JPH02274459A - 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置 - Google Patents

半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置

Info

Publication number
JPH02274459A
JPH02274459A JP1091738A JP9173889A JPH02274459A JP H02274459 A JPH02274459 A JP H02274459A JP 1091738 A JP1091738 A JP 1091738A JP 9173889 A JP9173889 A JP 9173889A JP H02274459 A JPH02274459 A JP H02274459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
semiconductor wafer
automatic
wafer
automatic surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1091738A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Otani
章 大谷
Masaki Omura
大村 雅紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP1091738A priority Critical patent/JPH02274459A/ja
Publication of JPH02274459A publication Critical patent/JPH02274459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はインゴットからスライスしたウェーハのラッ
ピングを行う半導体ウェーへの自動平面研削方法及びそ
の研削装置に関するものである。
[従来の技術] 半導体ウェーハ製造工程において、スライス後のウェー
ハは両面ラッピングマシーンで機械研磨されるが、ラッ
ピングマシーンでのウェーハの脱着は自動化が困難であ
り、さらに大口径ウェーハの人手によるハンドリングに
は破損の危険が伴う。
このような不都合に対してラッピングマシーンの代替と
して自動平面研削盤による機械研磨工程の自動化が試み
られている。例えば特開昭63−84858号公報には
、半導体ウェーハ製造工程1;適用される自動両面研削
装置が開示されていて、被研削物の両面を自動的かつ連
続的に一貫研削加工することのできる技術を提供してい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記文献に示された自動両面研削装置は
別として、従来の半導体ウェーハ用の研削盤はもともと
デバイス工程のウェーハの裏面研削に限られて用いられ
てきたものであって、そのため高精度な加工能力は要求
されておらず、本格的なラッピングマシーンの加工精度
と比べて著しく劣るものであった。
そこで、本発明者らは従来の平面研削盤を半導体ウェー
ハ加工工程に用いるラッピングマシーンの代替品として
使えるものにするために多くの実験を重ねた結果、研削
後のウェーハは第4図(a)。
(b)の模式斜視図に示すように中心対称の中低(a)
又は中高(b)の表面形状を呈することを見出し、その
原因は下記の2点にあることを解明した。
1)ウェーハの自動研削がなされるに従って順次系の温
度が上昇し、装置各部の支持台が熱膨張によりそるよう
になり砥石回転軸、ウェーハ吸着台回転軸の平行度が悪
化することによる。
2)ダイヤモンド砥石の摩耗、切り粉の目詰りにより研
削抵抗が変化し、砥石の回転面が被研削材から逃がれよ
うとし、砥石回転軸の平行度が悪化する。
このように従来の平面研削盤は高精度な加工が出来ずラ
ッピングマシーンの代替品として使用できなかった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、従来の自動平面研削盤の欠点をカバーする装置
と研削方法について研究を重ねた結果、装置に改良加工
を行うことにより高精度の平面研削と安定した加工形状
が得られる半導体つ工−ハラッピング用の自動平面研削
方法及びその研削装置を開発したので、その技術を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る半導体ウェーへの自動平面研削方法は、
自動平面研削盤を用い、研削中のスライス後のウェーハ
の表面形状(平坦度)を測定し、この測定結果を研削盤
の制御系にフィードバックし、このフィードバック情報
にもとづく砥石回転軸の角度を調整して修正しながら研
削加工を行うものである。
また、この発明に係る半導体ウェーハラッピング用の自
動平面研削盤は研削加工中のウェーハの表面形状を測定
する例えば静電容量ギャップセンサ又は電気式マイクロ
