JPH0227283Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0227283Y2 JPH0227283Y2 JP1982103139U JP10313982U JPH0227283Y2 JP H0227283 Y2 JPH0227283 Y2 JP H0227283Y2 JP 1982103139 U JP1982103139 U JP 1982103139U JP 10313982 U JP10313982 U JP 10313982U JP H0227283 Y2 JPH0227283 Y2 JP H0227283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deaerator
- stop valve
- boiler
- pipe
- recirculation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000008367 deionised water Substances 0.000 description 1
- 229910021641 deionized water Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱気器再循環装置に関する。
火力・原子力発電用ボイラあるいは産業用ボイ
ラにおいては、その付属設備として、脱気器が設
けられている。脱気器とはボイラ給水中の脱ガス
（特に酸素除去）及び給水の温度上昇を図るもの
であり、一般に脱気部とストレージタンク部とで
構成されている。
ラにおいては、その付属設備として、脱気器が設
けられている。脱気器とはボイラ給水中の脱ガス
（特に酸素除去）及び給水の温度上昇を図るもの
であり、一般に脱気部とストレージタンク部とで
構成されている。
しかして、ボイラ起動時のボイラへの給水に際
しては、まず脱気器のストレージタンク部内に貯
わえられている純水中の酸素を除去する必要があ
り、このため従来は脱気器再循環装置を設けてス
トレージタンク部内の純水を脱気部に再循環さ
せ、純水中の酸素除去を図つている。
しては、まず脱気器のストレージタンク部内に貯
わえられている純水中の酸素を除去する必要があ
り、このため従来は脱気器再循環装置を設けてス
トレージタンク部内の純水を脱気部に再循環さ
せ、純水中の酸素除去を図つている。
しかしながら、従来の脱気器再循環装置は、図
面に点線で示しかつ参照符号１で総括的に表わす
ように、全く独立して設けられ、脱気器２のスト
レージタンク部２ａ内に貯わえられている純水３
をボイラ給水ポンプ４とは別個に設けた脱気器再
循環ポンプ５の作動により各種弁６，７，８を介
して脱気器入口部給水管９へ戻し、脱気器２の脱
気部２ｂへ再循環させて脱気を図つている。
面に点線で示しかつ参照符号１で総括的に表わす
ように、全く独立して設けられ、脱気器２のスト
レージタンク部２ａ内に貯わえられている純水３
をボイラ給水ポンプ４とは別個に設けた脱気器再
循環ポンプ５の作動により各種弁６，７，８を介
して脱気器入口部給水管９へ戻し、脱気器２の脱
気部２ｂへ再循環させて脱気を図つている。
このように、従来は、脱気器再循環装置を全く
独立して設けているが、この再循環装置はボイラ
起動時に約１〜２時間使用するのみで、ボイラの
通常運転中はまつたく使用する必要がない装置で
あることを考えると、ポンプ、配管等多種にわた
る構成機器を有し、その設備費用も高く又設置ス
ペースも考慮しなければならないなどの問題があ
つた。
独立して設けているが、この再循環装置はボイラ
起動時に約１〜２時間使用するのみで、ボイラの
通常運転中はまつたく使用する必要がない装置で
あることを考えると、ポンプ、配管等多種にわた
る構成機器を有し、その設備費用も高く又設置ス
ペースも考慮しなければならないなどの問題があ
つた。
本考案は、このような従来の問題を解消するた
めになされたもので、脱気器再循環装置を現有の
機器、配管等を有効に利用して設け、その構成を
簡略化するようにしたものである。
めになされたもので、脱気器再循環装置を現有の
機器、配管等を有効に利用して設け、その構成を
簡略化するようにしたものである。
すなわち、本考案は、脱気器の下流にはボイラ
へ圧力を上げて送水するためにボイラ給水管に設
けられているボイラ給水ポンプがあり、このボイ
ラ給水管のボイラ給水ポンプ出口側部分と脱気器
とを接続して、低流量運転時の液温上昇を低減す
る為の過熱防止配管が設けられ、ボイラ給水ポン
プ低流量運転時にはこの過熱防止配管の脱気器入
口止め弁を開くことによりボイラ給水ポンプ通過
流量を増大させて脱気器のストレージタンク部へ
戻していることに着目し、かかる既存の過熱防止
配管の脱気器入口止め弁上流側部分から脱気器再
循環管を分岐して脱気器入口部給水管に接続し、
この脱気器再循環管には止め弁及び逆止弁を設
け、これにより脱気器再循環装置の簡略化を図つ
たものである。
へ圧力を上げて送水するためにボイラ給水管に設
けられているボイラ給水ポンプがあり、このボイ
