JPH02272471A - 現像剤使用量計算方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真式印刷装置における現像剤の使用量
を算出するための現像剤使用量計算方式〔従来の技術〕 電子写真式印刷装置において従来用いられている現像剤
使用量計算方式は、単純に印字データ中のドツトの数を
積算してこれから現像剤め使用量を算出するものである
。

第４図は従、来の現像剤使用量計算方式の一例のブロッ
ク図である。同期クロックと印字ヘッドへ送られる印字
データとを入力とし、印字データの各ピッＩ・が１″で
あるか”０°′であるかを判別してドツトの数を数える
計数回路７と、計数回路７の出力とあらかじめ定めたド
ツト当たりの平均現像剤使用量とを演算して現像剤の総
使用量を算出する演算回路８とで構成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

第５図は印字された紙の断面図であり、第５図（ａ）は
ドツトが単独に存在する場合を、第５図（ｂ）は複数個
のドツトが集まってドツト群を形成する場合を示してい
る。第５図に示すように、紙９の表面に定着した現像剤
１０ａ、１０ｂは、感光体ドラム上の潜像の周辺部分に
集まる傾向を持ち、単独の場合とドツト群を形成する場
合とでは１ドツト当なりの現像剤使用量が異なる。

第６図は印字データと感光体ドラム上に形成される潜像
イメージとの間係の説明図である。第６図（ａ）及び（
ｂ）に示すように、複数のドツトが隣接する仕方により
、感光体ドラム上に形成される潜像イメージの形状およ
び面積の増え方が相違しており、吸着される１ドツト当
たりの現像剤使用量もそれに従って変動する。

従来の現像剤使用量計算方式は、これらの諸点に対する
考慮がなされておらず、単純に印字データ中のドツト数
を積算し、これから現像剤の総使用量を求めているだけ
なので、印字データの性質により実際の使用量と計算し
た使用量とで差−Ｖが生じる欠点があった。

本発明の目的は、印字データの性質にかかわらず、計算
値と実際の使用量との差異が生じない現像剤使用量計算
方式を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の現像剤使用量計算方式は、連続する３ドラ１〜
列分の印字データを記憶する記憶手段と、この記憶手段
の情報からドツトごとに隣接する８個のドツト位置のド
ツトパターンをＪ２識しパターン種別を区別する識別信
号を出力する゛Ｍ断手段と、＋ＦＦ記識別信号を受信し
前記パターン種別ごとにトン１〜の発生個数を積算する
積算手段と、この精算「段の出力と面層パターン種別ご
とにあらかじめ定めたドツト当たり現像剤使用量とから
総使Ｉｒｌ　＋ｔ−を演算する演算手段とを備えて構成
されている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を釡照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック［′Ａである
。

’＋Ｒ’ｌ’写真式印刷装置の印字ヘッドへ送られる印
字データを人力し、連続した３ドツト列分の印字データ
をそれぞれ１ドツト列分ずつ記憶し保持する記憶回路１
，２及び３と、各記憶回路に接続され、記憶回路２に保
持されている各ドツトがそれぞれ隣接するドツトにどの
ような囲まれ方をしているかを判別し、囲まれ方のパタ
ーン種別を区別する識別信号を出力する判断回路４と、
判断回路４から識別信号を受け、これによりパターン種
別ごとにドツトの発生数を積算する計数回路５と、計数
回路５の出力にあらかじめパターン種別ごとに定められ
た１ドツト当たり使用量を掛けて集計する演算回路６と
で構成されている。

記憶回路１は送られてくる印字データを１ドツト列単位
で記憶保持しており、次の１ドツト列分の印字データが
送られてくるとそれまで保持していた印字データを記憶
回路２に送る。記憶回路２は記憶回路１から新しい印字
データが送られてくると、それまで保持していた元の印
字データを記憶回路３に転送し、記憶回路１からの新し
い印字データを記憶する。記憶回路３は記憶回路２から
新しい印字データが送られてくると、それまで保持して
いた印字データを破棄し、記憶回路２からの新しい１ド
ツト列分の印字データを記憶する。