メータなどからなる複数個の測定子と、砥石回転軸の角
度を例えば複数個の圧電素子を用いて微調整する機構と
を備えたものである。
[作用] この発明においては、自動平面研削盤にウェーハ表面の
平坦度(形状)を測定する測定子と砥石回転軸の微調整
機構とを設けたので、この研削盤による研削中は常時測
定子の出力を砥石回転軸角度の制御系にフィードバック
して角度の微調整が行われる。例えば基準平坦面より大
きい面に対しては砥石はウェーハ面に圧接するように傾
いて研削を行い、逆の場合は圧接しない方向に傾き研削
を弱めるように働いて自動的な平面研削が行われる。こ
のようにして連続的にウェーハを研削する場合、研削系
の温度変動や研削抵抗の変動による砥石回転軸の変動に
対しても同様に回転軸角度が補正されるので安定した連
続研削加工がスムーズに行われる。
[実施例] はじめに、この発明の自動平面研削方法を実施するため
に用いた自動平面研削盤の構造を説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す自動平面研削盤の模
式図による要部上面図であり、第2図は′第1図の上面
図の要部断面図である。
第1図及び第2図の実施例において、その基本構成部分
は従来から用いられている自動研削盤と同じであるので
、はじめにその基本構成と動作について説明する。
研削しようとする半導体ウェーハ3は被研削材吸着台2
の上に載置されて固定される。被研削材吸着台2は図示
しない通常の吸着機構を有する吸着台駆動機構にとりつ
けられ軸lOを中心にして水平方向に回転するようにな
っている。一方、ダイヤモンドカップ砥石(以下砥石と
いう)8が周辺又は周辺の一部に装着された砥石板11
は模式的に示した砥石板回転駆動機構12のスピンドル
9に取付けられて回転するようになっている。砥石板1
1は研削に当っては図示しない送り機構によって第2図
の上下方向に移動可能であり、砥石8の先端は回転しな
がら回転する半導体ウェーハ3に圧接されることにより
半導体ウェーハ3の表面を平面研削するようになってい
る。
この発明の構成は上記の基本機構に研削加工時に半導体
ウェーハ3の表面形状(実施例では平坦度)を測定する
測定子と、砥石回転軸の角度を微調整する機構とを設け
、たちのである。
被研削材吸着台2の表面に半導体ウェーハ3をアース電
位にするためのステンレススチール製のアース電極1を
取付け、その上に第2図に示すように半導体ウェーハ3
を吸着により固定する。さらに複数個(実施例では5個
)の静電容量式ギャップセンサ4からなるウェーハ表面
形状測定用の測定子を保持板13に固定して、半導体ウ
ェーハ3の上部にウェーハの半分面内の周辺端から中心
部までの間をカバーするように測定子を並設した。
この測定子は電気式マイクロメータであってもよい。こ
の静電式ギャップセンサ4の出力はマイクロコンピュー
タ5でデータ処理されて半導体ウェー/13の研削面と
測定子面とのギャップ(間隔)が測定されるようになっ
ている。
また、回転駆動機構12は、図示しない適宜な保持装置
により若干の遊動が可能なように保持されていて、例え
ば圧電素子6aが主体として組込まれた複数個の砥石回
転軸微調整機構(以下微調整機構という)6を介してア
ース電位の基準フレーム14に取付けられる。基準フレ
ーム14はX方向に全体が移動し、砥石8が半導体ウェ
ーハ3を研削する。ここで、微調整機構6は回転駆動機
構12の外壁に、平面的には第1図にみられるようにX
−Y軸方向に少くとも2個、立体的には第2図のように
上下方向にそれぞれ少くとも2個設けられて、スピンド
ル9の軸方向の角度を微調整できるようになっている。
微調整機構6は各圧電素子6aに印加される電圧による
電歪効果から得られる圧電素子6aの伸び縮みによって
生ずる微小変位によって微調整が達成される。なお、こ
の圧電素子6aは圧電素子に限定されず、他の同種な結
果を有する素子を用いることは自由である。また、圧電
素子6aに印加される電圧は静電容量式ギャップセンサ
4の出力にもとづいてマイコン5が出力する電圧が使用
されるように配線されている。したがって、スピンドル
9の角度が例えば第2図において上部からみて右側へ傾
けば砥石8の半導体ウェーハ3への圧力は強くなり、傾
く前に比べて研削力が強くなるし、逆の場合は弱まる方
向に働く。
この角度微調整はX方向のみならずY方向にも行われる
から二次元の角度調整が行われる。
つぎに、第1図及び第2図の実施例装置を用いた場合の
半導体ウェーハの平面研削方法について説明する。
半導体ウェーハ3を被研削材吸着台2に固定したのち、
この吸着台2を所定の回転方向に回転するとともに砥石
板11を所定の回転方向に回転して砥石8を半導体ウェ
ー/13に圧接して表面研削をはじめる。半導体ウェー
ハ3は複数個の一連に並んだ静電容量式ギャップセンサ
ー4によって、研削加工中での半導体ウェーハ研削面と
ギャップセンサーとの距離が測定される。吸着台の1回
転の間に半導体ウェーハ全面の厚み情報がこのギャップ
センサーからマイコン5に送られる。マイコンにおいて
二〇ウェーハ全面での厚み情報よりつ工−ハ形状を計算
