JPH02266117A - 油圧クラッチの制御装置 - Google Patents

油圧クラッチの制御装置

Info

Publication number
JPH02266117A
JPH02266117A JP1088589A JP8858989A JPH02266117A JP H02266117 A JPH02266117 A JP H02266117A JP 1088589 A JP1088589 A JP 1088589A JP 8858989 A JP8858989 A JP 8858989A JP H02266117 A JPH02266117 A JP H02266117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
clutch
hydraulic clutch
torque
set time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1088589A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ura
裏 猛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1088589A priority Critical patent/JPH02266117A/ja
Publication of JPH02266117A publication Critical patent/JPH02266117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行伝動系に介装された油圧クラッチを入り
切り操作する弁機構の入り側への操作時に、この弁機構
を予め設定された開度で設定時間だけ開放する初期開放
操作を行い、この初期開放操作の後に前記開度より低い
値の開度から弁機構を所定の特性に沿って開放する制御
手段を有して成る油圧クラッチの制御装置に関し、詳し
くは、油圧クラッチの入り操作時におけるショックを低
減するための改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記のように油圧クラッチの入り操作時において
弁機構の開度を調節するものとしては、特開昭63−3
08225号公報に示されるものが存在し、この引例で
も説明されているように、この種の制御系では、油圧ク
ラッチの入り操作の開始時において、油圧クラッチのピ
ストンを、油圧クラッチの摩擦板同士が接する程度にま
で作動させることで、入り操作に要する時間の短縮を図
り、この作動の後にはピストンに対する圧力を比較的低
い値から上昇させることで、半クラツチ状態を適当な時
間だけ維持してショックをあまり発生させず油圧クラッ
チの入り操作を完了できるよう構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、前記引例の制御動作について考えるに、この引
例では、油圧クラッチを入り操作する際においては弁機
構を設定時間だけ大きく開放し、この後、小さな開度か
ら弁機構を、所定の特性に沿って開放操作するように構
成されている。
しかし、このように弁機構を設定時間だけ大きく開放す
るものでは、例えば、エンジンの回転数が高く設定され
ている場合等、油圧ポンプの吐出圧が高い場合には、油
圧クラッチに対する圧油の単位時間あたりの供給量が増
大するため、制御の初期において弁機構を大きく開放す
る設定時間内に該クラッチが入り状態に達してショック
を発生させることもある。
つまり、前記引例では制御の初期において弁機構を大き
く開放するだめの設定時間が予め決められているので、
このように設定時間を決める際において想定された条件
から1、油圧ポンプの吐出圧等が外れることでショック
を発生させることもあるのである。
又、このようにショックを発生させる原因としてほかに
、油温上昇による作動油の粘性の低下を挙げることがで
きる。
本発明の目的は合理的な改良により、油圧クラッチに対
して想定された条件がら油圧ポンプの吐出圧が外れるこ
とがあっても、できるだけショックを発生させ難い制御
装置を構成する点にある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明の特徴は前記のように、油圧クラッチを初期開放
操作する制御装置において前記走行伝動系にトルク検出
用のセンサを設けると共に、前記初期開放操作を開始し
たタイミングを基準にしてセンサで検出されるトルクサ
ージ発生までの時間を求め、このように求めた時間の値
が所定の値より小さい状態では、この入り操作の後に行
われる入り操作時において、前記初期開放操作の設定時
間を、より小さい値に調節する時間調節手段を有して成
る点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴を例えば第1図に示すように構成すると、例え
ば、第3図(イ)のように初期開放を行うための設定時
間を(To)に設定して油圧クラッチ(C)を入り操作
した際において、第3図の(ハ)のようにこの設定時間
(To)内の時間(T1)でサージ圧(P)をセンサ(
S)で検出した場合には、この後に行われる油圧クラッ
チ(C)の入り操作時には、第4図(イ)に示すように
初期開放操作の設定時間が(T、)より小さい値の(T
2)に設定される。
つまり、本発明では第3図(イ)に示す時間域(Tx)
内においてトルクサージを検出することが理想であるが
、前述のように、クラッチ(C)の入り操作時において
、入り操作(初期開放操作)を開始したタイミングを基
準にして、前記時間域(Tx)に達する以前にトルクサ
ージが検出されるという現象は、圧油の供給過多を意味
するので、前述のように初期開放操作の決定時間の短縮
を図ることで、トルクサージの発生タイミングを理想の
値に設定できるのである。
尚、理想とする時間域(Tx)内でトルクサージを検出
する場合には弁機構(v)の開度が低いのでトルクサー
ジのピーク値が低くなりショックが小さく、しかも、こ
の後に弁機構の開度を高める際には、初期のうちから半
クラツチ状態を得られるので円滑にクラッチの入り操作
を完了できることになる。
〔発明の効果〕
従って、トルクを検出するセンサを設け、このセンサか
らの検出結果に基いて初期開放操作の設定時間を調節す
る時間調節手段を設けるという改良により、油圧ポンプ
の吐出圧が高まる等、想定された条件から外れることが
あっても、ショックをあまり発生させずにクラッチを入
り操作できる制御装置が構成されたのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、エンジン(1)からの動力が伝え
られる走行うラッチ(2)、及び、外部クラッチ(3)
夫々が設けられ、走行うラッチ(2)からの動力は走行
系に対する筒状の入力軸(4)に伝えられ、又、外部ク
ラッチ(3)からの動力は外部動力軸(5)を駆動する
だめの前記人力軸(4)に内嵌する伝動軸(6)に伝え
られる。
同図に示すように、前記入力軸(4)にはキ(7)を介
してクラッチケース(8)が外嵌固定されると共に、出
力ギヤ(9)が逆転状態で外嵌され、又、入力軸(4)
と同軸芯に配設された筒状の中間軸(10)には入力ギ
ヤ(11)が外嵌固定されている。
又、出力ギヤ(9)と入力ギヤ(11)との間にはアイ