凹所回路４は記憶回路１．２及び３からそれぞれ印字デ
ータを読み収り、記憶回路２に保持されている各ドツト
が、画像イメージ上において隣接するドツトにどのよう
な囲まれ方をしているかのトン１〜パターンを判別し、
パターン種別を区別するためパターン種別ごとに異なる
識別信号を出力する。

第２図は判断回路４におけるドツトパターンの認識法の
説明図である。判断回路４は、ドラＩ・パターンを認識
する手段として、三つの記憶回路からそれぞれロー　１
一番目から［ｌモ１番目までの連続する三つの印字デー
タを読み取り第２図のように並べる。上段の１列が記憶
回路３から読み出した印字データ、中段の１列が記憶回
路２から読み出した印字データ、下段の１列が記憶回路
１から読み出した印字データである。中央の注目するド
ツト八に対して、周囲に位置する８個のヒフ１〜位置の
中のどこにドツトが存在するかにより、第３図（１）か
ら第３図（５１）までに示される５１のパターン種別に
区別される。第３図では注目するドツトを中央の黒丸で
示し、隣接するドツトを周囲の斜線を付した丸で表して
いる。注目するドツトに関してドツトパターンを回転あ
るいは裏返し−Ｃ同一のパターンとなるものは、同じパ
ターン種別として認識するので第３図には示してない。

上述の判別動作を各ドツト列を構成するＮ個のドツト位
置のすべての位置にあるドツトに対して行うが、注目す
るドツトがｎ＝１又はｎ＝Ｎのときは、「０」又はｒＮ
ｆｌＪ番目のドツト位置にはドツトは存在しないものと
して処理する。又、各頁の第１−行目または最終行のと
きも、注目するドツトの上の行または下の行にはドツト
は存在しないものとして処理する。

計数回路５は判断回路４からの識別信号を受信し、識別
信号（パターン種別）ごとにその発生回数を積算し、例
えば１頁分ごとに演算回路６に送出する。

演算回路６は、パターン種別ごとにあらかじめ設定され
たドツト当たりの現像剤使用量を用いてパターン種別ご
との現像剤使用量を求め、これらを合計して総使用量を
算出する。以上の動作により印字パターンの性質にかか
わりなく正確な使用量が求められる。

上述の実施例では、判別回路４は注目するドラｌ〜の周
囲の８個のドツト位置のドツトパターンのうち、回転あ
るいは裏返しにより同一パターンとなるもののみを除く
５１個をのパターン種別として区別するよう説明したが
、更に類似の特性を有するいくつかのドツトパターンを
まとめて一つのパターン種別として処理するようにして
もほぼ同等の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明は、注目するドツト
の周囲のドツトパターンを判別して分類し、印字データ
のドツト数を分類したパターン種別ごとに数えることに
より、１ドツト当たりの現像剤使用量のばらつきを考慮
した演算が行えるので、印字データの性質にかかわらず
現像剤使用量の正確な計算ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図中の判断回路４のドツトパターンの認識法の説明図、
第３図は判断回路４で識別するパターン種別図、第４図
は従来の現像剤使用量計算方式の一例のブロック図、第
５図は印字された紙の断面図、第６図は印字データと感
光体ドラム上の潜像イメージとの関係の説明図である。 １、．２．３・・・・・・記憶回路、４・・・・・・判
断回路、５．７・・・・・・計数回路、６，８・・・・
−・演算回路、９・・・・・・紙、１０ａ、１０ｂ・・
・・・・定着した現像剤。 印字データ 印字ヘンドヘ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 連続する３ドット列分の印字データを記憶する記憶手段
   と、この記憶手段の情報からドットごとに隣接する８個
   のドット位置のドットパターンを認識しパターン種別を
   区別する識別信号を出力する判断手段と、前記識別信号
   を受信し前記パターン種別ごとにドットの発生個数を積
   算する積算手段と、この積算手段の出力と前記パターン
   種別ごとにあらかじめ定めたドット当たり現像剤使用量
   とから総使用量を演算する演算手段とを備えたことを特
   徴とする現像剤使用量計算方式。