ラ給水管のボイラ給水ポンプ出口側部分と脱気器
とを接続して、低流量運転時の液温上昇を低減す
る為の過熱防止配管が設けられ、ボイラ給水ポン
プ低流量運転時にはこの過熱防止配管の脱気器入
口止め弁を開くことによりボイラ給水ポンプ通過
流量を増大させて脱気器のストレージタンク部へ
戻していることに着目し、かかる既存の過熱防止
配管の脱気器入口止め弁上流側部分から脱気器再
循環管を分岐して脱気器入口部給水管に接続し、
この脱気器再循環管には止め弁及び逆止弁を設
け、これにより脱気器再循環装置の簡略化を図つ
たものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例について
詳述する。
詳述する。
図面において、参照符号１０で示した脱気器再
循環管が脱気器２のストレージタンク部２ａとこ
の脱気器の下流に設けたボイラ給水管１１のボイ
ラ給水ポンプ４出口側部分とを接続する過熱防止
配管１２の脱気器入口止め弁１５上流側部分から
分岐して脱気器入口部給水管９へ接続され、この
脱気器再循環管１０には止め弁１３及び逆止弁１
４が設けられている。
循環管が脱気器２のストレージタンク部２ａとこ
の脱気器の下流に設けたボイラ給水管１１のボイ
ラ給水ポンプ４出口側部分とを接続する過熱防止
配管１２の脱気器入口止め弁１５上流側部分から
分岐して脱気器入口部給水管９へ接続され、この
脱気器再循環管１０には止め弁１３及び逆止弁１
４が設けられている。
しかして、ボイラ起動時には、脱気器再循環管
１０の止め弁１３を開きまた過熱防止配管１２の
脱気器入口止め弁１５を閉じ、ボイラ給水ポンプ
４の作動により脱気器２のストレージタンク部２
ａ内に貯えられている純水３を過熱防止配管１
２、脱気器再循環管１０及び脱気部入口部給水管
９を通して脱気器２の脱気部２ｂへ再循環するこ
とにより脱気を図る。
１０の止め弁１３を開きまた過熱防止配管１２の
脱気器入口止め弁１５を閉じ、ボイラ給水ポンプ
４の作動により脱気器２のストレージタンク部２
ａ内に貯えられている純水３を過熱防止配管１
２、脱気器再循環管１０及び脱気部入口部給水管
９を通して脱気器２の脱気部２ｂへ再循環するこ
とにより脱気を図る。
脱気後は、逆に脱気器再循環管１０の止め弁１
３を閉じまた過熱防止配管１２の脱気器入口止め
弁１５を開き、ボイラ給水管１１を通水を開始す
る。
３を閉じまた過熱防止配管１２の脱気器入口止め
弁１５を開き、ボイラ給水管１１を通水を開始す
る。
以上述べたように、本考案によれば、脱気器再
循環装置を既存の過熱防止配管及びボイラ給水ポ
ンプなどを利用して設けているので、従来の如き
脱気器再循環装置を全く独立して設ける構成にお
いて必要とされる脱気器再循環ポンプ設備などが
不要となり、またその付属配管・弁類及び電気設
備も簡略化することができ、プラント建設費が大
幅に低減されるとともに、プラントの機器配置ス
ペースに余裕ができ、しかも脱気器再循環ポンプ
を省略したことからボイラ給水ポンプのみの運転
操作で良いのでボイラ起動時の運転操作が簡便と
なるなど種々の効果が得られる。
循環装置を既存の過熱防止配管及びボイラ給水ポ
ンプなどを利用して設けているので、従来の如き
脱気器再循環装置を全く独立して設ける構成にお
いて必要とされる脱気器再循環ポンプ設備などが
不要となり、またその付属配管・弁類及び電気設
備も簡略化することができ、プラント建設費が大
幅に低減されるとともに、プラントの機器配置ス
ペースに余裕ができ、しかも脱気器再循環ポンプ
を省略したことからボイラ給水ポンプのみの運転
操作で良いのでボイラ起動時の運転操作が簡便と
なるなど種々の効果が得られる。
図面、は本考案の一実施例を従来例と対比して
示した図である。 ２……脱気器、２ａ……そのストレージタンク
部、２ｂ……その脱気部、４……ボイラ給水ポン
プ、９……脱気器入口部給水管、１０……脱気器
再循環管、１２……過熱防止配管、１３……止め
弁、１４……逆止弁、１５……脱気器入口止め
弁。
示した図である。 ２……脱気器、２ａ……そのストレージタンク
部、２ｂ……その脱気部、４……ボイラ給水ポン
プ、９……脱気器入口部給水管、１０……脱気器
再循環管、１２……過熱防止配管、１３……止め
弁、１４……逆止弁、１５……脱気器入口止め
弁。
Claims (1)
- 脱気器入口止め弁を有し、脱気器とこの脱気器
の下流に設けたボイラ給水管のボイラ給水ポンプ
出口側部分とを接続する過熱防止配管の脱気器入
口止め弁上流側部分から脱気器再循環管を分岐し
て脱気器入口部給水管に接続し、この脱気器再循
環管には止め弁及び逆止弁を設けたことを特徴と
する脱気器再循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10313982U JPS598008U (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 脱気器再循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10313982U JPS598008U (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 脱気器再循環装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS598008U JPS598008U (ja) | 1984-01-19 |