し目的とする形状に必要な砥石回転軸角度を算出し、微
調整機構6を通して砥石回転軸角度を修正する。測定に
際してクーラント液が測定の妨害となるのを防ぐためエ
アーノズル7からエアーが被研削材に吹きつけられる。
以上のような研削方法によって連続して50枚の6イン
チのシリコンウェーハを高平坦度の表面を達成する目的
で加工した結果を説明する。
第3図はその結果を示す線図である。図において横軸は
研削処理したシリコンウェーへの枚数を示し、縦軸はT
 T V (Total Th1ckness Var
latlonの略:ウェーハ面内厚みのバラツキ)を示
す。なお、第3図では、上記の方法を用いた自動修正を
行ったものを白丸印で示し、自動修正を行なわない従来
の方法によるものを黒三角印で示してこの発明の効果を
比較して示している。また、この実験においては比較の
正確さを期すため、吸着面側のウェーハ形状が、加工後
の平坦度に影響を与えないように研削材はTTVが0.
3−以下のものを使用した。第3図に示すように回転軸
自動修正機構を用いた場合と用いなかった場合について
、TTVの推移は著しく違い、回転軸自動修正機構によ
り系の温度変動、研削抵抗の変動による加工形状への悪
影響は完全に抑制されている。すなわち、自動修正しな
い場合は、処理枚数に応じてTTVは大きくなってゆく
のに対して、この発明によって自動修正を行ったものは
連続50枚の処理に対してもTTVの値はほぼ一定値を
示している。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、加工中の半導体ウェー
ハの表面形状を測定子を用いて測定し、そのデータにも
とづいて砥石回転軸の角度を研削加工中化に修正する方
法とその装置を確立したので半導体ウェーハの連続研削
において温度変動、研削抵抗の変化に対しても高精度に
平坦度の優れた研削加工が可能となり、安定した研削加
工形状が保証される自動研削方法とその装置が提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す半導体つ工−ハの自
動平面研削盤の上面図、第2図は第1図の実施例装置の
断面図、第3図はこの発明の研削方法における自動修正
を行った場合と自動修正を行わなかった場合との処理枚
数とTTVの比較実験結果を示す線図、第4図(a) 
、 (b)は従来の平面研削盤による加工後のウェーハ
形状を示す模式斜視図である。 図において、1はアース電極、2は被研削材吸着台、3
は半導体ウェーハ、4は静電容量式ギャップセンサ、5
はマイコン、6は砥石回転軸微調整機構、6aは圧電素
子、7はエアーノズル、8はダイヤモンドカップ砥石、
9はスピンドル、10は回転軸、11は砥石板、12は
回転駆動機構、13は保持板、14は基準フレームであ
る。 第 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動平面研削盤によるスライス後の半導体ウェー
    ハの研削方法において、 研削中の前記半導体ウェーハの表面形状を測定し、この
    測定結果を前記自動平面研削盤の制御系にフィードバッ
    クし、このフィードバック情報にもとづいて砥石回転軸
    の角度を調整しながら研削加工を行うことを特徴とする
    半導体ウェーハの自動平面研削方法。
  2. (2)スライス後のウェーハを研削加工する半導体ウェ
    ーハの自動平面研削装置において、 研削加工時の前記半導体ウェーハの表面形状を測定する
    複数個の測定子と、 これら測定子のデータにもとづいて研削面への砥石の圧
    力を微調整する砥石回転軸の角度調整機構とを備えたこ
    とを特徴とする半導体ウェーハの自動平面研削装置。
JP1091738A 1989-04-13 1989-04-13 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置 Pending JPH02274459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091738A JPH02274459A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091738A JPH02274459A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02274459A true JPH02274459A (ja) 1990-11-08

Family

ID=14034864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1091738A Pending JPH02274459A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02274459A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439564B1 (ko) * 1997-01-22 2004-10-22 가부시키가이샤 토쿄 세이미쯔 표면연마방법및장치
