炭抑制剤を塗布した浸炭焼入れが施
してあり、ボルト全表面のカーボンポテンシャルが0.
35〜1.00の範囲にあると共に完全ねじ部のカーボ
ンボテンシャルが0.40〜0.55の範囲にあって、
浸炭部位の表面硬さが、 首下セレーション部〉完全ねじ部〉不完全ねじ部≧首下
アール部 となっているものであるから、表面硬さはボルトの各部
の機能にみ合ったものになっており、ボルト全体におけ
る表面硬さの過大によるボルトのひずみや曲りの発生が
なく、ねじ部や首下アール部の表面硬さおよび浸炭深さ
の上昇による遅れ破壊の危険性もなく、ねじ部表面での
浸炭不足による疲労強度の低下やナツトとの間でのかじ
りの心配もなく、各部の機能にみ合った表面硬さ奢有し
ていることから首下セレーション部における硬さも適切
なものとなっていて首下セレーシ盲ン部を被締結体の一
部に圧入するときにセレーシ1ン山のつぶれが生じがた
く、したがって被締結体とボルトとの間で固定力が失わ
れることがないため、ボルトが回転することによるボル
トの緩みの発生を防止することが可能であって、被締結
体への固定力を大幅に向上させることが可能になるとい
う著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高強度ボルトの一例として車両のホイールハブ
とホイールとの締結に使用されるハブボルトの外観を示
す説明図、第2図は本発明の実施例によるハブボルトの
表面硬さの軸方向における硬さ分布を測定した結果を示
すグラフ、第3図はハブボルトをホイールハブに圧入し
た後治具によりハブボルトを回転させてねじりトルクを
測定する方法を示す説明図である。 1・・・高強度ボルト(ハブポル))、la・・・ねじ
頭部、1b・・・首下アール部、1c・・・首下セレー
ション部、ld・・・不完全ねじ部、1e・・・完全ね
じ部。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ねじ頭部と、首下アール部と、首下セレーション
    部と、不完全ねじ部と、完全ねじ部とを少なくとも有し
    、前記首下セレーション部を被締結体の一部に圧入し固
    定して使用する構造のボルトにおいて、前記ねじ頭部、
    首下アール部、首下セレーション部、不完全ねじ部およ
    び完全ねじ部のうち少なくとも一部分に浸炭抑制剤を塗
    布した浸炭焼入れが施してあり、ボルト全表面のカーボ
    ンポテンシャルが0.35〜1.00の範囲にあると共
    に完全ねじ部のカーボンポテンシャルが0.40〜0.
    55の範囲にあって、浸炭部位の表面硬さが首下セレー
    ション部>完全ねじ部>不完全ねじ部≧首下アール部と
    なっていることを特徴とする高強度ボルト。
JP9817589A 1989-04-18 1989-04-18 高強度ボルト Pending JPH02278005A (ja)

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