JPH02264400A - エレベータの遠隔通報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータ遠隔通報装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にエレベータ乗かご内遠隔通報装置としては、エレ
ベータ乗かご内に非常スイッチ及びインターホン装置を
設け、この非常ズイツヂを操作し、インターホン装置が
作動した時電話回線を介して監視センタと接続し、この
監視センタの管制量と会話できるようにしたもの、ある
いは、かご内にテレビカメラを設け、かご内の状況を管
理人室等のテレビ受信機に送信するものがある。

なお、この種の装置として、例えば実開昭５８−４８６
６９号公報、実開昭６１−１７８７６８号公報等がある
。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のエレベータ乗かご内遠隔通報装置は、会話しかで
きず、監視センタ側では、かご内の状況が把握しづらか
ったり、一方テレビカメラによってかご内の状況を送信
することができるようになってはいても通常は同−建屋
内の管理人室か或いは、フロアに設けたテレビ受信機に
送信するのが−船釣であり、監視センタ側でかご内の状
況を把握することができないという問題がある。しかし
、最近電話回線を介してテレビカメラで損ッた画像を送
信するものが開発され、これを用いるならば、監視セン
タ側に対してかご内の状況を送信することができるが、
この方式では新たに電話回線が必要となり、多大の費用
がかかるという欠点があった。

本発明はこの欠点を解消するもので、その目的とすると
ころは、新たな電話回線を設けることなく監視センタへ
映像送信が可能なエレベータの遠隔通報装置を提供する
にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、エレベータ乗かご
にインターホン装置とテレビカメラを設け、エレベータ
乗かご側には同一の電話回線を設備センサとテレビカメ
ラとインターホン装置に切り換え接続可能な切り換え装
置を設け、監視センタ側には、前記切り換え装置を選択
的に切り換え操作する指令装置を備えたことを特徴とす
る。

〔作　用〕

本発明によるエレベータの遠隔通報装置は上記の如く構
成したため、エレベータ乗かご側に設けられた切り換え
装置は監視センタ側の指令によって操作され、電話回線
を設備センサとテレビカメラ側とインターホン装置側と
に・切す換えることができ、これにより監視センタでは
、テレビカメラのための新たな電話回線を設けることな
、ぐ同一、電話回線によって映像と音声と設゛備センサ
によるデータを受信することができる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって説明する。

図面はエレベータの遠隔通報装置の一実施例を示す構成
図である。エレベータ乗かご１内には、非常スイッチと
組合わせたインターホン装置２とテレビカメラ３が設置
されている。インターホン装置２は信号伝送路５を介し
、テレビカメラ３は信号伝送路５′、を介して、図示し
ていないエレベータ機械室等に設けられた。端末装置６
に接続されており、この端末装置６に切り換え装置７と
制御装置８とが設けられている。また、ビルの設備セン
サ９は端末装置６に接続されている。端末装置６は電話
回線の交換機１０を介して監視センタ１１に結ばれてい
る。監視センタｌｌ内にはインターホン装置２との通話
機１２、切り換え装置７を操作する指令装置１３、テレ
ビカメラの映像をモニタするモニタ装置１４、設備セン
サの異常を監視する監視装置１５を備え、それぞれに対
応して切り換える切り換え装置１６を備えている。

今、エレベータ乗かとｌ内の乗客が非常スイッチ４を操
作すると、この操作指令が信号伝送路５、切り換え装置
７を介して制御装置８に伝わる。これにより、この制御
装置８は自動ダイヤリングし電話回線の交換機１０を介
して監視センタ１１の指令装置１３に通じ、この指令装
置１３は通話であることを認知し通話器１２へと接続す
る。これによって監視センタ１１例の管制員とエレベー
タの乗客は通話器１２とインターホン装置２とを用いて
会話できる。

このとき管制員がかご内の状況を映像で確認したいと思
ったとき、管制員は指令装２１３内に備えられている図
示しない操作スイッチを操作する。この指令装置１３が
操作されると、切り換え装置１６をモニタ装置１４側へ
切り換えると共に交換機１０を介して制御装置８へ指令
が伝わり、これを認識して切り換え装置７をテレビカメ
ラ３の信号伝送路５′へと切り換える。これにより電話
回線の交換機ｌＯは通話を中断して映像信号を送信し、
この映像信号は指令装置１３と切り換え装置１６を介し
てモニタ装置１４でモニタされ、管制員はかご内の状況
を目視して判断できる。このようにして、テレビカメラ
のために新たな電話回線を設けることなく通信を行なう
ことができる。

この判断後、指令装置ｆｆ１１３の指令により再度会話
へ切り換えできる。ここで通話中断時間は例えば５〜６
秒であ“る、管制員１よ゛・讃令装置１°３゛内に備え
られている図示・しない操作スイッチ辷よ゛り映像４ｍ
号の送信を終了させると、制御装置゛８は切り換え装置
７を指令し、インターホン装置２側へ切り換える。また
同様に指令装置１３は切り換え装置１６を指令し通話器
１２側に切り換え、再びインターホン装置２と通話器１
２とを用いてエレベータ乗かご内乗客と管制員とが会話
できるようになる。

一方、この間にビル設備異常が発生した場合、制御装置
８はこれを認知し、切り換え装置７を設備センサ側に切
り換え、交換機ｌＯを介し指令装置１３へ伝え、指令装
置１３はビル設備異常であることを認知し切り換え装置
１６を監視装２１５側へ切り換えビル設備異常のデータ
を監視装置１５へ送り、ビル管理番号、ビル名、故障機
器名、故障状態等を表示したり印字することによって報
知するので管制員はこれにより対応できる。ビル設備異
常のデータ信号終了後、監視センタ１１の指令装置１３
の丘作によって制御装置８はインターホン装置２側へ切
り換える。また指令装置１３も通話器１２側へ切り換え
、再びエレベータ乗かご内乗客と管制員とが会話できる
ようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、同一電話回線によって映
像と音声とビル設備異常とを通信できるようにしたため
、テレビカメラのための新たな電話回線を設けることな
く通信を行う′ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例によるエレベータの遠隔通報装
置の構成図である。 １・・・・・・エレベータ乗かご、２・・・・・・イン
ターホン装置、３・・・・・・テレビカメラ、４・・・
・・・非常スイッチ、６・・・・・・端末装置、７，１
６・・・・・・切り換え装置、８・・・・・・制御装置
、９・・・・・・設備センサ、１−１・・・・・・監視
センタ、１２・・・・・・通話器、１３・・・・・・指
令装置、１４・・・・・・モニタ装置、１５・・・・・
・監視装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、エレベータ乗かご内に設けたインターホン装置、な
   らびに設備機器の異常を検知する設備センサがそれぞれ
   接続される端末装置をビル側に備えるとともに、電話回
   線を介して上記インターホン装置に接続された監視用イ
   ンターホン装置および前記設備センサに接続された監視
   装置を監視センタ側に設けて成る遠隔監視装置において
   、前記エレベータ乗かご側にテレビカメラを設け、同一
   の前記電話回線を上記設備センサ、上記テレビカメラと
   上記インターホン装置に切り換え接続可能な切換え装置
   を設け、他方、前記監視センタに前記切り換え装置を選
   択的に切り換え操作する指令装置を備えたことを特徴と
   するエレベータの遠隔通報装置。