ドルギヤ(12)及び2つのギヤ(13) 、 (14
)で成る後進用のギヤ伝動系が形成され、前記クラッチ
ケース(8)には入力軸(4)からの動力を出力ギヤ(
9)に伝える第1油圧クラツチ(C1)と、入力軸(4
)からの動力を直接入力ギヤ(11)に伝える第2油圧
クラツチ(C2)とが収められ、第1、第2油圧クラツ
チ(CI)、(C2>とも多数の摩擦板(15)・・、
 (16)・・及び油圧ピストン(17) 、 (18
)を備えて構成され、夫々の油圧クラッチ(CI)、(
C2)とも圧油の供給によって伝動状態に設定できるよ
うになっている。
因みに、前記中間軸(10)からの動力は変速装置(1
9)、及び、トルクセンサ(S)を介して車輪(20)
に伝えられるよう伝動系が形成されている。
又、この伝動系は農用トラクタに備えられるよう構成さ
れ、この走行用の変速系では、前記第1、第2油圧クラ
ツチ(CI)、 ((:2)の動作による変速時にでき
るだけショックを発生させないよう第1、第2油圧クラ
ツチ(CI)、(C2)に対する作動油の圧力を制御す
る系が備えられている。
つまり、第1図に示すように油圧ポンプ(21)からの
圧油は前後進切換用の弁(22)に送られ、この弁(2
2)から第1、第2油圧クラツチ(CI)(C2)夫々
に圧油を送る油路(23) 、 (24)には夫々電磁
比例減圧弁(Vl)、(Vz) (弁機構の一例)が介
装され、又、これら2つの電磁比例減圧弁(vl)(ν
2)はマイクロプロセツサ(図示せず)を内装して成る
制御装置(25)からの操作信号で制御され、制御装置
(25)には前記弁(22)の操作位置を検出する切換
スイッチ(26)及び前記トルクセンサ(S)からの信
号が入力するよう制御系が形成されている。
又、前記電磁比例減圧弁(Vl)、(V2)は夫々とも
、制御装置(25)から出力される操作信号の電流値に
比例して、その開度を調節するよう構成され、前記制御
装置(25)は両クラッチ(CI)、(C2)の入り操
作時においては、予め設定された大きい開度で、第3図
(イ)に示す如く設定時間(TO)だけ開放を行い、又
、この初期開放操作の後には、この大きい開度より低い
値の開度から、弁(Vl)、(V2) (7)開度を、
前記1.ルクー1=ンサ(S) カらの信号をフィード
バックさせ所定のトルクを得乍ら、高めるよう、その動
作がプログラムされ、更に、この制御系は前記設定時間
を調節してショックの低減も図れるように、その動作が
設定されている。
つまり、第1図に示すように制御装置(25)は前記弁
(Vl)、(V2)を直接に制御する制御手段(A)と
、この制御手段(八)に対し初期開放操作のための設定
時間を決定するためのパラメータをロードする時間調節
手段(B)とを有して成り、前述した第3図(イ)のよ
うに操作信号を出力した場合において、第3図(ハ)の
ようにトルクサージ(P)が予め決められた設定時間(
TO)内の時間(TI)において発生すると、ごのトル
クサージ(P)の発生タイミングまでの時間に基いて演
算を行い、設定時間の短縮化を図るよう前記パラメータ
を変更する。
従って、このようにパラメータの変更が行われると、次
にクラッチ(CIL(C2)が入り操作された場合には
、第4図(イ)に示すように設定時間が(T2)にまで
短縮され、その結果、トルクサージ(P)の発生タイミ
ングは第4図(ハ)のように、理想とする時間域(Tx
)内に収まり、しかも、ピークも低いものとなる。
尚、第3図(D)、及び第4図([+)には夫々設定時
間を(To)に決めた場合、及び、(T2)に決めた場
合におけるクラッチ内圧を表わすグラフである。
又、この制御系では第5図に示すように前記した理想と
する時間域(Tx)から遅れたタイミングでトルクサー
ジ(P)を検出した場合にも初期開放操作の設定時間の
調節を行うよう構成され、この場合には、次にクラッチ
(C+)、(cz)を入り操作する際に設定時間の増大
が行われ、この結果、前述と同様にトルクサージ(P)
の発生タイミングが理想とする時間域(Tx)内に収ま
るようになっている。
尚、以上の動作は学習機能と称せられるものであり、こ
の動作はクラッチ(C+)、(C)が入り操作される毎
にトルクサージ(P)の発生タイミングをザンプリング
し、設定時間を調節することで、常にショックの低減が
図られるようになっている。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、油圧クラッチが変速
用に用いられたものであっても良く、又、制御手段、時
間調節手段は夫々とも、ハードウェア、ソフトウェアの
いずれによっても構成可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る油圧クラッチの制御装置の実施例を
示し、第1図は該制御装置のブロック回路図、第2図は
伝動系の概略図、第3図は予め設定された状態で弁を制
御した際の電流値、クラッチ圧、トルク夫々を表すタイ
ミングチャート、第4図は弁の初期開放時間を短縮した
際の電流値、クラッチ圧、トルク夫々を表すタイミング
チャート、第5図は弁の初期開放時間を増大した際の電
流値、クラッチ圧、トルク夫々を表すタイミングチャー
トである。 (八)・・・・・・制御手段、(B)・・・・・・時間
調節手段、(C)・・・・・・油圧クラッチ、 (s)
・・・・・・センサ、(v)・・・・・・弁機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行伝動系に介装された油圧クラッチ(C)を入り切り
    操作する弁機構(V)の入り側への操作時に、この弁機
    構(V)を予め設定された開度で設定時間だけ開放する
    初期開放操作を行い、この初期開放操作の後に前記開度
    より低い値の開度から弁機構(V)を所定の特性に沿っ
    て開放する制御手段(A)を有して成る油圧クラッチの
    制御装置であって、前記走行伝動系にトルク検出用のセ
    ンサ(S)を設けると共に、前記初期開放操作を開始し
    たタイミングを基準にしてセンサ(S)で検出されるト
    ルクサージ発生までの時間を求め、このように求めた時
    間の値が所定の値より小さい状態では、この入り操作の
    後に行われる入り操作時において、前記初期開放操作の
    設定時間を、より小さい値に調節する時間調節手段(B
    )を有して成る油圧クラッチの制御装置。
JP1088589A 1989-04-07 1989-04-07 油圧クラッチの制御装置 Pending JPH02266117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1088589A JPH02266117A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 油圧クラッチの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1088589A JPH02266117A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 油圧クラッチの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02266117A true JPH02266117A (ja) 1990-10-30