JP2007222986A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置
JP2012020393A (ja) * 2010-06-17 2012-02-02 Tokyo Electron Ltd 基板裏面研磨装置、基板裏面研磨システム及び基板裏面研磨方法並びに基板裏面研磨プログラムを記録した記録媒体
US8822241B2 (en) 2010-05-31 2014-09-02 Mitsubishi Electric Corporation Method of manufacturing a semiconductor device
JP2021137882A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 東京エレクトロン株式会社 加工方法及び加工装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439564B1 (ko) * 1997-01-22 2004-10-22 가부시키가이샤 토쿄 세이미쯔 표면연마방법및장치
JP2007222986A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置
US8822241B2 (en) 2010-05-31 2014-09-02 Mitsubishi Electric Corporation Method of manufacturing a semiconductor device
JP2012020393A (ja) * 2010-06-17 2012-02-02 Tokyo Electron Ltd 基板裏面研磨装置、基板裏面研磨システム及び基板裏面研磨方法並びに基板裏面研磨プログラムを記録した記録媒体
JP2021137882A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 東京エレクトロン株式会社 加工方法及び加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5567199A (en) Workpiece holder for rotary grinding machines for grinding semiconductor wafers, and method of positioning the workpiece holder
KR100954534B1 (ko) 얇은 원판형상 공작물의 양면 연삭방법 및 양면 연삭장치
JP5276823B2 (ja) ウェーハの研削加工装置
JP3969956B2 (ja) 両面同時研削方法および両面同時研削盤並びに両面同時ラップ方法および両面同時ラップ盤
KR970009861B1 (ko) 반도체 웨이퍼의 제조방법
US20090247050A1 (en) Grinding method for grinding back-surface of semiconductor wafer and grinding apparatus for grinding back-surface of semiconductor wafer used in same
KR101143290B1 (ko) 판상체의 연마 방법 및 그 장치
JP2005238444A (ja) 両面同時研削方法および両面同時研削盤並びに両面同時ラップ方法および両面同時ラップ盤
JP7046573B2 (ja) 被加工物の加工方法
US11141830B2 (en) Method for setting processing device
JP2008258554A (ja) ウェーハの研削加工装置
KR101908359B1 (ko) 양두 연삭 장치 및 워크의 양두 연삭 방법
JP3011129B2 (ja) ガラス基板の端面研磨機および端面研磨方法
JP3459058B2 (ja) ウェーハ面取り方法
JPH02274459A (ja) 半導体ウェーハの自動平面研削方法及びその装置
JP2554432B2 (ja) 半導体ウエーハの外周面加工装置
JP2009078326A (ja) ウェーハ面取り装置、及びウェーハ面取り方法
JP2000158306A (ja) 両面研削装置
JPH1174242A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000218486A (ja) 面取り装置
JPH03104545A (ja) 平面研削装置
JPH1170471A (ja) ガラス面取り方法およびその装置
WO2021095588A1 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP6621337B2 (ja) 研削装置
US20220134504A1 (en) Wafer grinding method