| JPH0227283Y2 true JPH0227283Y2 (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=30242781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10313982U Granted JPS598008U (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 脱気器再循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598008U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0160022U (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339921A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-12 | Kubota Ltd | Cast iron of high damping capacity |
| JPS5551448B2 (ja) * | 1975-01-25 | 1980-12-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551448U (ja) * | 1978-09-28 | 1980-04-04 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP10313982U patent/JPS598008U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551448B2 (ja) * | 1975-01-25 | 1980-12-24 | ||
| JPS5339921A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-12 | Kubota Ltd | Cast iron of high damping capacity |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS598008U (ja) | 1984-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6354882B2 (ja) | ||
| JPH03124902A (ja) | 複合サイクル発電プラント及びその運転方法 | |
| US5428652A (en) | Secondary-side residual-heat removal system for pressurized-water nuclear reactors | |
| JPS6126957Y2 (ja) | ||
| JPH0227283Y2 (ja) | ||
| CN111536501A (zh) | 一种锅炉除氧器进水的加热方法 | |
| US3774579A (en) | Method and apparatus for restarting boiler feed-water pump system | |
| JPH044481B2 (ja) | ||
| JPS6280492A (ja) | 復水再循環装置 | |
| CN216384146U (zh) | 一种用于煤气发电机组的高压给水*** | |
| JP3615831B2 (ja) | 復水脱気装置 | |
| JP2003014207A (ja) | 流体供給ポンプ再循環装置 | |
| KR810001454Y1 (ko) | 기름겸용 태양열 온수 보일러 | |
| CN214038473U (zh) | 一种用于背压式汽轮机的锅炉烟气余热利用*** | |
| JPS5842777Y2 (ja) | 発電プラントの復水加圧装置 | |
| JP2637194B2 (ja) | コンバインドプラント起動バイパス系統、及び、その運用方法 | |
| JPH0575958B2 (ja) | ||
| JPS6391408A (ja) | 給水加熱器ドレン系統制御装置 | |
| JPS6239661B2 (ja) | ||
| JPS6314001A (ja) | 蒸気発生器出力制御装置 | |
| JP3276247B2 (ja) | ボイラ／タービンの復水・給水装置 | |
| JPS6284205A (ja) | ボイラ給水ポンプフラツシユ防止制御装置 | |
| JPS6126776Y2 (ja) | ||
| JPS62233606A (ja) | ボイラ保管系統 | |
| JPH1054507A (ja) | ボイラ給水設備 |