Family

ID=13947021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1088589A Pending JPH02266117A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 油圧クラッチの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02266117A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5601784A (en) * 1994-09-09 1997-02-11 Electric Power Research Institute On-line control and monitoring system for wet lime/limestone flue gas desulfurization process
JP2015514937A (ja) * 2012-03-23 2015-05-21 ディーア・アンド・カンパニーDeere And Company 充填量を決定するための方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5601784A (en) * 1994-09-09 1997-02-11 Electric Power Research Institute On-line control and monitoring system for wet lime/limestone flue gas desulfurization process
JP2015514937A (ja) * 2012-03-23 2015-05-21 ディーア・アンド・カンパニーDeere And Company 充填量を決定するための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2849035B2 (ja) 自動車の自動変速機の電気制御方法
US4459879A (en) Torque ratio control device for a V-belt type continuously variable transmission for vehicles
US5272635A (en) Torque distribution control apparatus for four wheel drive
US6128565A (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPH1182721A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPS633183B2 (ja)
USH2031H1 (en) Apparatus and method for controlling the end of fill of a fluid actuated clutch
JPH01206160A (ja) トルクコンバータのスリップ制御装置
JPS6115299B2 (ja)
US5462499A (en) Method for controlling the shifting comfort in motor vehicles having an automatic transmission
JP2741023B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
KR930001518B1 (ko) 작업차의 전동시스템에 설치된 유압클러치의 제어시스템
US4419910A (en) Shift control mechanism in an automatic transmission for vehicles
JPH02266117A (ja) 油圧クラッチの制御装置
JPH04136564A (ja) 流体継手の締結力制御装置
JP3968005B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0316544B2 (ja)
KR20010062837A (ko) 기어단 변경시 토크가 감소되는 동안 서보 클러치와 차량엔진을 통합 제어하기 위한 방법
JP2598358B2 (ja) オートマチック変速機を有する自動車駆動装置のための制御装置
JP2876324B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JPH01115741A (ja) 自動発進クラッチの制御装置
JP2920232B2 (ja) 自動変速機の変速ショック軽減装置
JPH0477171B2 (ja)
JPH1137177A (ja) 自動クラッチ制御装置
JPH0542581B2 (ja)